晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山翌日 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その4

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山翌日 その1」の続きです。

 

 『富士登山計画』は、無事終了したが、富士山頂郵便局が今年は開設されておらず、用意していたハガキが出せなかった旦那と娘。

 せっかくなので、富士吉田口五合目にある郵便局でハガキを出すことにした。

 富士吉田口はマイカー規制の対象外なので、許可証をもらい、リーフで富士吉田口五合目にまで運転してきた。

 初めて富士吉田口五合目に来たが、お土産などのお店も多くなかなかにぎわっていた。

 すぐに郵便局を見つけ、さっそくハガキを出す準備をする。

 

 富士吉田口郵便局

 郵便局の中に入ると、富士山のスタンプを押すところがあり、そこで、すべてのハガキにスタンプを押す。

 ゆえも、一緒にお手伝い。

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 スタンプもいくつか種類があり、ゆえと旦那は別のスタンプを押していた。

 それはいいんだけど・・ここで問題が・・

 当然なんだけど、ここのスタンプはすべて『富士吉田口五合目』という表示が入っている。

 

 いや、当たり前なんだけど・・せっかく頂上まで登ったのに・・と旦那はかなりがっかり。

 旦那は、友達にハガキを出す予定だったが、『今回は諦める』と言い出した。

 まあ、詳しく内容を書かないと、富士吉田口五合目まで行って、帰ってきたように思えるしね・・

 

 ゆえの方は、はがきを出すのは、じーじばーばと、私がラインでママの連絡先を知っているお友達なので、事情は説明できる、ということで、普通にスタンプを押して出しました。

 

 とはいえ、ゆえは、ずっと、

 「ちょうじょうまでのぼったってわかってくれるかな?」

 と、言っていた。

 まあ、確かに烙印も押してもらえてないしね・・

 (実際は押してもらえたらしいけど・・) 

 富士山の頂上で撮った写真があるから大丈夫だよ。

 

 ちなみに後でわかったのだが、お土産屋さんに『富士山』とだけなっているその場で押せるスタンプが用意されていた・・

 先に気づけば良かったのだが・・結局、出すハガキは、全部『富士吉田口』と入っているスタンプを押してしまった。

 ・・・まあ、仕方がないけど・・なんかちょっと残念(笑)

 

 そして、郵便局で、切手を買う。

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 持ってきたハガキは、昔のハガキで料金が少し足りなかったり、旦那のハガキには、中途半端な切手がいくつも貼ってあったりして、少々ややこしい感じだったのに、郵便局員さんは親切に対応してくれた。

 ここにも富士山関連の色んなハガキなどが売ってあって面白かった。

 

 あと、郵便局の横にあったこの像がびっくりした。

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 105歳で富士山に登頂って・・すごいな~

 私も、もうちょっと頑張ろう(笑)

 

 富士吉田口五合目を観光(笑)

 目的は終了したが、せっかく富士吉田口五合目まできたので、色々と見て回る。

 外には、お馬さんがいっぱいいてびっくりした。

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 七合目ぐらいまでなら、お馬さんに乗って行けるそうです。

 お値段は、かなりいいけど・・

 あと、写真だけとか、そのあたりをぐるっと回ることもできたらしい。

 

 スタッフの人がゆえを見て、

 「お馬さんどう?」

 と、勧誘してきた。

 私たちは、馬に乗るだけなら、家の近くにあるハーベストの丘などでもできるので、断ったが、ゆえがかなり乗りたがって困った。

 料金が高い事情はわかるけど、親からするとコスパが悪すぎる。

 

 勧誘の方も、

 「夏休みの思い出になるよ。乗りたいよね?」

 と、親ではなく、子供をターゲットにしていた。

 そりゃ娘は乗りたがるけどね・・

 思い出は、昨日、山頂まで登ったからいいです(笑)

 

 ゆえがお土産の前のたぬきさんと一緒に写真を撮りたがったので、一枚撮りました。

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 そして、さりげなく一緒に写るパパ(笑)

 この時のゆえは、本当に元気いっぱいでした。

 旦那は、疲れ気味だったんだけどね(笑)

 

  冨士山大社小御嶽神社

 とりあえずせっかくここまで来たからと富士吉田五合目にある冨士山大社小御嶽神社に向かう。

 五合目にもちゃんと神社があるんだよね。 

 

 途中に、何やらかわいらしいポスターがあった。

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 「かわいい!これなに!?」

 と、そこから動かない娘。

 何かのアニメとのコラボらしい。

 本当、かわいい女の子好きだね~

 

 そして、そこから、神社に向かうが、ゆえははしゃぎまくり。

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 なんかテンション上がりまくりなんですけど・・

 ちなみに旦那はこの神社に向かう緩い坂・・本当に緩い坂なんだけど、下りは足が痛かったそうです。

 ゆえは、めちゃくちゃ元気。

 

 子供って筋肉痛ないのかな?

 不思議に思って、マッサージの先生に聞いたところ、子供は筋肉が柔らかいから、筋肉痛にならない、とのこと。

 そうだったんだ・・

 なんて羨ましい(笑)

 

 先生がおっしゃるには、筋肉痛になるのは、小学校高学年ぐらいからだそうです。

 確かに私の記憶でも、筋肉痛の記憶は、小学5,6年生ぐらいからなんだよね。

 旦那は全身筋肉痛だったらしいけど・・子供ってすごいな~

 

 その後、冨士山大社小御嶽神社に行って、お参りをして、お守りをいくつか買った。

 お土産屋でも売っていたんだけど、なんとなく神社で買った方がご利益があるような気がする。

 これも本当は富士山山頂で買いたかったけど・・今回は登れただけでも奇跡に近いし・・

 まあ、よしとしましょう。

 

 ここの冨士山大社小御嶽神社は、天狗様が祀られています。

 大きい天狗様のお面を見て、ゆえはびっくり。

 「てんぐがどうしてかみさまなの?」

 と、しつこく聞かれて困った・・

 うまく説明ができればいいんだけど・・なかなか難しい・・

 

 お土産を買う

 その後、のんびりお土産を選ぶ。

 ゆえも、お友達に何か買いたいようです。

 頑張ったから、ゆえにも一つだけ買ってあげることにしました。

 

 旦那も自分用と他にもいくつかお土産を選ぶ。

 私も、ママ友やじーじばーば用にお土産を買う。

 こういう所ってめったに来れないと思うので、ついつい買ってしまうんだよね(笑)

 適度に抑えないと・・

 

 家に買ってから見ると、お守りやお土産等々・・結構買ってしまっていました(笑)

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 ちょっと買いすぎたかも・・

 

 急いで帰路に着く

 そんなことをしていたら、気が付いたら14時・・

 しまった・・

 大阪に帰ることを考えるとあまりのんびりできない。

 

 14時過ぎに富士吉田口を出発して大阪に向かいました。

 

 途中、充電したり、ご飯を食べたり・・ということもあって、家に帰りついたのは午前様でした。

 ゆえは、当然のごとく、後部座席で爆睡。

 

 私も、一番最後は、運転を旦那に代わってもらったので、寝てました。

 ちなみに、旦那は、次の日出勤。

 私とゆえは、夏休みなので、のんびりできるけど・・

 一番、大変だったのは、旦那でしたね(笑)

 お疲れさまでした。

 

 『夏休み、娘とパパの富士登山計』が終わって・・

 2年越しの『夏休み、娘とパパの富士登山計』。

 どうにか達成されました。!!

