2学期に入って親が気になりだしたこと
幼稚園の先生から、『えみちゃんと仲が良すぎ』で気になることがあると、話をされて、しばらくしてから夏休みに突入。
その時の話はこちら。
気にはなりながらも、何もできず・・
夏休み中もえみちゃんと良く遊び、一緒にキャンプに行ったり、お泊り会をしたり、と楽しく過ごす。
そして2学期に入ると、えみちゃんとゆみちゃん以外のクラスのお友達の名前もちらほら聞くようになってきた。
1学期は全く他のお友達の名前は聞けなかった(笑)
と言うことは、前回先生の話で一番に気になった『他の子を排除』は、なくなってきた・・とまでは、いえなくても、前よりは少なくなってきたのかもしれない。
ちょっと安心はしたが、次は別の気になることがでてきた。
とにかく『えみちゃんラブ』
私が気にしているだけなのかもしれないが、とにかくゆえが、『えみちゃんラブ』なのだ。
それはそれでいいのだが・・たとえば、どんなにお気に入りのおもちゃでもぬいぐるみでも、えみちゃんに一言『かして』と言われると、『いいよ』と貸してしまう。
別に貸すのは構わないし、ゆえがいいなら良いのだが・・本当に『いいの?』と思う時まで貸してしまう。(ただし、相手はえみちゃんのみ。)
それどころか、『かして』と言われる前に自分から、
「えみちゃん、どうぞ。」
と貸してあげようとする。
パパに買ってもらったばかりで、本人もお気に入りだったイルカのぬいぐるみも、えみちゃんが『もってかえっていい?』とゆえに聞くと、『いいよ』と言っていた。
えみちゃんのママが頑として持って帰らせなかったけど・・
悪くなくても『ごめんなさい』
でも、ここまでならまだいい。
好きな子に自分の大事なものを貸したり、あげようとしたり、というのは私も小さい時に覚えがある。
一番、気になっているのは、自分が悪くなくても、えみちゃんが、
「あやまって!」
と言うと、
「ごめんね!」
と半泣きで謝ってしまうことだ。
このえみちゃんが『あやまって!』というのは、夏休みの終わりごろから増えてきた。
えみちゃんの『あやまって』は正義感からでることもあるし、単なる八つ当たり気味のとこともある。
ゆえがえみちゃんの弟のるい君ともめて、叩いてしまった時に、その後るい君とは仲直りしたとしても、えみちゃんは、
「るいくんにあやまって!」
とゆえに言い、ゆえがるい君に謝っても、
「ぜったいにゆるさない!もっとおおきこえであやまって!」
と言って、えみちゃんが納得がいくまで謝らせる。
また、単にうちに遊びに来る時にゆえが道路を走ったら、
「どうろはしったからダメ!ぜったいにゆるさない!あやまって!」
という時もある。
ちなみにえみちゃんもゆえが走る前に走っていたので、この時は単にゆえがえみちゃんより先に走って家に着いたからだと思われる(笑)
(えみちゃんとるい君と3人で絵本を見ながら遊んでいるところ)
最近は3人でもよく遊ぶようになった。
前のようにるい君を閉めだすことはなくなってきて、その点は安心していたんだけどね。
えみちゃんの『ぜったいにゆるさない』は、テレビのキャラのセリフか何かっぽくてよく使うが本気で言っているわけではないらしい。
ゆえが一通り謝ったら仲直りできるのだが、親としてはこれは気になってしまう
明らかにゆえが悪くない時でも、えみちゃんが『あやまって』と言えば、ゆえは、謝ってしまうのだ。
どこまで口をだす?
度を越してる、と思う時は止めに入るし、その場面を最初から見ていたら、えみちゃんのママのつっちゃんがえみちゃんを叱ることもあるのだが、最近は大人が口を出すとお互い意固地になる時があるから少々やっかいだ。
(大人が口を出すと、お互い『イヤ』となかなか仲直りしなくなることが多い。でも放っておくと、結構すぐに仲直りするんだよね。)
ゆえはえみちゃんが怒っているので、悪い悪くないはともかく謝ってしまうようだ。
(ある意味、ゆえの普段の『ごめんなさい』も、あまり反省して言っているわけでない、というのがわかるのだが・・(笑))
大人から見ると、『悪くなくても、えみちゃんの機嫌をとるために謝っている』風に見えるのだが・・たぶん本人はそこまで考えてない。
4月生まれと2月生まれで、2人には1年近く差があるので、当然発達にも差がある。
その差がこういう結果になってるのかもしれない。
えみちゃん以外の他のお友達には、ここまで下手にでないので、相手がえみちゃんだけだということを考えると、もう少しゆえが物事がわかるようになるまで口をはさまず様子を見たが方がいいのかもしれない。
それとも今のうちだからこそ、仲裁に入って悪くないのに謝らせたり、謝ったらダメと注意した方がいいのか、こういうのも経験と言うことで、様子見でいいのか・・親としては迷ってしまう。
『もめて、仲直り』はえみちゃんに限らずよくある。(いつも4家族で遊ぶことが多いので・・)
この『あやまって!』『ごめんね。』も、もめごとの一環として、静観でいいのだろうか・・?
今のところ、いくらなんでもやりすぎと思ったら止めるにはいるが(ゆえが大泣きして謝っているのに、えみちゃんが何度も『ゆるさない』と言っている状態)、ある程度までは様子を見ている状態だ。
親としては口を出したくなるんだよね。どうしても・・
でも、ある程度は人間関係の勉強かな、とぐっとこらえている。
親の見守りは難しい・・
子供を見守るのって結構親の方が忍耐力がいる。
ゆえがえみちゃんに助けられていることも多いし、えみちゃんも『ゆえちゃんをたすけてあげなきゃ』と思っているところがあるようにみえる(笑)
えみちゃんもお気に入りのおもちゃをゆえに貸してくれるし、良いお友達なのは間違いない。
この『あやまって』『ごめんね』も遊ぶ時に1回あるかどうかで、毎回あるわけではないし、仲良く遊んでいる時間の方がもちろん多い。
でも、悪くないのに、ゆえが泣きながらえみちゃんに謝っているところを見ると、親としては少々胸が痛くなってしまう。
だからと言ってすぐに口を出していいのか、というとそれも違うかな、と思う。
子供同士の人間関係って大人の尺度では測れないところがあるし、毎回もめ事に口をだしていては、自分たちで解決する機会を奪うことになる、とわかってはいるんだよね。
ゆえが助けを求めるまでは、あまり口をださないでおこうと思ってはいるんだけど・・
つい口をだしたくなるんだよね。
ただ、子供の成長って本当に早い。
悩んでいるうちにその問題が解決していたりする(笑)
見守っているうちにうまく解決できるようになるといいんだけどな。