『娘のお友達関係・・『もう無理かも』と思った日 その3』 の続きです。
今回のは、単なる愚痴と、どうしようかとグルグル考えたことを書いているだけです。
解決は、この後になります。
初めてのお友達拒否
この日の集まりは、ゆえは全く楽しくなかっただろうな・・
みんなで絵を描いた時と、えみちゃんがピアノに行っている間だけ、ちゃんと遊べた感じだし・・
あんなに楽しみにしていたのに・・
ゆえは、この後、
「きょう、たのしくなかった。えなちゃん、てつぼうばっかりやっててぜんぜんあそんでくれなかった・・」
と、涙ボロボロ。
まあ、そうなるよね。
『えなちゃん』と言っているが、たぶんゆみちゃんのことも入っていると思う。
今まで、少々のトラブルはあっても、ひとりで遊んでいるふうに見えても、『楽しくなかった』と言ったことなんてほとんどなかったのに・・
落ち着いてから、もうひとつ気になっていたことを聞いてみた。
足をねん挫しているので、月曜日から、私が小学校に送り迎えすることになる。
できるだけ車では、行きたくないので、雨でなければ、基本的に私の自転車の後ろに乗せて、送り迎えすることになるんだけど・・
今日のことがあるまでは、ゆえを自転車の後ろに乗せて、私が自転車を押して歩いて、えなちゃんたちと一緒に登下校するつもりだった。
だけど、今日の様子を見ていたら、一緒には行かず、私が自転車を漕いで、2人で登下校した方がいいのかもしれない。
一応、ゆえに、聞いてみると、最初は
「えみちゃん、ゆみちゃんといっしょにいく」
と、言ったもののすぐに、
「やっぱりいい。ママとふたりでいく。」
と、言い直した。
「えなちゃんとかと一緒に行かなくていいの?」
「いい。ママとふたりがいい。」
とのこと。
・・・・・
ついにそうなったか・・
あれだけ、えみちゃんが大好きだったゆえが、『ママとふたりがいい』と言い切った。
『一緒に遊ぶ』『一緒にキャンプに行く』だけでなく、『忘れ物を返しに行く』という時ですら、ちょっとでもえみちゃんに会えることを喜んでいたゆえが、えみちゃんを拒否するというのはよっぽどだ。
幼稚園の時も、大人からすると『おいおい』と思うような扱いを受けていたときも、えみちゃんのことが大好きだったのに・・
ただ、私もそうなんだよね。
一応、ゆえに聞いたものの、私が自転車を押して、子供たち3人、一緒に行ったとして、3人で和気あいあいと小学校に行く姿が想像できない。
自転車の後ろに乗ってゆえを見て、
「ゆえちゃんだけずるーい!」
と、言われてしょぼんとする姿しか想像できなくなってしまった。
このままではダメだ
こうなるともうダメだと思う。
このままというわけにはいかない。
親が口を出すのは、あまりよくないとわかっていても、このままだと、お互いに良くない。
私自身、ゆえが3人で仲良く遊んでいる姿を想像できなくなってしまった。
このまま何もしないとますます状況が悪化する、というイメージしかない。
ゆえは、甘えっ子で、自分勝手なところもある。
すぐに泣くし、すぐにすねるし、逃亡する。
だから、多少もめたり、仲間外れがあったとしてお、お友達だけが悪いとは思わない。
ただ、ゆえは、お友達に意図的に意地悪なことはしない。
(便乗することは、あるかもしれない。)
娘は、ひとりっこだし、幼いところもあるし、少々理不尽なことがあっても、子供は子供の世界をもっているものだし・・だから、多少もまれるのもありかと思ってい。
だけど、大好きなお友達と一緒にいて、楽しく遊んでいるのを想像できなくなってしまったら、もうムリだと思う。
ゆえも、このまだと、2人を嫌いになるか、逆に2人の機嫌を取ろうとしてしまいそうな気がする。
幼稚園の時に、物をあげて機嫌を取ろうとしたように・・
それは違う。
幼稚園に入園する前後は、ゆえは、えみちゃんに絶対服従(?)だった。
ただ、この頃は、度を超すほどではなかったし、ゆえが単にえみちゃんのことが大好きで結果的にそうなっていただけだった。
年中になり、ゆえもだんだん自己主張するようになってきたら、えみちゃんは今度は、『じゃあもう友達じゃない』とか『お手紙あげない』と言って、自分の意見を通そうとするようになる。
この頃も、どうしょうかと思っていたんだけど、そのうちに、ゆえとゆみちゃんが、仲良くなり、えみちゃんのこの手の脅迫が通じなくなり、3人がだいぶ対等な関係になってきたと思っていたんだけど・・
どうすればいいんだろう
さて・・どうしようかな。
このままじゃダメと思っているけど、どうしたらいいのかとなると、自分でも頭が整理できない。
たぶん、それぞれ1対1だと、うまく遊べるとは思う。
だけど、幼稚園の頃とは違って、登下校は3人だし、毎回親がついて行くわけにもいかない。
だけど、足が治ったとして、3人での登下校は、実はかなり心配。
もうすぐ夏休みだし、距離を取る、ということも考えた。
