『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その2』の続きです。
特にケンカわけでもないのに、『えみちゃんと一緒に小学校に行かない』と言い出したゆみちゃん。
登下校だけではなく、一緒に遊ぶのも拒否している。
えみちゃんのママにも話をして、しばらくは、様子を見ることになった。
ゆえは、『3人で行きたいの‥』とちょっと寂しそう。
登下校の様子
さて、『えみちゃんと帰らない』と宣言したゆみちゃん。
ゆえとは、小学校ではクラスが違うから、登下校が別だと、ゆみちゃんと話ができるのが、うちにひとりで遊びに来るときぐらいになってしまう。
夏休みに入る前は、休み時間に3人で遊んでいるという話も聞いていたんだけど、今は、遊ぶとしてもえみちゃんだけらしい。
(親としては、クラスの子と遊んでほしいんだけどね・・)
まあ、ゆみちゃんは、クラスにお友達も多いだろうから、小学校では、他のお友達と遊んでいると思うんだけどね。
とりあえず、しばらく様子見と決めたが・・小学生になった今、幼稚園とは違いバス停までの送り迎えなどがないので、様子が全く分からない!(笑)
ゆえにさりげなく聞いてみるが(あまり、さりげなくなかったかも・・)、ゆえも『よくわかんない』と言うばかり。
これは、『わからない』というより、『どう言えばわからない』のだろう。
とりあえず、下校の時、どんな感じが聞けるだけ聞いてみた。
登校は、時間をずらせば会うことはないだろうが、帰りは、どうしても時間が重なってしまうだろうし・・
別々に帰り始めた初日。
ゆえが言うには、下校の時、えみちゃんと2人で帰っていたら、ゆみちゃんがいた。
ところが、えみちゃんは、ゆみちゃんに気付いた途端、ゆえの手を取って走り出した、とのこと。
それを見て、ゆみちゃんが走って追いかけてきた、と思ったら、ゆえとえみちゃんをそのまま追い越して、走りながら先に行ってしまった。
ゆみちゃんは、そのまま家に帰ったらしい。
2日目。
下駄箱で、ゆみちゃんを見つけたので、
「あ、ゆみちゃんだ。」
と、ゆえが言うと、えみちゃんが、
「ほうっといて。」
と、言ってゆえの手を取って走り出して、そのまま走って帰ったそうだ。
この日はゆみちゃんは追いかけてこなかったらしい。
うーん・・お互い意識はしているようなんだけど・・
この状況ってゆみちゃんがしんどいんじゃないかな?
2人で帰っているのをひとりで見ているわけだし・・
えみちゃんはえみちゃんで、急にゆみちゃんに拒否されて、イライラしているんだろうけど・・
ゆえは、元通り3人で登下校したい様子だけど・・・この調子ならしばらくは無理かな~
いつもの集まりの日が近づいてきたけど・・
そして、毎週金曜日は、みんな習い事がないので、我が家で、うちを含めて4家族のお友達とママたちが集まってワイワイやっていることが多いんだけど・・今回は、どうするかな?
いつもなら、グループラインで、『今週の金曜日、また良かったら集まる?』と、ラインするんだけど・・今の状況で、いきなりグループラインはまずいような気がする。
とりあえず、事前に、ゆみちゃんのママに個別ラインで聞いてみた。
「ゆみちゃんにもう一度聞いてみる。連絡のラインは、グループラインで普通に送ってくれていいよ。」
と、言われた。
『もう一度聞く』ということは、ゆみちゃんは行かないって言ってるんだろうな~
ゆみちゃんママ的には、集まりには行きたいみたいだが、ゆみちゃんの気持ちを優先する、ということらしい。
しかしこの状況だと、毎回ゆみちゃんママが来れないことになるんだけどな・・
そのうち仲直りするならいいんだけど・・
集まりの日だと、女の子3人だけじゃないし、何となく仲直りできないかな、とちょっと期待していたんだけど・・
ゆみちゃんのママに返答によっては、グループラインではなく、個別に連絡しようと思っていた。
とは言っても、えみちゃんのママには、今日の習い事の時に会うので、金曜日のことはその時に話して、もう一人のだい君ママにだけ、個別にラインで連絡しようかと思っていたんだけど・・
まあ、ゆみちゃんママが、グループラインで良いと言うなら、それでいいか・・と、あまり深く考えずにグループラインでいつものお誘いラインをしてしまった。
今考えると、それぞれ個別で連絡をした方が良かったんだろうな、と思う。
ちょっとうかつだった・・
ゆみちゃんママとラインしたのは、午前中だったが、グループラインでの連絡は、娘が小学校から帰ってからすることにした。
午前中にラインしてしまうと、ゆみちゃんが帰ってくるまでゆみちゃんママからの返事がこないことになってしまうので・・
娘が小学校から帰ってきてから、ラインを送ると、事情を知らないだい君ママからは、すぐに『行く』という返信があった。
ゆみちゃんママとえみちゃんママからは返信がなく、そのままゆえを連れて、習い事に行く。
この日の習い事は、えみちゃんと一緒なので、子供たちが中に入ってから、少しえみちゃんママと話をすることになった。
えみちゃんは家では、ゆみちゃんのことは何も言わないらしい。
ゆみちゃんの話は、全くしないというえみちゃんに、
「気にしてないんかな~」
と、えみちゃんママは、ため息。
「いやいや、気にはしてるって。」
ゆえから聞いた下校の時の様子だと、絶対にお互いに意識しているし、えみちゃんも気にしていると思う。
えみちゃんは・・って最近はうちの子もだけど、あまり小学校のことを話さないからな~
こっちから聞くと、少しは話してくれるんだけど・・あまり自分から話してくれない・・
えみちゃんも、小学校のことなどを聞いても、『ひみつ』と言って話してくれないんだよね。
話さなくても、急にお友達に『いっしょにいかない』と言われて、えみちゃんが気にしていないはずはない。
普段はケンカしても、翌日はなかったことになっているえみちゃんだけど、毎日別に登下校しているんだから、そのあたりは、はっきりわかっているはずだ。
ゆえから聞いた下校の時の話からしても、めちゃくちゃゆみちゃんのことを意識していると思う。
ただ、この時私は、えみちゃんママの精神状態をもうちょっと気にするべきだった。
私が見えているえみちゃん像とえみちゃんママが見ているえみちゃんはたぶん違うだろうし・・今回のトラブルの見方も違うだろう。
何気なく、
「金曜日は、女の子3人だけじゃなく、人数も多いし、ゆみちゃんも来てくれるといいんだけどね。」
と、私が言ったとたん、えみちゃんママがちょっと感情的になって、小声だけど(周りに人がいるので)叫ぶように言った。
「もういいわ。わたしもうゆみちゃん見たくないわ。えみちゃんがこんなに嫌われて・・!グループラインの返事もないし・・これってえみちゃんが行くならこないってことやろ?」
しまった・・!
これは・・私が失敗したかも・・
続きます。