晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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コロナは突然身近にやってくる! その2

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 「コロナは突然身近にやってくる! その1」の続きです。

 

 前日の夜、旦那の上司から電話があり、熱で帰された旦那の同僚が『陽性』だったと、知らされる。

 とりあえず、翌日は、旦那は会社まで車で行き、車に乗ったまま駐車場で待機。

 娘は、『新型コロナウィルス感染予防の登校を控える』対象にはなっていないが、念のため、朝は家で待機させて小学校に判断を仰ぐことにした。

 

 それぞれの朝

 翌朝、旦那は普段通り出勤。

 ちょっとはゆっくりでもいいのかと思ったけど、そうはいかないらしい。

 会社の駐車場で、車の中から出ずに、待機する、ということだ。

 車の中から、『暇だ~』とツイッターを送ってきた(笑)

 車の中から出れないからね~

 大人しく本でも読んでて下さい。

 

 そういえば、トイレとかどうするんだろう・・?

 私はトイレが近いので、こういう時、困るな~

 

 娘には、今日は、しばらく家で待機すると伝えてはいたが、やっぱり納得は行っていないようで、

 「がっこういきたい。」

 「きょうは、RくんとIちゃんがにちばん(昔の日直らしい)なんだよ!みたかったのに~」

 などと言い出す。

 気持ちはわかるけどね・・

 でも、『学校、行かなくていいの?ラッキー!』などと言うよりも、小学校に行きたがる方が親としては安心かな(笑)

 

 一応、旦那から『濃厚接触者ではなかった』と連絡が来たら、すぐに行けるように、制服以外の小学校に行く支度だけは、させておく。

 朝食を食べながら、不満タラタラだったけどね。

 

 私は、一緒に登校しているえみちゃんのママに状況をラインして、今日はひとりで行ってほしいと伝える。

 (この時は、ゆみちゃんと一緒に小学校に行っていない時期だった。)

 本来は、欠席や遅刻をする場合は、お友達に連絡帳を持って行ってもらうことになっているんだけど・・これも接触になるから、しない方がいいだろうしね。

 

 小学校に電話する

 さて、小学校に電話しないとならないんだけど・・何時ぐらいにしたらいいんだろう。

 普段の連絡は、基本的に連絡帳なので、遅刻や欠席で小学校に電話したことってないんだよね。

 あまり早すぎても良くないような気がする。

 

 朝、校門が開くのが、8時だから、その少し前ぐらいがいいかな、と勝手に考えて7時50分頃に電話することにした。

 

 電話をして、名乗り、担任の先生の名前を伝えると、

 「もう教室に行っていますが、呼んできた方がいいですか?」

 と、聞かれる。

 

 ・・・もう少し早く電話するべきだったか・・

 校門が開く前だから、まだ生徒は登校していないと思うんだけど、もう教室に行っているのね。

 うーん・・担任に代わってもらった方がいいのかな。

 コロナの登校に関することだと担任じゃなくてもいいのかな?

 とっさに判断できず、

 「あの、コロナ関連なんですけど、担任の先生の方がいいんでしょうか?」

 と、聞くと、電話の向こうの空気がさっと変わるのが電話越しにでもわかった。

 しまった!

 

 いや、娘や家族がかかったわけじゃないんだけど・・これは、そういう意味に取られただろうな~

 余計なことを言わず、直接担任に伝えた方が良かったかな。

 電話の向こうの声もちょっと緊張したような声になる。

 教育現場は、感染に対しては、ピリピリしているよね。

 なんか本当に申し訳ない。

 でも、ここでつらつらと説明するのもなんか迷惑だろうし・・

 

 結局、担任の先生が折り返してくれることになり、しばし待つ。

 「ねえ、せんせいにでんわした?」

 と、横でゆえが騒いでいたが、

 「折り返しかかってくるって。」

 と、話していると比較的すぐに電話がかかってきた。

 

 先生は、いつもきりっとしているような先生だが、いつもよりも口調が心なしが緊張しているような気がする。

 

 旦那の職場の同僚が陽性だったこと。

 同じフロアで仕事はしているけど、接触はあまりないので、おそらく濃厚接触者にはならないだろうと言っているが、正式な保健所の認定は今日になるので、念のために娘は家で待機させると伝える。

 先生の声が少し安心したような声に変わる。

 

 この電話では、先生からは、休んでも『出席扱い』になる、という説明を受けた。

 『登校を控える場合』には該当しないけど、やっぱり感染予防で休む場合は、『出席扱い』になるのか、と、この時は思った。

 「主人から連絡があって、濃厚接触者ではないとわかったら、今日遅刻でも、登校させていいですか?」

 と、聞くと、

 「大丈夫だとは思いますが、念のため、管理職に確認して折り返します。」

 とのこと。

 

 しばらくすると、また連絡があった。

 まず、先ほどは、『出席扱い』と言ったが、今の状態だと、『お母さんの判断で休ませている』ことになるので、出席に扱いにはならないそうだ。

 娘も他の家族も元気であれば来てもらってかまわない、とのこと。

 ・・・結構、緩いな。

 大丈夫か?

