『転校・・小学校が決まるまで その4』 の続きです。
伝言ゲーム状態に・・
K小学校に連絡して、そこそこ良い返事をもらって、ちょっとホッとした。
登校班を管理している『K5丁目育成会』の会長に連絡を取るべく、まず、『K5丁目自治会会長さん代理』の会計さんとは連絡を取ったのだが(会長さんは体調不良で連絡は取れないとのこと)、そこから先が進まない。
直接連絡を取らせてくれず、会計さんが間に立っているので、なかなか話が進まないんだよね。
もうしばらくして、また電話がかかってきた。
会計さんが言うには、
「自分は育成会のことはよくわからないが、育成会会長が言うには、『小学校に入学したら、小学校からリストがまわってくるので、子供会入会はそれからになる』とのこと。」
・・・・・・
・・・だから、その小学校に転入するための入会なんだってば!!
もう、直接育成会会長さんと話をしたい・・
もう一度、
『K小学校に転入したいので、先に育成会(子供会)に入れてくれるのであれば入会をしたい。入会できるのであれば、転入前に入会をさせてもらって、証明書にサインが欲しい。』
と、説明する。
会計さんの反応は、あまりよろしくない。
そもそも育成会のシステム自体よく知らないらしい。
町内会と子供会は、相互に関係はあるが、中のシステムは別物だしね。
だから、直接育成会の会長さんと話がしたいんだってば!!
でも、なんか電話番号教えてくれないんだよね。
これは、会計さんの判断で電話番号を教えてくれないのか、育成会会長さんが拒否しているのか、どっちなんだろう・・
だけど、強引に電話番号を聞こうとして、連絡を拒否されたらもう終わりだし・・
慎重に行かないと・・
仕方がないので、私が市役所にもう一度確認するので、市役所の方がそれで問題ないということであれば、育成会会長さんに署名をもらいたい、とお願いしてみる。
私としても、そこまで無理を通そうというのではない。
学区外の入会がダメだと言っているのに、『署名だけ下さい』という気はない。
入会できるのであれば、先に署名をいただきたいと言っているだけなんだけどな~
いまいち、育成会長さんに話がちゃんと伝わっているのかわからないので、直接話をしたいんだけど・・
電話番号は教えていただけなかったが、一応、『市役所の確認が取れればよい』と、了承していただいた。
やっぱり『市役所の確認』というのが効いたのかな。
もう一度市役所に電話
もう一度、市役所の教育管理課に電話をかける。
ちょっとややこしい案件なので、教育委員会の方に回されるかと思ったけど、そのまま教育管理課の方で話をすることになった。
教育管理課の若い男性のMさんが担当してくれることになった。
再度、事情を説明する。
・・・いい加減、事情を説明するのも疲れてきた。
Mさんの反応は、
「そういうことであれば、大丈夫だと思いますが、念のために育成会に確認を取ります。」
とのこと。
この確認というのは、『学区外・・つまりK小学校に通っていない子がK5丁目育成会で活動をしていないか』という確認らしい。
つまり、K小学校に通う子以外が『K5丁目育成会』で活動をしていたら、今回の『指定校以外の学区の自治会や子ども会等に所属しているなど、子どもの教育への影響を考慮し、指定校の変更が特に必要と認められる場合』には、当てはまらないらしい。
まだ、私が育成会と直接話をしていないことを伝えて、会計さんの電話番号を伝える。
とはいえ、勝手に教えるわけにもいかないので、一度電話を切って、市役所の方に電話番号を教えても良いか確認してから、再度、市役所に電話してMさんに伝えました。
いい加減疲れてきた(笑)
『今回のケースは該当しない』?
しばらくして、市役所のMさんから電話がある。
「今回の案件では、当てはまらない。」
と、言われる。
もう、ショックと言うより、『またか~』という感じだった。
理由を聞くと、会計さんに確認したところ、
『管轄内と管轄外の子供、両方が育成会に入会している』との返事だったということ。
ん?
