『ヤマハ音楽教室』の退会
実は、最初に『退会届』を出したのは、『ヤマハ音楽教室』でした。
『ヤマハ音楽教室』に関しては、『退会届』を出すタイミングを間違えば、4月分のお月謝が発生しそうだったので、まだ『転校』か『単身赴任』かわからない状態の時から、受付の方に、『娘にはまだ話さないでほしい』と頼んでから、
「まだわからないが、引っ越しの可能性があり、その場合は、『退会届』をいつまでに出せば良いのか?」
と、いうことを聞いていた。
まだ、はっきりしない時期だったので、あくまでも可能性として伝え、この時は、『退会届』の提出期限だけ確認して終わった。
まあ、結局、『転校』となり、家族全員で『引っ越し』が決まったので、受付に再度、『退会届』をもらいに行ったんだけどね。
タイミングとしては良かったかも・・
『ヤマハ音楽教室』については、私は、もうだいぶ前から、もう退会して、他の個人のピアノ教室に移って欲しかったので、ちょうどいい機会だと思っていた。
どちらにせよ、スイミングで聞いたような『引継書』的な話もなかったので、そのままスルーした。
(聞いたら作ってくれたかもしれないけど・・)
まあ、どうしてもヤマハを続けたければ、そこの『ヤマハ音楽教室』に行って、今まで『ジュニア総合』で習っていたことを伝えればどうにかなるだろうし・・とは思っていたんだけどね。
同じ『ヤマハ音楽教室』だから、内部で調べればすぐにわかるだろうしね。
『ヤマハ音楽教室』は、娘は、このまま続けたいと言っていたが、どう考えても娘に合っていなかった。
幼児科の時は、親がそばについていたのでまだ良かったのだが、小学生になって『ジュニア総合』になってからは、デメリットの方が大きくなった。
まず、宿題が多く、娘のキャパを超えていた。(これは年長の頃からだったけどね。)
幼児科の時は有利に働いていたいくつかの曲を同時にする、というやり方が完全に裏目にでた。
とにかく娘は、ひとつのことをするのに時間がかかる。
真面目に全部やろうと思うと、下手すると1時間以上かかってしまう。
宿題をするのにも、グズグズ時間がかかる娘に更にピアノの宿題・・となると、かなり荷が重かった。
もうひとつ、レッスンの内容が全く・とは言わないが、あまりわからないまま終わってしまう。
宿題で、練習していく曲についても、どこまでしたらいいのかわからないので、
「先生なんて言ってた?」
と、娘に聞いても、
「わからない。」
の繰り返し。
「このページのどこを練習するの?右手?左手?両手?」
と、聞いても、
「どうだっけ?」
というレベル(笑)
わからなければ先生に聞くように言っても、娘の性格上、手を挙げて聞いたり、先生にこっそり聞くということもできなかったようだ。
そのままスルーし、わからないまま帰り、結局、私が一から教えるいう形になってしまい、レッスン料を払って習っている意味があまりないような状態になってしまっていた。
これは、先生の説明が悪いわけではなく、単に娘がついていっていないだけだろう。
もう次の曲に進んで、先生が説明しても、気づかずに前の曲のことを気にしていたり、楽譜のページに描かれている絵を見て、なんか空想に浸っている間に、次に進んだり・・等々・・
おそらく、他のことに意識が行っている間に、先生の説明が終わって、何が何だかわからない状態になるんだろうな~
先生もグループだと全員に目がいきわたらないだろうし・・
他の子みたいに、
「今のどういう意味?」
と、聞けるタイプならいいんだろうけど・・
グループでは、そんな状態だったが、月に1回ある個人レッスンは、好きなようで、すごく楽しみにしていた。
最初に個人レッスンを経験した後、『個人の方が楽しい』と言っていたんだよね。
それなら、いっそのこと個人に移ったらいいと思うのだが、仮にヤマハ音楽教室の中の個人に移ったとしても、グループを抜ければ今の先生に習えないらしく、『それはイヤ』とのことだった。
また、今のグループの子と会えなくなるのも『イヤ』とのこと。
うーん・・でも見ている限り、同じグループの子と、そこまで仲が良い感じではないんだけどな~
だけど、本人が嫌がるのを無理やり退会するの良くないし・・
とはいえ、このままでは、習っている意味があまりないし、本人の宿題の負担も私の負担も大きすぎる。
でも、無理に辞めさせたら・・・絶対に後に引きずる(笑)
だから、一度個人のピアノ先生のところに事情を説明してから、体験に行ってみて、個人のピアノも楽しいよ、という風に説得してみようかな、と思っていたところだったんだよね。
だから、ちょうどいいので、『ヤマハ音楽教室』は、ここで打ち止めかな、と思っている。
(本人は、引っ越してもヤマハが良いと言っているんだけどね~)
『ヤマハ音楽教室』が悪いわけではなく、娘の特性上合わなかったかな、と思っている。
幼児科の時は、グループが良い方に作用していたんだけど、小学生になるとマイナスの方が多くなってしまっただけなんだけどね。
4月の発表会は?
