「1年生、初めての『参観日』と『引き渡し訓練』その2」の続きです。
小学生になって初めての参観日。
旦那と一緒に娘と教室の様子が見れて、すごく楽しかった。
自分が小学生の頃と色々変わっていて興味深かったです。
授業参観終了
あっという間に1時間経ってしまった。
1時間目の授業は終了。
そして私たちの参観も終わりとなる。
本当の『フリー参観で』あれば、もう少し見たいところなのだが、私たちは1時間目が終わったら退散しないとならない。
休み時間にくっついてくる娘にバイバイして、顔見知りのママさんと少し話をしてから、下駄箱へ向かう。
外を見ると・・なんかめちゃくちゃ大雨が降っているんですけど・・
あれ?天気予報では、もう止んでいる時間なのでは?
てっきり、終わるころには、雨は止んでいると思っていたので、自転車で行こうかとまで考えていたのに・・
傘を持って、歩いてきて本当に良かった。
雨の中の『引き渡し訓練』
そして、この参観日の午後、『引き渡し訓練』も同時に行われた。
警報などが出たり、地震があった時などに、親が小学校まで子供を引き取りに行く訓練、ということらしい。
15時20分~30分の間に、親は小学校へ行き、校庭に並んでいるわが子を引き取り行くことになっている。
参観の時と違い、いつも登下校している裏門が開いているので、15時頃に家を出ることにした。
旦那も1日休みを取ったので、一緒に小学校へ向かう。
そして、午後からは晴れの予報だった天気は・・大雨だった。
小学校へ歩いている間にだんだん小降りにはなってきたが・・午後からは絶対に止むと思っていたんだけど・・
こういう時に限って雨か・・
参観はともかく『引き渡し訓練』は、自転車で行くつもりだったんだけどな~
小学校に着つくまで、あまり人に会わず・・私たちが小学校へ向かっている時間が、早いのか遅いのかよくわからない。
全校生徒の引き渡し訓練なんだから、もうちょっと保護者に会っても良さそうなもんなんだけど・・
実はこれは、高学年になると、もうあまり親は行っていなかったみたい。
低学年のうちは結構来ていたみたいなんだけどね。
また、学童に行っている子も、親が来られない場合は直接学童に行くことになっていたようだ。
それでも、参観日に合わせれば、来れる親がまだ多い、ということだったんだろうな。
小学校に到着
小学校に到着したが、まだ校門は開いておらず、その前に、大勢の保護者が待っていた。
えみちゃんのママを見つけたので、話しかける。
「お疲れ様~。参観どうだった?」
と、話しかける。
すると、えみちゃんのママが、
「ちょっと聞いて!」
とのこと。
え?何事?
「今日、参観が2時間目だったから、自転車で来たんだけど、帰りは大雨で・・」
「あ、そうだよね。どうしたん?自転車で帰ったの?」
「いや、もう午後には止むと思って、えみちゃんの傘を借りて、歩いて帰ったんだけど・・どうしよう・・」
どうしようって・・
手を見ると、えみちゃんの傘を持っている。
ってことは、えみちゃんの傘は今は小学校にないってこと・・かな?
「えっと・・じゃあ、えみちゃん、今・・傘は・・」
「ないねん!やっぱり校庭に出てるよね。どうしよう・・」
そういうことか・・
えみちゃんのママも、えみちゃんに傘を返そうと思って早めにきたと思うんだけど・・校門が開いていないから下駄箱まで行けない。
えーっと・・なんていうか、もうどうしょうもないよね。
「たぶん・・傘ない子は、先生が貸してくれるんじゃないかな?」
えみちゃんママも私ももう笑うしかないって感じだったけど・・
実は、2時間目に参観に来ていた他のお母さんも数人同じことをやらかしていた(笑)
みんな考えることは同じか~
天気予報では、午後には晴れる予報だったしね・・
まあ、雨が止むのが遅くなってる・・ぐらいに思うよね。
しばらくして校門が開いたので、中に入る。
ちなみにえみちゃんも他のママ友の子も、学校から借りたらしいビニール傘を差していた。
とりあえず良かったね(笑)
ぐちゃぐちゃのグランド
私は家を出るときに、長靴・・ではないが(長靴として使っているけど)、庭仕事をする時に履く防水の靴を履いて行ったんだけど、これが大正解だった。
というのは、この朝からの大雨で(たまに小降りになったり、止んだりしていたけど・・)、別のところで被害が出ていた。
そう、完全にうっかりしていたんだけど、『引き渡し訓練』は、グランドで行う。
グランドは・・朝からの雨で、もうぐっちゃっぐちゃのドロドロ(笑)
大きな水たまりがあちこちにできている状態。
