晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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『夏休み、パパと娘の富士登山計画』を発動

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 今年の6月頃の記事になります。

 

 娘と富士山に登りたい

 2年前から、娘と富士山に登りたいと言っていた旦那。

 

 言い出したのは、娘が幼稚園年中の時だった。

 もともと、娘は3歳の時から、金剛山や葛城山には登っていたし(ただし、この時は、登るだけで、降りるのはロープウェイだった。)、山登り自体も好きなようだった。

 一時期は、

 「明日山登りだよ。」

 と、言うと、

 「やった~!」

 と、喜んでいた。

 ただ、慣れてくると、『山に登るのは楽しいけど、しんどい』とわかってきたようで、やみくもに『行きたい』とは言わなくなってきた(笑)

 

 そんな時、旦那が、富士山に登ることを考え始めた。

 最初は、『そのうち登れたらいいな』ぐらいだった。

 ところがそれを聞いて、私が面白半分で、『子どもと登るはじめての富士山』という本を図書館で借りてきた

 最初は、そこまで具体的に考えていなかったらしいが、その本を読んでから、がぜんやる気になって、ルートを考えたり、泊まる山小屋を調べたり・・本格的に考え始めた。

 とはいえ、いくら旦那が行きたくても、山・・しかも富士山となると、娘が登る気にならないと無理だ。

 試しに、ゆえに、富士山のことを話すと『のぼりたい!』とのこと。

 ここから『パパと娘の富士登山計画』が始まった。

 

 1回目の『パパと娘の富士登山計画』は断念

 本来は、去年、年長の時にこの計画は発動するはずだった。

 

 私も最初は、『幼稚園で富士山は・・』と、ちょっと心配したが、娘が富士山に登れる体力があり、かつ旦那が、万が一の時には、娘を背負って降りることができる体力がある、と考えると、幼稚園年長ぐらいがちょうどいいのかな、と思うようになった。

 旦那も、もう50代半ばだしね・・

 

 去年の春頃(だったかな?)には、旦那もルートを決め、山小屋も予約。

 どのぐらい時間がかかるかなどもシミュレーションしていた。

 ルートは、富士宮口から、宝永山を抜け、御殿場ルートで頂上を目指すいわゆる『プリンスルート』。

 山小屋の混み具合や、高山病対策もあり、このルートになった。

 予約した山小屋からパフレットなどの資料が送られてきて、旦那はゆえと一緒に地図を見ながら、

 「ここから登るんだよ。」と、説明していた。

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 去年の3月・・真剣な顔で、パパの説明を聞く年長の娘(笑)

 この時の娘は、登る気満々だったんだけどね・・

 

 ところが、去年は、新型コロナウィルスの感染が拡大。

 この時は、夏まで長引くとは思っていなかったんだけどね・・

 残念ながら、6月半ばまでは、幼稚園にも行けない状態が続いた。

 富士山は、どうなるのか心配していたのだが、結局、富士山の山小屋がすべて閉鎖。

 

 とはいえ、最初は、山小屋閉鎖も吉田ルートだけ・・次は富士宮ルートの山小屋閉鎖というように順番に閉鎖というニュースが入ってきていたので、旦那は、

 「御殿場ルートは、大丈夫かも・・」

 などと言い、未練がましく色々方法を考えていたようだ。

 だけど、結局、全ルートの山小屋閉鎖が決まる。

 ここで、ようやく諦める旦那(笑)

 

 いや、他の山小屋閉まっていたら、トイレなどの問題もあって、どっちにしても無理でしょう。

 旦那もわかっていたとは思うんだけど、なかなか諦めきれなかったようだ。

 

 なにせ、

 「ゆえと富士山に登ったら、もう思い残すことはない。」

 と、まで言ってたしね。

 この後、

 「あと、結婚式かな。」

 と、付け足していたけど・・(笑)

 

 山小屋全閉鎖が決まった後も、

 「『幼稚園』で富士山に登るのと、『小学1年生』とじゃインパクトが違うんだけどな~」(去年登っていたら、娘は幼稚園児だった)

 と、しばらくブツブツ言っていた。

 残念だけど、こればっかりはしょうがないね。

 本当に・・『新型コロナウィルス』、迷惑だわ!!

