晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その2

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 『娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その1』の続きです。

 

 娘が、捻挫した翌日は、お友達が我が家へ集まる日だった。

 今考えれば、中止した方が良かったのだが、娘がどうしても遊びたいというので、走り回ったり鉄棒をしないことを約束させて、そのまま続行となった。

 えなちゃんのママが懇談で、えみちゃんが家に帰る前に家をでたので、ランドセル姿で我が家に来たえみちゃん。

 最初は、仲良くやっているように見えたんだけど・・

 

 わざと怒らせている?

 小学校の図書室から借りてきた本を、2人とも読み始めたので、

 「先に宿題をしようか。」

 と、一旦、図書館の本はおしまいにさせた。

 

 すると、えみちゃんがゆえの2冊目の本に気が付いた。

 ゆえは、1冊はハロウィン系の絵本。

 もう1冊はちょっと小さい子向けの本を借りてきていた。

 

 すると、えみちゃんは、

 「ゆえちゃん、これあかちゃんのほんやん。」

 と、言い出した。

 「ちがうよ。だって、しょうがっこうのとしょしつにあったほんだよ。」

 と、ゆえが言う。

 

 最初は、ゆえも普通に返答していたのだが、えみちゃんが宿題の準備をしている間、しつこくしつこく『赤ちゃんの本』とゆえに何度も言う。

 最初は、

 「ちがうよ。」

 と、普通に返していたゆえだが、とうとうキレた。

 

 「しょうがっこうのとしょしつでかりたんだから、あかちゃんなわけないでしょう!」

 「なんでそんなこというの!」

 「しょうがっこうにあかちゃんいないでしょう!」

 

 ここで、えみちゃんは、してやったりの笑みを浮かべる。

 落ち着いてテーブルの前に座り、

 「やっぱりか~」

 「きょうはだいぶマシだったけどね。」

 「いつもゆえちゃんがそうやってもんくばかりいうから、ケンカになるんだよ。」

 ・・・・えみちゃん・・

 

  それを聞いてゆえは、更に頭に血が上る。

 「もんくばっかりいってないよ!えみちゃんがずっと『あかちゃんのほん』っていうからでしょう!」

 「だって、『あかちゃんのほん』だもん。」

 「ほんとうのこといっただけでしょう。」

 「あーあー、はやくゆみちゃんこないかな~。ゆみちゃんこないとつまんない。」

 

 さすがにここで、間に入ることにした。

 『小学校の図書室には、1年生から6年生まで、小学生が読む本を置いてある』

 『大人でも絵本を読んだりすることがある』

 『他の人が読む本に関して、否定したらダメ』

 と、いうことを一応わかりやすく説明した・・つもり。

 かなりイラっときていたけどね(笑)

 

 一応、その場はそれでおさまった。

 ゆえは、半べそかいていたけど・・

 

 様子を見ていたら、2人とも落ち着いて、宿題を始めた。

 ゆえの希望とはいえ、今日、集まるのはやめた方が良かったかな~

 この後、あんまり良い方向に行く気がしない。

 

 娘をはずしにかかる2人

 2人が宿題が終わるころになって、ゆみちゃんが来た。

 ゆみちゃんのママも、他の兄弟の予定があるので、ちょっと遅れると連絡が来ていた。

 

 ゆみちゃんが、来ると、

 「やったー、ゆみちゃんきた!ゆみちゃんがいないとつまんない!」

 と、大喜びするえみちゃん。

 

 ゆみちゃんの手を引っ張って、

 「みてみて!」

 と、できるようになった『スカート回り』を披露。

 なるほど、これをゆみちゃんに見せたかったのね。

 ゆえは、無言で宿題をやっている。

 

 ゆみちゃんは、その様子を見て、

 「えみちゃん、きてきて。」

 と、ゆえの方を見ながら、えみちゃんに内緒話を始める。

 あー、空気読んだな、これは・・

 

