今年最後の体操教室
今日は体操教室の日。今日で今年の体操はおしまい。次は来年になる。
冬休みの短期教室もあるのだが、そこまでは申し込んでいない。
体操教室に入って3カ月。それなりに成果はあったかな。
最初はしぶっていた時もあったけど、最近は『今日は体操教室だよ。』と言うと、普通に『はーい。』って感じで、どちからというと嬉しそうだ。
何より、体操教室に行くと、本人も楽しそうにやっているのがうれしい。
先月は、見ている親が結構寒かったけど、12月に入ったら、教室に暖房を入れてくれてだいぶ環境が良くなった(笑)
11月は、暖房がなかったから、防寒をきっちりしていかないと風邪引きそうだった。でも、子供は半そで半ズボンだったんだけどね。だから最初にかなり走らされていたけど、あれはあれで良かったと思う。
「はーい、わかりまーす」
最初に毎回行うミッキー体操。もうだいぶ慣れて振りは全部覚えているみたいだ。だからと言ってできているわけではないが・・とりあえず一生懸命先生の真似をしようとしているのが可愛い(笑)
ミッキー体操と柔軟の後は、滑り台やジャンプ台、トンネルなどをマットなどを使って作り、通路みたいになっている細長いトランポリンも使ってコースを作り、音楽をかけながら、みんなでコースを回る、というものをする。サーキットって言うのかな?
コースができてから先生が、『どうやってやるかわかる人~」と聞くと、みんな一斉に『はーい』と手を挙げる。まだ慣れてない子は手をあげないが、うちの娘はわかっているかどうかはわからないが、とりあえず元気に手を挙げている。
今度は『できる人~』と先生が聞くと、また皆が『はーい』と手を挙げる。
ゆえは『はーい、わかりまーす!』と手を挙げて身を前に乗り出す。
おいおい・・と思っていたら
「じゃあ、ゆえちゃんに見本を見せてもらおうかな~」
と、先生。いつも最初に誰かに見本をしてもらいながら、先生が説明するのだが、初めて娘を指名。身を乗り出したからだろうか・・?
今日の体操のメンバーは9人。この中でゆえがおそらく一番小さいし、一番新参者だ。大丈夫かな・・?普段はある程度大きい子・・というかわかっている子を指名するんだけどな・・
普段のサーキットでも、途中から抜かれされて、下手したら一周遅れになることも多いのに・・
まあ、ゆえがどの程度か先生もわかっていて指名したんだろうし、他のメンバーはおそらく見本などなくてもわかっているだろうから、まあ大丈夫かな・・
なんか・・親の方がドキドキ・・
先生にスタート地点まで連れてかれて、大きいマットをよじ登り・・自分の身長より高い位置からジャンプ。もちろん先生がフォローに入っている。
それが終わったら戻ろうとするが、全部回ると言われて戻って続きをする。長いマットで両足揃えてジャンプして進む。これが毎回、なかなか進まず、後ろがつまるんだよね・・まあ、今は1人だし・・いいかな(笑)
先生はゆえがやっているのを見ながら説明。
「ジャンプは両足揃える。歩いたらダメね。」
その通りにできているかどうかは微妙だけど・・毎回のことだから、子供たちはみんなわかっている。
ジャンプが終わったら、走ってトンネルまで。トンネルをくぐって、今度はトランポリンでジャンプ。
多少バランスを崩しながらも最後までジャンプする。
そして、うれしそうに先生のところへ戻り、先生とハイタッチ!
本人はなんか自慢げににやっと笑っている。
親の方は、見ながら本当ひやひやする(笑)
でも、こういう時って不思議と普段より上手にできるんだよね。
とりあえず、1人で全部できた。なんかすごく成長を感じるな~
頑張ったね!
