晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その3

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 『娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その1

 『娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その2』 の続きです。

 

 足をねん挫した娘。

 この日は、みんなが遊びに来る日で、女の子2人が先に到着したが、うまく3人で遊べず、娘がはずされてる形になってしまう。

 捻挫して鉄棒ができない娘の前で、娘が『やめて』と言っても、えみちゃんとゆみちゃんが2人でずっと鉄棒をしている。

 もう半分諦めて、レゴを出して、ゆえと一緒に遊ぶことにした。

 ゆえは、ひと言もしゃべらず、黙々とレゴを組み立てている。

 これはもう、あえて自分の世界に入って、周りをシャットアウトしている感じだ。

 

 初めて聞けたお友達からの『大丈夫?』

 しばらくすると、だい君とだい君のママが到着する。

 「ゆえちゃん、足、大丈夫?うわー、やっぱり包帯ぐるぐるやね。ゆえちゃん、痛くない?」

 

 ゆえは、無言でそのままレゴを続ける。

 いつもなら、返事するように言うところだが、たぶん今はあえて、外をシャットダウンしている感じなので、何も言わないでおいた。

 代わりに私が、

 「じっとしていると平気やけど、歩くと痛いみたい。」

 と、返事をする。

 「あー、やっぱり・・大変だったね。どうしてなったん?」

 

 だい君ママと会話をしていると、だい君が手洗いうがいを終えて戻ってきた。

 レゴをしているゆえの横に座り、

 「ゆえちゃん、あし、だいじょうぶ?」

 だい君が、心配そうにゆえをのぞき込む。

 「だい君、ありがとう。やさしいね~」

 と、無反応の娘の代わりに私がだい君の頭なでなでしておいた(笑)

 

 「うん、だっていたそうやもん。」

 と、だい君。

 

 そうだよね。

 1年生だと普通こういう反応だよね。

 

 ゆえは、無言だったが、だい君はかまわず、そのままゆえの横に座り一緒にレゴを始める。

 私もちょっとホッとする。

 

 えみちゃんのママ(と、えみちゃんの弟のるい君)とゆみちゃんのママも時間差で到着して、ママたちは子供たちが遊んでいるのを見ながら会談。

 

 ようやくみんなで遊ぶ

 えみちゃんのママが来たので、この間ゆえと2人で遊んだ時に、一緒に書いた模造紙の絵を見せた。

 写真では送ったんだけど、実物は見せていなかったので・・

 それを見たら、子供たちが、『やりたい』と言い出したので、模造紙を何枚か床にセロハンテープで貼って、絵を描かせた。

 

 この時ようやく、女の子3人、一緒に絵を描く雰囲気になった。

 なんか今日はえみちゃんがちょっと荒れている感じで、その時でも、

 「なんで、ペンをこっちのおくの?かきにくい!」

 「ゆみちゃんには、わたしがとってあげるっていってるでしょう!」

 と、なんかちょこまかもめていた。

 

 なんか今日は、全然安心して見ていられない。

 そして、私が、ちょっとキッチンから戻ってきたら、ゆえとえなちゃんがもめており、(ペンの取り合い?)、えみちゃんが座った状態でだけど、ゆえを突き飛ばした。

 「何してんの!」

 捻挫足のことが頭にあり、思わず大声をだしてしまった。

 

 ゆみちゃんは困ったような顔。

 だい君は、

 「えなちゃんが・・なんか・・」

 と、言いつつうまく説明できない感じだった。

 

 ちなみに、かなり大きめの模造紙に書いていた絵。

 女の子はちまちまと一枚の画用紙に、それぞれ自分の好きな絵を描いていた感じだけど、だい君は、模造紙いっぱいに大きく恐竜の絵を描いていた。

 このあたりも男女の違いがでるな、と思った。

 (いや、女の子でも大きい絵を描く子はいると思うけどね)

 

 えみちゃんのピアノの時間になったので、えみちゃんは、一度ここで帰るというか、ピアノに行く。

 「ゆみちゃん、バイバイ!」

 と、言って、ゆみちゃんとだけバイバイタッチして、玄関をでるえみちゃん。

 はあ・・なんかぐったりだな。

 