 ちょっと釘をさしておくか・・

 「ゆみちゃん、前に、内緒話はダメって言っていなかった?」

 「えー、あたし、べつにへいきだよ~」

 (以前、えみちゃんがゆえに内緒話をしようとしたときに『内緒話ダメなんだよ!』と怒ったことがあった。)

 

 「3人でいるときに、ゆえとえなちゃんが内緒話してもいいの?」

 「あー・・うん、いいよ。」

 明後日の方を見ながら答えるゆみちゃん。

 いいんかい(笑)

 説得力ないけど・・

 

 「えみちゃんは?ゆえとゆみちゃん、2人で内緒話しててもいいの?」

 「ヤダ。」

 こっちはイヤみたいだ(笑)

 

 「じゃあ、みんなでいるときに内緒話しない。された方が嫌な気分になるから。わかった?」

 「はーい。」

 

 ゆみちゃんが、宿題を始めたので、2人とも隣で図書館の絵本を読み始めたのだが、えみちゃんは、

 「ゆみちゃんまだ?」

 「ゆみちゃんがいないとつまんない!」

 と、ゆみちゃんにしか話しかけない。

 

 そして、ゆみちゃんが宿題が終わると、

 「まってました!てつぼうやろう!」

 捻挫して鉄棒ができないゆえの前で言い、ゆみちゃんを鉄棒に連れて行く。

 

 ゆえは、

 「てつぼうは、やめて。わたし、てつぼうできないもん。」

 と、一応、自分で言っていた。

 「だったら、ゆえちゃんはそこでみてて。」

 と、鉄棒を始める2人。

 

 「ねえ、てつぼうやめてよ。わたし、いまできない!」

 というゆえに、えみちゃんは、

 「ゆえちゃん、てつぼうできないもんね。」

 と言う。

 「いまだけだよ!」

 と、ゆえが言うと、

 「ゆえちゃん、さかあがりできる?」

 と、急に聞いてきた。

 

 ゆえが、逆上がりできるのは、、えみちゃんも知っているはずなんだけどな。

 「できる」

 

 「まえまわりは?」

 「できる」

 

 「あしかけまわりは?」

 ちょっと考えるゆえ。

 体操教室ではやっているけど、まだ練習中で『できる』という段階ではない。

 「なんでそんないじわるいうの?」

 「いじわるじゃないよ。聞いているだけ。」

 うーん・・これは明らかに悪意があるような気がする。

 

 ひとりで遊ぶ娘

 そして、見ているだけのゆえの前でずっと鉄棒をやっている2人。

 こりゃもう今日は、ダメだな。

 もう仲間に入れもらおうと思わな方がいいわ。

 

 「ゆえ、ママと一緒にレゴやろうか。」

 「うん。」

 

 普段だったら、お友達と遊ぶことに固執する娘だが、感覚的にゆえも仲間に入れないとわかったらしい。

 「レゴは、るい(えみちゃんの弟)がもってるからやらない。」

 「じゃあ、わたしもいえにあるからやらない。」

 と、えみちゃんとゆみちゃん。

 

 ゆえは無言でレゴをやり始める。

 1人だとかわいそうなので、私も横に座って、一緒にレゴで色々作り始める。

 すると、ゆみちゃんがちょっと興味をもって、こっちにやってきて、一緒にやり始める。

 ちょっとだけこういう展開を狙っていたんだけどね(笑)

 

 だけど、今日はそううまくはいかなかった。

 「ゆみちゃん、こっちにきて!」

 と、えみちゃんが呼び戻してしまう。

 「えみちゃんも一緒にやらない?」

 と、聞いてみるが、

 「やらない!てつぼうがいいの!」

 とのことで、鉄棒の前から動かない。

 

 「ゆみちゃん、こっちきてってば!」

 と、結局、ゆみちゃんもえみちゃんの方へ行ってしまう。

 

 ゆえは、完全に無言でもくもくとレゴを作っている。

 うーん・・

 私はゆえに話しかけながら、一緒にレゴを作るが、ゆえは無言のまま。

 

 続きます。