晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その6

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 『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その1

 『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その2

 『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その3

 『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その4

 『女の子3人 娘のお友達関係 新たなトラブル その5』 の続きです。

 

 仲たがいしているえみちゃんとゆみちゃん。

 ゆえが、ゆみちゃんを誘ったことで、最初は来ないと言っていた我が家での集まりにゆみちゃんも来たけど、お互いけん制し合っている状態。

 最初は、るい君と恐竜ゲームに夢中だったゆえも、ようやく状況に気が付く(笑)

 えみちゃんが強引にゆえを引っ張って一緒に遊びだし、ゆみちゃんは、『ひとりであそぶ』と言い出す。

 ゆえは、ゆみちゃんのことが気になっているらしいのだが、ゆみちゃんの方に行こうとするたびえみちゃんに呼び戻される。

 
 間に挟まれおろおろする娘

 えみちゃんとゆみちゃん、できれば、一緒に遊ばせたいところではあるんだけど、おそらく、今、無理に一緒に遊ばせても逆効果だろうな。

 ・・・仕方がない。

 ちょっといつもと違うことをしてみよう。

 

 奥にしまっていた大きい模造紙を出して、セロハンテープで床に止めて、絵を描くように勧める。

 幼稚園の時にたまにやっていたんだけど、最近はあまりしなくなっていたんだよね。

 

 ゆみちゃんが絵が描くのが好きなので、これで遊べるだろうと踏んだのだが、これはあたりだった。

 ゆみちゃんが『わたしやる』と、絵を描き始める。

 すると、ゆえとえみちゃんもやってきた。

 

 これは、チャンスかも・・

 「みんなで絵を描かない?」

 と、聞いてみる。

 「うん、わたしもやる~!」

 と、ゆえは、ゆみちゃんの方へトコトコと行く。

 ここまでは、まあ想定通り。

 

 「わたしは、それしない!ゆえちゃん、つづきしようよ!」

 と、えみちゃん。

 「えー、でもわたし・・えをかきたいな・・」

 と、ゆみちゃんの方をちらちら見ながら言うゆえ。

 「わたしは、つづきをやりたいの!」

 

 「じゃあ、今の遊びが終わったら、絵を描いたら?」

 と、他のママさんが助け舟を出す。

 「うん、そうする。」

 と、ゆえとえみちゃんは隣の部屋へ行き、遊びだした。

 

 どうなるかな、と思っていたら、しばらくすると戻ってきて、3人で、一緒に絵を描き始めた。

 一緒と言っても、同じ模造紙に3人別々に絵を描いているんだけどね。

 仲が良い時は、みんなで同じ絵を描いたりしていたんだけどな~

 

 ゆみちゃんは、ゆえが持っているイルカのぬいぐるみを見ながらイルカの絵を描いていた。

 なかなか上手で、他のママがたちがほめるとそれが面白くないえみちゃん。

 

 ママたちが、おしゃべりを始めると、その隙にゆみちゃんに突っかかるえみちゃん。

 「ゆみちゃんのかきかた、るいみたい。」

 「え?それどういういみ?」

 ゆみちゃんが言い返す。

 

 ママたちが聞こえないように言っているつもりかもしれないけど、3人が遊んでいる場所は、私の真後ろだったので、私には、ばっりち会話は聞こえている。

 

 「べつに~。そうだな、っておもったから。」

 「なんで、そんなこというの!」

 ふんと言う顔をするとえみちゃんと怒るゆみちゃん。

 「わたしは、ゆみちゃんじょうずだとおもうよ。」

 と、おずおずと感想をいうゆえ(笑)

 

 いつもの3人であれば放っておくんだけど・・今はややこしい状況だしな~

 「なんでいつもえみちゃん、そんないじわるいうの!」

 と、怒るゆみちゃん。

 「るいみたいって言っただけやん!るいのことバカにするの!」

 と、理論のすり替えをするえみちゃん。

 えみちゃんは、こういうところが頭が回るんだよね。

 不利だと思うと、別の方向に持って行こうとする。

 他のママさんは、このことに気が付いていない。

 

 いやいや、だい君のママは、ともかく、えみちゃんのママとゆみちゃんのママは、もうちょっと気にしませんか?

 私が過保護なのかな・・?

 「いやほら、バカにするとかじゃなくて・・るい君は1個年下でしょう?ゆみちゃん、上手に書いてるよ。」

 と私が言うと、黙るえみちゃん。

 

 「絵は上手とか下手じゃなくて、自分の好きなものを好きに描いていいんだよ。」

 と、付け足しておく。

 えみちゃんは誰かが書いた絵に色々言う癖があるから、それは今回に限らず、やめてほしいんだよね。

 

 絵を描き終わってからも、なんとか3人で遊びたいゆえと、お互いマウントをとりたいらしいえみちゃんとゆみちゃん。

 ちょっと遊んではトラブったり、ゆみちゃんがひとりで遊びだして、ゆえが気にして、えみちゃんが引き戻したりとなかなかうまくいかない。

 

 娘・・成長したかも・・

 そのうち、えみちゃんがゆえに何やら耳打ちをして、困った顔しながらも・・しぶしぶうなづくゆえ。

 ん?

