『6歳の娘、体操教室で捻挫 その2』の続きです。
昨日の体操教室で、マットから走り下りるときに転んだ娘。
その時は、普通だったが、家に帰ってから痛がりだした。
翌日の朝も痛いというので、整形外科に行ってから、小学校に送っていくことにした。
整骨院でレントゲンを撮る
朝の診察時間開始の20分前ぐらいに着いたが、すでに結構人がいる。
20分前で、こんなに人がいるんだ。
ちょっと遅かったかな・・
小学校に少しでも早く行かせることを考えたら、もう少し早く家を出るんだった。
まずいなっと思っていたんだけど、診察時間になったら、ほとんどの人が一斉にリハビリ室に入っていく。
なるほど、ほとんどは、リハビリの人だったのね。
残ったのは、3人ほど。
これなら、まだなんとか早く終わるかな。
これが小児科なら、待っている人が3人なら、10分もかからず呼ばれるところだけど・・整形外科だとそうはいかないらしい。
20分ぐらい待って診察室へ入る。
昨日、寝る前にゆえに貼ったサロンパスは、病院にくる前に剥がしてきた。
簡単に状況を説明しながら、ゆえを座らせる。
整骨院の先生は、なんとなくさわやかな感じの愛想の良い先生だった。
先生は、足を一目見て・・『あー・・』という顔をした。
「ここ痛い?」
と、くるぶしの下の方を触る。
「いたっ!」
と、顔をしかめる娘。
「ここは?」
首を振る。
「ここは?」
「・・・」
よくわからない顔。
「ここは?」
「いたい・・」
先生はしばらく足を触った後で、
「ここひねっているのは間違いないですね。レントゲン撮りましょう。」
「はい。」
・・・ひょっとしたら、かなり悪い?
ゆえがちょっとオーバーに言っている可能性もあると思っていたんだけど・・
だって、挫いた後、普通に体操続けてたんだよ?
歩いていたし、骨がどうこうということはないと思うんだけど・・
急に焦ってくる私。
ここから、待合室でかなり待たされる。
なんか診察室を出てから、レントゲン室に呼ばれるまで、約20分。
・・・なんか長いぞ。
そんなにかかるもの?
今まで私も整形外科でレントゲンを撮ったことがあったけど、普通診察が終わったら、すぐに案内されるんだけど・・
ひょっとして忘れられていた?
それとも技師さんが来ていなかったとか・・?
ゆえは、
「レントゲンっていたい?」
とちょっと不安そう。
「痛くないよ。骨の写真撮るだけだよ。」
「いたくない?」
「全然痛くないよ。骨の写真撮ったってお友達に言えるよ。」
と、言うと、ちょっとホッとした顔。
レントゲン室で、片方だけ履いていた靴下を脱いで、両足裸足で、準備。
そこからはゆえひとりだったが、意外とケロッとしていた。
やっぱり小学生になると違うね。
診断は『捻挫』
レントゲンが終わってからは、比較的すぐに呼ばれた。
レントゲンの写真を診ながら、
「骨折は・・大丈夫ですね。ただ、このあたりの靭帯等が損傷しているのは、間違いないですね。いわゆる捻挫です。」
とのこと。
『捻挫』でしたか・・
やってしまった・・!
捻挫ってちゃんと治るまで結構時間がかかったりするんだよね。
えー、ちょっと転んだだけに見えたんだけどな~
転ぶときに足をひねったのか・・
まさか、あれで足をねん挫するとは・・
っていうか、なんで捻挫した直後に、倒立前転とかくまさん、やってんの!?
・・・ということは、昨日、本当に痛かったんだな~
転んだ後も普通に体操をしていたから、ちょっと痛いぐらいかと思っていた。
「来週、もう一度来てもらって・・それまでは運動はやめてください。」
「学校の体育の授業は・・」
念のために聞いてみる。
「見学で。」
「はい。」
「えー、スイミングや体操は?」
これは、ゆえ。
「お休み。ママが連絡しとくから。」
「しばらくはダメだよ。」
先生かも言われて、しょぼんとする娘。
「お母さん、包帯巻くので、巻き方覚えてください。」
「え?はい!」
・・そりゃそうだよね・・
覚えるの?