 色々トラブルもあったけどね・・

 通行止めだったときは、半分諦めかけたんだけど・・

 まあ、無事(?)に登れて良かった。

 

 ゆえは、山小屋と大砂走りは楽しかったようだけど、後は、『さむかった』『しんどかった』と言ってます。

 まあ、そうだよね・・

 ちょっと気象状況が悪すぎた。

 

 ただ、山頂まで登れたことはうれしかったみたいで、富士山に登った後は、あちこちで言いまくっていた。

 習い事の先生とか全然関係ないところでも言いまくっていました(笑)

 そして、自信もついたみたいで、これは良かったと思う。

 

 そして、旦那だけど・・

 筋肉痛は数日で治って、体調もすぐに戻った。

 ただ、剣が峰まで行けなかったのが悔しかったみたいで、『もう一度登る』、と言い出した(笑)

 

 ゆえは、来年登るのは、もうイヤみたいだが、2年後なら、もう1回登ってもいいといいとのこと。

 「おなじコースがいい。ほかのコースであれよりしんどかったらイヤ。」

 と言っているので、相当しんどかったんだろう。

 

 というか、雨と風がね・・

 無理さしちゃダメって言ったのに(笑)

 今回よりしんどいことはそうそうないから大丈夫だよ。

 あと、小学3年生なら今より体力ついてるし・・

 

 というわけで、『パパと娘の富士山登山計画』が終わったところだけど、2年後にまた登ることになった。

 で、次は私も登ろうかな、と思っている。

 写真を見たら、私も登りたくなった(笑)

 私は2年計画で、体調を整えて、体力をつけないとな~

 あと、ダイエットも・・

 

 2年後、一番問題ないのは、ゆえだと思います(笑)

 問題があるとしたら、私と旦那。

 それまで、なんとか健康を維持しないと・・・

 

 と、次の計画を立てたところで、『夏休みパパと娘の富士登山計画』は終了しました。

 一応、成功なのかな?

 思った感じとだいぶ違ったけど・・

 次は、晴れている日に登ろうね(笑) 

 

 長い間、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

 『夏休みパパと娘の富士登山計画』は、これにて終了です。

『夏休み、娘とパパの富士登山計』 富士登山翌日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その4」の続きです。

 

 富士登山1日目は、途中で暴風雨となり、わらじ館に飛び込んだり、旦那がその日の夜は、眠れなかったり、翌日は、御殿場口まで降りるてくるのが20時頃になったりと色々トラブルもありましたが、なんとか富士登山を果たした旦那と娘。

 その日は、ホテルで早々に寝ました(笑)

 

 富士山下山後の朝

 昨日、富士山の山頂まで登り、20時前に御殿場口に降りてきた旦那と娘。

 

 今日は、ゆっくり寝ているかと思いきや、旦那は、朝5時頃に起きて、ホテルの中にある温泉に行ってきたらしい。

 (普通のビジネスホテルなんだけど、富士山の麓にあるからか、ホテルの中に温泉があるんだよね~)

 疲れているんだから、寝れるときは、なるべく寝ていたらどうでしょうか?

 まあ、でも温泉でちょっとは疲れが取れたかな?

 

 ゆえも、もっと寝るかと思っていたんだけど、7時前には機嫌よく起きてきた。

 2人ともテンションがあがっているのか、思ったより早起きをしている。

 

 旦那は、体のあちこちが痛かったらしいが、ゆえはなんか元気。

 そして、やたらと機嫌も良いし、ニコニコと楽しそうにしている。

 富士山に登り切ったということで、なんとなく自信に満ち溢れている感じがする。

 『わたしはやり遂げた!』と、全身で表現している感じだ(笑)

 

 富士登山後の娘の変化

 そして、この日泊まったビジネスホテルは、歯ブラシを使わなかったり、アンケートを書いたりしたら、お菓子がもらえる、というシステムになっていた。

 歯ブラシを一本使わなかったので、ゆえに、使わなかった歯ブラシを、受付に持って行かせたら、受付のお姉さんが、お菓子の箱を持ってきて、お菓子を選ばせてくれた。

 ゆえは、悩んだ末、富士山の形をしたお菓子をもらってご機嫌。

 そして、驚いたことに自分から、しっかりした声で『ありがとう』と言った。

 これは、娘にしては珍しい。

 

 いや、挨拶はちゃんとしつけないとダメなんだけど、何故か恥ずかしがって、私が促さないと言わないことが多いし、自分から言うときも下を向いて、かなり小声なんだよね。

 小学1年生になってこれでは困るな、と思ってはいたんだけど・・

 自分からちゃんと受付のお姉さんの顔を見て、しっかりと『ありがとう』と言えた。

 当たり前と言えば当たり前なんだけど・・私的にはすごくびっくりしたし、うれしかった。

 

 そして、帰る支度をしている時に、部屋に置いてあったアンケートを書いたら、もう1度お菓子をもらえると分かり(この時まで気づかなかった(笑))、帰るときに、またゆえがアンケートを受付に渡しに行った。

 娘は、さっきもらった富士山の形をしたお菓子が欲しかったらしいが、なかったのでちょっとがっかりしていた。

 まあ、ないものは仕方がない。

 「ないから、違うのにしよう。」

 と、娘に言うと、それを聞いていた受付のお姉さん、

 「出しましょうか?」

 と、親切に同じお菓子を出してくれた。

 

 ゆえは、

 「ありがとう。」

 と、今度もはっきりと良い、更に、お姉さんの

 「またね。」

 と、答えて、

 「バイバイ。」

 と、手を振った。

 これも、ちょっとびっくりした

 今までいくら言っても、『はずかしいの・・』と言って、自分から挨拶したり、お礼を言ったりしなかったのに・・

 これも、富士山に登って自信がついたのかな?

 だとしたら、これは、とてもうれしい変化だ。

 

 富士吉田口五合目に向かう

 さて、今日の予定だが、本来は、朝からのんびり大阪まで帰るはずだった。

 そのはず・・だったんだけど、予定変更して、富士山富士吉田口まで車で行くことになった。

 

 理由は、富士山頂の郵便局が閉鎖されていたことだ。

 旦那はともかく、ゆえもハガキを準備して富士山頂の郵便局で出すのを楽しみにしていた。

 出すのは、じーじばーばと、近所のお友達。

 ハガキの内容も『ふじさんにのぼったよ』というもの。

 とにかく『富士山』から出すのが重要なわけだ。

 

 とはいえ、閉鎖だったので仕方がない。

 最初は、あきらめて富士市や富士宮市の郵便局から出そうかとも思ったが、色々調べた結果、富士吉田口五合目の郵便局は、今年も開設されているとのことがわかった。

 富士山のスタンプもあるとのことだったので、富士山頂ではないが、形としてここで出そうということになった(笑)

 

 富士吉田口五合目までは、マイカー規制がかかっていて、本来であれば、富士宮口へ行く時の『水ケ塚駐車場』と同じように『富士山パーキング』でシャトルバスに乗り換えないとならない。

 

 ただし、こちらは、電気自動車であれば規制の対象外!

 よし!

 よしよしよし!

