晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

スポンサーリンク

コロナは突然身近にやってくる! その1

スポンサーリンク

 9月前半の記事です。

 富士登山のことを書こうと思ったんですが、先にこちらを書くことにします。

 

 突然のコロナ騒動

 夏休みが終わり、小学校が始まった。

 小学校によっては、休校になったり、分散登校になっているところもあるようだが、娘が通う小学校では、特にそういうことはないようだ。

 それだけでもとりあえずは、良かった。

 

 でも、緊急事態宣言の延長で、2学期の始業式後、体育館に夏休みの作品を3日間展示しているので、保護者も観覧しても良いとのことだったが、これは当然中止。

 楽しみにしていた9月の参観日も延期。

 参観日は、1学期も二度延期になった後、最終的に中止になったんだよね・・

 娘が小学校に通いだしてから、参観どころか、娘が捻挫した時に教室まで送って行った以外、一度も校舎の中に入っていない。

 今の感染状況じゃ仕方ないとわかってはいるけど、やっぱり残念だ。

 

 ・・・などとのんきなことを考えていたら、コロナは・・突然身近にやってきた。

 

 会社からの電話

 夕飯の支度をしている時、珍しく早く帰ってきた旦那が、『会社の同僚が熱があったのに出勤して、怒られて家に帰された』という話をしていた。

 その時は、

 「熱があって出てくるのは、この時期、まずいよね~」

 と、軽く返していたが、なんとなく、ふっとイヤな感じがした。

 今は、9月になったばかり。

 季節の変わり目ではあるが、まだ『暑い』から『涼しくなった』程度で寒くなったわけではない。

 この時期に成人男性がそんな簡単に熱だすかな?

 まさか・・と、一瞬、思った。

 でも、今まで身近にコロナにかかった人がいなかったこともあり、まあ疲れがたまって熱がでるとか、そういうこともあるかも・・と、この話はそこで終わった。

 

 旦那は、まだ、

 「熱あったら休めよ。かなりYさん(旦那の上司)から怒られてたわ。」

 と、なんかずっとぶつぶつ言っていたけど(笑)

 

 そして、旦那と娘がシャワーを浴びに行き、そろそろ出るころだから、食卓の用意をしようかと思っていたら、旦那のカバンから携帯電話の音が聞こえた。

 旦那は自分の携帯電話と会社から支給された携帯電話二つ持ち歩いている。

 カバンを開けてみると・・・会社の方の携帯電話がなっており、発信者の名前は、旦那の会社の上司のYさんの名前になっている。

 この時間に、会社から電話がかかってくることはあっても(機械のトラブル担当なので・・)、もう家に帰っている上司から電話がかかってくることはまずない。

 普段ならシャワーが終わるまで、待つところではあるが、もう出る頃だということと、先のほどの『職場の人が熱があって帰された』という話が頭に残っていて、浴室まで電話を持って行き、

「会社のYさんから電話だよ。」

 と、伝える。

 ちょうど浴室から出るところで、旦那は、慌てて体をふいて、携帯電話を受け取る。

 

 娘に、

 「パパ、電話中だから静かにね。」

 などと言っていると、

 「え!?陽性!?」

 と、旦那の驚いた声が聞こえた。

 ・・・やっぱりか!

 予感的中。

 当たってほしくない予感は当たるんだよね。

 

 電話している旦那の話を聞いて、 

「ようせいってなに?」

 と、娘。

 娘の好きな『妖精』とは違うということはわかったようだ(笑)

「いや・・なんというか・・とにかくちょっと待って・・」

 と、私もプチパニック。

 えーっと・・この場合、小学校はどうなるんだっけ?

 

 娘の体をふいて、着替えを渡すと、急いで小学校からのプリントを探しに行く。

 確か、2学期に入ってすぐ、コロナウィルス関連で登校を控える場合のプリントをもらっていたはずだ。

 こういう時に限ってすぐに見つからないんだよね。

 

  旦那の会社の場合

 「やばいよ、陽性だって。」

 と、言いながら旦那が戻ってきた。

 私も旦那も2回ワクチンを打っているし、感染自体はそれほど心配はしてないんだけど、今の心配は、私は娘の小学校、旦那は会社のことだ。

 (いや、2回打ってもかかるときはかかるらしいけど・・)

 

 旦那は、

 「ライン停めれないんだけど・・まずいな・・」

 と、ブツブツ言っている。

 

 「そんで?明日はどうするの?」

 と、聞くと、

 「車で普通に会社に行って、駐車場で待機だって。」

 とのこと。

 旦那の職場は、場所的に従業員のほぼ全員が車通勤なので、そういう処置がとれるのだろう。

 

 とりあえず、朝、保健所が濃厚接触者を特定するんだろうな。

 「(濃厚接触者だった場合)会社休むにしもて、パソコンがないとな・・あ、でも、取りに会社に入っていいんかな?」

 うーん・・どうなんだろう?

 それはまずいのでは?