自信ない(笑)
「すみません。動画撮っていいですか?」
「いいですよ。あとで説明書もお渡ししますから・・」
あ、良かった。
包帯をぐるぐるに巻いてもらい、固定してもらった。
ゆえは、診察所を出てから、
「あれ?きゅうにあるきやすくなったよ。どうして?」
とのこと。
やっぱり包帯巻いて固定すると違うんだね。
さて・・この後は小学校に送って行くんだけど・・
こうなると・・当然靴は履けない。
病院には、サンダルを履いてきたけど・・小学校にもサンダルでいいんだろうか?
それに上履きは・・捻挫した方の足は、履けないよね。
幸い、今日は金曜日。
それも懇談の週なので、給食を食べたらすぐに帰ってくる。
しかも、もう10時になっているので、小学校で過ごすのは、3時間ぐらいだ。
捻挫した方の足は・・今日1日、上履きを踏んで履いてもらおう。
来週は、スリッパかなんか持って行かせるしかないかな・・
娘を連れて小学校へ
整骨院を出て、このまま直接車で小学校に送っていくことにする。
本当は、処方箋をもらったので、薬局に寄って行きたいところなんだけど、ここでも待たされそうなので、ゆえを小学校に送ってから行くことにする。
帰りも迎えに行かないとダメだろうな。
問題は、車をどこに停めるかなんだよね。
この時間は、なんとかなる。
もう門も閉まっているので、門の前に一時的に車を置かせてもらう。
私が小学校時は、門なんて昼間は空きっぱなしだったんだけど、今はインターフォンを押して、中から開けてもらわないとダメらしい。
ゆえを車から降ろしている時に、校舎から人が歩いてきて、気が付いて門を開けてくれた。
先生か学校関係者と思って挨拶したら、保護者だったらしい。
・・・えーっと・・
あれ?
勝手には入っちゃったけどいいのかな?
だからと言って、もう1回外に出てインターフォンを鳴らすのもなんか間抜けだし・・
まあ、どうせ先生と話をしないといけないので、教室まで送らないとならないし、わざわざインターフォンを押して、他の先生たちの手を煩わせるのもどうかと思うので、このまま教室まで行くことにした。
下駄箱で、サンダルを脱がして、上履きは捻挫している方は、かかとを踏ませて履かせてみた。
一応、大丈夫そうだ。
今日1日だけこれで我慢してもらおう。
ゆえは、1年1組。
1年生の教室は、1階なので助かる。
コロナ対策でどこの教室も窓は全開している。
お友達のゆみちゃんがいるはずの2組の前を通る。
一応、通りすがりに、さらっと目でゆみちゃんを探したが、ちょっとわからなかった。
立ち止まって見たら、保護者証をつけているとはいえ、怪しい人だしね(笑)
隣がゆえのクラスの1組。
やっぱり窓もドアも全開だった。
ちょうど担任の先生がプリントを返しているところだったので、ドアの外でちょっと、待つ。
ちょうど休み時間の直前だったようだ。
先生に、捻挫のことを話して、体育は見学と告げる。
「今日は、上履き踵踏ませてますけど、来週はスリッパとか持ってきて大丈夫ですか?」
と聞くと、
「良かったら、学校にもあるので、お貸ししましょうか?」
「助かります。ありがとうございます。」
そんなことができるんだ。
それなら助かる。
聞いてみて、良かった。
「給食などを運んだり、動いたりはどうですか?」
「それは大丈夫です。体育だけ見学でお願いします。」
先生に促されて、バイバイして教室に入る。
他の子供たちになんとなく囲まれる娘(笑)
ただでさえ遅刻で、しかも包帯とか巻いていると、みんな気になるよね。
ずっと、親がここにいるのもまずいので、後は先生にお任せすることにする。
続きます。