 電気自動車のリーフできた甲斐があった(笑)

 これで自家用車で富士吉田口五合目まで行くことができる。

 ただし、富士山パーキングで許可証をもらわなければならないけどね。

 

 富士山パーキングへ到着

 出発がのんびりだったのと、途中で充電したこともあって、富士山パーキングに到着したのは、11時を過ぎていた。

 受付の方は、車を見るなり、

 「許可証ですか?」

 と、聞いてきた。

 電気自動車だとすぐにわかったようだ。

 

 ナンバーなどをチェックして、あっさりと許可証をもらう。

 フロントガラスから見えるようにおいておけば良いそうだ。

 あっさりすぎて逆にびっくりした(笑)

 

 旦那は、昨日の登山で疲れているので、今日は、私がすべて運転する予定だったのだが、富士スバルラインで富士吉田口五合目までのルートはめったに走れるところではないので、旦那が『自分が運転する』と言ってきた

 はいはい。自分で運転して登りたいんですね(笑)

 旦那さえ大丈夫であれば、私は一向にかまいませんよ。

 

 富士スバルライン

 ちなみに富士スバルラインに入る直前に車の中から撮った写真。

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 フロントガラスの許可証が映ってしまっています。

 たまに日が差していますが、富士山の方を見ると、雲に覆われている。

 富士山に登る日を1日ずらすという案も考えていたんだけど、結局、1日ずらしたとしても、悪天候なのは一緒だったのかもな~

 

 旦那は、なんか楽しそうに富士スバルラインを運転していました(笑)

 私は楽でいいけどね・・

 ゆえもなんか楽しそうだった。

 やっぱり、富士山に登った後ということで、何かゆえの中で変わっているんだろうか?

 

 富士吉田口五合目

 12時過ぎに、富士吉田口五合目に到着。

 駐車場は・・結構がら空き。

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 マイカー規制が入る前は、この時期、この駐車場は、いっぱいだったんだろうな。

 

 ちなみに上から見るとこんな感じ。

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 関係者と電気自動車、後はバスやタクシーなどしかここまでこれないんだけど、車は、全部合わせて50台弱ぐらいでした。

 これが、多いのか少ないのか、ちょっとわからない。

 でも、まあ、少なくとも御殿場口よりは、多いと思う(笑)

 

 駐車場から階段を上って行きます。

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 2人とも、今日はかなりラフな格好です。

 

 富士吉田口五合目のここで、下の景色は圧巻です。

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 雲海がきれいに見える。

 

 富士吉田口五合目の入り口が見えてきました。

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 10年以上前に富士市に住んでいたので、富士宮口には行ったことがあるんだけど、富士吉田口は初めてでちょっとドキドキ。

 一番古い登山道は、富士宮口なんだけど、にぎわっているのは、ここの富士吉田口なんだよね。

 お店もいっぱいある。

 火事で閉鎖する前でも、富士宮口は、レストハウス1軒だけだったから、だいぶ雰囲気が違う。

 

 そして、ありました!

 郵便局!

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 なんかいい感じ。

 

 そして、賑わってる!

 ソフトクリームがおいしそう(笑)

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 12時過ぎと登るにはちょっと遅い時間だが、人はかなり多い。

 登らず、観光気分で来る人も多いんだろうな。

 

 登る人用の注意書きや地図なども充実している。

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 富士登山の半数以上が富士吉田から登ると言われているしね。

 

 とはいえ、ぱっと見で、富士登山をする(した)人か、ここだけ観光に来た人かすぐに分かるね。 

 服装が全然違うし・・

 確かに登らなくても、ここに来るだけで富士山気分は味わえる。

 

 ちなみに、私たちはいかにも、ここだけ見にきました、という服装。

 旦那は、

 「昨日、頂上まで行ったのに・・」

 と、ブツブツ言っていた(笑)

 

 続きます。

 次で終わりです。

『夏休み、娘とパパの富士登山計』 富士登山2日目 その4

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その3」の続きです。

 

 予定よりも遅れて富士山を下山する娘と旦那。

 15時半頃に、砂走館から『御殿場口に着くのは、早くて19時頃』と連絡がある。

 御殿場口に旦那と娘を迎えに行き、スタッフの方と話をしながら待っている間に、だんだん暗くなってくる。

 

 暗くなってきた・・

 19時を過ぎて、周りも暗くなり、私もちょっと心配になってくる。

 「旦那さん、ヘッドライト持ってる?」

 「はい、持ってます。」

 「じゃあ、大丈夫かな。」

 と、スタッフの方。

 ヘッドライトは当然、持って行ったけど・・周りは真っ暗だろうな。

 

 「電話してみたら?」

 と、スタッフの方に言われるが・・

 うーん・・下りているところで電話したら、かえって邪魔のような気もするけど・・

 とはいえ、心配してくれているスタッフさん。

 なんか断れる雰囲気じゃなかったので、一応かけてみる。

 数回コールが鳴ってでないので、すぐに電話を切った。

 

 「でませんでした。すぐ取れるところに電話がないのかも・・」

 などと言っていると、折り返し電話がかかってきた。

 

 「今どこ?」

 「もう駐車場見えてるから!」

 とだけ言って電話が切れる。

 ・・・えっと・・

 

 見えてる?

 じゃあすぐかな?

 見えてるってどこから見えているんだろう?

 スタッフの方に言われるがまま電話してみたが、状況がわからない。

 思わずスタッフの方と顔を見合わせる。

 

 「上の方からも駐車場見えるからね。」

 と、スタッフの方。

 そうですよね・・

 とはいえ、もう一度かけなおす気にはなれず、とりあえず、待つことにする。

 

 待つ身はつらい(笑)

 この間にも、これから登るって人が、テントのところに登山届を出して登ったり、下りてくる人が数人はいた。

 

 19時過ぎから、御殿場口から登るんだ・・

 このまま登ってご来光を見る感じなのかな~

 御殿場口を登る人は、山登りのベテランの人なんだろうな。

 

 下りてくる人も数人いたんだけど・・みんな外国の人なんだよね。

 旦那と娘のことを聞こうにも・・なんて聞いていいのかわからない。

 英語・・忘れてるしな~

 

 『Did you see・・』でいいんだっけ?

 日本語で聞いてみてもいいのかな?

 などと思っていたらスタッフの方が聞いてくれた(笑)

 

 後で話をママ友にしたら、『写真を見せたら良かったのでは?』と言われた。

 あ・・そうだね・・

 そこまで頭をまわらなかったな・・

 私も焦っていたのかも・・

 

 スタッフの方が聞いてくれたら、日本語で、

 「いました。ちょっと しんぱいでした。」

 と、言ってくれたけど、どのあたりで見たのかはよくわからないようだった。

 

 そして、19時半頃に旦那から電話が入る。

 「大石茶屋まで来たんだけど、駐車場どこ?」

 私は、コースが全くわかっておらず、『???』状態。

 『大石茶屋』ってどこ?

 ここのこと?

 『駐車場どこ?』って言うことは、もう下りてるってこと?

 御殿場口から下りてくる時は、絶対にここを通るはずなんだけど・・

 

 「すみません。大石茶屋まで来てるって言っているんですけど・・」

 と、スタッフの方に聞いてみる。

 「それやったら、あと500メートルぐらい降りたら、ここに着くよ。」

 とのことだったので、それを伝える。

 スタッフの方がいて良かった!!

 旦那は、『大石茶屋』まで来たら、駐車場があるんだと思っていたようだ。

 

 ちなみに、旦那も私の状況が分かっていないので、『誰と話しているんだ?』と思ったようだ。

 旦那が降りてくる前に、スタッフの方の許可を得て、車を登山口近くまで持ってくる。

 本来は、ここには停められないんだけど(おそらく関係者のみ)、もう人もいないので許可をだしてくれたようだ。

 

 無事下山

 車を登山口の近くに駐車して、しばらくすると、娘と旦那が降りてきた。

 もう真っ暗なので、怖がっていないかと心配していたんだけど、ゆえは、ニコニコ顔で降りてきた。

 「ママ~!」

 にっこりと嬉しそうな顔をして、元気に小走りでこっちにやってくる。

 ・・・体力残ってるね・・

 

 「おかえり~!よく頑張ったね~!」

 と、ぎゅーっとしていると、少し遅れて旦那がふらふらと降りてきた。

 (本当にフラフラでした(笑))

 

 スタッフの方々に拍手で迎えられる旦那と娘。

 「えらいな~!」

 「頑張ったな~!」

 と、スタッフの方に口々に言われて、ニコニコ顔の娘。

 

 「たくさんほめたげて下さい・・」

 と、足元がふらついている旦那。

 旦那の方がダメージが大きい感じだね。

 ・・お疲れ様!

