晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その3

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 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2』 の続きです。

 

 予定よりはだいぶ遅れたが、13時に富士山の山頂に到着。

 ハガキを出すつもりだった富士山頂郵便局も今年は開設していなかったので、お昼ご飯だけ食べ、剣が峰は諦めて、すぐに下山することになった。

 

 下山開始

 結局、山頂には1時間もいなかったようだ。

 ギリギリ14時前に下山を開始する。

 

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 元気にはなったけど、用心深く降りる娘。

 この辺りは旦那が先行したのかな?

 

 砂走館が近づいてくると、だんだん視界が晴れて、下の景色が見えてくる。

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 だいぶ天気も落ち着いてきたかな。

 まあ、降りているからね・・

 天気が悪かったのは、富士山の上の方だけらしい。

 

 砂走館に到着

 15時過ぎに砂走館に到着。

 デポしていた荷物を回収する。

 山小屋を出る前に、スタッフの方に写真を撮ってもらう。

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 この時は、2人ともニコニコ。

 ゆえも元気になってきたようだ。

 旦那もホッとしたのか、良い顔しています(笑)

 

 結局、16時過ぎぐらいに、山小屋を出発。

 帰りは、天気も良くなり快調だったらしい。

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 多少は曇っているけど、綺麗に景色が見える。

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 この景色を見ながら降りると、気持ち良さそうだ。

 

 大砂走りを下りる

 大砂走りに入ると、がぜん張り切ったのは娘だった。

 旦那に下り方を教わって、最初は恐る恐るだったが、徐々に慣れて、どんどん走り出した。

 

 旦那を置いて、どんどん行く。

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 ゆえが小さく映ってます。

 旦那、だんぶ距離を開けられているね。

 大丈夫かな?

 

 大砂走りはニコニコだった娘。

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 娘が言うには、

 「おおすなばしりがいちばん、おもしろかった!」

 とのこと。

 

 旦那が胸につけていたアクションカメラには、ゆえが走っては転ぶ動画収められていた(笑)

 それでも面白かったようで、

 「ころんでもいたくなかったよ!」

 と、楽しそうに話してくれた。

 山頂へ登るときの疲れは吹っ飛んだようで、ずっと楽しそうに下りていたようです。

 帰りのルートの大砂走りにしたのは大正解だったね。

 

 ちなみに、大変だったのは、旦那の方で、ゆえがどんどん先に行くので、

 「そこでとまって!」

 と、何度も叫んでいたらしい。

 ゆえは身が軽いし、下りはどんどん行く。

 一方旦那は、リュック18キロ、ウェストポーチ2キロの重りがある。

 (出発時なので、帰りはもう少し軽かったかもしれない。)

 そして、体重もそこそこあるので、下りはかなりきつかったようだ。

 特に膝が・・

 はい、お疲れ様です。

 

 色々心配な私

 さて、私はと言えば、ホテルをチェックアウトして、富士市から御殿場口近くのホテルへ移動。

 今日、泊まるホテルに先にチェックインを済ませ、荷物なども部屋に運び、旦那とゆえが降りてきたらすぐにホテルで休めるように準備する。

 

 山頂に着いたら、電話をくれる、とのことだったのだが、全く連絡がない。

 12時ぐらいからは、常に携帯を目に見えるところにおいていたのだけど・・

 『山頂に着いたら色々大変で忘れているのかな?』

 『それとも途中で諦めたのかな?』

 『携帯電池が切れたとか?電波が通じないとか?』

 と、色々考えるが連絡がないので全くわからない。

 ちなみに開山中は山頂でも電波は通じます。

 それはわかっていたんだけどね。

 こういう時って色々考えてしまう。

 だけど、こっちから電話は、今の状況はわからないので、どうにもかけにくい。

 

 13時には、山頂を下りると聞いていたのだが、13時を過ぎても連絡がない。

 こっちから電話しても、まだ登っているところだったら、電話に出るのも大変だろうし・・と、私もどうしたらいいか迷って、結局、携帯をそばにおいて電話を待っているだけだった。

 

 旦那からの電話

 そして、13時過ぎに電話が鳴った!

