明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
12月の始めから、ブログが滞ってました。
冬休みに入ったころの記事から更新したかったんですが、年明けにいきなり去年の話もどうかと思い、ちょっと飛ばして『七草がゆ』を作った日のことを書きます。
(冬休みのことは、また後日書くつもりです。)
七草がゆ
本日は、1月7日・・幼稚園はまだ始まらない。
娘の幼稚園が始まるのは、1月9日。
早く始まってほしい(笑)
今日は、特に予定もないし・・どうするかな、などと思っていたら、古い友人からメールが届いた。
文面は、一言だけ。
『今日は七草がゆ~』
そういえば、そうだった。
この友人は古風なところがあり、冬至や15夜など、日本古来の風習の日にメールを送ってきてくれる。
独身の時は、メールの返事だけして、特に何もしなかったが、子供ができると、日本の伝統行事などはなるべくした方がいいと思うようになったので、彼女のメールは重宝している(笑)
『七草がゆ』のこともすっかり忘れていたのだが、せっかくなので、『七草がゆ』を作ることにした。
メール、ありがとうございます(笑)
本来『七草がゆ』は、無病息災を願って、朝に食べるものらしいが、この日は、届いたメールを見るまですっかり忘れていたので、『七草がゆ』は、夕ご飯にすることにした。
「作ることにした」などと言っても、『七草セット』は、スーパーで売っているので、それを買って、クックパットで作り方を見て、作るだけなんだけどね(笑)
色々な作り方があるけど・・どうやって作るかな・・
クックパットで検索していると、ストウブ鍋でお米から作る作り方が載っていた。
ストウブ鍋・・
実は、2年ほど前に旦那が会社のビンゴ&くじで当てた『ストウブ鍋』がうちにもある。
その時の記事はこちら。
一時期はよく使っていたものの、最近は全く使わなくなってしまったので(重いんだよね・・)、先日、旦那から『ストウブ鍋でなんか作って』と言われてしまった(笑)
ちょうど良いので、ストウブ鍋で『七草がゆ』を作ることにした。
娘が離乳食の頃の『七草がゆ』
『七草がゆ』と聞くと思いだすことがある。
ゆえの始めての『七草がゆ』。
ゆえが11か月の時に、ちょうと『七草がゆ』の日があった。
この頃のゆえは、離乳食に夢中。
食べるのが大好きで、体重は成長曲線の下の線ギリギリに入っているぐらいなのに、本当によく食べていた。
特にお粥は大好きで、お代りをセーブするのが大変だった。
この日は、『七草がゆ』だから、離乳食のゆえも食べられる。
みんな一緒に食べられる、と私もウキウキで『七草がゆ』を作っていた。
(手間が1回で済むし、ゆえが親のおかずを欲しがって困ることもないし(笑))
この時は、土鍋で『七草がゆ』を作り、テーブルの真ん中にドンと置いていた。
あまり正確に覚えていないけど、私がスプーンでゆえに食べさせながら、自分たちも一緒に食べていたと思う。
一口あげると、もっとたべると、パクパク。
『七草がゆ』がおいしいのもあったと思うが、親と同じものを食べる、というのもうれしかったんだろうな。
いつも離乳食を食べさせる時は、ゆえが欲しがっても、ある程度食べたら、お代りをセーブしているので、旦那が、
「一度、好きなだけ食べさせてみたら?七草がゆだし、大丈夫でしょう。」
と、言いだした。
まあ、いつもみたいに、お代りをわざわざ作る必要もないので、ためしにやってみよう、ということで、この日は、好きなだけ食べさせてみることにした。
お代りのゼスチャーをすると、土鍋からゆえ用のお椀に『七草がゆ』をついで、少し冷ましてあげるだけなので、楽だしね。
で、食べさせてみたら・・食べる食べる。
お代り1回・・2回・・3回・・4回・・
正確な回数は覚えていないが、少なくとも4回はお代りをしたと記憶している。
量を少なめについでいるとはいえ・・さすがにまずくないか?
お米1合で作ったが、たぶん半分近くゆえが食べたと思う。
「ねえ・・好きなだけ食べさせるって言ってたけど・・さすがにこれ・・まずくない?」
「・・・うん。止めようか・・」
と、さすがの旦那もギブアップ。
『ゆえに好きなだけ食べさせる計画』は、途中でとん挫した(笑)
「うんぎゃ~!(まだたべる~!)」
と、叫ぶゆえを押さえて、強制終了。
幸い、翌日もお腹を壊すことはなかったけど・・
放っておいたら、吐くまで食べたような気がする・・
『七草がゆ』と言うと、未だにこの時のことを思い出す。
本日の『七草がゆ』
実は、4年前の『七草がゆ』と、今年の『七草がゆ』の間・・どうしていたか記憶にないんだよね。
全く作らなかった、ということはないと思うんだけど・・去年や一昨年・・作ったっけ?