 大変だったね。

 

 とりあえず、2人で写真を撮る。

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 なんか元気そうな娘。

 いやー、本当に頑張ったね~

 

 最後に、3人で写真を撮ってもらった。

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 はい、旦那も娘もお疲れさまでした。

 

 車をこっちに持ってきておいて、正解だった。

 旦那は、汗だくでゼイゼイ言っているのはいいとして、足元がもうフラフラだった。

 

 旦那によると、砂走館を出発してから一度も休まず降りてきたそうだ。

 何度もゆえに休憩しようと言ったらしいんだが、

 「パパ、がんばって!ママがまってるよ!」

 「はやくママにあいにいこうよ!」

 と、言って休ませてくれなかったらしい。

 

 ゆえは、曰く、

 「だって、はやくママにあいたかったんだもん!」

 とのこと。

 旦那には気の毒だったけど、ママはちょっとうれしいです(笑)

 

 ホテルに向かう

 スタッフの方にお礼を言って、ぐったりしている旦那と娘を車に乗せ、ホテルに向かう。

 『お腹空いた』と言う娘には、事前に買っておいたおにぎりを食べさせる。

 旦那の分も買っておいたんだけど、旦那は食欲があまりないらしく、水分だけ取っていた。

 

 少しでも早く休みたいらしかったので、ホテルの隣のコンビニで夕食を買い、ホテルで食べることにする。

 部屋に戻り、とりあえず私は、娘を連れてホテルのお風呂へ行く。

 

 このホテルは、やっぱりビジネスホテルなんだけど、温泉付きなんだよね。

 ビジネスホテルでも温泉があるのは、富士山の麓だからな?

 旦那は、せっかく温泉があるのに、部屋のシャワーで良いとのこと。

 とにかく早く休みたいらしい(笑)

 (翌日の朝、温泉に入ってたけど・・)

 ゆえは、なんか元気なので、お風呂に連れて行く。

 ここもほぼ貸し切り。

 

 ゆえは、『富士山に登った』ことを話しまくり。

 すごく嬉しそうだった。

 そうだよね、頑張ったよね。

 

 部屋の中がえらいことに・・!

 そして、さっぱりして部屋に帰ってきたら・・すごい・・なんとも形容し難い臭いが・・

 「え?何、この臭い!」

 

 旦那が、シャワーを浴びる前に、富士山の荷物を整理していたんだけど・・

 旦那のリュックから出てきたのは、1日目に汗だくだったうえに雨に濡れた衣類等々・・

 それを入れていた袋を開けて整理していたらしい。

 

 ・・・汗だくで雨に濡れた衣類が密閉空間で・・丸一日経っている・・

 どんな臭いがするかは推して知るべし・・

 

 その衣類を含め、湿ったままの色々な山道具・・

 おそらく旦那の体・・というか今着ている服から同じ匂いがしているので、旦那は全く気付いていなかったらしい・・

 もしもし?

 私と娘は、温泉に入ってスッキリして出てきたところなんですけど??

 

 とりあえず、臭いがするものは、全て持ってきておいたごみ袋(捨てるわけじゃありません(笑))に入れて、封をして密閉する。

 家に帰ってからが怖いが、今は、とにかくこの臭いをどうにかしないと・・

 密閉して、旅行用の大きいバックに押し込み、ホテルの窓を開けて、換気をする。

 臭いが消えるまでしばらくかかった。

 ・・・せっかくさっぱりしてきたのに(笑)

 でも、窓が開けられるホテルで本当に良かった・・

 

 とにかく寝ようか(笑)

 旦那は、珍しくコンビニでビールを買っており、シャワーを浴びた後、コンビニで買った夕食を食べて、飲んで、ベットの上のロフトで早々に寝てしまった(笑)

 はい、お疲れさまでした。

 大変でしたね。

 

 ゆえは、夕飯を食べ、デザートを食べ、歯ブラシをして、ベットに入る。

 だけど、昨日の旦那みたいに変なアドレナリンが出ているのか、

 「ねむくないの~!」

 と、しばらく騒いでいたが、電気を消してしばらくすると、コテンと寝てしまった。

 そりゃそうだよね。

 お疲れさまでした。

 頑張ったね!

 

 ゆっくり寝てください。

 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計』 富士登山翌日」に続きます。 

 もうちょっとで終わります。

『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2』 の続きです。

 

 予定よりはだいぶ遅れたが、13時に富士山の山頂に到着。

 ハガキを出すつもりだった富士山頂郵便局も今年は開設していなかったので、お昼ご飯だけ食べ、剣が峰は諦めて、すぐに下山することになった。

 

 下山開始

 結局、山頂には1時間もいなかったようだ。

 ギリギリ14時前に下山を開始する。

 

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 元気にはなったけど、用心深く降りる娘。

 この辺りは旦那が先行したのかな?

 

 砂走館が近づいてくると、だんだん視界が晴れて、下の景色が見えてくる。

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 だいぶ天気も落ち着いてきたかな。

 まあ、降りているからね・・

 天気が悪かったのは、富士山の上の方だけらしい。

 

 砂走館に到着

 15時過ぎに砂走館に到着。

 デポしていた荷物を回収する。

 山小屋を出る前に、スタッフの方に写真を撮ってもらう。

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 この時は、2人ともニコニコ。

 ゆえも元気になってきたようだ。

 旦那もホッとしたのか、良い顔しています(笑)

 

 結局、16時過ぎぐらいに、山小屋を出発。

 帰りは、天気も良くなり快調だったらしい。

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 多少は曇っているけど、綺麗に景色が見える。

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 この景色を見ながら降りると、気持ち良さそうだ。

 

 大砂走りを下りる

 大砂走りに入ると、がぜん張り切ったのは娘だった。

 旦那に下り方を教わって、最初は恐る恐るだったが、徐々に慣れて、どんどん走り出した。

 

 旦那を置いて、どんどん行く。

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 ゆえが小さく映ってます。

 旦那、だんぶ距離を開けられているね。

 大丈夫かな?

 

 大砂走りはニコニコだった娘。

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 娘が言うには、

 「おおすなばしりがいちばん、おもしろかった!」

 とのこと。

 

 旦那が胸につけていたアクションカメラには、ゆえが走っては転ぶ動画収められていた(笑)

 それでも面白かったようで、

 「ころんでもいたくなかったよ!」

 と、楽しそうに話してくれた。

 山頂へ登るときの疲れは吹っ飛んだようで、ずっと楽しそうに下りていたようです。

 帰りのルートの大砂走りにしたのは大正解だったね。

 

 ちなみに、大変だったのは、旦那の方で、ゆえがどんどん先に行くので、

 「そこでとまって!」

 と、何度も叫んでいたらしい。

 ゆえは身が軽いし、下りはどんどん行く。

 一方旦那は、リュック18キロ、ウェストポーチ2キロの重りがある。

 (出発時なので、帰りはもう少し軽かったかもしれない。)

 そして、体重もそこそこあるので、下りはかなりきつかったようだ。

 特に膝が・・

 はい、お疲れ様です。

 

 色々心配な私

 さて、私はと言えば、ホテルをチェックアウトして、富士市から御殿場口近くのホテルへ移動。

 今日、泊まるホテルに先にチェックインを済ませ、荷物なども部屋に運び、旦那とゆえが降りてきたらすぐにホテルで休めるように準備する。

 

 山頂に着いたら、電話をくれる、とのことだったのだが、全く連絡がない。

 12時ぐらいからは、常に携帯を目に見えるところにおいていたのだけど・・

 『山頂に着いたら色々大変で忘れているのかな?』

 『それとも途中で諦めたのかな?』

 『携帯電池が切れたとか?電波が通じないとか?』

 と、色々考えるが連絡がないので全くわからない。

 ちなみに開山中は山頂でも電波は通じます。

 それはわかっていたんだけどね。

 こういう時って色々考えてしまう。

 だけど、こっちから電話は、今の状況はわからないので、どうにもかけにくい。

 

 13時には、山頂を下りると聞いていたのだが、13時を過ぎても連絡がない。

 こっちから電話しても、まだ登っているところだったら、電話に出るのも大変だろうし・・と、私もどうしたらいいか迷って、結局、携帯をそばにおいて電話を待っているだけだった。

 

 旦那からの電話

 そして、13時過ぎに電話が鳴った!

