晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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小学校、初の登下校 その2

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 『小学校、初の登下校 その1』の続きです。

 

 初登校、どうかな、と思ったけど、本人は、お友達と手をつないで、楽しそうに登校していました。

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 (途中で道を間違えかけたけど(笑))

 

 帰りは、今週中は、先生が同じ方向の子供たちを途中まで引率してくれるので、途中まで迎えに行くことになっている。

 どんな顔して帰ってくるかな~

 小学校、楽しんでくれるといいな。

 

 お迎えでプチトラブル

 小学校初日、この日は、11時下校の予定になっている。

 クラスでの自己紹介や小学校の説明ぐらいで終わるんだろうな。

 

 ママたちも、11時過ぎぐらいにバス停で待ち合わせて、子供たちを途中まで迎えに行く。

 11時だと、あっという間だよね。

 

 朝、別れた公園のところあたりで待っていたら、先生に引率された1年生が帰ってきました。

 引率しているのは、えみちゃんのクラスの担任の優しそうな男性の先生だった。

 「走ったらあかん!」

 と、先生が注意しているけど、男の子たちはかまわずこっちに走ってきている。

 

 先生もこっち方面だけとはいえ、1年生の引率は大変だな~

 ゆえはえみちゃんと手をつないで、ゆみちゃんは同じクラスの女の子たちとおしゃべりしながら帰ってきた。

 楽しそうに帰ってきたので、一安心。

 

 小学生なので、特に先生も確認はしないが、親が迎えにきて引き取ったり、子供が道の途中で、

 「こっちだから!」

 と、1人で帰って行ったりと、解散の場所に行く頃には、数人になっていた。

 うちは、校区の端っこなんだよね(笑)

 

 ところがひとりの女の子が、不安そうな顔をして、解散場所に着いてもその場で立ち尽くしたままだ。

 先生が、

 「家はどのあたりかわかる?」

 と、聞いても首を降る。

 かなり顔がこわばって、不安そうな顔をしている。

 

 先生は、しゃがんでその子の手を握って、

 「先生が送るから大丈夫だよ。」

 と、笑顔で言う。

 男の先生だけど、すごく優しそうだ。

 先生は、カバンから出した地図を広げて、その子の家を探す。

 地図と言っても、普通の住宅地図で、各子供の家に印をつけているわけではないようだ。

 

 女の子の名札に着いている家の位置を示すシールの色と番号は、娘と同じ『赤の5番』。

 となると、家はこのあたりなんだけど・・

 先生が広げた地図で、私たちも一緒にその子と同じ苗字の家を探すが、見当たらない。

 「『赤の5番』だとこのあたりですよね。」

 「○○さんって・・ないですね。」

 女の子に家の場所をもう一度聞くが、首を降ってばかり。

 

 先生が、学校に電話して住所を確認しようとしたとき、

 「あれ?○○ちゃん。」

 と、自転車で通りかかった女性がその子の名前を呼んだ。

 どうやら、女の子のママの知り合いらしい。

 

 その人に聞くと、その子の住所はN町6丁目らしい。

 この辺りは、N町西5~7丁目あたりで、N町6丁目だと、学校を挟んで反対側になる。

 「え?でも、赤のシールだよね。」

 学校からこっち側の地域が、赤のシールを貼っているはずなんだけど・・

 

 入学式の日、保護者付き添いで教室に行ったときに、保護者が廊下に貼られている地図で、家の位置確認して、家の場所を示す色と番号が書かれたシールを名札に貼るんだけど、どうやらその時に色を間違えたようだ。

 学校の向こう側だと、赤シールではなく、水色のシールのはずだ。

 (番号は、おそらく同じ5番だと思われる。)

 

 この女の子の家が学校の反対側だとすると、校区の端っこから反対側の端っこまで来たことになる。

 そうすると、この辺りはおそらく全然知らない場所だろうな~

 この女の子の家からだと結構遠い位置になるし・・

 

 シールの色で、こっち方面の集団に入れられたけど、全くわからない場所で、本人もわけがわからなくなっていたんだと思う。

 そりゃ不安だったろうな・・可哀そうに。

 

 先生が、

 「大丈夫だよ。お母さんに会うまで、先生が一緒にいるから。」

 と、慰めていたが、その子はもう涙目。

 

 結局、知り合いのお母さんが、女の子ママに電話して、事情を説明して、

 「私自転車だから、乗せて家まで行こうか?」

 と、言っていたが、結局、お母さんが迎えに来るので、それまで先生と一緒にここで待つことになった。

 

 子供たちは 知らん顔・・

 女の子が不安がっているから、一緒にいてあげたら・・と思ったが、子供たちは構わずバス停の近くの広場まで走っていき、遊びだしている。

 おいおい・・

 もうちょっとお友達を気遣ってあげたら・・と思うのは、まだ無理なのかな。

 

 学校の緊張から解放されてか、広場で3人ではしゃぎまくってるし・・

 子供たちを放置するわけにもいかないので、先生に挨拶だけして、別れた。

 

 初日から、ちょっとびっくりなハプニングでした。

 家に帰る、と言って集団に入れられたはいいけど、全然知らないところだし、でも、先生がこっちって言ってるし・・でもよくわからないから言い出せないし・・という感じだったんだろうな。

 相当不安だったと思う。

 まあ、でも解決して良かった。

 

 広場でいきなりランドセルを開けて、筆箱や鉛筆の見せ合いを始めた子供たち(笑)

 気持ちはわかるけど、やめて。

 「もう小学生でしょう。寄り道になるからダメだよ。」

 「遊ぶなら、お昼ご飯食べてから、みんなで遊ぼう。」

 

 はい、何とかランドセルを背負わせて、それぞれの家に帰りつきました。

 

 小学校、初日終了

 2人になってから、

 「小学校、どうだった?」

 と、聞くと、

 「たのしかった~。ひとりおともだちができたよ。」

 と、報告してくれた。

 そうか、お友達ができましたか~。

 

 何が心配って、私は、クラスでのお友達作りが一番心配だった。

 基本的に、内弁慶で、初めての子とお友達になるのが、得意ではない。

 同じぐらいの年の子に話しかけるのも、

 「はずかしいの・・」

 と、自分から話しかけるのを嫌がる。

 

 自分とは違うとわかっていても、私が幼稚園、小学生の頃は、全く人見知りをせず、『誰とでもお友達』というタイプだったから、ちょっと歯がゆく思えてしまう。

 

 初めての場所が苦手な娘の場合、お友達ができるのは、だいぶ先になるんじゃないかと思っていたけど、初日からお話するお友達ができたと聞いて、すごくうれしかった。

 心配しすぎだったかな。

 意外とうまくやれるのかもしれない。

 と、この時は思った(笑)

 

 この1週間後には、

 「えみちゃんは、クラスでおともだちいっぱいできたっていってたけど、わたしは、まだできないの・・」

 と、言う話を聞かされることになるんだけどね・・

 ・・・やっぱりそうなったか・・

 

 まあ、まだ始まったばかりだしね。

 のんびりと行きましょう。

 

 とりあず、『学校は楽しい』と言ってくれているだけでも良かった。

 このまま楽しく通えるといいな。