音楽教室、やめる?
保留にしてきたが、いい加減に、『カワイ音楽教室』をやめるか続けるか、結論を出さなければならない。
私は、だいぶやめる方に傾いている。
そもそも『続けるのか、やめるのか・・』と考えることに疲れた(笑)
別にゆえの機嫌をとってまで続ける、という程、親がやらせたいわけではない。
ゆえときちんと話をして・・と考えていたのだが、ゆっくりと話をする時間って意外とない。
幼稚園の行事やお友達と遊ぶ約束などもあり、結構毎日バタバタ。
朝の忙しい時間や、寝る前の機嫌のよくない時間に、話をするのもどうかと思うし・・
急いで、ぱぱっと話をして、どうするか決まったとしても、後日ゆえが『そんなこといってない!』と言う可能性もあるし、そうなると非常に困る。
ゆえがそこそこ機嫌が良く、きちんと話をできる時間・・などと考えていたら、結局、次の日が音楽教室、という日まで話ができていなかった。
『やめない』と選択をした時に、後で『やめる』ことはできるが、『やめる』と決めた場合に、『やっぱりやる!』と言っても変更はできない。
そのあたりも含めてちゃんと話をしないといけない。
そして、次の日が『音楽教室』という日、お友達の家から帰る時に車を運転していると、
「あした、ようちえんのおむかえはないの?」
と聞いてきた。
『体操教室』と『音楽教室』の日は幼稚園のお迎え日なので、
「明日はお迎えだよ。」
と答える。
「なんでおむかえ?」
「明日は『体操教室』と『音楽教室』だから。」
「『おんがくきょうしつ』イヤなの・・」
車の中で運転しながら話すのも・・と思いつつも、明日までに結論を出さないとダメだし、最終確認は家でしたらいいや、と『音楽教室』の話を続ける。
「わかった。そんなにイヤなら、もう『音楽教室』やめる?」
「やめる。」
「わかった。ママが先生にお話しておく。でも、ゆえ、やめたら、後で『やっぱりやる』っていうのはできないよ。」
「・・・わかった。」
「やめたら、ゆえの好きな『ボール遊び』も、『ドレミ』も『チューリップのお姫様』もできないけど、それでもいい?」
「たまにはしたいんだけど・・」
「やめたら『たまに』もできないよ。もうあの教室に行けない、ってことだよ。それでもいいの?」
「・・いい。」
「わかった。それなら、もうやめるってママが先生にお話しするね。」
とりあえずこの場では、この話は終了。
ちょっと残念だけど、なんか私も疲れていたし、もういいや。
『チューリップのお姫様』なんて大好きで楽しそうにやってたんだけどね。
(先生とドレスを着て楽しそうに踊る娘。)
でも、『音楽教室』に行くたびに、
「イヤなの。」
「なんで?」
い言う会話をするのにもいい加減うんざりだったし・・
時間を置いて、またやりたがったらその時に考えればいいしね。
月謝とやめる時期
パパが帰ってきてから、もう一度、『やめたら、もうあそこには行けない。やりたくなってもできない』と言う話をして、それでも『やめる』と言うので、『じゃやめることにするね』と結論付ける。
すると、パパが、
「今月はもう行かないの?あと何回残っているの?」
と言いだした。
「今月はあと2回だけど・・今からだと来月のお月謝もかかるかも・・」
音楽教室の規約を引っ張り出して、『退会』の欄を見ると・・やっぱり・・15日までに申し出をしないと、翌月分もお月謝がかかってしまう。
今月はもう15日を過ぎているので、来月分も払わないといけない。
『やめる』ことを考えた時点で確認するべきだったな・・
うっかりしていた。
ただ・・ゆえの今の状態で来月まで音楽教室に行けるか?
旦那は、
「行かないのに払うのはなんかヤダ。なんとかだまくらかして、来月まで行くようにできない?」
とのこと。
「・・今の言葉も全部ゆえに聞こえてるよ。」
旦那との会話もゆえはしっかり聴き耳を立てている。
意外な方向に・・
「ゆえ、習いごとは、『やめる』と言っても『今日やめる』ってわけにはいないんだよ。『やめる』っていうお話は先生にするから、あと何回かは頑張って行こうか?」
「いかない。」
・・・やっぱりか・・
「何がそんなにイヤ?先生の頼んで好きなことだけできるようにするから。」
「ぜんぶいやなの。」
「この間のボールを投げるのとかすごく楽しそうにしてたやん。最後のチューリップのお姫様も何度もするって言って先生を困らせたでしょう?」
「もういいの。」
「3月に発表があるんだけど、これはでなくていいから、好きなことだけやりに・・」
「『はっぴょうかい』はでる!」
はい?
・・今、何か言いましたか?
「発表会でるの?」
「『はっぴょうかい』だけでる!」
『それはダメ!』
と、旦那と私の声がハモった。
『発表会』でやる気になった?
「音楽教室やめたら発表会でれないよ。」
「じゃあやめない。」
「・・・発表会をするには、ちゃんと先生の言うことを聞いて練習しないといけないんだよ。できるの?」
「なんでれんしゅうしないといけないの?」
「幼稚園でもお遊戯会の練習いっぱいしたでしょう?練習しないと歌も歌えないし、ダンスもできなかったよね?発表会にでるってことは、ちゃんといっぱい練習して、発表会でみんなに見せれるようにならないとダメってことなの。ゆえ、ちゃんと練習できるの?」
(幼稚園のおかげでこういう説明がしやすい。幼稚園、感謝(笑))
「れんしゅうできるよ。おうちでもれんしゅうがんばる。」
何?この変わりようは・・
それに・・発表会って・・ゆえ、好きなの?
私は、幼稚園の頃、『発表会』は好きだった。
ただ、ゆえの場合・・前の日からナーバスになるし、朝もグズグズいいだすし・・
幼稚園の『発表会』でも緊張しまくっていたし、ゆえは、あんまり『発表会』って好きじゃないと思っていたんだけど・・
「『はっぴょうかい』ってなに?」
・・・おい!
「去年、ホールですいちゃんと一緒に魔女の格好してでたでしょう。内容は違うけど、ああいうことをまたやるの。する?」
「する!」
・・・するんだ・・
大丈夫かな?
それにしても、発表会にでるなら、今みたいに基本的に好きなことだけする、というわけにはいかない。
「ちゃんと『音楽教室』で先生の言うことを聞いて、練習できる?」
「できる!」
「先生に、『これイヤ』とか『これしない』とか言わずに練習できる?」
「できる!」
「お約束できる?」
「できるって!!」
「・・・わかった。じゃあ先生に、明日『発表会でます』っていうプリント渡すね。」
意外な結末
・・・『カワイ音楽教室』をやめるやめないで散々悩んでいたが、意外な形で終結。
ここのところ、頭が痛くなるほど悩みまくってたのはなんだったんだ?
『発表会』でスイッチが入ったのか?
ひと安心と言いたいところだが、本当にちゃんと先生の言うことを聞けるのかが正直不安だ。
「やっぱり、はっぴょうかいでないの・・」
とか言わないだろうな・・
仮にちゃんと練習したとして、発表会が終わったら?
・・・問題が3月まで先送りになっただけかもしれない・・
とはいえ、本人がやると言っている以上、少なくとも『発表会』までは『音楽教室』を楽しんでほしいな。
ちなみに去年の発表会の記事はこちら。
去年も大騒動でした・・