 『旦那からだ!』と、思ったらうちの父からだった(笑)

 

 「ゆえちゃんから連絡あった?」

 そういえば、山頂からじーじに電話するって言ってたな・・

 「いや、まだ。」

 「大丈夫なんかい?」

  と、心配性のじーじ。

 

 いや、私も心配なんだけど、親に心配かけるわけにもいかない。

 親には、『山小屋からは、連絡あったから大丈夫だよ』と伝える。

 とりあえず、何かわかったら、連絡する、と言って電話を切る。

 

 そして、ほとんどその直後、旦那から連絡があった。

 「山頂に着いた!」

 「良かった。お疲れ様。ゆえは?」

 

 「山小屋とか全部閉まってる。」

 と、ゼイゼイ言いながら話す旦那。

 

 「じーじに電話できそう?」

 「無理!そっちで言っておいて!」

 「はい。気を付けてね!」

 

 とにかく、なんか大変らしいけど、『山頂に着いた』ということはわかった。

 じーじには、『山頂から連絡は無理だけど、とりあえず、山頂には着いた』と連絡はした。

 結局、ゆえとは話せなかったけど、まあ、無事に山頂に着いたのならいいでしょう。

 時間は、ちょっと遅いけど・・

 

 そして、15時半頃、今度は、砂走館から電話。

 「今から山小屋降りるから、御殿場口に早くても19時になるわ。」

 とのこと。

 とりあえず、山小屋のあるところまで降りたということで、一安心。

 ホッとする。

 

 御殿場口に向かう

 さて、御殿場口までは、私が車で迎えに行くことになっている。

 唯一マイカー規制がない登山口なので、好きな時間に迎えに行けるのがいいところだ。

 

 御殿場口に19時到着なら、ゆっくりでもいいんだけど、あまりギリギリに行って、私が道に迷うとイヤなので、18時半ぐらい到着を目途に出発する。

 ホテルからは、1時間もかからない。

 途中で、車の充電を満タンにする。

 

 途中で、自衛隊演習場(?)を前を通る。

 富士山を正面に見て、一本道を車で走る。

 

 18時過ぎの富士山。

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 うーん・・また霧っぽいのが出始めた感じがする。

 でも、まあ、降りてきているんだから、大丈夫かな。

 

 御殿場口に到着

 だいたい予定通り18時半頃に御殿場口の駐車場に到着する。

 車・・少なっ!

 車は、片手で数えられる台数しか停まっていなかった。

 まあ、この時間だしね・・

 

 まだ車の中で、まったりしてても良かったんだけど、とりあえず登山口だけ確認しようと車を出る。

 登山口まで駐車場からは、数分で着く。

 

 駐車場から御殿場登山口まで歩くいていく途中、後ろを振り返ると・・

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 御殿場五合目でこの風景。

 雲海も見える。

 さすが富士山だね。

 

 もうこの時間だと閉まっているけど、御殿場口にもお店や休憩スペースなどがある。

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 なかなかいい感じです。

 もうちょっと早く来たらにぎわっていたかも・・

 いや・・今年は無理かな・・

 外に設置されている椅子に座って休憩している人が2人ほどいました。

 

 御殿場登山口とスタッフの方々

 登山口近くに行くと、運動会とかに使いそうなテントと年配のスタッフの方が数名いました。

 私を見たとたん、

 「お迎え?」

 と、聞かれた。

 

 まあ、服装や格好で、これから富士山に登るのかお迎えかすぐにわかるよね(笑)

 「はい。主人と娘を・・」

 と、答えかけると、

 「お子さんは、1人?2人?」

 と、聞かれる。

 

 「ひとりです。」

 「はいはい。今、子供連れの人が2組降りてきているみたいだから・・」

 と、教えてくれた。

 スタッフの方は情報収集もしてくれているようだった。

 

 「前にもね、あなたみたいにお父さんと子供さんを迎えに来たってお母さんがいたんだけど、結局降りてきたのは、21時ぐらいで、お母さん、半泣きになってたわ。」

 と、話を始めるスタッフの方(笑)

 話を聞くと、途中で、霧が出てきて動けなくなって、お母さんの携帯を借りてスタッフの方とやり取りして、スタッフの方の指示通りに降りて、結局21時ごろになったらしい。

 まあ、ゆえは、旦那と一緒だから、大丈夫だろうけど・・

 旦那は、アクシデントがあった時の身の処し方はある程度わかっているはずだし・・携帯電話も通じるからなんかあれば電話をかけてくるはずだし・・

 でも・・なんか心配になるようなことを聞いたな~

 

 スタッフの方と話をしているうちにだんだん暗くなってきた。

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 山は日が暮れだすと、暗くなるのが早いからね。

 

 「何時ごろになるって言ってた?」

 「えーっと、早くても19時って言ってたんですけど・・15時半頃に砂走館から今から降りるって連絡があったので・・」

 

 「それじゃ19時は無理かもね。」

 と、スタッフの方。

 しかも実際には、山小屋を出たのは、16時過ぎだったので、今考えると19時は、絶対無理だったよね。

 

 続きます。

『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1」の続きです。

 

 富士登山の1日目は、暴風雨の中、なんとか無事(?)に砂走館にたどり着いた娘と旦那。

 娘は、比較的すぐに眠ったようだが、いつもは横になったら数分で眠ってしまう旦那が、この日の夜は、ほぼ一睡もできず・・ほとんど徹夜状態。

 なんか神経が高ぶっていたんだろうけど・・次の日の登山を控えてこれはまずい。

 

 2日目の朝、6時半に娘を起こして、一度出発するが、『さむい』と娘が山小屋に戻ってしまう。

 ココアを飲んで、ようやく登る気になった娘と再び8時半頃に山小屋を出発する。

 

 富士山の山頂目指して出発!

 復活してからは、比較的元気に歩き出した娘。

 ・・・やっぱり目が覚めてなかっただけか?

