登下校のケンカは日常?
今週は、小学校の個人懇談の日なので、いつもより早く帰ってくる。
最近は、いつも、
「げんかんのカギをあけておいて。」
と、言われるので、帰ってくる時間の少し前に玄関のカギを開けておく。
できるだけギリギリに開けるようにしているので、たまに忘れて怒られるけど(笑)
予想より少し早い時間に、
「ただいま~」
と、声がして帰ってきた。
帰ってきたが、いつもと様子がいつも違う。
これは、また、えみちゃんたちと、ケンカでもしたかな・・
「お帰り。小学校どうだった?」
「・・・・」
「何かあったの?」
「うん・・じつはあったの。」
やっぱりか・・
「どうしたの?」
「えみちゃんたちとケンカしたの・・」
「また!?」
と思わず言ってしまった(笑)
よくケンカするな~
そういう時期なんだろうか?
・・いいんだけどね。
「なんでケンカしたの?」
「わすれた。」
いや、忘れてないでしょう。
「今、ケンカしたんでしょう?」
「じつは・・わすれてないんだけど・・どういったらいいのかよくわからないの・・」
上目遣いに私を見る。
「じゃあ、今日は、えみちゃんたち来ないの?」
「『もうゆえちゃんちにいかない』っていわれた・・」
と少々涙目。
ありゃりゃ・・
どうしようかな・・
えみちゃんのママにラインで聞いてもいいんだけど・・いつまでも親が口を出すというのもね・・
本人がケンカの内容を言わないけど・・たぶんそれほど大したことではないような気がする。
ゆえは、
「どうやったら、なかなおりできるかな・・」
と、しょげている。
「まず、なんでケンカになったの?」
「わかんないの。」
あのね・・仲直りの仕方なんてケンカの原因にもよるでしょう。
ゆえが悪かったら、「ごめんね、と言ったら?」と言ったらいいんだけど・・えみちゃんとゆえのばあい、ゆえが悪くなくても謝ってしまう場合が結構ある。
それはあまりよろしくない。
しばらくすると、電話が鳴った。
えみちゃんのママからだ。
「今日もそっちに遊びに行くって言ってるけど、いいかな?」
ん?
えーっと・・
「えーっと・・来るのは、いいんだけど・・ゆえが、えみちゃんとケンカして『ゆえちゃんちにいかない』って言われたって半泣きで帰ってきたんだけど・・」
思わず笑い声になってしまう。
えみちゃん・・またですか・・
「ええ?」
えみちゃんのママも、驚きながらも声が笑っている。
「あんた、今日ゆえちゃんちいかないって言ったん?」
と、えみちゃんに聞いている。
えみちゃんがなんか答えているけど、やり取りは聞こえない。
しばらくえみちゃんとえみちゃんのママとの話しているのが聞こえ・・
「いつもごめんな~。やっぱりゆえちゃんち行きたいって言ってるけど・・ゆえちゃんはいいんかな?」
「いいんちゃうかな・・ちょっと待ってな。ゆえ、えみちゃんが遊びに来るって言ってるけど、来ていい?」
それを聞いてニッコリする娘。
「きて♬」
はいはい。
なんだかな~(笑)
基本子供任せでいいんだけど・・
家に来る来ないの場合は、多少親も絡むからね~
3人で宿題
しばらくすると、えみちゃんが到着。
「さっきごめんね。これ、ゆえちゃんがすきなのもってきたよ。」
と、玄関でいきなりおやつを並べだす。
(この時のケンカの原因は、結局わからないままだった。)
チョコレート系だったので、没収して、冷蔵庫へ。
ただでさえ暑い中持ってきたのに、玄関に並べていたら・・溶けるよ!?
「宿題が終わったら出すから、先に宿題して。」
いつものことなので、『はーい』と返事をして、手洗いうがいをして、2人で宿題を始めた。
さて、ゆみちゃんはどうするのかな?
ゆえはゆみちゃんも来ないって言ってたけど・・
ゆみちゃんのママにラインするべきか、放っておくべきか・・と思っていたら、ゆみちゃんも普通に来ました(笑)
あれ?
