『転校』か『単身赴任』か・・
旦那が急に北関東に転勤になり、私はパニック状態。
『転校』か『単身赴任』か・・
どうしたらいいのか正直わからず・・頭を抱えていた。
旦那は『単身赴任』の方がいいらしい
ちなみにこの話を聞いたのは、娘の誕生日の前日・・
なんでこのタイミングかな・・
私は、ルンルン気分(?)で、娘の誕生日のお祝いのことを考えていたのに・・
とりあえず、娘が(私もだったけど・・)せっかく楽しみにしている誕生日なので、娘に絶対に言わないように旦那に言っておく。
娘に伝えるにしても、まず親が方針を固めてからじゃないと・・と私は思っていた。
『今後』については、娘のいないところで旦那と話はしたものの、どうするかの結論は出ず・・
ただ、旦那の方は『単身赴任』に気持ちが傾いていたように思う。
理由は、その方が引越しなどが楽だという単純な理由なんだけどね(笑)
『単身で引っ越し』と、『家族全員で引っ越し』は、規模が違う。
つまり、大変さが全然違う。
それに、今住んでいる家をどうするか、という話もある。
住宅ローンも残っているし、旦那はこの家を手放す気はないので、旦那が単身で行って、私とゆえがこの家に住む、のが一番スッキリとはなるんだとは思う。
ただ、どっちにしろ2年前後で戻ってくる予定ではあるんだけど・・
娘の誕生日は、私自身の頭の中は『転勤』のことで頭がいっぱいだったが、とりあえず娘の前では、にこやかに過ごす。
旦那も娘の前では笑顔で、誕生日ケーキを食べ、プレゼントをあげて、娘は上機嫌で、一日が終わった。
娘にはいつ伝えるか
それから数日、そろそろどうするか決めないとならないんだけど、まだ結論が出ず・・
でも、まだ正式な辞令は出ていないし・・
ひょっとしたら白紙になる可能性も・・・・・・ないだろうな・・
正式な辞令が出るまでには、『転校』か『単身赴任』か、決めないとな、などと思っていた。
旦那自身、
「辞令が出てからでいいんじゃない。」
って、言ってたし・・
私は、娘に言うのは、3月に入ってからでいいかな、と思っていた。
と言うのは、娘的には、今の生活はかなり順調に行っているように私には見えていた。
色々問題がある時期もあったが、毎日お友達と登下校して、最近は、ケンカしたという話も聞かない。
うちでお友達と遊んでいるときも、揉めることもあるけど、結構すぐに解決して、すぐに笑って遊んでいる。
習い事も、ペースはゆっくりだな、とは思うけど、本人はすごく楽しんで通っている。
嫌がることはないし、逆に行くのを楽しみにしているぐらいだ。
そして、寝る前にパパに遊んでもらうのが大好きで、土日にパパがお休みとわかると喜ぶ。
(基本土日が休みなんだけど、一時期、忙しくて土日出勤だったので・・)
寝る前も、
「パパがいないのねむれないの!」
と、私が居てもパパと一緒に寝たがり、
「パパ大すき!」
「パパとけっこんとする!」
と、 いつも言っている。
大好きなお友達やパパと一緒に過ごせて、多少の不満はあるかもしれないけど、娘は今の生活を十分に楽しんでいるように見える。
この生活が変わる、ということを伝えるのは、可哀そうだと思ってしまう。
旦那のやらかし
その日は、私が夕食を作っている間に、娘と旦那が一緒にお風呂に入っていた。
途中で様子を見に行くと、娘の泣き声が聞こえた。
「どうしたの?」
と、覗くと、
「ああ、大丈夫。なんでもない、なんでもない。」
と言う旦那。
ふざけて危険なことをしたか、遊んでてなかなか湯船から出ずに、ちょっと旦那にきつく言われたかな、と思い、その時はそのままキッチンに戻った。
ところがお風呂から出る段階になっても、ゆえの半泣きの声が聞こえる。
一度泣いたらグズグズ言うことはあるけど、なんかおかしい。
「まだ泣いてるの?どうしたの?」
と、聞いても、旦那は、
「あー、うん。」
と、なんかはっきりしない。
ゆえは、私を見ると泣きながら抱き着いてきた。
「何、どうしたの?」
「あー、パパとバイバイするかもと言ったら、泣いちゃって・・」
と、旦那。
「はあ!?」
思わず大きな声が出てしまった。
「え!なんで勝手に言ってるの!?まだ結論出てないやん!」
「いや、ちょっとどういう反応するかな・・と思って・・試しに聞いてみたんだけど・・」
あのね・・
いや、気持ちはわかるよ。
私も、ゆえに『どっちがいい?』と聞きたい気持ちはあった。
だけど、親の方針が決まっていない状態で、言ってどうするの。
それに、ちょっとでも長く今の生活を楽しませてあげたいと思っていたのに・・
「ちょっと可哀そうでしょう!なんで今言うの!ちゃんと3人で話しようと思っていたのに!」
「ごめん。」
と、旦那。
謝っても、今更言った言葉は戻らない。
ゆえは、泣きながら、
「ひっこしイヤ!」
とのこと。
『パパとバイバイ』か『引っ越しか』ということまで言ってしまったようだ。
まあ、そうだよね。
「そうだよね。いやだよね。」
「じゃあ、パパと会うのが1か月に1回ぐらいでもいい?」
「ダメ~!!パパとはちょっとでもバイバイしたくないの!パパとずっとずっといっしょにいたいの!!」
娘の言葉を聞いて、旦那はうれしそうにニコニコ。
なんか腹立つな・・(笑)
あのね・・娘の言葉を聞いてうれしいかもしれないけど、状況、わかってる?