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 よいしょ、よいしょ。

 

 ちなみに8時半頃、ホテルから撮った富士山は、こんな感じ。

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 うーん・・さっきまで山頂以外は晴れていたのに・・

 あっという間に雲の中に入ってしまった・・

 晴れている間に富士山を歩くのは無理だったかな・・

 

 その頃、旦那とゆえは、雲の中を思い切り歩いている状態だった。

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 昨日よりはマシだったようだが、これはこれで結構寒かったようだ。

 

 ゆえは、富士山から降りてから、

 「くものなかってぜんぜんあたたかくないよ。」

 「くものなかって、すっごくすっごくさむいんだよ!」

 と、言うようになった。

 はい、その通りです(笑)

 ふわふわの雲の上にのって遊ぶような夢のイメージは壊れちゃったかもな~

 地上では暑いぐらいだったんだけど・・

 

 当時の皇太子様が泊まられた赤岩館が見えてきました。

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 ずっと雲の中なので、ゆえも、雨の時と同じ格好をして歩いています。

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 でも、疲れているのか笑顔はないな~(笑)

 

 9時半頃に、赤岩館に到着。

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 八合館とはなっているけど、ここまだ七合九勺だそうです(笑)

 

 昨日、ゆえが日焼け防止で首に巻いていたスカーフが、今度は旦那の頭にあるな~

 まあ、今日は日焼けの心配はないしね。

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 ここでは、笑顔を見せているゆえ。

 

 私も20代の時に一度だけ富士山に登ったけど・・八合目から先がめちゃくちゃしんどかったんだよね。

 特に九合目以降は酸素が足らず本当にきつかった。

 旦那も昨日寝ていない状態だし・・大丈夫かな・・

 

 大幅な時間ロス

 旦那は、この赤岩館でトイレを済ませる。

 ゆえにも、トイレ行くように勧めたらしいが、ゆえは『でない』と言って行かなかったらしい。

 『でない』と言っても『一応、行っとこう』と行かせた方がいいんだけど・・旦那も疲れていてそこまで頭がまわらなかったようだ。

 

 そして、赤岩館を出発。

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 もう降りてきている人もいるね。

 

 順調に登っていたんだけど・・やはり、というか、問題発生。

 登って20分ぐらいしたら、ゆえが、『トイレ』と言い出した。

 『・・・だからさっき、トイレ行こうって言ったやん!』と言いたいところだが、言っても仕方がない。

 寒い時って急にトイレに行きたくなったりするしね。

 

 旦那もどうするか迷ったものの、結局、赤岩館まで戻って用を足すことになった。

 

 赤岩館で、トイレに行き、再度登りだす。

 この時間が本当にもったいなかった。

 往復とトイレの時間を考えたら、1時間近いロスになってしまっている。

 時間と体力をかなりロスしてしまった。

 

 少し晴れてきた?

 10時半過ぎに、旧見晴館に到着。

 見晴館はもう閉鎖されてしまっているけどね。

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 ここから、山頂までは、90分・・

 だけど、たぶん・・絶対90分じゃつかないな~

 なんとか、2時間で着けばいいけど・・

 

 見晴館の跡地はしっかり残ってるね。

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 上の方はまだ雲の中。

 だけど、下を見ると、晴れてきている。

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 雲の切れ間からだけど、景色がキレイに見えています。

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 おお、いい感じ。

 さすが『見晴館』という名前だけあるね。

 この辺りって晴れやすいんだろうか?

 それとも下を見たら晴れている景色が見えやすいということで『見晴館』なのかな。

 

 こういう写真を見ると、私も行きたかったな~、と思ってしまう。

 (今、行ったら、途中でダウンしただろうけどね(笑))

 

 下は、晴れているけど、上は雲の中。

 とりあえず、頑張って登ります。

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 とはいえ、この永遠と続く、くねくねと張られたロープを見て、ゆえは絶望的な顔をしていたらしい(笑)

 

 旦那の胸の内

 ゆえもしんどかったようだが、旦那も、ほぼ徹夜のため、かなりきつかったようだ。

 前日に、悪天候の中、御殿場ルートの七合五勺まで登り、更に、今日富士山の山頂まで登るのに寝不足では・・しかもほぼ徹夜だしね。

 そりゃきついよね。

 

 旦那的には、ゆえが弱音を吐いて、『もうかえる』と言ったら、それを理由に山頂まで登るのを諦めようと思っていたらしい(笑)

 だけど、半べそで登っているゆえに、

 「もうやめる?」

 と、聞いても、

 「ふじさんにのぼるっていったから、のぼるの~」

 と、言ってやめようとしない。

 ・・・すごいな。

 私だったら、引き返したかも(笑)

 

 これを聞いて、『娘が行くと言っているのに、パパが諦めるわけにはいかない!』と、奮起し、旦那は、かなり頑張ったようだ。

 

 ゆえは、半泣きになりながらも、『やめる』とは言わず、最後まで登った。

 これには、なかり感心してしまった。

 私は、旦那からのTwitterを見て、もう山頂まで登るのは無理かと思っていたんだけど・・

 

 ようやく富士山の山頂に到着 

 ようやく富士山の山頂が見えてきた。

 ちなみに、最初に山頂に着いたのは、娘。

 旦那が、下から撮った写真。

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 旦那は、ゆえから1分ほど遅れて到着したそうです。

 旦那の方がかなりバテていたらしい。

 ・・・前日、徹夜だしね・・

 お疲れさまでした。

 

 ようやく山頂に到着した2人。

 いや・・本当に、本当に・・お疲れさまでした。

 

 山頂・・誰もいないですね・・

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 この時点で13時・・

 

 本来は、遅くても13時には、降り始めるという予定だったんだけど・・

 ゆえが一度山小屋を出てから戻ったり、トイレで戻ったりとかなりの時間ロスがあり、結局、降り始める予定の時間に山頂に到着してしまった。

 

 かなりしんどかったようだが、山頂に到着して、満足げな娘。

 ちょっと誇らしげな顔をしている。

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 うん、頑張った!

 本当に頑張ったね!

 

 でも、山頂は・・あまり良い天気ではない。

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 ゆえも、登り終わった時、『涙が出るほどの感動』ではなかったらしい。

 そうなるかな、と思っていたらしいんだけど・・(笑)

 

 富士山頂の火口。

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 旦那が思っていたよりは小さかったようです。

 富士山の写真を見ると、もうちょっと大きいかと思っていた、とのこと。

 

 『富士山の上でおにぎりを~♬』

 本来は、剣が峰まで行ってから、お昼ご飯の予定だったが、もうそんな時間はない。

 すでに、下山開始時刻を過ぎている。

 とはいえ、剣が峰は諦めても、お昼ご飯だけは食べないと、体力がもたない。

 

 そして、頂上では、雨と風・・

 とにかく、どこかで風を避けて、お昼ご飯を食べたいところだが・・山頂は、郵便局どころか売店も山小屋も社務事務所も閉まっていた。(と、旦那は思っていた。)

 実は、社務事務所は、普通に開いていたらしいんだけど、旦那は、社務事務所も閉まっていると思いこんでしまったらしい。

 (色々余裕がなかったようだ・・)

 

 仕方なく、神社の取り囲む石垣の下で風を避けてお昼ご飯を食べる。

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 荷物は、砂走館にデポしてきたが、ガスコンロや鍋や水などは、持ってきており、カップ麺をお昼ご飯に食べたようだ。

 『持ってきて本当に良かった』と言っていた。

 郵便局は良いとしても、まさか売店が閉まっているとは思わなかったようだ。

 

 そして、念願のおにぎり。

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 本来は、楽しいお昼ご飯なんだけど、ゆえが言うには、おにぎりは・・あまり味がしなかったらしい。

 ・・・もうダウン寸前だったのかも・・

 

 なんせ雲の笠の中なので・・風と雨(というか霧っぽいけど)で、ゆっくりできる感じではなかったらしい。

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 うーん・・嵐っぽい感じだね・・

 

 最後に通りがかりの方に、写真を撮ってもらう。

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 ここは、2人とも良い顔しています。

 ゆえも、エネルギーを補給して復活。

 子供って、エネルギーを補給すると、不思議とすぐに元気になるんだよね(笑)

 

 続きます。

『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山2日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3」 の続きです。

 

 暴風雨で、娘が低体温症になりかけたりもしたが、どうにか御殿場ルート七合五勺にある砂走館にたどり着いた旦那と娘。

  娘は、夕食のカレーを食べ、絵本を読んで、しばらくヘッドランプで遊んだら、すぐに眠ってしまったらしい。

 次の日は、富士山の山頂まで登るので、旦那もちゃんと睡眠をとらないとならないのだが・・

 

