晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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5歳の娘・・初めての歯医者で歯を抜かれる

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 去年の夏頃の記事です。

 

 娘に永久歯が生えてきたが・・・

 「ママ、なんでわたしだけハがぬけないの?」

 と、娘が年長になってから、よく言うようになった。

 

 娘は、5歳だが、まだ乳歯が抜ける気配はなかった。

 別に普通だと思うのだが、何故か娘の周りでは、もう乳歯が抜けている子が多かった。

 同級生で4月生まれのえみちゃんは、年中の時に始めて乳歯がぬけ、現在は6本が永久歯だ。

 他のお友達も1本か2本、抜けて、永久歯が生えてきていた。

 個人差があるんだし、焦らなくていいというのを説明するが、娘的には、『歯が抜ける』=『お姉さん』というイメージがあるようで、早く歯が抜けてほしいようだった。

 

 ある日、娘が、

 「ママ、ハがグラグラする。」

 と、言ってきた。

 下の前歯の左側だ。

 ちょっと触ってみると、ちょっとだけグラグラするが、まだ『抜ける』というほどではない。

 

 「うーん・・・グラグラはしているけど、もうちょっとかな。」

 と、言うと、

 「でも、ハ、はえてきてるよ。」

 え?

 口の中をよく覗きこんでみると・・・あ、ほんとだ。

 乳歯の内側に、ちょこっとだけど、小さい歯が見える。

 え、でも・・・これってまずいのでは?

 まだ抜けていないのに、内側から歯が生えてきている。

 

 幼稚園のバスのお迎えの時に、小学生の兄がいるママ友に聞いてみたが、

 「それ、歯医者いかなきゃダメだよ。」

 と、言われる。

 

 ・・・・やっぱり?

 でも、歯医者に行くということは・・

 

 「たぶん、抜かれると思う。」

 だよね?

 せっかく、今まで虫歯ゼロできたのに、初めての歯医者でいきなり麻酔打って、歯を抜くのか・・・

 とはいえ、放っておくわけにもいかないよね。

 

 娘、初めての歯医者

 娘の友達のだい君のママの旦那さんが実は歯医者さん。

 近所で歯科医院をしているので、とりあえずそこを予約。

 予約日前に、なんとか歯が抜けないかな、と思ったが・・・少しグラグラはするものの根っこがしっかりとついていて、全く抜ける感じがしない。

 

 歯医者当日・・・やっぱり歯は抜けず、歯科医院へ。

 歯科医院の院長・・・ママ友の旦那さんには、なんどか会ったことがあるが、歯科医として会うのは初めて。

 白衣&営業スマイルトークで、普段着の時の旦那さんとずいぶん印象が違う。

 歯科医として会うと、『信頼できる先生』というイメージの先生だ。

 軽く、

 「いつもお世話になっています。」

 というような挨拶をお互いする。

 知り合いが先生って、ちょっとやりにくいかも(笑)

 歯を見てもらって、とりあえずレントゲンを撮ってもらう。

 

 「歯が抜けるのが遅いかな、とは思っていたんですけど・・・」

 と、言うと、

 「いや、これが普通です。周りが早いんです。」

 と、苦笑い。

 だい君ママから周りの子の歯がもう何本も抜けているというのは聞いているんだろうな(笑)

 

 歯医者の息子のだい君の初めての抜歯は・・・(笑)

 ちなみにだい君と娘は誕生日が4日違い。

 そんなだい君は1か月程前に歯が抜けたらしい。

 

 だい君ママの話だと、だい君は、ゆえとは違い、かなり歯はグラグラして今にも抜けそうなのだが・・・抜けそうで・・なかなか抜けないという状態が続いていたらしい。

 ある日の夜、歯を見ると、ゆえと同じで下から小さな歯が生えてきていたそうだ。

 「どうする?下に行って処理する?」(1階が歯科医院になっている)

 と、だい君ママが、旦那さんに聞くと、

 「うーん・・・そうだな・・」

 と、言いながらだい君の歯を触っていたので、下で処理するつもりだと思い、それなら写真を撮ろうとカメラを撮りに言っている間に、スポッと手で抜いてしまったらしい(笑)

 だい君ママは、記念写真を撮りたかったのに・・・と残念がっていた。

 そこですか(笑)

 まあ、だい君の場合は、本当に今にも抜けそうなほどグラグラしていた、ということだけど・・

 

 聞いた時には、ママ友みんなで大笑いしたが、実際当事者になるとあまり笑えない。

 うちは全く抜けそうにないし・・たぶん麻酔で歯を抜くんだろうな。

 

 2本の歯を同時に抜く

 ゆえは不安そうな顔はしていたものレントゲン室には、1人で入って、普通にレントゲンを撮ってでてきた。

 先生は、レントゲンを見て、くるっとこっちを振り返り、

 「前歯、2本抜きましょうか。」

 はい?

 

 「ここね(レントゲンの写真を指して)、もう2本目が生えかかっているんですよ。歯の状態を診ると、十中八九次の歯も同じ状態になるので、また来てもらって、2回麻酔かけて抜くより、今一気に終わらせてしまった方がいいです。麻酔をするところも同じなので・・・」

 とのこと。

 

 そりゃ同じことを2回するのは可哀想だし・・2回麻酔をするよりは、1回で済ませた方が・・今2本抜いた方がいいだろうな。

 生えてこないと思ったら、中で生えかけていたのか・・・

 

 始めて歯医者の診察台にゴロンして、まだ何もしていないのに、ゆえは涙目。

 私もゆえを歯医者に連れてくるのは初めてなので、どこにいたら邪魔にならず、ゆえの近くに立っていられるのかちょっとあたふた(笑)

 「お母さん、ここに立って手を握ってあげて下さい。」

 と言われ、とにかく手を握ってゆえに声をかける。

 

 もうちょっと駄々をこねるかと思ったが、大人しく先生の言うとおり口を開けて、指示にしたがっている。

 ただ、涙ポロポロ。

 そして、麻酔を注射すると、

 「うー!」

 と、声を出して顔をしかめる。

 大人でも痛いもんね。

 「ごめんね。すぐに終わるからね~」

 と、2本麻酔を打って、とりあえず麻酔がきくまで休憩。

 

 麻酔が効いた後は、痛くはないが、ちょっと気持ち悪いようだ。

 うん、私も麻酔の感じは嫌いだしね。

 

 とはいえ、麻酔が効いた後はあっという間だった。

 先生がきて、口を開けたら、本当にあっという間に2本とも抜いてくれた。

 早っ!

 大人が親知らずを抜くのとは違うな(笑)

 

 先生によると、

 「2本目もすぐに生えてくると思いますよ。」

 とのこと。

 

 抜けた歯を入れる、歯の形をした色んな色の入れ物を入れた箱を先生が持ってきて、

 「何色がいい?」

 と、聞いてくれた。

 迷わずピンクを選んで、その中に歯を入れて満足げ。

 

 気に入ったようで、その日はずっとそれを持っていた。

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 ただ何度も開け閉めして、歯を出しては眺めていたが、歯を下に落として行方不明になり、あわてて探したりしたので、蓋をセロハンテープでくっつけました(笑)

 

 かなり痛かったし、怖かったみたいだが、歯が抜けたことはうれしいみたいで、なんとなく誇らしげな顔をしている(笑)

 

 とりえず良かったと思っていたら、ゆえがニコニコ顔でこう言ってきた。

 「ママ、ハのようせいさん、きてくれるかな~」

 え?

 

 続きます。