 

 まあ、娘は、1学期一度休んでいるし、出席扱いでも欠席扱いでも、それは、別にどちらでもよい。

 それに、実際『登校を控える場合』の条件に該当していないしね。

 (デルタ株のことを考えると、条件は、もうちょっと考えた方がいいかもしれないけど・・)

 

 先生からは、『お母さんの判断で休んでいるだけなので、娘さんたちが元気なら来ても良い』と言われたが・・だからって、『じゃあ今から行きます』というわけにもいないだろうな(笑)

 どちらにせよ念のため、旦那から連絡が来てから、行くことにしよう。

 

 「そしたら、今日、主人から濃厚接触ではないと連絡があったら、登校させてよろしいですか?」

 「もちろんです。ただ、ひとり登校だと危ないので、お母さんが送ってきてください。」

 とのこと。

 はい、それはもちろん。

 

 結果は、『濃厚接触ではない』

 結局、9時頃、旦那から大丈夫だったとメールがあった。

 思ったよりも、早く連絡がきたので、ちょっとびっくりした。

 下手したら午後になるかも、と思っていたんだけど・・

 

 『濃厚接触者ではない』という連絡に、そうだろうな、と思ってはいたけど、はっきりとわかってちょっとホッとする。

 もう運動会の練習も始まっているし、娘も元気そうだし、今から2週間近く小学校を休ませるのはかわいそうだ。

 

 「パパから連絡きたよ。小学校に行っても大丈夫だって。」

 と、言うと、娘は大喜び。

 急いで支度をして、小学校に向かう。

 

 授業を受けられなかったのは、1時間目だけだったので、ちょっとホッとした。

 教室まで送って行き、先生には、

 「ご迷惑をおかけしてすみません。」

 と、平謝りしてきた。

 先生は、

 「いえいえ、こんなご時世ですから・・」

 と、流してくれたが、おそらく最初の電話の直後、職員室はざわついただろうな~

 

 今回の小学校の対応

 あくまで私の感想なんだけど、今回の先生たちの対応は、よほどのことがないと、子供たちが『小学校に通う』のを止める、ということはしなたくない、という感じが見て取れた。

 小学校側から、『登校しないで下さい』とはよほどのことがない限り言わないんじゃないだろうか。

 

 『子供の学ぶ権利』をかなり重要視しているような感じがした。

 先生としたら、当然なんだろうけど・・

 そこは、やはり、小学校と幼稚園の違いを感じる。

 幼稚園だったら、それこそ2週間通園を禁止されていたような気がする。

 

 日常に戻った

 家に帰ってから、一緒に登下校するえみちゃんのママと、今日遊びに来る予定だったゆみちゃんのママに、事の顛末をラインで送り、心配だったら、登下校もしばらく別、遊ぶのも延期してもらってもいいよ、と伝えたけど、『学校に行っているなら大丈夫でしょう』と普段通りで大丈夫とのことだった。

 とりあえずホッとする。

 

 今のところ旦那も私もゆえも感染の兆候もなく、14日の自宅待機もなく、とりあえず日常を取り戻した感じだ。

 それにしても、新型コロナウィルス・・来るときは突然来るんだな、と改めて思った。

 

 旦那も、

 「当分は、今まで以上に気をつけないと・・」

 とのこと。

 

 そうだよね。

 当事者・・とまではいかないけど、当事者になりかけると本当にドキッとした。

 大人は、まだいいけど、子供を14日も家で隔離は可哀そうだしね。

 でも、旦那が濃厚接触者だったり、感染していたら、そうせざるを得なかった。

 

 運動会の練習も始まったところだし、今回はとりあえずセーフで本当に良かった。

 

 本当に『新型コロナウィルス』は、急に身近に来るな、と感じた出来事でした。

 

 小学校の先生方、お騒がせしてすみませんでした。