 

 でも、車で待機とはいえ、朝、普通に会社に行くなら、おそらく旦那は、『濃厚接触者ではない』と仮定されているんだろうな。

 保健所の濃厚接触者の特定が終わったら、濃厚接触者以外の人は、普通に仕事始めるということなんだろう。

 もともと、なかなか濃厚接触者とは認められないらしいし・・

 

 「で、その陽性の人と、接触はあるの?」

 「ない。今日は帰るときに挨拶したぐらい。」

 

 「お昼ご飯は?」

 「向こうは遅番だから、一緒になることはない。会社では常にマスクしているし・・」

 

 「席は?」

 「同じフロアなだけで、席は別の島だし、遠いよ。」

 

 なるほど・・聞いた感じだと濃厚接触者にはならないだろうな。

 マスクしていたら、隣の席でも濃厚接触者にならないと聞くし・・

 

 濃厚接触者の定義

 ネットで『濃厚接触者の定義』を調べて見る。

 

 国立感染症研究所感染症疫学センター「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」によると・・

 ①患者と同居あるいは長時間の接触(車内・航空機内等を含む)があった者
 ②適切な感染防護(マスクの着用など)なしに患者を診察、看護もしくは介護をした者
 ③患者の気道分泌液もしくは体液などの汚染物に直接触れた可能性のある者
 ④その他:手で触れることのできる距離(1 メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と 15 分以上の接触のあった者

 と、記載があった。

 

 期間は、発症前2日から、ということらしい。

 今日が月曜日だったのか幸いだった。

 仮にだけど、熱が出たのが今日だったのであれば、発症前2日は土日なので、会社の人との接触はほぼないだろう。

 

 それにしても、今日熱だして、夜とはいえその日のうちにPCR検査の結果がわかるものなんだね。

 PCR検査に関しては、だいぶ余裕がでてきたのかな?

 

 それにしても・・今日、会社休んで、病院に行ったら陽性でした、というならともかく、熱あるのに会社に出てきたというのは、いただけないな~

 治って、戻ってきたら、めちゃくちゃ怒られそう。

 旦那よりは、かなり若い子らしいから、比較的すぐに回復するとは思うけど、最近は若い子でも悪化したりするみたいだし・・無事良くなるといいな。

 良くなって怒られるだけで済むなら、それに越したことはない。

 

 ちょっと話は変わるが、私が昔読んだ少女漫画で、看護師が天敵(?)の患者に採決の時に間違ってミスをしてしまうシーンがあった。

 その時に、一瞬、相手に知られないようにしたい、などと色々なことが頭を駆け巡るが、最終的に『ベストの選択は・・怒られてバカにされてすむようなことであってほしい!』と、正直に助けを求める決断をする。

 このシーンはすごく印象に残っていて、大人になってからも、この決断を参考にさせてもらっています。

 特に大きなミスをした時に、ごまかそうとすると、だいたいろくなことにならない。

 怒られて、謝ってすむことなら、その方がいいのだ。

 これをごまかそうと下手なことをすると、謝ってすまないレベルのことになってしまう。

 

 と、話がそれてしまった。

 

 さて、旦那は、ともかくとして、娘はどうなるんだろう。

 

 娘の小学校の場合

 小学校からもらったコロナウィルス関連で登校を控える場合のプリントを見つけて、よく読んでみる。

 いや、もらった時も、読んでいたんだけどね。

 その時は、ざっと読んだだけだったし・・

 内容を見ると、登校を控える場合は、

 

 ① お子様に発熱や風邪症状がある場合

 ② お子様に新型コロナウィルスに感染したことが判明した場合、また濃厚接触者と認定された場合

 ③ 同居する家族がPCR検査を受けることになった場合

 ④ 同居するご家族が風邪の症状や発熱が続く等、かかりつけ医に相談すべき症状がみられる場合

 

 の4つだった。

 うーん・・①と④は、該当しない。

 問題は②と③。

 ②の濃厚接触者と認定はされていないが、もし旦那が明日濃厚接触者と判定されたら、当然PCR検査を受けるだろう。

 そうなると『③同居する家族がPCR検査を受けることになった場合』に該当することになる。

 (万が一それで陽性なら、今度は、娘は②の濃厚接触者になると思われる。)

 

 でも、現在の状態では、どれにも値しない。

 かと言って、『じゃあ、いいや』と登校させるわけにもいかない。

 『濃厚接触者』がわかるのは、早くても明日。

 明日、旦那が万が一『濃厚接触者』と認定されたら、当然なんで登校させたんだ、ということになる。

 今回は、ほぼ『濃厚接触者』ではないだろう、と思ってはいるけど・・

 この登校控える対象者の定義・・ちょっと緩くないか?

 まあ、基本的に控えるだろうけど、明らかに『濃厚接触者だろう』、って家族がいても、認定になるまでは登校していいということになる。

 今回、旦那は、ほぼ『濃厚接触者ではない』とは思うけどね。

 

 どちらにせよ、万が一を考えると、お友達と一緒に登校させるわけにはいかないので、明日は、とりあえず登校を控えて、小学校に連絡して判断を仰ぐことにする。

 

 続きます。