晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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女の子3人のお友達関係・・仲間外れ? その2

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 『女の子3人のお友達関係・・仲間外れ? その1』の続きです。

 

 幼稚園の時には、少々トラブルがありながらも、仲良く遊んでいた女の子3人だったが、小学校に通うようになってから、ちょっとずつ娘が仲間外れになることが多くなった。

 1対1で遊ぶときは何の問題もないのだが、3人だと何となく外されることが多くなってきた。

 

 仲間外れを面白がりだした

 小学校に入ると、幼稚園の頃は、親と一緒に遊び来ていたえみちゃんやゆみちゃんは、子供たちだけで遊びに来るようになった。

 まあ、校区内だしね。

 徒歩5分ぐらいだし・・

 一応ラインで、『今、家をでた』『着いたよ』というやり取りだけはしていた。

 

 えみちゃんとゆみちゃん、どちらかだけで遊びに来て2人で遊ぶときはなんの問題もなかった。

 ところが、やっぱり3人だと、一緒に宿題をしている時、遊んでいる時に、わざと2対1にして、えみちゃんとゆみちゃんが面白がっているな、と思うことが何度かあった。

 あまりにひどい場合だけ口を出したけど・・

 さて、一時的なものならいいけど、これが続くとまずいな、と思うようになった。

 

 小さい時から知っている子だし、親同士も仲が良く、子供が悪いことをしたら、自分の子でなくても、怒ったり、注意したりは、お互いにしていた。

 だけど、今回は明らかに『悪いこと』をしているかどうかというと微妙だしな・・

 

 ただ・・見ていると、悪意とまでは言わないけど、ゆえを仲間外れにして、2人で組んでいるのを楽しんでいる、という感じにはなってきた。

 誰かをはずして仲間意識を確認して、悦に得るという感覚は、まあ、わからなくもない。

 だけど、これが楽しいと思い始めると、ちょっとまずいかな・・

 

 えみちゃんとゆみちゃん

 今まで、3人でもめる時は、だいたいは原因はえみちゃんだった。

 えみちゃんは、発達も早く、口も達者。

 気性も激しい方で、幼稚園に入る前は、思うとおりにならないと、手が出ていたが、幼稚園に入ってからはそんなこともなくなった。

 その代わり、思うとおりにならないと、『友達やめる!』『もうお手紙書かない』などと言って、結果的にゆえとゆみちゃんがえみちゃんの言うことをきく、または、『じゃあやらない』と言ってもめる、ということが多々あった。

 (いや、正義感もあるし、素直だし、好奇心も強く、感受性も豊かだし、いいところもたくさんあるんだけどね。)

 

 最後には、言われる前に、ゆえとゆみちゃんが、『えみちゃんに忖度する』ようになってしまった。

 

 新しいおもちゃで遊ぼうとしたときになど、以下、ゆえとゆみちゃんの会話だけど、

 

 「わたしこれがいい。」

 「それえみちゃんがやりたがるんじゃない?」

 「じゃあこっちがえみちゃんで、わたしこっち。」

 

 「ゆえちゃん、これ使っていい?」

 「えみちゃんに聞いてみて。」

 (うちで遊んでいる時なので、ゆえのおもちゃです)

 

 「これ使ってもえみちゃんおこらないかな~」

 (これもうちで遊んでいる時なので、ゆえのおもちゃです(笑))

 

 というような会話をえみちゃんがいなくてもしていることが多々あった。

 この時も、この状況は、まずいと思って、ゆみちゃんのママと相談したことはあった。

 まあ、特に何もせず、様子を見るという感じだったんだけどね。

 

 最終的には、途中で自我が強くなったゆみちゃんが反乱を起こしたり(笑)、えみちゃんの言うことをきかずゆえとゆみちゃんが2人で遊んでえみちゃんが泣き出したり・・ということもあり、年長の終わりぐらいには、最初から『えみちゃんに忖度』する、ということはほぼなくなっていた。

 親は、本当に様子を見ているだけで、度が過ぎたら口を出すぐらいだったんだけど、時間とそれぞれの子供が成長して、解決したという感じになった。

 

 ただ、今回は、今までと違って、問題はゆみちゃんだと私は思っていた。

 ゆみちゃんは末っ子だけあって、要領がよく、空気を読むのがうまい。

 

 私が仲間外れが気になりだした頃だけど、一度、えみちゃんとゆみちゃんで、ゆえを締め出して、部屋に閉じこもってしまい、えみちゃんのママが怒ったことがあった。

 だから、ここはゆえのお家ですけどね(笑)

 

 この時は、ゆみちゃんのママは来ていなかったんだけど、えみちゃんのママが状況に気がついて、えみちゃんを叱りだしたとたん、まずいと思ったらしいゆみちゃんは、

 「ゆえちゃん、ゆえちゃんのおへやであそぼう。」

 と、言って、ゆえの手を取って、部屋から逃走。

 結局、えみちゃんだけが怒られた、ということがあった。

 (あとで、ちゃんと注意したけどね。)

 

 ゆみちゃんのこういうところは、ゆみちゃんママも知っているらしく、

 「そうやねん。要領いいやろ。だから、お兄ちゃんたちもカチンときて、ようケンカしてるわ。」

 と、言っていた(笑)

 

 で、今回、ゆみちゃんが原因というのは、この空気の読む能力によるところが大きい。

 強い方に、さっとつく。

 (ゆえには、今のところ空気を読む、ということはできないようなので、ちょっとその能力を分けてほしいかも・・)

 そして、2対1で、『2』の方に入って仲間意識を持つ感覚が楽しい、というのがわかってしまったんじゃないかと思う。

 

 ゆえとえみちゃん、2人だったら、問題にならない言葉、例えば、宿題をやっている時に、

 「ゆえちゃん、ここおかしいよ。」

 と、えみちゃんが指摘したとする。

 すると、

 「ほんとうだ。ゆえちゃんおかしい。ね、えみちゃん。」

 「そんなのおかしいよね、えみちゃん。ゆえちゃんってば、おかしい~」

 と、2人でゆえをからかう体制をすっと作ってしまう。

 

 ゆえがそこで、反論したり、『なんでそんなこというの!』などと言ったら、余計に2人に面白がってからかう、といった感じになる。

 それぞれ1対1の時にはそんなことはないんだけどね。

 ちなみに、『えー、そう?』と本気で気づかない時も多々ある(笑)

 

 そして、遊び方などでもめたときも、当然ゆみちゃんは、えみちゃんの方につくので、ゆえはひとり非難される方になってしまう。

 

 そして、ある日、3人で宿題をしていたら、ゆえの宿題のプリント1枚を2人で隠して、ゆえが探すのを面白がっていた。

 さすがにこれは、叱って、謝らせたが・・そろそろ放っておいたらまずいと思うようになった。

 

 続きます。

 次で終わりです。

 親は、何もしていないけど、解決しました(笑)