本当に記憶がない・・
というわけで、今年は、記憶的には4年ぶりの『七草がゆ』。
クックパットでレシピを見ながら、ストウブ鍋でお米から炊いた。
4年前はともかく、最近ゆえは、野菜が嫌いになっているし、緑の草が入ってる『七作がゆ』を食べるかどうか非常に怪しい。
とりあえず、苦みがないように最初に別の鍋で下茹でしてアク抜きと、ゆえが嫌がらないように『七草』はかなり細かくなるまでみじん切りした。
そして、食べやすいように白だしと麺つゆでちょっとだけ味付けする。
「今日は、『七草がゆ』だよ。」
と、テーブルの真ん中に旦那にストウブ鍋を運んでもらう。
(重いので、私では、お粥が入ったストウブ鍋など、危なくて運べない(笑))
すると、
「これたべなーい!」
と、なんとく予想通りの反応。
・・・やっぱりか・・
最近は、見た目で食べないことがあるしね・・
野菜がたっぷり入ってるように見えるんだろうな・・
お目目キラキラさせて、『七草がゆ』をパクパク食べていた4年前が懐かしい(笑)
『七草がゆ』をパクパク食べる娘
とりあえず、『いただきます』をして食べてみる。
あれ?
自画自賛だけど・・かなり美味しい(笑)
味付けもかなり薄めしたので、食べにくかったらポン酢や塩で食べようかと思っていたが、何もつけずに食べても十分美味しい。
味見の時・・こんなに美味しかったっけ?
自分でもびっくりだったけど・・我ながら良い出来でした(笑)
やっぱりお米から炊くと美味しいのかな。
旦那からも高評価。
そして・・見た目で拒否して、口をつけない娘。
いや・・普通の『七草がゆ』なんだけど・・それがイヤなんだろうな。
仕方ないので、お箸にほんのちょっとだけ付けて、ゆえの口元に持っていき、
「試しにこれだけ食べてごらん。」
と、言うと、かなりしぶしぶだったが、一応パクっと食べた。
すると、
「・・・おいしい・・」
そう言うとゆえは、自分の前のお椀についである『七草がゆ』を食べ始める。
お、食べてくれたか。
パクパクパク・・と、あっという間に食べ終わり、
「おかわりちょうだい!」
「あ・・はい。」
私も旦那も、ゆえが最初『七草がゆ』を食べなかったので、ゆえはあまり食べないだろう、という予定で、ストウブ鍋の中のお粥を自分のペースでお代りして食べていたんだけど、ゆえがパクパク食べ始めたので、私も旦那もあわてて『七草がゆ』をお代りするのをやめる。
ゆえは『七草がゆ』を3杯食べて、更に
「おかわり!」
残念ながら、ストウブ鍋は、もう空。
仕方ないので、私のお椀に残っていた『七草がゆ』をゆえにあげることにする。
ゆえが食べ始めた時点で、残しておいて良かった。
「これで最後だよ。ママのをあげるから。」
と、言うと、
「ママ、しゃしんとって!」
とのこと。
写真?何故?
「おいしいから、しゃしんとっておいて!」
まあ、いいけど・・
とりあえず、スマホでパチリ。
カメラを向けたママに、ママのお椀に残った『七草がゆ』を見せる娘。
もう残り少ないけどね。
写真用に、動きを止めて食べるふりをしている娘(笑)
そんなにおいしかったですか。
正直、ちょっとうれしいです(笑)
自分でも予想外に良い出来で、びっくり!
ここで写真撮るんだったら、ストウブ鍋でできあがったところを写真に撮っておくんだったな・・・
ここまで評判がいいと思わなかったので・・
ちょっと失敗。
ちなみに、食べ終わったので、1人で雑学の本を見ている旦那。
ちょっとはこっちの会話にも参加して下さい(笑)
大成功の『七草がゆ』
一応、他のおかずも作ったし、1合だと多いぐらいかと思っていたんだけど、思いのほか(笑)美味しくできたので、足りないぐらいだった。
うんうん、美味しく食べてもらって良かった。
そしてこれからはなるべく、『食わず嫌い』は、やめようね(笑)
自分で思ったよりも出来が良く、好評だった今年の『七草がゆ』。
来年は、2合作ろうかな・・・
でも、そうするとたぶん残るんだろうな(笑)
もうちょっと欲しい、ぐらいでやめるのがちょうどいいのかもね。