初めての逆上がり
5歳の娘・・・ようやく逆上がりができました!
すごくうれしかったので、なんかちょっとテンション高めで書いてます(笑)
はい、親ばかですみません。
体操教室で鉄棒を始める
娘は、3歳になる少し前から、体操教室に通い始めた。
知り合いに誘われて、体験に参加したことがきっかけだった。
最初は、本当に体験だけのつもりだったのだが、音楽教室では先生の言うことをきかない娘が、体操教室の体験では、みんなと同じように挨拶をして(真似っこだけどね)、泣かずに皆と一緒に楽しそうに体操をしていたことに感動してついつい入会してしまった(笑)
たぶん、初めて団体行動をしているのを見て、感動してしまったんだと思う。
(まだ、幼稚園に入る前だったしね。)
その時の記事はこちら。
とはいえ、体操教室に入会してからも、娘は、あまり鉄棒は好きではなかったように思う。
初めて『前回り』の練習をしたときは、
「こわいよ~!」
と、叫んでいたし・・
それでもゆっくりペースで少しずつ上達し、幼稚園に入学してしばらくすると、『中抜き戻し』『前回り』は合格し、『逆上がり』の練習に入った。
とはいえ、まだ逆上がりをするための補助の坂を使い、更に先生のフォローが入るような状態だったけどね。
逆上がりも『こわい』『まわるときにおなかがいたくなる』と言い、鉄棒の練習は、あまり好きではない様子の娘。
マットや跳び箱は楽しそうなのに、鉄棒はしぶしぶやっているような感じだった。
まあ、それはそれで仕方がないと思っていた。
『七夕』の『短冊』書いた願い事
それなのに、年少の時の七夕の願い事は、『さかあがりができますように!』だった。
これはちょっとびっくりした。
幼稚園の先生から、
「素敵な願い事ですね。」
と、言われたけど、そもそもこれって、願い事というか、練習しなければ、できないものでは・・・?(笑)
私としては、七夕に書くほど、『逆上がり』ができるようになりたかったのか、と、ちょっとびっくりした。
ゆえは、鉄棒があまり好きではないと思っていたし・・・
それなら家でも練習したら、もう少し上達するかと思い、
「ママと一緒に逆上がりの練習する?」
と、誘ってみるが、なんだかんだと理由をつけてやらない。
「おっこちたらどうするの?」
「ママが手を押さえていようか?」
「やだ。」
「マットがないとできない。」
「体操教室でもマットないやん。」
「いまは、マットがないとできないの!」
「きょうはやめておく・・・」
「はいはい。」
という具合で、基本的に体操教室以外ではやりたくないようだった。
あれ?
『逆上がり』できるようになりたいのでは?
七夕の短冊に書いたとはいえ、練習しないと願いはかないませんよ。
ひょっとして、娘としては、『練習しなくても、すぐに逆上がりができますように』というのが願いだったのかもしれない(笑)
何度か、
「たなばたにおねがいしたのに、ぜんぜんできない。」
と愚痴っていたので(笑)
うーん・・・
練習しないと・・・それは、無理ですよ(笑)
まあ、あんまり言って、鉄棒自体が嫌いなっても困るので、結局家での練習はしないままになっていた。
ちなみに年中と年長の七夕の願い事は、『魔女になりたい』でした(笑)
できそうで、できないが続く
『家での練習』は、あまりしたくないとしても、『逆上がりができるようになりたい』のは、確かなようだ。
でも、体操教室は、週に1回。
それも、毎回鉄棒をするわけではない。
家で、練習しなければ、なかなかできるようにはならない。
それでも、先生のフォローなしでも、坂つきであれば、一人でできるようなった。
ここまでくれば、あと少しだと思っていた。
が・・・勘がいい子や運動神経がいい子であれば、あとちょっとやればできたのかもしれないが、うちのは、残念ながらそうではなかったらしい。
補助の坂付きでの『逆上がり』は、一人でできるようになったもののそこからが長い。
先生にフォローしてもらい逆上がりを練習すること2年半。
さすがにそろそろ・・とたまーに家で練習を促すが、家では全くやる気なし。
跳び箱やマットは、少しずつだけど、上達して、次に進んでいるんだけど、鉄棒に関しては、ずっと同じことをやっている気がする(笑)
そのわりには、
「○○ちゃん、さかあがりができていいな~」
と、家でつぶやく。
だーかーらー、練習しようってば。
「○○ちゃんは、ママと公園で練習してたって言ってたよ。練習したからできるんようになったんだよ。ゆえも練習したら、できるようになるよ。」
と、言っても、
「そうなんだ~」
とは言うものの、本人は家で練習する気なし(笑)
こらこらこら・・・
できそうなところまで行くんだけど、一人でやらせてみると、やっぱりできない。
もうこのまま小学生になるまで行くのかな・・と思っていた。
『その日』は、いきなりきた
まあ、体操教室自体は楽しんで通っているようなので、それでいいか、ともう半分あきらめの境地に入ってくる。
そして、先日の体操教室の日。
先週の練習で、もうちょっとで逆上がりができそうな感じだったのだが、うちの子はたいていここからが長い。
今までも『もう少しでできそう』なことが何度かあったが、結局、今までできていないしね(笑)
というわけで、あまり期待せずに見学していたのだ。
ところが、鉄棒に入って、何回か目の『逆上がり』の練習の時に・・いきなり、できた。
あれ?今できた?
本人もきょとんとした顔。
先生に、
「できたやん!」
と、言われて、ようやくうれしそうな顔になる。
先生も、これがチャンスと思ったのか、何度かやらせて、(できたり、できなかったりだったが・・)、終わるころには、
「よし、もう大丈夫!できる!」
と、言われるようになった。
2年以上、練習しても(体操教室でのみだけど)できなかったのに・・・
できる時は、あっさりできてしまうようだ。
私も一瞬、ポカンとしてしまった(笑)
鉄棒の前回りや、マットの前転、後転、跳び箱が徐々にできるようになった時はここまで思わなかったのだが、逆上がりだとやっぱりなんか特別なのか、私がすごくうれしかった。
家でお祝いをしたいぐらいだった(笑)
本人が、『さかあがりができるようになりたい』と言って、2年半。
ようやくできるようになった。
なんか本当にめちゃくちゃうれしかったし、なんかホッとした(笑)
これでひとつ、やりたいかったことがでいるようになったね。
おめでとう。
ちょっとだけ続きます。