まあいいんだけど・・
そして、3人で宿題をする。
一緒にする宿題は、国語のプリントが1枚と、算数のプリントが1枚。
ゆえは、国語から、えみちゃんとゆみちゃんは算数から始めた。
算数の文章問題は、みんなちょっと難しいみたいで、こっちに聞きに来る。
計算問題だけなら、みんなひとりで大丈夫なんだけどね。
3人に一緒に同じところ聞いてくれると楽なんだけど・・何故かひとりひとり、別々に同じところを教える形になる。
特にゆえは、先に国語なので、全く違うところをやっている。
(そして、同じところを後で教えることになる)
そして、宿題のペースが一番遅いのはゆえ。
えみちゃんはそろばんをやっているので、計算問題も早いし、国語も比較的早くできる。
ゆみちゃんとはレベル的には一緒なんだけど(聞いてくる内容や間違えているところがだいたい一緒)、ゆえは、結構ゆっくり考えてゆっくり書くのでどうしても遅くなる。
遊びに来るとわかっている時は、最近は、少しだけでも先にさせて、なるべく一緒に終わらせるようにするんだけど、今日は、遊びに来るかどうかわからなかったから、そこまで手がまわらなかった。
宿題が終わって、先に遊びだすえみちゃんとゆみちゃんを見ながら半泣きで宿題をする娘。
「どうやったら、えみちゃんみたいに、はやくけいさんできるようになるの・・?」
と、聞いてくる。
うーん・・こういうのは練習の回数だからな~
特にえみちゃんとは、1年近い月齢の差がある上、えみちゃんはそろばんもやっている。
「これから、宿題以外に、問題集でもやって練習する?」
「・・うん。」
・・・本当か?(笑)
『うん』とは、言っているが、たぶんやらないだろうな・・
計算カードをするだけでも、ブツブツ言っているのに・・
まあ、負けん気があるうちにちょっと問題集をゆえに見せてみようかな・・
負けん気があるんだけど・・それを克服ための努力をあまりしないんだよね・・
えみちゃんに負けて悔しいなら、その分頑張ればいいんだけど・・
まあ、2人が遊ぶのが気になって集中できていないので、もうここで終わらせて、残りは2人が帰ってからさせることにした。
(後は、計算問題だけだったので、比較的早くできるでしょう。)
今、2人を気にしながらやっても、効率悪いしね。
鉄棒で遊ぶんだけど・・
一応、宿題が終わり、喜んで、遊びに混じるゆえ。
ところが、今、えみちゃんとゆみちゃんが遊んでいるのが鉄棒だった。
鉄棒は、体操教室の成果でゆえもそこそこできるのだが・・今、ゆみちゃんがやっていたののは、『卵回り(?)』。
今はそういう名前なのかな・・要するにスカートを鉄棒に巻き付けて、連続前回りをする。
私たちの時は、『スカート回り』って言っていたような気がする。
3人の中で、運動神経が1番良いのは、ゆみちゃん。
体操教室も行っていないのに、連続逆上がりまでできる。
(ゆえは、体操教室に通っていなかったら、全くついていけなかっただろうな~)
そして、積極的に怖がらずに新しい鉄棒の技も色々試してみる。
えみちゃんは能力的には、連続逆上がりも、できると思うんだけど、今できるのは逆上がりまで。
それも最近できるようになった。
だけど、失敗しても、何度でもどんどんやるんだよね。
今も、ゆみちゃんに教わって、『スカート回り』を練習している。
ちなみにえみちゃんは、自分に自信があるからか、自分ができなくて他の人ができていても、それほど拗ねない。
(たまに拗ねるけどね(笑))
「おしえて!」
と、言ってどんどんやる。
できなかったら、できるまで、結構頑張って練習する。
この辺りはすごいと思う。
ただ、弟のるい君が逆上がりができて、自分はまだできなかった時は、さすがに大泣きしていた。
えみちゃんも運動神経いいけど、るい君の運動神経は規格外だからな~
るい君も、ここぞとばかりに、
「オレ、さかあがりできるで~!」
と、えみちゃんの前で言いまくっていたから(笑)
ちなみに、1週間後にはえみちゃんもできるようになっていた。
よほど、悔しかったようで、かなり練習したようだ。
こういう姿勢をゆえにも見習ってほしいものだ。
続きます。