今日は体操教室
最近は、授業の振り替えもあって、週に3回ぐらい体操教室に行っている気がする。
ゆえは、体操教室は、慣れてきたし、行くと楽しそうにしているが、行く前は「今日体操教室だよ。」と言うと「体操行かないの。」と言う。
でも、連れていってもけろっとして、先生にもにこにこして「こんにちわ」と言っている。行く前と態度が違うんだけど・・あれはなんだろう?
鉄棒も最初はちょっと怖がっていたけど、笑顔できるようになった。
・・・たまに手を離して、落ちかけるけど・・・そのあたりは先生がフォローしてくれている。
最初に体験に行った時は、先生が5人いたが、どうもあれは1日体験用に先生を1人増やしていた可能性が高いと思う。最近は多い時でも4人だし・・
体験1日目は泣く子が多いと聞いているし、先生の内1人は体験の子につきっきりの予定だったんじゃないかと思う。
先生は4人でも、跳び箱や鉄棒、マットなどある程度危険なところにはかならず先生がつくので、「安全」という意味ではきちんとしているな、と思っている。
人数は多くても9人だし、先生が4人いれば贅沢な方だと思う。
まだ行ったことはないが、土曜日クラスだともっと人数が多いようだから、もっと先生がいるのかもしれないけど・・・
だから、先生たちがきちんとフォローしてくれているし、体操している時にケガをする、というイメージがあまりなかった。
ところが、今日はちょっとひやっとすることがあった。
それも体操の授業中ではなく、なんというか隙間時間に・・・
(先生は全く関係ないです。)
授業と授業の間
2歳半から4歳までの幼児クラスの時間は、午後の2時半から3時半まで。始まる前と終わった後は、トランポリンや鉄棒などで遊んでいいことになっている。
3時40分からは、もうひとつ上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちのクラスで(年中さん年長さんのクラス)、人数も30人以上いる。だから3時半から次の授業が始まるまでの10分間はかなり混雑するし、大きい子たちはかなり活発に動き回るので、カオス状態になる。
授業の時間が終わると、ゆえは疲れて遊ばない時もあるが、最近は「遊んでくる」と言って10分間、遊んで帰ってくる。
この時は何がきっかけかわからないが、ゆえは1人のお兄ちゃんを追いかけまわしていた。お兄ちゃんの後をついていって、お兄ちゃんが側転をすると、自分も真似をして床に手をついてちょっとジャンプしたり(笑)お兄ちゃんが走って行くと「待って~」と言って後をついて行っていた。
最近の幼稚園ぐらいのお兄ちゃんって結構やさしい。たまに声をかけながらも、ゆえが追いかけてくると、追いつくまで待っていてくれたりしていた。
そして通路のトランポリンのところでも、ゆえが来るまで待っててくれて、ゆえがトランポリンに乗ったらジャンプを始めた。
ところがゆえは急に動いたので、バランスを崩してそのままペタンとしりもちをついて・・・大泣き。
ケガ?
トランポリンの上で転ぶなんて良くあるし、普段は別に泣くことはないが、今回はギャン泣き。
しかも、道路で派手に転んだ時のように一瞬息を止めて、声がでなくなり、その後大泣きするパターン。これってかなり痛い時の泣き方だ。
とりあえず駆け寄ると、「痛いよう~!」と泣きながら叫んでいる。
見た目には、バランスを崩して座り込んだようにしか見えなかったし、たいして衝撃もなかったはず・・・近くにいた先生も駆け寄ってくれたが、その先生も「普通にバランスを崩したように見えましたよね?」とちょっと「?」な感じ。
お兄ちゃんも心配して見に来てくれた。もう授業が始まるし、「大丈夫だよ。びっくりさせてごめんね。遊んでくれてありがとう。」と言ってとりあえず抱っこして場所を移動する。
「痛い?」と聞くと「痛いよう!」と涙ボロボロ。筋をどうかしたのか?
立たせてみるが、すぐに尻もちをついてしまう。ただ、泣いているので、痛いからなのか、泣いているからなのかちょっと判断がつかない。
近くにいた男性の先生が来て、ゆえを膝に抱っこしてちょっと足を触って見てくれる。
「膝が入ったかもしれませんね。」
「・・?」
先生のよると、トランポリンは、膝が曲がる方ではなく、反対側にかくっと入ることがあり、それはかなり痛いのだとか・・・
冷えピタを膝に張ってくれて、しばらく動かさないように言われる。
次のクラスが始まるので、後ろに移動して、椅子に座らせて、上だけ着替えさせる。半そでの体操服なので、じっとしていると冷えるだろうし・・
しばらくすると、落ち着いたので、ちょっと歩かせてみる。ちょっとびっこを引いているが、一応歩けている。
「痛い?」と聞くと「痛いのちょっとになった。」とのこと。
先生から「痛がるようなら、15分冷やして1時間休憩。また15分冷やしてというのを繰り返して下さい。今日は温めない方がいいです。」と言われた。
お風呂もやめた方がいいとのこと。こういうテキパキした指示を聞くと、「おお!体操の専門の先生だな~」と思う(笑)
なんとなくプロって感じで、(いやプロなんだけど)ドキドキしてしまう(笑)
私自身、運動は好きだけど、あまり得意ではなく、ケガなどの専門知識も全くないので、医師でもない人からこういう言葉を聞くと、なんかすごいと思ってしまう。
体操とケガと・・
車の中で眠ってしまったので、そのまま家に帰って布団に寝かせる。このまま夜まで寝たので、どちらにせよお風呂は無しになった。
体操教室に入会する時に、保険にも入ったが、この場合、もし悪化して病院に行ったら使えるんだろうか?聞けば良かったとちょっと後悔。
夜に一度起きて、旦那に「足、痛かったの~」と訴えていた(笑)が、「まだ痛い?」と聞くと、「もう痛くない」とのこと。
念のため、冷えピタを交換して、朝まで冷やしたが、次の日はもう走りまわっていたので、病院には行かず、休憩時間にケガをしても保険を使えるかどうかはわからずじまい。
体操は危険なこともある、怪我をすることもある、と言うのは頭ではわかっていた。
だけど実際にケガ(とも言えないけど)をすると、あまりケガをすることは考えてなかったんだな、と自分で思う。
もし、これで本当にケガをして、数日家で安静などとなっていたら、「体操やらせるんじゃなかった。」と思ったかも・・・
覚悟が足りないと言われればその通りなのだが、3歳前後のクラスでケガをする、とはあまり思ってなかった。
とはいえ、ケガなんてどこででもする。家や公園で転んだだけでも、場所やタイミングが悪ければケガをするわけで・・
ちょっとびっくりしたが、とりあえずなんともなくて良かった。