 富士登山2日目

 眠れなかった旦那

 娘は、比較的早く眠ってしまったが・・この時の問題だったのは、旦那の方だった。

 

 旦那は、普段、布団に寝転がったらすぐに眠ってしまうし、大学のワンダーフォーゲル部の時代もテントで眠れなかったことはなかったらしい。

 その時に比べると『山小屋は天国』とまで言っていた。

 家族キャンプでも真っ先に眠ってしまうのは、旦那だった。

 (そして、私は、いびきで眠れなかったりする(笑))

 

 だから、旦那の山小屋泊に関しては、全く心配していなかった。

 『ゆえが騒がないか?』とは心配していたけど・・(笑)

 でも、ゆえも、山小屋まで登ってきて、疲れているだろうし、少々興奮していてもゴロンしたらそのうち寝るだろうと思っていた。

 実際、ゆえは絵本を読んで、ライトでしばらく遊んだら、コテンと眠ってしまったらしい(笑)

 

 ところが・・ゆえが寝た後、いつも寝転がったらすぐに眠ってしまう旦那が、全く眠れなかったらしい。

 富士登山ということで興奮していたのか、ゆえが低体温症ギリギリで山小屋に駆け込んだことで、変なアドレナリンがでていたのか・・いつもすぐに寝てしまう旦那が、ほぼ一睡もできなかったらしい。

 なんで?

 こんな大事な時に限って・・

 私も旦那自身も、旦那が『山小屋で眠れない』というのは、本当に想定外だった。

 

 とはいえ、実は私も人のことは言えない。

 (いや、私は登山はしなくていいんだけど・・)

 ホテルでのんびりと寝ていたんだけど、ゆえが心配だったらしく、1時間おきぐらいに目が覚めてしまった。

 7年前までは、ひとりで寝るのが当たり前だったんだけど・・ひとりだと眠りにくい体になってしまったんだろうか(笑)

 旦那と違って全く眠れなかったわけじゃないんだけど・・

 

 ホテルで寝ている時も、2人が富士山に登っている夢を見たので、当然だけど、かなり気になっていたようだ。

 せっかくひとりで、ホテルでのびのび寝ていたんだけどな(笑)

 

 それぞれの夜明け

 そして、眠れなかった旦那は、5時少し前に外へ出て、夜明けの写真を撮る。

 (もう寝るのは諦めたらしい(笑))

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 富士山から見える夜明け・・

 さすがに・・すごくキレイ。

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 そして、富士山にかかる雲の笠も撮ってました。

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 そして、ほぼ同じ時刻、私が富士市のホテルから撮った富士山。

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 ほぼ同じ時刻なんだけど、旦那がいる砂走館のところと、ずいぶん明るさが違う。

 やっぱり山と地上では明るさが違うんだな~

 旦那が撮った雲の笠が、しっかりかかっています。

 

 これがあると天気が荒れるらしいけど、少なくも今は・・晴れている。

 ゆえが、出発する時ぐらいは、景色が楽しめるかな、とちょっとホッとした。

 せっかく富士山に登ったのに、景色が全く見れないのでは可哀そうだ。

 

 そして、旦那側。

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 雲海がすごいね~

 

 いよいよ日の出です。

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 山小屋に泊まっていて、山頂にご来光を見に行かなかった人たちがみんな外に出て、夜明けを眺めています。

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 そして何故か日が当たるトイレを取る旦那(笑)

 ・・何故にトイレ?

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 でも、日の出が当たるトイレ・・ちょっと面白いかも・・(笑)

 

 これが、5時過ぎぐらい。

 ゆえは、5時半頃、1度起きたらしいが、また眠ってしまったらしい。

 旦那は、もう寝れず・・

 まあ、そうだよね。

 

 そして、ゆえの山用の靴は、旦那が新聞紙を入れて、温めてました。

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 おそらくだけど、ゆえを起こすまでの間に、デポの準備をしたと思われる。

 ここは、荷物を預かってくれるので、最低限の荷物だけ山頂に持ってけばいい。

 

 そして、私が6時半ぐらいに撮った富士山はこちら。

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 笠はかかっているものの、良く晴れている。

 山頂はちょっと曇っているけど、山頂近くまでは晴れているので、なんとか晴れている富士山をを歩けるだろう、と私は本当に心底ほっとした。

 

 私も1時間おきに目が覚めてしまったので、眠いが、もう眠れる気がしない。

 チェックアウトは、10時だから寝ようと思えば寝れたんだけど・・眠いのは、眠いんだけど、変に目が覚めてしまった。

 旦那もこんな感じだったのかもしれない。

 

 山小屋の朝

 私は、旦那に『ゆえが起きるまでは起こさない方がいい』と、一応言っておいたのだが、旦那は6時半頃に我慢できず起こしてしまったらしい。

 

 ゆえは、ぐずぐずだったらしいが、一応、起きて着替えたらしい。

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 すごく眠そうな顔をしています。

 この時間、外は晴れているみたいだね

 

 そして、砂走館の朝食。

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 ゆえは、食欲がなかったらしく、あまり食べなかったらしい。

 ・・・眠かったのでは?

 残った分は、旦那が食べたそうです。

 うーん・・大丈夫かな。

 

 少々時間オーバーしても、自分で起きた方が目が覚めているので、キビキビ動いてくれるんだよね。

 ちょうど起こす時間が、眠りの深さ的にタイミングが悪かったんだろうな~

 

 出発時間が遅れる

 朝食を食べて、支度をして、7時半頃に山小屋を出発! 

 出発・・したんだけど・・ゆえは、

 「さむい~!」

 と、言って戻ってきてしまったらしい。

 

 山小屋の方が、

 「暖かいココアありますよ。あ、500円です。」(笑)

 ということで、ココアを飲む娘。

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 これで、ちょっとは温まるかな・・と思ったけど・・

 ダウンのようです。

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 眠いようです・・

 ・・・だから、『起きるまで寝かせておいた方がいい』って言ったのに・・

 

 ちなみにこの頃に、私がホテルから撮った富士山。

 7時半過ぎの写真です。

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 今、旦那と娘がいる砂走館は、良い天気のはず。

 

 だけど・・近づいてくる雲・・

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 うーん・・やっぱりこの後の雲の動きが気になるな~

 

 ホテルの部屋で富士山を見ていると、旦那から、Twitterが届いた。

 山小屋でココアを飲むゆえを待っている間に、今の状況を伝えてくる。

 暇だったようだ(笑)

 

 うーん・・大丈夫かな?

 昨日が大変だったみたいだしね・・

 ゆえが『さむい~』とテンションが下がっている状態で、山頂まで行けるのかな?

