お友達関係・・崩壊の足音
小学校への入学前後、3人のお友達の中で、ゆえが仲間外れにされることが増えたことがあった。
その時は、偶然、ゆえが1回小学校を休んでから、ピタッとなくなった。
その時の記事はこちら。
それからは、上手に3人で遊ぶようになったと思っていたんだけど・・そう簡単にはいかなかったようだ。
しばらくは、うまくいっていたんだけど、最近、また、あきらかにゆえにはずすようなことが増えてきた。
まあ、幼稚園に入る前からのお友達で、近所で、同じ幼稚園で・・と環境で一緒にいたと言ってもよい関係だし、だんだん自我が出てきて、お友達の合う合わないはあるとは思う。
合わないと思ったら、一緒に遊ばなくなったり、それぞれグループが分かれるのもありだとは思う。
ただ、ゆえはえみちゃんもゆみちゃんも大好きだし、2人も別にゆえが嫌いなわけではないと思う。
いつも、『一緒に遊ぼう』とうちにきたりするのだが、結果的に、ゆえがはずされて半泣きということが多くなった。
もちろん、ゆえにも問題があるんだけど・・それだけではないと思う。
またちょっと、ゆえをはずして2人がそれを面白がっている感じになってきた。
うーん・・ちょっとまずいな、と思っていた頃にゆえが捻挫。
その後、色々あったので、それを書きたいと思います。
捻挫で送り迎え
捻挫をした翌日、整骨院へ行ってから小学校に行くことにしたので、小学校には遅刻していくことになった・
こういう場合は、連絡帳を誰かに頼まないといけないので、えみちゃんに、連絡帳を頼みに行った。
えみちゃんの反応は、
「えー、また~!」
と、いう感じ(笑)
1回風邪で休んだから、2回目だけどね・・
ちょっとイラっとはしたけど、小学校に行ってから、連絡帳を先生に渡したりと余計なことが増えるので、まあ仕方がない。
「えなちゃん、悪いけど、お願いね。」
と、頼んで、帰ってきた。
普段のえみちゃんなら、
「わかった~!」
と、快く引き受けてくれると思ったんだけど・・
最近、3人の間もなんかギシギシしているしな~
そして、整骨院へ行き、『捻挫』という診断を受ける。
とりあえず、一週間は運動は禁止。小学校の体育も見学とのこと。
ゆえは、それを聞いて、しょぼんとしていた。
まあ、仕方ないね。
その後、小学校へ送って行って、その日の帰りはお迎えだった。
当分は、小学校へは私が送り迎えすることになる。
本当は、自転車で行きたいところだったが、雨が降ってきたので、車で行き、近くに停めて、下駄箱の近くまでお迎えに行った。
ゆえが、下駄箱の渡り廊下のところで待っていた。
ちょっと遅れたか・・
でも、まだえみちゃんとゆみちゃんは来ていないようだった。
クラスによって、終わる時間が、結構違うようだ。
(ちなみに、この後何度もお迎えに行ったけど、ゆえの1組が1番に終わっていたのは、この日だけだった。)
捻挫した娘に対する言葉
しばらくすると、えみちゃんとゆみちゃんが来た。
私を見て、
「あれ?なんでいるの~?」
と、えみちゃん。
「ゆえ、捻挫してん。あまり歩かない方がいいから、お迎えにきてん。」
と、言うと、えみちゃんは、包帯をしているゆえの足を見て、
「どうしたの?」
「捻挫してん。足をひねってて、ちょっと痛いねん。」
「ふーん・・ないた?」
「泣いてないよ。」
・・・なんで、その質問?
「じゃあたいしたことないよ。なんでほうたいしてるの?」
うーん・・なんて言えばいいんだろう。
「泣いてはないけど、歩く時に包帯がないと、痛いんだよ。だから、包帯してるの。」
「こっせつ?」
骨折は知ってるのかな?
「骨折じゃなくて、捻挫っていうねん。」
「こっせつじゃなかったら、たいしたことないよ。ないてないんでしょう?」
そりゃ、骨折よりは大したことないですけどね。
私とえなちゃんと会話している間、ゆえとゆみちゃんは、何も言わない。
「とりあえず、今日は、ゆえと、車で帰るから、2人で帰ってね。ごめんね。」
と、言って、ゆえと2人で歩き出すと、2人とも追いかけてきた。
雨だし、足の捻挫のこともあるので、ゆえのランドセルを持っていたら、えみちゃんが、
「ランドセル、わたしのも、もって。」
と、言い出した。
「それは、ダメ。ランドセルは自分で持って。」
「だって、ゆえちゃんは?」
「ゆえちゃんはケガしてるでしょう?」
「えー、いいな~!ゆえちゃん、ずるい!えなちゃんもケガしたかった!」
おいおい、と思いつつ、
「でも、ケガしたら、スイミングもお休みだよ。」
(ゆえとえみちゃんは同じスイミングに通っている)
「え?やすむの?」
「うん。次のスイミングはお休みだね。」
と、言うと、
「えー、ゆえちゃんこないなら、わたしもやすむ~!」
・・・それはたぶん、えなちゃんのママが許さないだろうな(笑)
「うーん・・それは無理じゃないかな~」
とりあえず、ゆえを車に乗せて、2人にバイバイして、家に帰る。
やれやれ・・
うーん・・子供同士だとこんなもん?
それにしても『ケガしたかった』はないんじゃないか?
少々モヤモヤしながらも、まあ思ったことを口にしちゃったんだろうな、と思うことにした。
だけど、これはまだ、始まりだった。
お友達が集まる日
この日は、金曜日。
えみちゃん、ゆみちゃん、だい君とそのママたちが、我が家に集まる。
ゆえの足は、整骨院に行ったら『捻挫』だったし、お友達が来るとはしゃいでしまうだろうし、中止しようかとちょっと悩んだ。
昨日、旦那も、ゆえが足をくじいたとわかってから、『明日はやめとけば?』と言っていたし・・
ただ、金曜日は『お友達が家に来る』とわかっているゆえは、すごく楽しみにしている。
「足、痛いし・・今日は、お友達来るのなしにしようか?」
と、言ってみたけど、断固拒否。
「ママ!おねがい!おともだちにきてほしいの!」
と、言い張る。
仕方ないので、『絶対に走り回らない』『鉄棒やジャングルジムはしない』(室内用の鉄棒&ジャングルジムがある)と約束させて、そのまま我が家で集まることになった。
家に帰ってしばらくすると、えみちゃんのママから電話がかかってきた。
えみちゃんのママは、今日は、2時過ぎから懇談予定だ。
えみちゃんの帰りが遅いので、えみちゃんの帰りを待たず、小学校に向かっている。
途中でえみちゃんに会ったので、直接我が家に来させてもいいか、と言う内容だった。
それは、もちろん、OK。
しばらくすると、ランドセルを背負ったままえみちゃんが我が家に到着した。
今日は、ゆえもえみちゃんも小学校の図書室から本を借りてきていた。
えみちゃんもランドセルのままうちに来たので、図書室の本がランドセルに入っている。
えみちゃんは、1冊。ゆえは2冊。
お互いに見せっこして、『あとで読もうね』となっていた。
ここまでは、良かった。
続きます。