 『旦那からだ!』と、思ったらうちの父からだった(笑)

 

 「ゆえちゃんから連絡あった?」

 そういえば、山頂からじーじに電話するって言ってたな・・

 「いや、まだ。」

 「大丈夫なんかい?」

  と、心配性のじーじ。

 

 いや、私も心配なんだけど、親に心配かけるわけにもいかない。

 親には、『山小屋からは、連絡あったから大丈夫だよ』と伝える。

 とりあえず、何かわかったら、連絡する、と言って電話を切る。

 

 そして、ほとんどその直後、旦那から連絡があった。

 「山頂に着いた!」

 「良かった。お疲れ様。ゆえは?」

 

 「山小屋とか全部閉まってる。」

 と、ゼイゼイ言いながら話す旦那。

 

 「じーじに電話できそう?」

 「無理!そっちで言っておいて!」

 「はい。気を付けてね!」

 

 とにかく、なんか大変らしいけど、『山頂に着いた』ということはわかった。

 じーじには、『山頂から連絡は無理だけど、とりあえず、山頂には着いた』と連絡はした。

 結局、ゆえとは話せなかったけど、まあ、無事に山頂に着いたのならいいでしょう。

 時間は、ちょっと遅いけど・・

 

 そして、15時半頃、今度は、砂走館から電話。

 「今から山小屋降りるから、御殿場口に早くても19時になるわ。」

 とのこと。

 とりあえず、山小屋のあるところまで降りたということで、一安心。

 ホッとする。

 

 御殿場口に向かう

 さて、御殿場口までは、私が車で迎えに行くことになっている。

 唯一マイカー規制がない登山口なので、好きな時間に迎えに行けるのがいいところだ。

 

 御殿場口に19時到着なら、ゆっくりでもいいんだけど、あまりギリギリに行って、私が道に迷うとイヤなので、18時半ぐらい到着を目途に出発する。

 ホテルからは、1時間もかからない。

 途中で、車の充電を満タンにする。

 

 途中で、自衛隊演習場(?)を前を通る。

 富士山を正面に見て、一本道を車で走る。

 

 18時過ぎの富士山。

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 うーん・・また霧っぽいのが出始めた感じがする。

 でも、まあ、降りてきているんだから、大丈夫かな。

 

 御殿場口に到着

 だいたい予定通り18時半頃に御殿場口の駐車場に到着する。

 車・・少なっ!

 車は、片手で数えられる台数しか停まっていなかった。

 まあ、この時間だしね・・

 

 まだ車の中で、まったりしてても良かったんだけど、とりあえず登山口だけ確認しようと車を出る。

 登山口まで駐車場からは、数分で着く。

 

 駐車場から御殿場登山口まで歩くいていく途中、後ろを振り返ると・・

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 御殿場五合目でこの風景。

 雲海も見える。

 さすが富士山だね。

 

 もうこの時間だと閉まっているけど、御殿場口にもお店や休憩スペースなどがある。

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 なかなかいい感じです。

 もうちょっと早く来たらにぎわっていたかも・・

 いや・・今年は無理かな・・

 外に設置されている椅子に座って休憩している人が2人ほどいました。

 

 御殿場登山口とスタッフの方々

 登山口近くに行くと、運動会とかに使いそうなテントと年配のスタッフの方が数名いました。

 私を見たとたん、

 「お迎え?」

 と、聞かれた。

 

 まあ、服装や格好で、これから富士山に登るのかお迎えかすぐにわかるよね(笑)

 「はい。主人と娘を・・」

 と、答えかけると、

 「お子さんは、1人?2人?」

 と、聞かれる。

 

 「ひとりです。」

 「はいはい。今、子供連れの人が2組降りてきているみたいだから・・」

 と、教えてくれた。

 スタッフの方は情報収集もしてくれているようだった。

 

 「前にもね、あなたみたいにお父さんと子供さんを迎えに来たってお母さんがいたんだけど、結局降りてきたのは、21時ぐらいで、お母さん、半泣きになってたわ。」

 と、話を始めるスタッフの方(笑)

 話を聞くと、途中で、霧が出てきて動けなくなって、お母さんの携帯を借りてスタッフの方とやり取りして、スタッフの方の指示通りに降りて、結局21時ごろになったらしい。

 まあ、ゆえは、旦那と一緒だから、大丈夫だろうけど・・

 旦那は、アクシデントがあった時の身の処し方はある程度わかっているはずだし・・携帯電話も通じるからなんかあれば電話をかけてくるはずだし・・

 でも・・なんか心配になるようなことを聞いたな~

 

 スタッフの方と話をしているうちにだんだん暗くなってきた。

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 山は日が暮れだすと、暗くなるのが早いからね。

 

 「何時ごろになるって言ってた?」

 「えーっと、早くても19時って言ってたんですけど・・15時半頃に砂走館から今から降りるって連絡があったので・・」

 

 「それじゃ19時は無理かもね。」

 と、スタッフの方。

 しかも実際には、山小屋を出たのは、16時過ぎだったので、今考えると19時は、絶対無理だったよね。

 

 続きます。