晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

スポンサーリンク

5歳の娘・・歯が抜けた後(歯の妖精さん)

スポンサーリンク

5歳の娘・・初めての歯医者で歯を抜かれる』の続きです。

 

 前歯(乳歯)がまだ抜けていないのに、次の歯が生えてきた娘。

 歯医者に行くと、横の前歯も次の歯が生えてきているところだったらしい。

 次の歯も同じようになるから、2回麻酔をして抜くよりは・・とその場で前歯2本を抜くことになった。

 

 初めての歯医者、初めの麻酔に涙ボロボロだったが、歯が抜けたこと自体はうれしいらしく、乳歯の歯をピンクの入れ物に入れてもらいニコニコ顔の娘。

 なんとなく誇らしげな顔をしている。

 

 とりあえず、良かった、と思っていたんだけど・・

 

 『歯の妖精さん』がきてくれる

 さて、これで一安心と思っていた。

 すると、ゆえが、一言。

 「ハのようせいさん、きてくれるかな~」

 え?

 何それ?

 「だから、ハのようせいさん!しってるでしょう?」

 ・・知りませんが・・

 

 どうやら、娘がよく見ているディズニージュニアのアニメで、『歯の妖精さん』がでてくるらしい。

 歯が抜けたら、『歯の妖精さん』が抜けた歯と引き換えにプレゼントをくれる、とのこと。

 

 そんなの初耳ですが・・・

 「プレゼントって何?」

 「おかしとかおもちゃ。」

 本当?

 

 調べてみたら、本当にあった。

 西洋の言い伝えのようで、抜けた『乳歯』を寝る前に枕元においておくと、『歯の妖精』がコイン(お金)やプレゼントに変えてくれるらしい。

 ゆえがよく見ているディズニージュニアチャンネルでも当たり前のようにでてきていたようで、ゆえはそれを見て、自分も『歯の妖精さん』からプレゼントをもらえると思い込んでいる。

 

 『歯の妖精さん』・・・来ないとダメかな?

 えーっと・・・

 これは・・しないとダメなんだろうか?

 ゆえは、『歯の妖精さん』がきてくれるのをなんかすごく楽しみにしているようだ。

 

 「ゆえ、あれはアメリカとかヨーロッパにいる妖精さん(適当にいいました(笑))だから、日本にはあんまりいないんじゃないかな?」

 「えー、ハのようせいさん、わたしがハがぬけたってきがついてくれないかな・・・」

 と、しょんぼり・・・

 あ、ちょっとかわいそうかも・・・

 

 普段なら、『日本にはいない』で押し切るところだが、歯医者で麻酔して、痛い思いをして歯を抜いているし・・・本気で信じているみたいだし・・・歯医者では頑張って我慢していたし・・・

 うーん・・・今回だけは、『歯の妖精さん』にきてもらおうかな・・・

 

 お金やおもちゃはどうかと思うので、『歯の妖精さん』には、『お菓子』を持ってきてもらうことにした。

 私が買うとばれるので、旦那に仕事帰りにちょっとした『お菓子』を買ってきてもらうように頼んだ。

 パパは、ケーキ屋さんに行き、そこで売っている小さなクッキーの詰め合わせを買ってきてくれました。

 帰ってきて、すぐに隠したけどね。

 

 夕ご飯を食べながら、パパに歯が抜けたことを自慢げに話した後、

 「ハのようせいさん、どんなプレゼントくれるんだろう。」

 とニコニコしている娘。

 「2ほんぬいたから、プレゼントふたつくれるかな~」

 と、めちゃくちゃ楽しみにしている。

 

 えーっと・・どうしようかな・・

 ・・・いや、そんなに、そこまで期待されるほどのプレゼントは用意していないんだけど・・・

 

 旦那は、

 「ゆえちゃん、ちいちゃい歯2本だから、そんな大層なプレゼントはないんじゃないかな~」

 と、ちょっと焦っている(笑)

 「わかってます!」

 と、ゆえ。

 わかってる?本当にわかってるの?

 

 「ハのようせいさん、きがついてくれるかな~」

 「そうだね。日本には『歯の妖精さん』は、あまりいないから1本だけだったら気がついてくれないかもしれないけど、2本いっぺんに抜いたから、気がついてくれるかもよ。」

 「あー、そっか!」

 と、うれしそうな娘。

 今後も歯が抜けるたびにプレゼントはできないので、とりあえずそういうことにしておこう(笑)

 

 『歯の妖精さん』ちゃんと仕事しました(笑)

 ゆえが寝てから旦那が買ってきたクッキーと100均で買って何かの時に出そうと思って取っておいたゆえ好みの可愛い飾りを簡易包装して枕元においておく。

 お菓子だけのつもりだったんだけど、ゆえは2本抜いたからふたつもらえると思っているみたいだったので、急きょ用意しました。

 いざって時のために、100均で予備の『ゆえ用おもちゃ(?)』は買っておくもんだね。

 

 そして、抜いた歯は、入れ物ごと回収。

 へその緒などを入れている宝箱に一緒に入れておくことにした。

 妖精は、『乳歯』と『プレゼント』を交換するので、抜いた歯が残っているとまずいもんね(笑)

 

 翌朝、目を覚まし、枕元に置いてあったクッキーとプレゼントを見つけて、

 「ハのようせいさん、きてくれた~!」

 と、大喜び。

 プレゼントが欲しい、というよりも、『歯の妖精さん』に来てほしかっただけのようだ。

 まあ、今回は痛い思いをしたし、このぐらいはいいでしょう(笑)

 

 ただし、今後もずっと『歯の妖精さん』がくると思われると困るので、『今回は2本抜いたから特別にきてくれた』というのをさりげなく強調しておいた(笑)

 そして、お友達に『歯の妖精さん』が来たと自慢した時もそれで通した。

 (他のママさんも、子供が信じたら困るしね。)

 

 『歯が抜ける』のは、成長のしるしなんだね

 私はそれほど重要視していなかったんだけど、子供にとって『歯が抜ける』というのは、結構重要なことだったようだ。

 お友達が抜けているのに、自分だけ抜けてない、としょんぼりしていたことが何度かあったが、私は、『そのうち抜けるよ』とそれほど気にとめてなかったんだけど、歯医者が痛くても我慢したのは、ゆえ自身が『歯が抜ける』ことがうれしかったんだろうな。

 歯が抜けることが『お姉さん』の通過点と思っていたのかもしれない。

 

 それにしても、今まで虫歯無しできたのに、歯が生えてくる時に、麻酔で歯を抜くとは思わなかった。

 こういうことがあるんだ、と親の方がビックリ。

 

 でも、特に歯医者が嫌いになったわけではないようだ。

 「だいくんのパパにぬいてもらった!」

 「だいくんのパパ、ありがとう!!」

 と、結構嬉しそうに言っているし・・・

 友達のパパが歯医者さんで良かったかも(笑)

 

 でも、次に永久歯が生えてくる時は、自然に抜けてほしいな。