晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2

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 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1」の続きです。

 

 富士登山の1日目は、暴風雨の中、なんとか無事(?)に砂走館にたどり着いた娘と旦那。

 娘は、比較的すぐに眠ったようだが、いつもは横になったら数分で眠ってしまう旦那が、この日の夜は、ほぼ一睡もできず・・ほとんど徹夜状態。

 なんか神経が高ぶっていたんだろうけど・・次の日の登山を控えてこれはまずい。

 

 2日目の朝、6時半に娘を起こして、一度出発するが、『さむい』と娘が山小屋に戻ってしまう。

 ココアを飲んで、ようやく登る気になった娘と再び8時半頃に山小屋を出発する。

 

 富士山の山頂目指して出発!

 復活してからは、比較的元気に歩き出した娘。

 ・・・やっぱり目が覚めてなかっただけか?

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 よいしょ、よいしょ。

 

 ちなみに8時半頃、ホテルから撮った富士山は、こんな感じ。

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 うーん・・さっきまで山頂以外は晴れていたのに・・

 あっという間に雲の中に入ってしまった・・

 晴れている間に富士山を歩くのは無理だったかな・・

 

 その頃、旦那とゆえは、雲の中を思い切り歩いている状態だった。

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 昨日よりはマシだったようだが、これはこれで結構寒かったようだ。

 

 ゆえは、富士山から降りてから、

 「くものなかってぜんぜんあたたかくないよ。」

 「くものなかって、すっごくすっごくさむいんだよ!」

 と、言うようになった。

 はい、その通りです(笑)

 ふわふわの雲の上にのって遊ぶような夢のイメージは壊れちゃったかもな~

 地上では暑いぐらいだったんだけど・・

 

 当時の皇太子様が泊まられた赤岩館が見えてきました。

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 ずっと雲の中なので、ゆえも、雨の時と同じ格好をして歩いています。

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 でも、疲れているのか笑顔はないな~(笑)

 

 9時半頃に、赤岩館に到着。

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 八合館とはなっているけど、ここまだ七合九勺だそうです(笑)

 

 昨日、ゆえが日焼け防止で首に巻いていたスカーフが、今度は旦那の頭にあるな~

 まあ、今日は日焼けの心配はないしね。

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 ここでは、笑顔を見せているゆえ。

 

 私も20代の時に一度だけ富士山に登ったけど・・八合目から先がめちゃくちゃしんどかったんだよね。

 特に九合目以降は酸素が足らず本当にきつかった。

 旦那も昨日寝ていない状態だし・・大丈夫かな・・

 

 大幅な時間ロス

 旦那は、この赤岩館でトイレを済ませる。

 ゆえにも、トイレ行くように勧めたらしいが、ゆえは『でない』と言って行かなかったらしい。

 『でない』と言っても『一応、行っとこう』と行かせた方がいいんだけど・・旦那も疲れていてそこまで頭がまわらなかったようだ。

 

 そして、赤岩館を出発。

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 もう降りてきている人もいるね。

 

 順調に登っていたんだけど・・やはり、というか、問題発生。

 登って20分ぐらいしたら、ゆえが、『トイレ』と言い出した。

 『・・・だからさっき、トイレ行こうって言ったやん!』と言いたいところだが、言っても仕方がない。

 寒い時って急にトイレに行きたくなったりするしね。

 

 旦那もどうするか迷ったものの、結局、赤岩館まで戻って用を足すことになった。

 

 赤岩館で、トイレに行き、再度登りだす。

 この時間が本当にもったいなかった。

 往復とトイレの時間を考えたら、1時間近いロスになってしまっている。

 時間と体力をかなりロスしてしまった。

 

 少し晴れてきた?

 10時半過ぎに、旧見晴館に到着。

 見晴館はもう閉鎖されてしまっているけどね。

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 ここから、山頂までは、90分・・

 だけど、たぶん・・絶対90分じゃつかないな~

 なんとか、2時間で着けばいいけど・・

 

 見晴館の跡地はしっかり残ってるね。

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 上の方はまだ雲の中。

 だけど、下を見ると、晴れてきている。

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 雲の切れ間からだけど、景色がキレイに見えています。

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 おお、いい感じ。

 さすが『見晴館』という名前だけあるね。

 この辺りって晴れやすいんだろうか?