跳び箱
そして、次は跳び箱。今は、鉄棒、マット、跳び箱の3つを習っているが、ゆえが一番できてないのが跳び箱だ。先生に支えられて、跳ぶ姿勢はとっているが、全然手に力が入っていない。
手をついて飛ぶ、という感覚がいまいちわからないみたいだ。
最初は先生も跳ぶ姿勢を覚えさせて・・という感じだったが、あまりに先生まかせにやっているので、あまり良くないと思ったのか、今日は少しゆえを支える手をゆるめて、あえてバランスを崩させて、手に力を入れるということをわからせようとしている感じだった。
ゆえの空想ごっこ
順番に何度か跳んだ後、着地マットの近くで何かを床から拾うしぐさをした。
「ゆえちゃん、何拾ったの?」
と、先生が聞くが、聞こえてないのか、無視しているのかスルー。
その後から、何度も先生が『ゆえちゃん、手をパーにして!』と声が聞こえるようになったが、ここからでは手の位置は見えない。
そして並んで待っている時は、ずっと手のひらを上に向けてパーにしている。
・・・これは・・ひょっとして・・
跳び箱を跳ぶ時は、手をグーにして跳び箱に手を付いている。何度も先生から注意されるが、なかなか治さない。そして、順番待ちの時はずっとパーで手のひらを上に向けている。
「ゆえちゃん、なんで手をパーにして上にしているの?」
と、ついに聞かれる。
「食べないようにしているの。」
と、ゆえ。先生はちょっとびっくりしたように
「そっか。えらいな~。うん、それは大事なんだけど・・」
えーっと・・先生・・それたぶん違う・・
ゆえは、落ち着かない時や緊張している時に手を口に持っていく癖がある。治そうとしてはいるのだが、体操の待ち時間などによく手を口に持っていき、何度も先生に注意されていた。たぶん、それで『手を口に入れないようにしている』という風に先生は解釈したんだと思うんだけど・・
たぶん、想像上の食べ物をさっき拾って、それをずっと持っているだけです。
家でもこれはよくやる。空想上の物を手に持っていて、
「これ持ってるから、お着替えできないの。」
などとよく言っている。
そういう時は、『ママが代わりに持っているから』、とか『これはここに置いておこうか』などと言って、納得させてから手を開かせるのだが・・体操教室でそれが出るとは・・
とはいえ、事情を見学席から大声で先生に言うわけにもいかず・・頭を抱えて見守る羽目に・・
ちょうど跳び箱が終わる時間だったので、先生は勘違いしたまま終わった感じになった・・先生・・どうもすみません。
前転前回り
次はマット。ゆえともう一人がでんぐり返り・・正式には前転前回りって言うらしい。できる子は後ろ回りをする。
これが最近、ゆえはぐんとできるようになった。くるっと回ってから足を持って起き上がるというのが、なかなかできなかったのだが、最近は、回って足を持つ、というところまではできるようになり、後はもうちょっとで起き上がれる。
今まで、少し坂になっているマットでやっていたのだが、今日は、『もうできるでしょう。』とマットなしで、床で前回りに挑戦。床と言っても、少しやわらかく、マット運動もできるような感じの作りになっている。
最後の起き上がりだけは、先生に頭をちょっと持ってもらわないとできないが、後はほぼできている。本当にびっくり・・
あと、もうちょっとでできるな、ってところで時間が来て終了。
正式に入会したのが、10月。最初はくるって回ったら、寝転がるだけでやっとだったのに、ここまでになるとは・・
最後は、ちゃんと先生に皆で『ありがとうございました』と挨拶して終了。
体操教室では、ちゃんと挨拶できるんだよね。
体操教室を3カ月続けての感想
9月に体操の体験をして、最終的に習うかどうかかなり迷ったが、結果的に習って良かったと思う。
体操の面だけではなく、1時間だけとはいえ、集団で行動して、先生の言うことをきちんと聞く、ということができるようになった。
そして、今日は見本(・・にはなってなかったけど(笑))で、1人でコースを回ってすごく誇らしげな顔をしていた。(すみません、親バカです)
たった3カ月だけど、成長を感じられた。
親は見ているだけで、授業時間は関わらない、というのも良かったのかもしれない。
幼稚園に入ったら、通園バスの関係で、1年は休会だろうな~
なんかもったいないな~
とりあえず、体操の先生方、色々お世話おかけしました。
来年もよろしくお願いします。
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