 えみちゃんがなピアノに行った後は、4人で、部屋の奥に引っ込んで、なんかバタバタと走り回っている音が聞こえた。

 ゆえが走ってないかちょっと心配になって見に行ったら、ゆえとゆみちゃんはお布団にくるまって隠れている感じで、男の子2人が走り回っている。

 なんだかわかんないけど、4人で遊んでいるみたいだし、ゆえも走り回っていないから、まあいいでしょう。

 ようやくホッとする。

 せっかくお友達が遊びに来るのを楽しみにしていたのに、これではね・・

 

 『やくたたず』と、ひと言

 しばらくして、えみちゃんが帰ってくる。

 いつもえみちゃんが帰ってきてから、お片付けして、解散になる。

 「はい、お片付けの時間だよ。」

 「こっちの部屋片づけて!」

 と、言うと、えみちゃんが、

 「さいごに『おにごっこ』したい。」

 と、言い出した。

 

 いつも・・とは言わないが、最後は鬼ごっこかかくれんぼで終わることが多い。

 「今日は、ゆえちゃんが走れないからやめておこう。」

 と、他のママがすかさず言ってくれる。

 

 ずっとゆえが『ずっとひとりで遊ぶ』と感じでなければ、

 「ゆえ抜きでやって。」

 と、言うところだったんだけど・・

 回りをシャットアウトして、ほとんどひとりでレゴをしていたのに、最後まで自分は見ているだけで、遊びに参加できないというのは、ちょっとかわいそすぎる。

 

 「じゃあ、『かくれんぼ』は?」

 と、えみちゃん。

 「ママ、『かくれんぼ』ちょっとだけやりたい。」

 と、ゆえも言う。

 ゆえは、『鬼ごっこ』より『かくれんぼ』が好きなんだよね。

 

 うーん・・『かくれんぼ』なら大丈夫かな・・

 でも、興奮したら、走ったりしそうだし・・

 ちょっと考えたけど、やっぱりやめておこう。

 昨日、捻挫したばかりだしね・・

 

 「ごめん。今日はやめておこう。また今度にしよう。」

 「えー!」

 

 他のママも、

 「今日は、何もなし!はい、お片付けしよう!」

 と、言ってくれた。

 えみちゃんは、ゆえにボソッと、

 「やくたたず。」

 ・・・あのね・・

 さすがにイラっとくる私。

 

 「そういうこと言う?」

 さすがに聞き流すことができず、つっこんでみた。

 怒鳴らなかっただけほめてほしい。

 

 「だって、ゆえちゃんが捻挫したから、おにごっこもかくれんぼもできないもん。」

 「あれ?えみちゃん、小学校から帰る時、『私もケガしたかった』って言ってなかった?どっちがいいの?ケガしたいの?したくないの?」

 「あー・・・やっぱりしたくない。」

 

 とりあえずそこで止めて、片付けに入る。

 「えみちゃん、ケガしたいってなんで?」

 「なんか荷物もって、送り迎えをしてほしいらしいよ(笑)」

 と、会話をしながら、お片付け。

 

 集まりは終了

 ゆみちゃんは、習い事の時間が迫っていたので、片付けの途中だったが、ゆみちゃんのママと一緒に帰ってもらう。

 「片付けの途中でごめん!」

 と、言いながら、玄関でバイバイして帰る。

 

 そして、片付けが終わり、ママたちは言葉を交わして、

 「またね。」

 と、帰っていく。

 「ゆえちゃん、バイバイタッチは!?」

 と、えみちゃんが言うが、ゆえは、しばらく動かない。

 「ゆえちゃん!」

 もう1回呼ばれて、ようやく立ち上がって、玄関で『バイバイタッチ』をして、今日の集まりは終わった。

 

 なんだか3人のお友達関係が崩れてきているような気がするな・・

 前の仲間外れになりかけた時に、もうちょっとちゃんと対応するべきだったか?

 でも、あの時は、自然におさまったしな~

 

 だけど、今日はちょっとひどかった。

 というか、もうこのままでは、今後も3人で遊ばせるのは、誰にとってもよくない。

 私も、今度は『仲良く3人で遊ぶ』ということがイメージできなくなっている。

 

 続きます