子供と一緒に富士登山?
旦那が、『ゆえと一緒に富士山に登りたい』と言いだした。
え?
富士山?
確かにゆえが産まれる前から、一度登りたい、と聞いたことはあったけど・・
私と旦那の登山歴
旦那は、大学時代、ワンダーフォーゲル部に所属しており、部でも個人でもよく山登りをしていたようだ。
日本アルプスなどあちこちの山に登っているが、『富士山』だけは登ったことがなかったらしい。
まあ、機会がなかっただけらしいけど・・
私は逆に、子供頃は両親に連れられて、ちょこっとだけ山登りをしていたが(幼稚園から小学生高学年ぐらいまで。)、成人してからは、数えるほどしか山には登っていない。
でも、実は富士市に住んでいたことがあるので、20代の時に一度だけ『富士山』には登っている。
めちゃくちゃしんどかったけど・・
登るのがしんどいというより、空気が薄いのがしんどいんだよね。
旦那としては、大して『登山』をしていない私が、自分が登った事のない『富士山』に登っている、というのが、なんとなく・・ちょっとだけ面白くないらしい(笑)
そっちですか?
まあ、私のことは置いておくとしても、『富士山』は、世界遺産にもなったことだし、やはり『日本一』の山に、一度は登りたいようだ。
そして、できれば『娘も一緒に』と、いうことらしい。
晩婚の影響が・・
『娘と一緒に富士山に登る』のは、いいんだけど・・
問題は、『いつ』登るか。
私たちは、結婚して比較的すぐに娘に恵まれたとはいえ、お互い40代での晩婚・・
現在、娘が4歳で・・旦那は51歳。
頑張ってはいるが、確実に体力は落ちてきている。
もちろん私も・・
富士山に登って、娘に何かあった時に、背負って降りなければならない、と考えたら、できるだけ早い時期・・旦那が少しでも若い時に登った方が良い。
いや、年配でも登られる方がいらっしゃるのは重々承知なんですが・・私も旦那も最近体力の低下をかなり実感している。
娘が小学校高学年や中学生になってからだと、旦那は60歳近くになってしまうし、そうなると、今よりも更に体力は落ちているだろうし・・
まあ、逆に、小学校高学年や中学生ぐらいになれば、背負って降りることは、それほど考えなくてもいいのかもしれないが・・今度は、旦那の『富士山に登る体力』が心配になってくる。
それにそのぐらいの年齢になると・・娘が富士登山に付き合ってくれるかどうか・・
山登りがこのまま好きになってくれるならいいんだけど・・成長した時に、何が好きになるかはわからない。
『山登りなんてイヤ』と言われたら、強要できないしね。
まあ、今のところはアウトドアが好きなようだけど・・
富士山に登るのはいつ頃?
旦那の体力を考えると、できるだけ早い時期がいいが、娘の体力などを考えると、もう少し遅い時期が良い・・というややこしい状況だ。
旦那も、最初は娘の体力のことを考えると、『小学生ぐらいかな?』と、言っていたのだが、私が図書館で本を借りる時に、ついでに『富士登山』の本を何冊か借りてきたら、それらを熟読。
そして、すっかりその気になってしまった。
(図書館から借りてきた本の中には、『子供と登るはじめての富士山』という本もあったしね。)
その気になると研究熱心な理系旦那。
私が図書館から借りてきた『富士登山』関連の本は、本当に『熟読』というか、頭に全部たたきこむ感じで何度も何度も読み込んでいた。
旦那曰く、
「暗記するぐらいじゃないと・・」
とのこと。
そして、真剣に娘と一緒に登るルートや泊まる山小屋などを検討し始め、『来年か再来年に登りたい』と言いだした。
・・・そうきましたか・・
「どこの山小屋がいいかな・・」
と、本で山小屋の位置を確認し、更にインターネットで検索。
子供と一緒に富士山に登った人のブログを読みまくる(笑)
1日で登って降りる、という方法もあるが、来年か再来年であれば、ゆえの体力を考えると山小屋に泊まらないと無理だろう。
確かに・・旦那の年齢と体力を考えたら早い方がいいんだけど・・
来年は、ゆえは年長・・夏の時点ではまだ5歳。
娘の登山歴
とはいえ、純粋に『富士山の頂上まで登る』ということに関しては、ゆえの体力なら登れるんじゃないか、と思っているところがある。
『高山病』とか、『飽きる(笑)』とか、『駄々をこねる(笑)』などの対策は必要なんだけど・・
もちろん体力の配分も・・
ゆえが山登りを始めたのは、3歳・・年少の秋。
何故か急に自分から、『山登りがしたい』と言いだして、家の階段のスロープを使って『山登りごっこ』を始めた。
旦那も昔は山に登っていたこともあり、それならやってみるか、と言うことで、去年の秋から登山を始めた。
3歳の秋、山登りをする娘。
(ちゃんとのぼれるよ。)
最初の登ったのは、金剛山。
この時の記事はこちら。
帰りは、ロープウェイを使ったが、それ以外は、全部自分の足で歩いた。
行く前に、『抱っこはしない』『最後まで自分で歩く』と約束させたけど、本当に最後までちゃんと自分で歩いて、私の方がビックリした。
ゆえは、
「また、やまのぼりにいこうね!」
と、すっかり山登りが気にってしまった。
思ったより長くなりそうなので、続きます。