晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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初めての母の日のプレゼント

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5月上旬の記事です。

 初めての遠足

 今日は、体操教室の日なので、幼稚園までお迎えに行く。

 午前中は、遠足で、『咲くやこの花館』に行ってきたらしい。私は行ったことがないがサボテンなどが多い植物園のようだ。

 本当は、数週間前に、今回の遠出の遠足の練習で、近くの公園までバスで『遠足』に行く予定だったのだが、雨で中止。

 ずっと良いお天気だったのに、よりによってその日だけが雨だった・・

 本当にタイミングに悪い。

 一応、クラス全員でバスに乗る練習はしたようだが、公園まではいなかったようだ。だから、ゆえにとっては、今回が初めての遠足になる。

 

 ゆえに、

 「遠足行ってきたの?どうだった?」

 と、聞いてみたら、

 「ママ、サボテンみたの。」

 と、嬉しそうに報告してくれた。

 

 「サボテンはちくっていたいからさわったらダメなの。」

 と、先生に注意事項で言われたことも説明してくれる。

 お昼ご飯は戻って食べるのかと思っていたら、外でみんなで食べたようだ。

 「えみちゃんとおべんとうたべたの!」

 「お外で食べたの?」

 「そうなのよ。」

 初めての遠足は、楽しかったようで良かった。

 

 母の日のプレゼント

 この後は体操教室だが、幼稚園のバスが幼稚園を出発してからだと、体操教室に着くのがギリギリになるので、できれば幼稚園バスが出発する前に駐車場を出たい。

 遠足のお話をしながら、駐車場に行き、すぐにゆえを車の後部座席に乗せる。

 できれば、すぐにチャイルドシートに座って欲しいのだが、ゆえは車に乗るとリュックを降ろし、

 「ママ、ちょっとまっててね。」

 と、背負っていたリュックを降ろして、チャックを開け、リュックの中をかきまわし始める。

 

 少々イラッとして、『それは後にして、早くチャイルドシートに座って!』と言いそうになるが、そこはぐっとおさえた。

 何か見せたいものがあるのだろう。早くして欲しいのは山々だが、ここで急かして不機嫌になられたらこの後が面倒くさい。

 何もせずにグズグズ言っているならまだしも、何か見せたいものがある時に、『早くして!』と急かすのは違うような気がするし・・

 気持ち的には、急かしたいんだけどね(笑)

 

 目的の物がすぐに見つからなかったらしくし、リュックからスモックやら折り紙やらを出して、最後にビニールに入ったゆえが何やら作ったらしきものを渡される。

 「ママ、いつもありがとう!」

 と、言ってくれたけど、その時は一瞬意味がわからなかった。

 ビニールから出してみると、折り紙のカーネーションを紙皿に貼ったものだった。

 そうか。母の日のプレゼントか・・

 

 『ママ、いつもありがとう』は、たぶん先生にこう言って渡すように教えられたんだろうな。

 幼稚園、すごいな~

 「ありがとう!ママ、嬉しい!」

 と、ゆえをギュッとする。

 

 ・・・イラッとして『後にして!』と言わなくて良かった!いや、本当に・・

 あそこでイラッとして急かしていたら、大事な瞬間を味わえなかったよ。

 

 ゆえはすごく自慢げな顔をしている。

 『ゆえちゃんからのプレゼントよ!ママ、うれしいでしょう!』というところかな。

 もう体操教室はちょっとぐらい遅れてもいいや(笑)

 もう一度、ゆえの目を見てちゃんとお礼を言う。

 「ありがとう。ママ、これ大切にするね。」

 「ちゃんともっててね。」

 「うん。家に飾っておくね。」

 で、にんまりと笑う。

 

 家にちゃんと飾ってます。

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  ありがとうね。

 

 『母の日のプレゼント』も『いつもありがとう』と言われたのも初めてだな。

 これはかなり嬉しい。

 ゆえはプレゼントを渡したら満足したらしく、素直にチャイルドシートに座って、シートベルトを締める。

 

 「ママ、たいそうふくもってきたの?」

 もう体操教室モードに切り替わったようだ。

 「持ってきたよ。体操教室に着いたら着替えようね。」

 「はーい。」

 と、ご機嫌。

 この時は良かったのだが、この時の『体操教室』で、ひと波乱がある。

 そのことも書こうと思ったのだが、今回のブログのメインテーマを『母の日のプレゼント』にしたいので、体操教室のことは後日書くことにする(笑)

 

 母の日

 思えば、『母』になったのは、3年半ほど前。ゆえが産まれてからだ。

 ゆえができるまでは、自分が『母』になるとはあまり想像していなかったし、お腹にいる時も『母である自分』というものがいまいちイメージできなかった。

 自分が、『母の日』に娘に『いつもありがとう』と言われて、プレゼントをもらうということは想像すらしておらず、今回本当にうれしかったと同時にびっくりした。

 

 そうか・・自分は『母の日』にお礼を言われる立場になったのか。

 もう3年以上ゆえの母をやってきて、言われてみれば当たり前なのかもしれないけど、自分の『母』という立ち位置が本当に不思議に思える。

 

 『いつもありがとう』は、おそらく先生から『こう言って渡したら喜ぶよ』とでも言われたんだろうな、と思うし、本当の意味で言っているわけではないとわかってはいるが、それでもすごくうれしい。

 

 私は子供時は、『母の日』には毎年プレゼントあげていた。『お手伝い券』だったり、お小遣いから買ったプレゼントだったり、お手紙だったり・・

 思春期の頃は、あげるのが照れくさくて、ちゃんと手渡しせずにテーブルの上に置いただけ、ということもあったが、とにかく『母の日』のプレゼントはずっと渡してきた。

 成人して働きだしてからは、ちょっと良い物をプレゼントしていた。

 結婚してからは、旦那の両親にも自分の両親にも『母の日』と『父の日』にはプレゼントを贈っている。

 

 物ごころついてから『母の日』には、ずっと『する』方だったが、今度は『される』立場になったのというのが、本当に不思議な感覚だった。

 ゆえ、ありがとうね。

 『母の日』は、まだ、あまりわかっていないと思うけど、プレゼントと言葉、すごくうれしかったよ。

 来年はもうちょっと意味がわかっているかな?

 

 ちょっと『母の日』が楽しみになってきた。

 どうもありがとうね、ゆえ。

 これからもよろしく(笑)