コンクリートの地面からグランドへ渡る道は、飛び越えられないほどの大きな水たまり・・
お母さんたちは、ほとんどが普通の靴を履いていて、グランドを見て、『あっ!』という顔をしていた。
よく考えれば、グランドで引き渡しなんだから、当たり前なんだけど、そこまで頭がいかないんだよね。
私は、たまたま防水の靴を履いてきたけど、本当にたまたまでグランドの状態は、はっきり言って想定外だった(笑)
ちょっと考えればわかるんだけどね。
校門が開いた時は、もうグランドに出ている子もいたけど、まだ行列を作ってグラウンドに向かっている途中の子供たちもいた。
先生たちは、子供たちになるべく水たまりではないところを歩かせようとして、
「すみません、お母さん方、なるべく真ん中を歩いてください!」
と、アナウンスしており(端は、まだマシだったんだけど、真ん中には大きな水たまりがあった)、普通の靴を履いている保護者の顔は引きつっていた。
まあ・・子供優先だよね(笑)
子供をなるべく早くグランドに行かせないといけないので、保護者が集団で端を通ったら邪魔だし・・
というか、子供も、普通の靴の子がほとんど。
朝、私も娘に長靴を履いていくように言ったんだけど、本人が嫌がったし、私もおそらく『午後には雨もやむだろうから、まあいいか』と思ってしまい、結局、普通のスニーカーで行ったんだよね。
ところが雨は止むどころか、大雨になったりもして・・グランドに入る子供たちの足元も当然ぐっちゃぐちゃ。
靴はドロドロだし・・絶対に靴の中もびしょ濡れだろうな~
やっぱり長靴で行かせるべきだったか・・
でも、なんか嫌がるんだよね。
『引き渡し訓練』
旦那は普通のスニーカーだったので、旦那にはコンクリートのところで待ってもらうことにして、私だけ子供たちが並んでいるグランドのところに行った。
お母さんたちはそれぞれ自分の子供の学年のところに並び、引き渡しが始まったら、順番にクラスと名前を行って、子供たちを引き渡してもらう。
ゆえを目で探すと・・ぐっちゃぐちゃな足元をわざと足踏みして、更にぐちゃぐちゃにして楽しんでいた・・
まあ・・予想は着いたけどね・・
帰ったら、まず靴を洗わないとな~
捻挫で何度か送り迎えしたこともあって、担任の先生は私の顔を覚えており、名前を言わなくても、ゆえを連れてきてくれた。
行列から抜けようとする時、えみちゃんも一緒になったんだけど(クラスが違うので、本当にたまたま出会った)、2人とも・・そこから校門へ移動する時も、泥んこになった靴を更に泥んこにしていた(笑)
高学年の子はわからないけど、低学年の子は、なんかみんな楽しそうだったな。
こういうのって楽しいんだよね。うん、わかる。
わかるんだけどね(笑)
そして、コンクリートのところにあった水たまりに入って、
「くつをきれいにするの~」
と、言いながら、じゃぶじゃぶ足踏みしながら泥を落としていた。
あー、そこは下がコンクリートだから泥水じゃないしね。
はいはい。
気持ちはわかりますよ。
保護者同士で、
「こんな状態でも『引き渡し訓練』やるんだね。」
と、あちこちで言っているのが聞こえた。
まあ、そういう気持ちになるよね。
でも、保護者より、先生たちの方が大変だ。
うちらは、家に帰れば着替えたり、シャワー浴びたりできるけど・・
ちなみに旦那は、
「条件が悪い方が、訓練になる。」
と、言っていたが、それを聞いた旦那とも顔見知りのママ友は、
「そういうことは、ぐちゃぐちゃのグランドの中に入ってから言ってもらおうか。私は見たで。旦那さん、コンクリートのところから動かなかったやん。」
とのこと(笑)
いや、まあ・・私が防水の靴で行ってたからね。(たまたまだけど・・)
前者は、安全管理もする旦那の職業柄から出た意見で、校舎はぐちゃぐちゃのグランドに入って大変だったママの意見ですね、はい。(笑)
『参観』と『引き渡し訓練』終了
そのままえみちゃんのところと、途中まで一緒に帰る。
えみちゃんとゆえ、そしてえみちゃんの弟のるい君は、なんか興奮して、はしゃぎまくっていた。
娘はびしょびしょだったけど、なんとか無事に家に帰りついて、この1日は終了しました。
なんか濃い1日だった気がする。
今回は、初めてゆえの授業風景を見ることができて、私としては大満足。
授業には、どうにかついていっている、という感じだけどね・・
まあ、学年があがればマイワールドにはいる時間も減ってくるでしょう(笑)
次は、ぜひフリー参観でお願いしたいな。
コロナが治まれば、フリー参観もできるようになると思うんだけど・・
できれば娘が低学年のうちにお願いしたいです(笑)