 なんかへんだな・・と、ちょっと様子を見ていた。

 タオルケットで作った自作のテントに入るゆみちゃんにえみちゃんが叫んだ。

 「ゆみちゃんっていじわるだね!ねー、ゆえちゃん!」

 ちょっと困ったようにおろおろしていたゆえだが、

 「・・・えーと・・いじわるじゃないよ・・」

 と、小さい声ながらも、はっきりえみちゃんに言う娘。

 へえ・・

 

 「なんで!?さっき『いじわる』って言ってっていったやん!」

 というえみちゃん。

 さっきの耳打ちはそれか・・

 「だって、ゆみちゃん、かわいそうだよ・・」

 と、ゆえ。

 ほう・・これはちょっとびっくりというか感心。

 こういう場合、えみちゃんの言いなりになるかと思っていたんだけど、ちゃんと意見を言っている。

 ただ、今回の相手はゆみちゃんだからで、他の子だとどうだかわからないけど・・

 ここで、えみちゃんのママがえみちゃんに注意しに行く。

 

 公園でみんなで遊ぶ

 そんな状況にうんざりしたのか(関わってはいなかったけど、声は聞こえていたと思われる)男の子たちが公園に行きたいと言い出した。

 公園は家の前だし、幼稚園の頃なら付いて行っていたけど、もういいだろう、ということで、子供だけで行かせることにした。

 男の子3人と、ゆみちゃんも、

 「わたしもいく!」

 と、一緒に行くことになり、ママたちは、一応、玄関までお見送り、

 「きー君、みんなのこと、お願いね!」

 「頼りにしてるからね!」

 と、ひとり2年生のきー君にママたちが声をかけ、子供たちはそのまま公園に遊びに出かける。

 きー君は、なんとなくまんざらでもない様子だった(笑)

 

 残ったゆえとえみちゃんは、2人で遊んでいたものの、しばらくしたら、

 「やっぱりわたしたちもいく!」

 と、言い出し、公園に行ってしまった。

 

 やれやれ・・とぐったりするママたち。

 ようやく落ち着いてお茶タイム(笑)

 幼稚園の時のように、ケンカしても、親が取り持ったらすぐ仲直りとはいかないようだ。

 本当に相性が悪かったり、相手が嫌いなら、無理に遊ばなくていいと思うんだけど・・ただそうじゃないように見えるんだよね

 

 ゆえは、それぞれと遊べているから我が家としては、いいっちゃいいんだけど・・

 ただ、そのゆえは、3人で遊びたいと思っているんだよね。

 まあ、正直に言うと、一時期、2人に仲間外れにされていたのに、そう思えるのは大したもんだと思う。

 

 しばらくすると、るい君がお水飲みに帰ってくる。

 そういえば、今日は家で遊ぶ予定だったから、みんな水筒は持ってきてなかったな。

 「公園で何して遊んでるの?」

 と、聞くと、

 「おにごっこ!」

 と、答え、汗ダラダラのるい君は麦茶をごくごく飲む。

 「みんなで遊んでるの?」

 「みんなであそんでんで。」

 

 「えみちゃんとゆみちゃんも一緒?」

 「いっしょ!」

 

 その言葉にみんな顔を見合わせて、ホッとする。

 るい君は、麦茶を飲み終わるとまた公園に戻って行った。

 

 ママたちは、ホッとして。

 「仲直りできたんかな。」

 「やっぱ親がいない方が仲直りするのかな。」

 なんて話をしていた。

 

 すぐに解決は難しい

 17時頃になり、もう帰る時間だ。

 きー君も水を飲みに戻ってきたので、水を飲ませてから、時間だからとみんなを呼びに行かせると、全員戻ってきた。

 聞くとやっぱり全員で遊んでいたらしい。

 仲直りできたのかな。

 一応、3人仲良くやっているように見える。

 

 全員で家でおもちゃなどを片付けて、帰るときに、ゆみちゃんのママが、

 「明日から、3人で学校行く?」

 と、ゆみちゃんに聞くと、

 「いかない。」

 ・・・そうですか。

 なんか脱力するママたち。

 

 「ごめんね~」

 と、えみちゃんママに謝るゆみちゃんママ。

 「いや、もうそれはしょうがないよ。」

 「うん、うん。子供に任せよう。」

 と、周りもフォローする。

 

 一応、一緒には遊んだみたいだけど、しばらくこの問題は解決しそうにないな~

 

 続きます。

 次回、なんかあっけなく解決します。