晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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転校・・小学校が決まるまで その2

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 『転校・・小学校が決まるまで その1』 のつづきです。

 

 ひとりでパニック状態

 ・・・どうしよう。

 まさかこんなことになるとは・・

 

 近所の方に、学区はW小学校だが、書類1枚だせば近くのK小学校に通えるので、この辺りの子は、みんなK小学校に通えると聞いて安心していたのに・・

 よりによって、今年からその制度は廃止になったとのこと。

 

 周りの子がW小学校に通っているというのであれば、遠くでも仕方がないと思えるのだが・・

 まさかこんなことになっていると思っていなかったので、実態がどうなっているのかよくわからない。

 話を聞いたAさんは、自分の子供もK小学校ということだったし、登校班の集合場所(引っ越し先の家から徒歩1分だったし・・)や、話もかなり具体的にだったので、おそらくAさんの言う通り、近所の子がK小学校に通っているというのは、本当だと思うんだけど・・

 

 今更、家を変えるわけにはいかないし(会社が絡んでいるし・・)、いや、そもそもAさんの話を聞かなくても、あの家を借りることは決定していたわけだけど・・

 だけど、ただでさえ転校で、近所や小学校になじむか心配していたのに・・近所の子がみんな違う小学校って・・

 

 教育委員会の人は『この地区は、W小学校が学区なのは間違いないですので、W小学校に行っている子の方が多いと思いますよ。』って言ってたけど・・本当にそうかのかな?

 逆に本当にそうであれば、遠くはなるけど、W小学校でも仕方がないと思えるんだけど・・

 

 考えてみれば、私の情報源って近所の方ひとりの話だけなんだよね。

 信憑性は高いと思うんだけど・・『確実』とまでは、言い切れない。

 とはいえ、遠すぎて、もう一度行って他の近所の人に話を聞くわけにはいかない。

 

 この時は、私は、転校後、小学校になじむことができるのか、近所にお友達ができるのか・・等々、娘のことが色々心配でたまらなった。

 今の環境に娘は何の不満もないし、多少のトラブルがあったり、勉強で半べそかいたりはあるにせよ、毎日楽しく小学校に通って、お友達と遊んでいる。

 この状態で、親の都合で引っ越すのだし、なんとか早くなじめる環境を作ってあげたいと思っていた。

 この時の私の精神状態では、近所の人はみんなK小学校で、娘だけW小学校というのは、受け入れがたかった。

 

 それこそ教育委員会の人が言うように、みんなW小学校ということであれば、遠くてもそれを受け入れたと思う。

 ただ、この間の話を聞いた限りでは、教育委員会の人が言うように、『W小学校に行っている子も多い』とは思えない。

 とはいえ、私もひとりから聞いただけなので、必ずそうだと言えないところが悩ましいところだった。

 『線路のこっち側』とか『川からこっち』とは妙に具体的だったので、おそらくその通りだと思うんだけど・・

 

 一瞬、ゆえがランドセル背負ってひとりで違う方向に通う姿が頭に浮かび、焦った私だが、ちょっと頭を落ち着かせることにした。

 

 『就学指定変更』に該当しないか検証してみる

 一度何とか頭を落ち着かせ、宇都宮市のホームページの『就学指定変更』の理由を落ち着いてじっくり読んでみる。

 当たり前だけど、転校して、周りが違う小学校などという項目はない(笑)

 

 『市内間転居』とか『留守家庭』とか色々あるが、あまり当てはまりそうなものはない。

 

 ただ、ひとつだけ、今は該当していないが、場合によっては使えそうな理由があった。

 『指定校以外の学区の自治会や子ども会等に所属しているなど、子どもの教育への影響を考慮し、指定校の変更が特に必要と認められる場合』という項目。

 ひょっとしたら、これは使えるかもしれない。

 というか、当てはめられるとしたらこれしかない。

 

 登校班と子供会

 というのは、どうやら宇都宮市の小学校は『集団登校』で『登校班』の管理は子供会がしている、ということは、今までにした情報収集でわかっていた。

 ということは、あの地区からK小学校に行っている子供は、『K小学校校区の子供会』に入っているということになる。

 

 小学校に入る前に、『K小学校校区の子供会』に入ることができれば、この条件に当てはまるんじゃないかな。

 

 そもそも私が入居する場所の周辺の『子供会』ってどうなっているんだろう。

 教育委員会の人がいうように、この地区の子供たちがそれぞれ双方の小学校に行っているなら、選択で子供会もどちらかに入るってことじゃないのかな?

 これは、ひょっとしたら、実態を教育委員会が把握していない、という状況では?

 と、なんとなく自分の都合の良い方に考えてしまう。

 

 ちょっとだけ希望が見えてきたかな?

 

 困っている理由

 何度も言うが、私は別にW小学校がイヤなわけではなく、近所に一緒の小学校に通うお友達がいないのが困ると思っている。

 本当に近所の子が半々ぐらいで、それぞれの小学校に通っているなら、もうここで『W小学校で良い』としてもいいんだけど・・

 もちろん近い方がいいというのはあるんだけど・・

 でも、もし、近所の子がK小学校に通っている、という話がなければ、もうW小学校で納得していた。

 

 ただ、ご近所の方の『線路のこっち側』『あの川を境に』という言い方が妙にリアルだったので、たぶん本当にこの地区は、K小学校に通う子がほとんどなんじゃないかと思うんだよね。

 あの時、ライン交換でもしておけば良かったかな~

 でも、出会ったばっかりでさすがにそれは無理だし・・

 

 私自身が、あの地区の小学校事情がどうなっているのか、というのが把握できていないのが、一番困っているところなんだよね。

 頑張ってK小学校にしたものの実際は、W小学校のに行っている子の方が多かった、なんてことになったら本末転倒だし・・

 

 改めて、学区が記載されているマップをネットで見てみる。

 私が入居する周辺だけ、線路を越してちょっと囲ってある感じだ。

 本当に線路のこっち側で、W小学校の学区というのは、私が入居する場所のあたりだけなんだよね。

 

 一応、小学校のことも調べていたはずなんだけど、こんな問題が発生するとは・・

 

 ゆえが春休みに入ったら、もう一度宇都宮へ行き、先に住民票を移す手続きをする予定ではいた。

 だけど、そこから、近所の人に話を聞いて・・では、遅すぎる。

 本当にドラえもんの『どこでもドア』があれば、パッと行って、話を聞いてこれるのに・・

 栃木県は遠すぎる!!

 

 とはいえ、春休みまでこのままぼーっと待っているわけにもいかないので、行動を起こすことにした。

 とはいえ、その日は、市役所の方と電話をしているうちに夕方になってしまったので、行動を起こすのは次の日なんだけどね。

 

 本当にこの時は、頭の中がわやくちゃでした。

 私の精神状態もちょっとおかしかった気がします。

 妙に冷静に考えている部分と、感情的になっている部分とがあり、自分でもおかしいと思いつつも制御できていなかったと思う。

 

 続きます。