 それとも下を見たら晴れている景色が見えやすいということで『見晴館』なのかな。

 

 こういう写真を見ると、私も行きたかったな~、と思ってしまう。

 (今、行ったら、途中でダウンしただろうけどね(笑))

 

 下は、晴れているけど、上は雲の中。

 とりあえず、頑張って登ります。

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 とはいえ、この永遠と続く、くねくねと張られたロープを見て、ゆえは絶望的な顔をしていたらしい(笑)

 

 旦那の胸の内

 ゆえもしんどかったようだが、旦那も、ほぼ徹夜のため、かなりきつかったようだ。

 前日に、悪天候の中、御殿場ルートの七合五勺まで登り、更に、今日富士山の山頂まで登るのに寝不足では・・しかもほぼ徹夜だしね。

 そりゃきついよね。

 

 旦那的には、ゆえが弱音を吐いて、『もうかえる』と言ったら、それを理由に山頂まで登るのを諦めようと思っていたらしい(笑)

 だけど、半べそで登っているゆえに、

 「もうやめる?」

 と、聞いても、

 「ふじさんにのぼるっていったから、のぼるの~」

 と、言ってやめようとしない。

 ・・・すごいな。

 私だったら、引き返したかも(笑)

 

 これを聞いて、『娘が行くと言っているのに、パパが諦めるわけにはいかない!』と、奮起し、旦那は、かなり頑張ったようだ。

 

 ゆえは、半泣きになりながらも、『やめる』とは言わず、最後まで登った。

 これには、なかり感心してしまった。

 私は、旦那からのTwitterを見て、もう山頂まで登るのは無理かと思っていたんだけど・・

 

 ようやく富士山の山頂に到着 

 ようやく富士山の山頂が見えてきた。

 ちなみに、最初に山頂に着いたのは、娘。

 旦那が、下から撮った写真。

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 旦那は、ゆえから1分ほど遅れて到着したそうです。

 旦那の方がかなりバテていたらしい。

 ・・・前日、徹夜だしね・・

 お疲れさまでした。

 

 ようやく山頂に到着した2人。

 いや・・本当に、本当に・・お疲れさまでした。

 

 山頂・・誰もいないですね・・

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 この時点で13時・・

 

 本来は、遅くても13時には、降り始めるという予定だったんだけど・・

 ゆえが一度山小屋を出てから戻ったり、トイレで戻ったりとかなりの時間ロスがあり、結局、降り始める予定の時間に山頂に到着してしまった。

 

 かなりしんどかったようだが、山頂に到着して、満足げな娘。

 ちょっと誇らしげな顔をしている。

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 うん、頑張った!

 本当に頑張ったね!

 

 でも、山頂は・・あまり良い天気ではない。

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 ゆえも、登り終わった時、『涙が出るほどの感動』ではなかったらしい。

 そうなるかな、と思っていたらしいんだけど・・(笑)

 

 富士山頂の火口。

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 旦那が思っていたよりは小さかったようです。

 富士山の写真を見ると、もうちょっと大きいかと思っていた、とのこと。

 

 『富士山の上でおにぎりを~♬』

 本来は、剣が峰まで行ってから、お昼ご飯の予定だったが、もうそんな時間はない。

 すでに、下山開始時刻を過ぎている。

 とはいえ、剣が峰は諦めても、お昼ご飯だけは食べないと、体力がもたない。

 

 そして、頂上では、雨と風・・

 とにかく、どこかで風を避けて、お昼ご飯を食べたいところだが・・山頂は、郵便局どころか売店も山小屋も社務事務所も閉まっていた。(と、旦那は思っていた。)

 実は、社務事務所は、普通に開いていたらしいんだけど、旦那は、社務事務所も閉まっていると思いこんでしまったらしい。

 (色々余裕がなかったようだ・・)

 

 仕方なく、神社の取り囲む石垣の下で風を避けてお昼ご飯を食べる。

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 荷物は、砂走館にデポしてきたが、ガスコンロや鍋や水などは、持ってきており、カップ麺をお昼ご飯に食べたようだ。

 『持ってきて本当に良かった』と言っていた。

 郵便局は良いとしても、まさか売店が閉まっているとは思わなかったようだ。

 

 そして、念願のおにぎり。

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 本来は、楽しいお昼ご飯なんだけど、ゆえが言うには、おにぎりは・・あまり味がしなかったらしい。

 ・・・もうダウン寸前だったのかも・・

 

 なんせ雲の笠の中なので・・風と雨(というか霧っぽいけど)で、ゆっくりできる感じではなかったらしい。

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 うーん・・嵐っぽい感じだね・・

 

 最後に通りがかりの方に、写真を撮ってもらう。

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 ここは、2人とも良い顔しています。

 ゆえも、エネルギーを補給して復活。

 子供って、エネルギーを補給すると、不思議とすぐに元気になるんだよね(笑)

 

 続きます。