 

 と言うわけで、『パパと娘の富士登山計画』は、翌年に・・つまり今年に延長になった。

 

 『今年こそ』と張り切る旦那

 そして、今年。

 去年、登れなかった分、今年はやたらと力が入っている旦那。

 

 ルートは去年の予定と同じ、富士宮口5合目から登り、宝永山を通り御殿場ルートに入る『プリンスルート』を考えていた。

 御殿場の砂走館で一泊して、翌日頂上まで登り、御殿場ルートで大砂走りを下りて帰ってくる。

 土日、お盆は混むので、お盆後の木曜日に山小屋に泊まるということで、予約が始まって早々に予約していた。

 (本当は、その翌週を予定していたが、団体の予約なのか満杯になっていて取れなかったので、1週間早めた。)

 

 ちなみに私は、送り迎えだけで登らない予定。

 3人の中では、私が最初にバテそうだし、私がブレーキになって登れなかったら、旦那から一生恨まれそうだし・・(笑)

 

 早い段階から娘の靴や山用のシャツを買い込み、7月に入ってからは、毎週のように山関係の買い物をしていた。

 ちなみに山関係の買い物に、アクションカメラ(胸につけて動画を撮る)など、旦那の趣味のカメラも含む(笑)

 本当に毎日のように、カメラやカメラの予備の電池など、色々なものがアマゾン等から届いていました(笑)

 

 富士登山の練習をしたかったのだが・・

 ここで問題なのは、今年、本当に富士山に登れるのか、ということ。

 今年も、まだコロナウィルスが治まっていないので、山小屋が閉鎖になる可能性はあるが、これは考えても仕方がないので、考えないことにする。

 

 どちらかというと、今年の問題は、娘と旦那の体力。

 去年であれば、ちょこまか山登りをしていたのだが、娘が小学生になってからは、春に旦那と2人で岩湧山に登ったぐらい。

 娘が年長になってからは、コロナ過ということで、山登りを控えていたのもあり、しばらく山登りからは、遠ざかっていた。

 正直、旦那も娘も体力が落ちている気がするし、この状態で、ぶっつけでいきなり富士山に登るのは、厳しい。

 

 娘は、去年の年長の時は、『体力的には大丈夫』だと言えたのだが、今年に入ってどうも体力が落ちている・・ような気がする。

 ただ単に、慣れない小学校生活で疲れているだけかもしれないけど・・

 

 一度、どこか近くの山に登って、ゆえの体力を確認したいと思ってはいた。

 そもそも、5月ぐらいからそろそろ山登りをして、富士山の練習をしないとならなかったのだけど・・お天気が悪かったり、お天気が良い日は、他の用事が入ったりと、なかなか山登りができず、6月に入ってしまう。

 

 伊吹山で予行練習

 そもそも、富士山に登る前に、伊吹山の山麓から頂上まで登って、富士山の予行練習をするはずだった。

 伊吹山は、滋賀県にある標高約1377mの山。

 9合目まで車で行き、そこからお手軽登山もできる山だが、もちろん山麓からも登ることもできる。

 どうやら伊吹山の山麓からの登山は、富士山の予行練習に適しているらしい。

 規模は違うけど、岩場が多いという意味では似ているんだろうな。

 それに、山麓から頂上まで登れば、富士山で1日に登る距離より多く歩くことになる。

 

 まあ、富士山の場合は、高度も問題なので、伊吹山に登れればOKというわけではないけど・・それでも、練習になるだろう。

 

 本当は、他の山をいくつか登ってから、伊吹山に登りたかったが、そうも言っていられなくなってきた。

 他の山に登って伊吹山に登れないよりは、いきなり伊吹山に登った方が少しはマシだろう。

 6月に入った時点で、次の登山は、『伊吹山』にすることに決定した。

 この判断は、結果的に正解だったと思う。

 

 続きます。

 次は『伊吹山登山』の話になります。