5月上旬の記事です。
初めての遠足
今日は、体操教室の日なので、幼稚園までお迎えに行く。
午前中は、遠足で、『咲くやこの花館』に行ってきたらしい。私は行ったことがないがサボテンなどが多い植物園のようだ。
本当は、数週間前に、今回の遠出の遠足の練習で、近くの公園までバスで『遠足』に行く予定だったのだが、雨で中止。
ずっと良いお天気だったのに、よりによってその日だけが雨だった・・
本当にタイミングに悪い。
一応、クラス全員でバスに乗る練習はしたようだが、公園まではいなかったようだ。だから、ゆえにとっては、今回が初めての遠足になる。
ゆえに、
「遠足行ってきたの?どうだった?」
と、聞いてみたら、
「ママ、サボテンみたの。」
と、嬉しそうに報告してくれた。
「サボテンはちくっていたいからさわったらダメなの。」
と、先生に注意事項で言われたことも説明してくれる。
お昼ご飯は戻って食べるのかと思っていたら、外でみんなで食べたようだ。
「えみちゃんとおべんとうたべたの!」
「お外で食べたの?」
「そうなのよ。」
初めての遠足は、楽しかったようで良かった。
母の日のプレゼント
この後は体操教室だが、幼稚園のバスが幼稚園を出発してからだと、体操教室に着くのがギリギリになるので、できれば幼稚園バスが出発する前に駐車場を出たい。
遠足のお話をしながら、駐車場に行き、すぐにゆえを車の後部座席に乗せる。
できれば、すぐにチャイルドシートに座って欲しいのだが、ゆえは車に乗るとリュックを降ろし、
「ママ、ちょっとまっててね。」
と、背負っていたリュックを降ろして、チャックを開け、リュックの中をかきまわし始める。
少々イラッとして、『それは後にして、早くチャイルドシートに座って!』と言いそうになるが、そこはぐっとおさえた。
何か見せたいものがあるのだろう。早くして欲しいのは山々だが、ここで急かして不機嫌になられたらこの後が面倒くさい。
何もせずにグズグズ言っているならまだしも、何か見せたいものがある時に、『早くして!』と急かすのは違うような気がするし・・
気持ち的には、急かしたいんだけどね(笑)
目的の物がすぐに見つからなかったらしくし、リュックからスモックやら折り紙やらを出して、最後にビニールに入ったゆえが何やら作ったらしきものを渡される。
「ママ、いつもありがとう!」
と、言ってくれたけど、その時は一瞬意味がわからなかった。
ビニールから出してみると、折り紙のカーネーションを紙皿に貼ったものだった。
そうか。母の日のプレゼントか・・
『ママ、いつもありがとう』は、たぶん先生にこう言って渡すように教えられたんだろうな。
幼稚園、すごいな~
「ありがとう!ママ、嬉しい!」
と、ゆえをギュッとする。
・・・イラッとして『後にして!』と言わなくて良かった!いや、本当に・・
あそこでイラッとして急かしていたら、大事な瞬間を味わえなかったよ。
ゆえはすごく自慢げな顔をしている。
『ゆえちゃんからのプレゼントよ!ママ、うれしいでしょう!』というところかな。
もう体操教室はちょっとぐらい遅れてもいいや(笑)
もう一度、ゆえの目を見てちゃんとお礼を言う。
「ありがとう。ママ、これ大切にするね。」
「ちゃんともっててね。」
「うん。家に飾っておくね。」
で、にんまりと笑う。
家にちゃんと飾ってます。
ありがとうね。
『母の日のプレゼント』も『いつもありがとう』と言われたのも初めてだな。
これはかなり嬉しい。
ゆえはプレゼントを渡したら満足したらしく、素直にチャイルドシートに座って、シートベルトを締める。
「ママ、たいそうふくもってきたの?」
もう体操教室モードに切り替わったようだ。
「持ってきたよ。体操教室に着いたら着替えようね。」
「はーい。」
と、ご機嫌。
この時は良かったのだが、この時の『体操教室』で、ひと波乱がある。
そのことも書こうと思ったのだが、今回のブログのメインテーマを『母の日のプレゼント』にしたいので、体操教室のことは後日書くことにする(笑)
母の日
思えば、『母』になったのは、3年半ほど前。ゆえが産まれてからだ。
ゆえができるまでは、自分が『母』になるとはあまり想像していなかったし、お腹にいる時も『母である自分』というものがいまいちイメージできなかった。
自分が、『母の日』に娘に『いつもありがとう』と言われて、プレゼントをもらうということは想像すらしておらず、今回本当にうれしかったと同時にびっくりした。
そうか・・自分は『母の日』にお礼を言われる立場になったのか。
もう3年以上ゆえの母をやってきて、言われてみれば当たり前なのかもしれないけど、自分の『母』という立ち位置が本当に不思議に思える。
『いつもありがとう』は、おそらく先生から『こう言って渡したら喜ぶよ』とでも言われたんだろうな、と思うし、本当の意味で言っているわけではないとわかってはいるが、それでもすごくうれしい。
私は子供時は、『母の日』には毎年プレゼントあげていた。『お手伝い券』だったり、お小遣いから買ったプレゼントだったり、お手紙だったり・・
思春期の頃は、あげるのが照れくさくて、ちゃんと手渡しせずにテーブルの上に置いただけ、ということもあったが、とにかく『母の日』のプレゼントはずっと渡してきた。
成人して働きだしてからは、ちょっと良い物をプレゼントしていた。
結婚してからは、旦那の両親にも自分の両親にも『母の日』と『父の日』にはプレゼントを贈っている。
物ごころついてから『母の日』には、ずっと『する』方だったが、今度は『される』立場になったのというのが、本当に不思議な感覚だった。
ゆえ、ありがとうね。
『母の日』は、まだ、あまりわかっていないと思うけど、プレゼントと言葉、すごくうれしかったよ。
来年はもうちょっと意味がわかっているかな?
ちょっと『母の日』が楽しみになってきた。
どうもありがとうね、ゆえ。
これからもよろしく(笑)