今、大泣きしているんだよ。
旦那は、
「うんうん、そうだよね。ずっと一緒にいようね。」
などと言いながら、娘の頭をなでてるし・・
いや、だからね・・
旦那は、どちらかというと単身赴任の方に気持ちが傾いていたはずなんだけど、娘の一言ですっかり家族で引っ越しする気になったようだ。
まあ、娘にこれだけ言われればね~
『パパと一緒がいい』
娘は、髪の毛を乾かしながらも、
「ひっこしイヤ。ずっとここにいたい!」
と、泣いている。
娘は、たまたまだと思うんだけど・・数週間前に、
「このいえにずっといるよね?わたし、このいえが大すきだからここからはなれたくないの。」
と、私と旦那に言ったことがある。
その時は、転勤はもうない、と思っていたので、
「大丈夫だよ。ずっとここにいるよ。」
と、言っていたんだけどな~
だけど、ここからも離れたくないけど、パパとは絶対に離れたくないそうだ。
「パパとはぜったいにはなれたくないの。ずっといっしょにいたいの。」
とのこと。
確かにね・・今は娘は、パパが大好きな時期だし・・
この素直に『パパ大好き』と言える貴重な時期に、パパと娘を引き離すのは、とてももったいない気がする。
「引っ越しても、2か月に1回ぐらいは、帰ってくるから、その時はえみちゃんたちと遊べるよ。あと、夏休みとかに泊まりに来てもらおうか?」
と、言うとようやく落ち着いた。
後ろから、
「ありがとう。」
と、旦那。
あのね、自分で泣き止ませられないなら、勝手に暴走するのやめてほしいんだけど・・
娘が選んだのは『引っ越し』
落ち着いてから娘と話してみたが、娘は『引っ越し』もイヤだが、『パパと一緒』にいられなくなる方がイヤだと言う。
娘は、お友達と時々会えるなら、『パパと一緒に引っ越す』という方を選んだ。
これは、私的には少々意外だった。
いや、娘は今はパパべったりな時期なのはわかっていたが、どちらかというとお友達と一緒というのを選ぶんじゃないのかと思っていたんだけど・・
旦那の暴走ではあったけど、これで方向性は決まったことになる。
『転校』する、ということで、今後は動いて行くことになる。
でも、これは・・どちらかというと私が寂しいな。
子供や旦那の愚痴を言い合えるママ友と離れてしまう。
一緒に公園に行ったり、何かの時には娘をお願いしたりされたりして、いい関係を築けていたんだけどな~
でも、2年前後で戻ってくるつもりなので、ここまで子供同士も親同士も仲良くしていたら、帰ってくるまで顔つなぎはできるかな。
私はともかく、娘が帰ってきたときにお友達に迎えてほしい、という希望がある。
結局『引っ越し』と決まった。
私としては、娘にとってどっちが良いのか、と悩んでいたわけだけど、娘の一言で決定した感じだ。
どっちを選んでも、メリットデメリットがある。
娘が『パパと一緒がいい』と言うのであれば、『転校』で、少しでもよい環境を整えてあげるように努力したいと思う。
『引っ越し』と決まったので、かなりバタバタして、ブログが書けなくなっています。
時間を見つけてちょっとずつ『引っ越し』のことをメインに書いていきたいと思います。