足をねん挫していることだし、それを理由に夏休みまで送り迎えして、夏休みには、一緒に遊ばず距離をとって様子を見る、とか・・
『2人でなら遊ばせる』『遊ばせること自体を減らす』『夏休みに頑張って他のお友達を作って、えみちゃんたちと距離を置く』『ちょっと距離を置いて、夏休みの終わりぐらいにまた遊ばせて様子を見る』
など、他にも色々な方法を考えた。
色々考えたけど・・でも、できればそれはしたくなかった。
幼稚園に入る前から、ゆえはずっとえみちゃんとお友達だった。
本当にえみちゃんが大好きで、年少の時の担任の先生には、
「えみちゃん枠があるようですね。」
と、言われるぐらいだった。
お泊り会で一緒に泊ったり、一緒にキャンプに行ったり、うちでお雛様やハロウィンやクリスマスなどのイベントをしたり・・というのは、ほとんどえみちゃんやゆみちゃんが一緒だった。
特にえみちゃんとはお互いの家に泊まり合いをしたり、ひとりっ子のゆえにとって貴重な経験になっている。
このまま黙って、離れてしまうと、今までの楽しかった思い出が、なくなるとは言わないけど、今までみたいなキラキラしたものでなくなってしまうような気がする。
幼稚園の一番成長できて、人生で一番楽しい時期を過ごしたのに、それが別のものに変わってしまう気がする。
それと・・私的に離れてしまうのはスッキリしない。
これが、小学校でできたばかりのお友達なら、それでもいい。
問題は、私がえなちゃんやゆみちゃんを幼稚園に入る前から知っている、ということ。
特にえみちゃんとは、幼稚園に入る前から、かなり濃い付き合いをしてきた。
(ゆえが『えみちゃんラブ』だったこともあるけど・・(笑))
このまま終わりにはしたくない
確かに今回のことは改めて考えてみると、かなりひどいと思う。
捻挫をして、一週間、運動禁止で、体操やスイミング、バレエに行けないとしょげている娘に、
『大したことないのに、なんで包帯巻いてるの?』
『骨折じゃないなら、大したことないよ。』
『いいな、私もケガしたい』
と、言い放ち、一言も、
『大丈夫?』
という、心配する言葉はなかった。
うちに来てからも、わざとゆえを怒らせて、
『今日は、まだマシだったけどやっぱりか~』
『ゆえちゃん、文句ばっかり~。だからケンカになるんだよ。」
と、いい、ゆえの前で、
『ゆみちゃんがいないとつまんない!」
と、言いまくる。
そして、捻挫して鉄棒ができないゆえの前で、ゆみちゃんと2人でずっと鉄棒。
ゆみちゃんがゆえのところに来ても、すぐに強引にゆみちゃんを呼び戻し、最後に、ゆえが捻挫しているから、『鬼ごっこ』や『かくれんぼ』ができないとわかると、ゆえに『役立たず』・・・
そういうこと言うかな?
1年生ってこんなだったかな?
私が1年生の時に、包帯巻いている子がいたら、絶対に『どうしたの?だいじょうぶ?』と声をかけたと思うんだけど・・
もし、えみちゃんやゆみちゃんが包帯を巻いていたら、ゆえは絶対に『大丈夫?』と心配すると思う。
幼稚園に入る前からずっと仲良しのお友達が捻挫で包帯巻いていも『大丈夫?』の一言もないってどうなんだろう?
そして、タイミング的に捻挫したところだったんだけど、その前からも、やたらとゆえに意地悪をしようとする。
これだけ書くと、かなりひどいな(笑)
だけど、小さいころからえみちゃんを知っているから、言えるんだけど、根はいい子なんだよね。
今回で言えば、相手のことを考えず、自分が楽しいことだけをやりたい、というだけで・・(いや、それでもひどいけど(笑))
だけど、これがこのままの関係で行くことは、ゆえのためにも、えみちゃんのためにも良くない。
えみちゃんはゆえには、何をしてもいいと思っているし、ゆえは、このままいったとしても、基本的にえみちゃんが好きなので、なんとか気に入られようとするだろう。
頭の中を色んな考えがグルグル回って、かなり悩んだんだけど、結局、出した結論は、えみちゃんのママとえみちゃんに直接話をする、ということだった。
えみちゃんママもそうだけど、特にえみちゃん。
えみちゃんは、今の状態がゆえを傷つけていると全くわかっていない。
結構ひどいことをしているようだけど、まだ小学校1年生。
そして、根はいい子なのを私は知っている。
何もしないまま、このまま終わりというのは、したくないと思っている私がいる。
ただ、このままいくと、娘にとってもえみちゃんにとっても、『根はいい子』では、済まなくなる可能性がある。
でも、ゆえが、えみちゃんにされたことで、『泣いている』と伝えるだけで、だいぶ違うと思うんだよね。
えみちゃんには、自分がしたことがどれだけゆえを傷つけているかが『わかっていない』。
だったら、わかってもらおう、という結論に達した。
話したうえで、変わらないならもう仕方がない。
別の方法を取ろうと思う。
親が口を出すのは、どうかと思っていたんだけど、このまま口を出さなくても、良い方向に行く気が全くしない。
意を決して、えみちゃんのママとえみちゃんに話をすることにした。