「6歳の娘、バレエ習い始めました その1』の続きです。
年中の時にバレエに興味を持ち始め、『バレエをならいたい』と言い出す
バレエ教室を探すと、歩いて行ける距離の住宅街のど真ん中にあり、ちょっとびっくり。
他にも候補はあったけど、やっぱり近い方がいいよね(笑)
体験を申し込むが、発表会前だったり、コロナウィルスによる緊急事態宣言が始まったり、電話が通じなかったりと、タイミングが悪く、なかなか体験にたどり着けなかった。
そして、年長の冬、ようやくバレエ教室の体験をすることになった。
バレエ教室、体験当日
さて、バレエ教室の体験の日。
朝起きると、いきなり、
「きょうはバレエ!」
と、うきうきな娘。
1週間前から、めちゃくちゃ楽しみにしていたけど・・大丈夫かな。
イメージと違って、実際に行ったら、がっかりしないかな(笑)
娘が楽しみにしすぎてて、逆心配になってしまう。
バレエ教室は、家から徒歩10分ぐらいなので、一緒に歩いて行って道を覚えさせる。
まあ、曲がるところは一か所なので、さすがにすぐに覚えるでしょう。
先生からは、最初は、他の生徒が来る前に先生と2人で一緒にレッスンをするので、少し早めに来るように連絡があった。
バレエ教室に到着
バレエ教室の玄関は、本当に普通のおうちのようだが、2階には立派なレッスン場があった。
ここのバレエ教室の創始者は、もう亡くなっているそうだが、50年以上続いているバレエ教室だそうだ。
先生は、いかにもダンサーというイメージの方だった。
ちょっと恥ずかしかった(笑)
そして、
「お母さん、ひょっとして、発表会の時、アンケートを書いてくださいました?これそうですよね?」
と、発表会の時に私が書いたアンケートを出してきた。
え?
そういえば・・書いた方がいいのかな、と思って、アンケートは書いた・・ような気がするけど・・
先生が、アンケート用紙を見せてくれた。
確かに私が書いた分だけど・・
うん、来たことが分かった方がいいかと思って、名前を書いた・・ような気がする。
うわっ!恥ずかしい!
あの時、ゆえに邪魔されながら書いたので、字も雑というか躍ってるし・・
『アンケートを書いてくれる人は少なく、すごくうれしかった』と、おっしゃってくれたけど・・私はもう顔が真っ赤・・
もうちょっと丁寧に書いておけば良かった!!
私は、若い時アマチュア劇団でお芝居をしており、その時、自分たちもアンケートをお願いしていたので、なるべくアンケートなどは書くようにはしているんだよね。
確かに、アンケートを書いてくれるとうれしいのは知っているので・・
それにしても、いちアンケートを覚えておいてくれるなんて・・
アンケートに名前を書いていたので、それでわかったらしい。
うちの苗字は少し変わっているので、『覚えていた』ということらしい。
旧姓なら、よくある苗字なので、それで覚えられる、ということはなかっただろうな~
それにしても・・そんなに真剣に読んでくれるなら、もう少し丁重に書くんだったな・・
あー・・恥ずかしかった(笑)
さすがバレエ教室
常に笑顔でお話をされる、素敵な先生だった。
簡単な説明の後、とりあえずゆえと2人でレッスンを開始。
私は後ろで椅子に座って見ている。
どこかふわふわとした感じの印象の先生だったが、レッスンが始まると、空気がピリッとする。
普段なら・・写真を撮ろうなどと思うところだが・・なんていうかその空気に圧倒されてというか、そんなキャピキャピ写真を撮るのは恐れ多いというか・・スマホを向けることができなかった。
(後日、レッスン中は撮影禁止とわかった。本当に撮らなくて良かった。)
しばらく2人で、基本や、ストレッチをして、しばらくすると、このクラスの生徒が次々にやってくる。
教室に入る前に必ず
「こんにちは。」
と挨拶するが、声が小さいと、先生に指摘されていた。
ゆえも、先生何か言われて、一応、
「はい。」
と返事はするものの、下を向いての返事だと、
「ちゃんと先生の顔を見て、お返事して。」
と注意されていた。
バレエはマナーが厳しいと聞いていたけど、さすがだな、と感心する。
小学生のクラスは6人ほどだった。
教室に入ると、何も言われなくても自分でストレッチや腹筋などを始める。
いっぱしのバレリーナという感じで、私は、圧倒されまくっていた。
お姉さんたちと一緒に20分ぐらいレッスンをして、ゆえはそこで終了。
だいぶ緊張していたようだ。
それにしても・・バレエのレッスンは・・これは疲れるわ。
何気ない動きにしても、体の筋肉を使っているので、たぶんしんどい。
ゆえは、体操と同じぐらい疲れたと言っていたが、ずっと動きっぱなしの分、体操よりも疲れると思う。
バレエ教室、入会決定
ゆえが、
「たのしかった!やりたい!」
と言うので、その場で入会することにする。
(その場で入会だと、体験料が無料になる)
小学生は週2回から。
とはいえ、3月までは幼児なので、幼児の料金で週1回でもよい、と言われたのだが、ゆえが、
「2かいがいい!」
とのことだったので、もう小学生のコースに申し込むことになった。
ついに・・バレエを習うことに・・
レオタードは、教室指定のものだけど、バレエシューズとタイツは、自分で買っても良いとのことだったが、最初なので、全部教室にお願いすることにした。
そして、しばらくは、早めに来て、先生と1対1でレッスン。
その後、小学生のお姉さんたちと一緒にやるが、20分ぐらいで終わり。
徐々に慣らしていきます、とのことだった。
少ないクラスだし、小学生のお姉さんたちとはレベルが違いすぎるので、いきなりは無理なんだろう。
とはいえ、先生と1対1ってかなり贅沢だよね。
個人ならでは・・だろうか。
基本的に月曜日と水曜日だが、水曜日は、先生が違うとのこと。
ゆえは、念願(?)のバレエがやれてルンルンだった。
ただ、かなり緊張はしていたらしい。
体も、いつも使わないところを使って疲れただろうしね。
夕食を食べたらもうグダグダで、布団に入ったら、すぐに眠ってしまった。
今のところはバレエに夢中
ゆえは、バレエを習いだしてからは、もうバレエに夢中。
YouTubeで、バレエの公演を見たり、家でバレエ教室でやったストレッチ(?)をやっている。
やるのはいいんだけど・・いきなりお姉さんたちがやっていたみたいに股割りからうつ伏せ姿勢になる動きをしようとして、『できない~!』と叫んでいるし・・
いいんだけどさ・・怖いので家であんまり難しいことをするのはやめてほしい(笑)
ピアノなら教えられるが、柔軟やストレッチは、私は怖くてフォローできません。
下手に触ると体を痛めそうだし・・ どこまでやって大丈夫なのかもわからないし・・
もうちょっと簡単な一般的な柔軟だけにしない?
私にもう少し知識があると良かったんだけどな~
ゆえは私に似たのか、小さい時から体操で柔軟やっているわりには体が硬いんだよね。
これだけ、夢中になるんだったら、もうちょっと早くさせておけば良かった、とも思うが、これだけ夢中になったのは、今だからかな、とも思う。
自分からあれだけ『やりたい』と言って、自分の意志で始めたものだし、なかなかできなかった、というのもあって、ゆえの中で付加価値がついたような気がする。
まあ、最初だけかもしれないけどね(笑)
このバレエ熱もいつまで持つかわからないけど、しばらくは頑張ってみましょう!