なんか聞いた話と違う上、会計さんは、『育成会のことはわからない』と言っていたはず・・
これは、おそらく『K小学校に通っているが、本来の学区はW小学校の子を管轄外、最初からK小学校の子のを管轄内』と言っているんじゃないだろうか?
Mさんもおそらくお役所仕事的に、『管轄外の子は入会されていますか?』的な聞き方をしたんじゃないだろうか?
若い時働いていた職場で、こういうお互いの認識がずれていての勘違いというのがことよくあったので、なんとなくピンときた。
「それは、本当にW小学校に通う子のことを管轄外と言われているんでしょうか?学区は、W小学校だけど、現在K小学校に通っているK5丁目以外に住んでいる子のことを管轄外という言い方をされているのでは?」
と、聞くと、一瞬の沈黙の後、
「・・そこまでは聞いていませんでした。確認しますね。」
と、言われて電話を一度切る。
『そこまでは』というか、そこを聞くのでは?
結局、その日は連絡無し。
念のため、17時過ぎに電話しているが、誰も出なかった。
まあ、そうだよね。
半分あきらめていた
なんか、この辺りでもうぐったりきている私。
他にも色々頭を使わないとならないことがあるのに、とにかく小学校のやり取りが終わらないと、何も手につかない。
本来なら、学区ですぐに決まるはずのものなんだけど・・
ややこしくしているのは私なんだろうか・・?
このあたりになると、もういいかな、と気持ちになってきた。
W小学校自体は、HPを見る限りは良い小学校に思える。
行事も多そうだし・・
ただ、『子供の足で30分以上かかる』『通学路が危ないところが多い』『近所の子がみんなK小学校に通っている』というのがネックなだけだ。
一番は、『近所の子がみんなK小学校に通っている』ということなんだけどね。
ここまでやって、ダメならあきらめもつくし、ダメならダメでW小学校でもいいやん、と気持ちを切り替えようと思うようになった。
さて、翌日・・いい加減決着をつけたいんだけどな・・
頭をそろそろ切り替えたい。
と言うか、いい加減疲れた。
市役所でのやり取り(笑)
10時半ぐらいまで待ってみるが、電話がないので、こちらからかけみることにした。
市役所の教育管理課に電話をかけると、女性の方が出たので、
「Mさん、お願いします。」
と言うと、
「すみません、今他の・・あ、少々お待ちください。」
と、言って保留になる。
保留音が終わり・・
「すみません、たった今他の電話にでてしまいました。」
・・・これは・・
たぶん、ごまかしましたよね(笑)
私にも、会社員の時、こういうやり取りをした覚えがある。
『○○会社から電話だよ。」
『ごめん。電話中って言っておいて。』
って感じのやり取り(笑)
私の名前を聞いて、『あ、やばっ!』という感じで折り返しにしたんだと思う。
まあ、本当に電話に出たのかもしれないけど・・
そして、数分後、市役所から電話がかかってきたので、電話に出て名乗ると、
「すいません。間違いました。」
・・・Mさんの声だったけど・・
これは、会計さんに電話かけようと思って間違えたな(笑)
同じメモに、私と会計さん、両方の電話番号が書いてあったんだろうな~
私から電話があったということで、あわてて会計さんににかけたんだろうけど、間違えて私にかけたんだろうな。
まあ、本人も恥ずかしいだろうから、スルーしておこう(笑)
もうしばらくしてから、また電話が来た。
今度はちゃんと私宛の電話だったようだ。
先ほどのことは、スルーしておいた(笑)
電話の内容は、
「会計さんと連絡つかないので、もう少しお待ちいただけますか?」
はい、わかりました。
だけど・・もうどちらでもいいので、とっとと決着付けてくれないかな、という気持ちの方が強くなっていた。
本当に、次にダメと言われたらもうあきらめようという気持ちだった。
続きます。