そして、問題は、『発表会』。
今年に限って、4月3日なんだよね。
ゆえは、『絶対に出る』と言っているので、発表会には出るつもりだけど・・3月末に退会して、4月の発表会に出れるのかな・・?
と、思っていたけど、これはあっさりOK。
こうなると、発表会の曲だけは仕上げないと・・
と、思ってはいるんだけど・・
いるんだけど・・私が忙しくて、なかなか練習に付き合えない。
1人で練習してほしいんだけど・・それは嫌がるんだよね。
まあ、なんとか仕上げましたけどね。
奇妙な偶然とショックを受けた旦那(笑)
ヤマハ音楽教室の『ジュニア総合』は、基本的に子供だけで保護者の付き添いは無し。
レッスンが終わる少し前に行って、教室の前で待っている。
そんな感じで、レッスンが終わるのを待っている時は、自然と他のお母さんたちと話をすることになる。
引っ越しが決まった後、レッスンが終わるのを待っている間、一番親しいお母さんと二人きりになった時があったので、ちょうどよいので、『転勤で引っ越すので、発表で最後になる』と、伝えた。
一番親しいとは言っても、行き帰りにちょっと話をするぐらいなんだけどね。
すると、
「え?うちもなんですよ。」
とのこと。
え!?
そうなの?
こっちもびっくりした。
「え?そうなんですか?じゃあ・・ヤマハは・・」
「いえ、転勤なんですけどね、うちは単身赴任で行ってもらうことにしました。」
とのこと。
あ、そうなんだ。
確かお姉ちゃんもいるし、年齢が上だと転校は大変だよね。
「そうなんですね。うちも悩んだんですけど、娘がどうしてもパパと離れるのがイヤって言うので・・」
と、言うと、すごく驚かれて、
「ええー、じゃあパパうれしいですね。うちはパパが単身赴任って聞いても『ふーん』で終わりましたよ。」
とのこと。
ありゃ・・パパ可哀そう。
まあ、お姉ちゃんが大きいとそういう感じになるのかな~
旦那に言ったら、
「それって、単なる出張とか勘違いしてない?お父さん可哀そう!!」
と、ショックを受けていた(笑)
うちは、
「ぜったいにぜったいにぜったにパパとはなれたくないの~!」
と、絶叫していたからな~
パパ大好きな娘で良かったね。
ちなみにママ友の中で、唯一、転勤の可能性があるゆみちゃんのママは、
「私も、子供が1人だったらついて行くけど・・3人いると、厳しいな~。たぶん、うちも単身赴任かな~」
とのこと。
まあ・・そうだよね。
ゆみちゃんのところは、お兄ちゃんは中学生だしね~
『ヤマハ音楽教室』、レッスン終了
ヤマハの音楽教室は、手続き自体は、あっけなく終わった。
退会の連絡の後で、最後の個人レッスンがあり、先生からは、
「なるべく楽しく終われるようにしますね。」
と、おっしゃっていただき、楽しくレッスンを終わることができた。
ゆえは、寂しそうだったけど、私は正直ほっとしていた。
個人レッスンのテキストは前半後半に分かれているが、結局、前半の部分しかできていなかったし・・ついて行けていないのがあきらかだったしね~
それなりに頑張っていたんだけど・・
グループレッスンも、発表会を控えていることもあり、最後のレッスンも発表会の話中心で終わった。
(発表会の話は、また書きたいと思います。)
グループについていけてはなかったけど、『ヤマハ音楽教室』は、娘としては楽しかったようだ。
緊張してはいたけど、何かの度に順番に1人ずつみんなの前でピアノを弾いたのおよい経験になったと思う。
これは、年中の時かな。
そして、これは小学1年生。
ハロウィンで、親の前で順番に弾いてくれた時。
こう見ると、3年間で成長したな、と思う。
ピアノは続けるけど、『ヤマハ音楽教室』は、4月の発表会で終わりだと思う。
ありがとうございました。
ゆえの泣きながらも練習して頑張ったよね。
お疲れ様でした。
続きます。