 正直、このTwitterで、私は、『もう、山頂は無理かもな』と思っていた。

 

 そして、更に旦那のテンションが下がることがあった。

 (これもTwitterで伝えてきてくれた。)

 富士山の山頂の『郵便局閉鎖』。

 

 実は、富士山の頂上からハガキを出そうと、ゆえと旦那は、じーじばーばやお友達たちにハガキを書いて用意していた。

 最初は、天候のせいで『本日は、閉鎖』なのかと思っていたら、そうではなく、今年は、元々『開設中止』だったらしい。

 (その場であわてて調べたらすぐにネットででてきた(笑))

 おそらく、コロナ対策だと思われる。

 

 もっと早く調べていればすぐにわかっただろうな・・

 これは、完全にリサーチ不足だった。

 これで、旦那はテンション、駄々下がり。

 

 そんなやり取りをTwitterでしていたが、急に返事が来なくなった。

 ゆえが復活したので、8時半頃に出発することにしたようだ。

 一言、『いってきます』とか送ってくれればいいのに・・(笑)

 

 続きます。

『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その3

 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山前日 その2」 

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その1

 「『夏休み、娘とパパの富士登山計画』 富士登山1日目 その2

  の続きです。

 

 10時のシャトルバスで、『水ケ塚駐車場』を出発し、富士山へ向かう旦那と娘。

 この時点では、かなり良い天気だった。

 私はここで、2人にバイバイし、気ままな自由時間(笑)

 ただ、途中から富士山に雲がかかり、ちょっとお天気が心配。

 何度も富士山を見上げ、Twitterで現地の状態を検索していた。

 

 旦那と娘が、富士宮口5合目に着いた時点では、もうかなり霧がでていたようだ。

 富士宮ルートから宝永山を抜ける途中までは、多少寒かったようだが、娘もご機嫌で歩く。

 このまま行けば、特に問題なかったと思われる。

 だが、ここから天気が悪化する。

 

 そして・・暴風雨

 宝永山の途中でちょっと休憩した後、御殿場口に向けて、登っていると雨が降ってきた。

 旦那も雨が降った時の対策はしていたので、ゆえにスパッツとレンタルで借りた上下のレインウェアを履かせ、旦那も雨用のウェアを着る。

 

 最初は、それでも問題なかったらしい。

 だけど、だんだんと気温も下がってきて、更に雨にヒョウが混じってきたようだ。

 ゆえが言うには、

 「うしろからトントンとされたから、ふりかえったら、ヒョウがふってきたの。」

 「ヒョウがいたかったの。」

 とのこと。

 

 更に、暴風雨。

 旦那でも飛ばされそうなぐらいの風が吹いていたそうだ。

 雲海荘のおばちゃんが言った『馬の背は無理だよ』というのは、正解だったようだ。

 

 とはいえ、ここまで来たら、もう引き返すより進んだ方が良いと判断した旦那。

 そのまま進む。

 9時のバスに乗れなかったのが、ここで響いてきたか・・

 あと1時間早ければだいぶ違ったんだろうな~ 

 

 写真を撮るために張り切ってカメラを持って行っていた旦那だったが、さすがに余裕がなく、この後、16時過ぎに日ノ出館(休業中)に到着するまで、撮った写真はこの1枚のみ。

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 14時半頃に撮った写真らしい。

 

 日ノ出館(休業中)で休憩

 最初は、なんとか頑張っていたゆえだが、雨と風と寒さで、途中から泣き出し、日ノ出館(休業中)に着いた時は、

 「ここでやすめないの~!」

 と、大泣きだったらしい。

 

 日ノ出館は、休業中だったので、当然中には入れない。

 休業中の日ノ出館。

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 それでも建物の陰で、風よけにはなるので、ここでちょっと休憩して、暖かいものを飲ませる。

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 見ているだけで、寒そうだし・・ちょっと可哀そう。

 

 わらじ館に飛び込む

 白湯を飲ませたけど、あまり回復しなかったらしく、すぐ近くのわらじ館に飛び込んで暖を取らせてもらったようだ。

 泊まる予定の砂走館まで、後100メートルぐらいだったらしいが、もう持たないと判断したらしい。

 ゆえは、レインウェアを着ているとはいえ、外側は、ずぶぬれで低体温症寸前だったらしい。

 もう・・・何してんの!

 大丈夫だったから良かったものの、無理させたらダメって言ったやん!

 

 ちなみに旦那は、山小屋のおばちゃんに散々怒られたらしい。

 「こんな小さい子連れてダメでしょう!おばちゃん泣けてくるわ!」

 と、旦那を叱りながら、ゆえを介抱してくれたようだ。

 ・・・大変、ご迷惑をおかけしました・・

 

 わらじ館で休憩しているゆえ。

 わらじ館のおじさんにウィンドブレーカーを貸してもらったそうです。

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 ある程度ゆえが回復してから、旦那は、一旦、ここに荷物を置かせてもらい、旦那がゆえを抱っこして砂走館に連れて行ったらしい。

 ここから、100メートルぐらいだしね。

 

 ようやく砂走館に到着

 わらじ館から砂走館には、旦那の足で、10分かからないぐらいで着いたらしい。

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 この時に、私に電話をしたようだ。

 電話で言っていた『荷物を取りに行ってくるから』というのは、『わらじ館まで戻って、荷物を取りに行ってくる』ということだったようだ。

 この時に、借りたウィンドブレーカーも返したと思われる。

 

 まさか、そういう意味だったとは・・

 私は、荷物を玄関に置いているとかそういうレベルだと思っていた。

 そりゃゆえを抱えて砂走館に着いたんじゃゼイゼイ言っているはずだし、荷物わらじ館に置きっぱなしなら、なんか焦っている感じだったのも納得だ。

 ・・・お疲れさまでした。

 

 ゆえは、ここで、お茶を飲んで、ようやく落ち着いたようだ。

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 ゆえも、お疲れさまでした。

 本当、大変だったね。

 1人を嫌がるゆえも、さすがに旦那が荷物を取りに行っている間、大人しく待っていたらしい。

 今日は、もう、外に出たくないよね。

 

 砂走館はこんな感じだったようです。

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 他のお客さんもいたけど、数は少なかったみたい。

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 いかにも、山小屋って感じ。

 

 旦那と娘が寝たのはここ。

 2段ベットの上。

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 ・・・ちょっと散らかっているけど、これはご愛敬で・・

 本来は3人で寝るところらしいけど、2人で使ったそうだ。

 ほぼ個室っぽくなっているね。

 これだと寝やすいかも・・

 

 温かいものを飲んで、冬用のパジャマに着替えた娘。

 体も温まってすっかり元気になったようだ。

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 旦那もちょっと悩んでいたけど、真冬用の暖かい方のパジャマを持って行って良かった。

 

 旦那によると、吐く息も白いぐらいの寒さだったらしい。

 でも、同じ砂走館に泊まっていた外国の方は、半そでだったらしい・・

 すごいな~

 気温に対する耐性が日本人と違うのかな~

 

 夕ご飯は安心のカレー(笑)

 ゆえはおかわりしたが、2回目は残してしまい、それは旦那が食べたらしい。

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 寒い中ずっと登ってきたし、お腹空いたよね!

 良く頑張ったね~

 いっぱい食べてね。

 

 砂走館の夜

 夕食を食べて、とりあえず落ち着いた2人。

 山小屋の夜は早いし、トイレに行って、そろそろ寝る準備。

 トイレは外にあったので、ちょっと不便。

 まあ、仕方がない。

 

 外で旦那が撮った写真。ちょっとぼやけている。

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 寝る前に読む本を一冊持っていて良いと言われたゆえが、選んだ絵本。

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 何故、富士山に『くるみわり人形』?

 軽い本という条件で選んだのがこれだった。

 

 約束通りパパに絵本を読んでもらい、すっかりご機嫌で布団に入るゆえ。

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 しばらくヘッドランドで遊んでいたらしいが、そのうちぐっすり眠ったらしい。

 結構、過酷な登山だったしね。

 お疲れさまでした。

 ゆっくりおやすみなさい。

 

 だけど、この山小屋の経験は、とても楽しかったようだ。

 本当に楽しそうに、山小屋に泊まったことを私やお友達に話していたし、夏休みの宿題の絵にも最初は、山小屋の絵を描いていた。

 旦那と2人で、山小屋の二段ベットで寝ている絵だったけどね(笑)

 

 それにしても、何もなかったから、良かったけど・・旦那から話を聞いた時は、肝を冷やした。

 まあ、無事に山小屋までたどり着いて良かったけど・・

 

 富士登山2日目に続きます。