晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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幼稚園生活終了・・コロナウィルスの影響 その1

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 幼稚園生活終了したけど・・ちょっと愚痴です

 3年間の幼稚園生活が終わった。

 『楽しかったね~』で、終われれば良かったんだけど・・どうしてもモヤモヤが残るので、書かせてもらいます。

 

 単なる愚痴です。

 誰が悪いわけでもなく、幼稚園側も精一杯やってくれたことはよーくわかっています。

 それでも、自分の中でどうしてもモヤモヤが残るので、書かせていただきます。

 本当に単なる愚痴なので、苦手な方はスルーして下さい。

 

 幼稚園生活とコロナウィルス

 3歳になったばかりの娘が幼稚園に通い始めて、色々心配もあったけど、娘なりに幼稚園生活を楽しく送っていたと思う。

 全く、幼稚園に不満がなかったわけじゃないけど、それでも良い先生たちに恵まれて、お友達にも恵まれて、良い幼稚園生活だったと思う。

 年中の2月までは。

 

 去年の2月に新型コロナウィルスの影響で休園になった時は、まさか1年以上も長引くとは思っていなかった。

 休園もびっくりしたけど、これは仕方がないと思っていた。

 6月に分散登園になり、7月から本格的に幼稚園が始まった。

 

 うちの幼稚園は、基本的に年長は、同じ小学校に行く子は同じクラスになる。

 いつも遊ぶお友達、えみちゃんやゆみちゃん、だい君など、初めて全員が同じクラスになった。

 

 週に何回も一緒に遊んでいるお友達だったので、年中の時も幼稚園に行ったときは、自分の子だけではなく、お友達の教室ものぞいたりしたものだが、年長は全員同じクラスだし、幼稚園でどんな感じか全員の様子が見れるな、と思っていた。

 

 ところが、ご存じの通り、コロナウィルスは、おさまる気配はない。

 休園にならないだけマシだったのだろうが、いろんな行事がすべて中止。

 当然、参観日もないし、そもそも保護者は建物の中に入れない。

 

 4月にある懇談も、電話で終了。

 年長最後の3月の懇談も結局電話のみだった。

 月に1回、幼稚園バスで行っていた遠足も当然中止。 

 

 幼稚園から、月に2回行っていたスイミングも、年長になってからは、一度もなかった。

 スイミングは、年中が終わるときにテストがあり、年長になったらテストの結果で各クラスにわけて練習することになっていた。

 年中の終わりにテストの結果と、次のスイミングのクラス分けで、星のワッペンを帽子に縫うように連絡があった。

 ゆえは星のワッペン2つで、本人も『ほしがふたつもらえた~』と喜んでいた。

 春休みに、星のワッペンを帽子に縫い付けたのだが、結局あれから一度も使われることはなかった。

 

 幼稚園最後の年だったのに、結局、子供たちもだけど、親も、イベントをするのかどうか、と毎回ハラハラして、結局ダメか・・とがっかりすることが続き、なんとなく『最後の幼稚園生活を楽しむ』という感じではなかった。

 

 わかってはいるんだけど・・やっぱり悲しい

 いや、わかってる。

 幼稚園は、マンモス幼稚園で、夏の預かり保育で、実際陽性者もでているし、幼稚園側もピリピリして、何が何でも感染者を出さないように気を張り詰めているのもよくわかっている。

 幼稚園側はそうせざるを得ないのはわかっているんだけど、親としてはやっぱり、最後の幼稚園生活・・もうちょっと色々させてあげたかったと思ってしまう。

 

 仕事を失ったり、命を失う人さえいるし、中高生の最後の部活のインターハイや甲子園や色々なものが中止になっているし、その人たちの気持ちに比べたら、たかが幼稚園の行事や幼稚園生活が窮屈なものになってもそれは仕方がないのは、よくわかってはいる。

 わかってはいるんだけど・・それでも思わずにはいられない。

 

 幼稚園って唯一、何も考えず楽しく過ごせる期間だと思うんだよね。

 小学生になったら、宿題やテストなど、やらないといけないことが色々出てくる。

 お友達関係もケンカしてもすぐに仲直りできる時期だし、本当に楽しいことだけやって良い時期だと思っている。

 なんとなくその最後の年が・・なくなったわけじゃないけど、純粋に楽しめなかった気がするんだよね。

 

 リアルタイムでは、みんなが我慢している中、こんなことは言えないと思っていたんだけど、幼稚園生活も終わったので、『過去のこと』ということで、最後に吐き出させてください。

 

 『お泊り会』の中止

 最初になくなったイベントは、『お泊り会』だった。

 この『お泊り会』は、毎年6月に行われる年長さんだけのイベントで、『お泊り保育』に行く2日間は、年少年中さんは幼稚園はお休みで、全ての先生がお泊り保育に付き添う。

 

 そういう理由もあり、ゆえも、年中の頃から『お泊り保育』の存在は知っており、とても楽しみにしていた。

 「○○せんせい(年中の時の先生)、おとまりほいくであえるかな~」

 「えみちゃんたちといっしょにねるんだよね。」

 と、言う話をずっと聞かされていた。

 

 去年の6月は、緊急事態宣言が終わったところで、幼稚園は分散登園。

 そういう時期なので、今は、無理だけど、せめて延期にならないかな、と保護者同士で話はしていたが、あっけなく中止。

 うん、仕方がない。

 それはわかっている。

 わかってはいるんだけど・・娘がずっと楽しみにしてので、せめて延期で様子を見てほしいと思ってしまった。

 (どっちにしても中止だっただろうけどね。)

 

 運動会は午前中のみ

 そして、運動会。

 こちらは本当にやってくれただけ感謝です。

 ただ、午前中だけで、行ったのは各学年ダンスとリレーのみ。

 

 周りの幼稚園が中止になる中、してくれただけで本当に感謝なんだけど、やっぱり年長としては・・ちょっと残念だった。

 運動会は、毎年、年長さんが幼稚園での集大成ということで、メインで色々見せ場があったが、それはもう全くなかった。

 

 本当にやってくただけで良かったと思っているんだけど、同時に年長の親としては・・ちょっと切なくなりました。

 運動会は、書いていたら、他のことも思い出して、だんだん長くなったので、後日、別記事で書くことにします。

 

 『お遊戯会』の観覧中止

 そして、私が一番ショックだったのは、『お遊戯会』の観覧中止だ。

 

 幼稚園のお遊戯会は、2日間かけて、幼稚園を完全にお休みにして行われる。

 それぞれ年少年中年長のひとクラスずつ、合計3クラスセットでひとグループとして、時間を分けて保護者が観に行く形をとっていた。

 子供は、保護者が連れて行って、終わったら保護者が連れて帰るようになっていた。

 (兄弟がいる場合は、同じグループにしてくれる)

 

 ダンスと歌とお芝居をそれぞれ見せてくれるが、こちらもメインは、年長のオペレッタで、ピアノ生演奏でお芝居と歌とダンスとセリフを言う。

 うちの娘は空想大好きのなりきり娘なので、とても楽しみにしていた。

 

 年少、年中と、お遊戯会は終わった後は、しばらくずっとその話をしていた。

 自分のお遊戯会だけでなく、他のクラスのお遊戯も見るので、そのお話もよくしていた。

 特に年長さんのお遊戯に関しては、

 「ねんちょうさんはセリフもいうんだよね。」

 「わたし、だいじょうぶかな~」

 「ねんちょうになったら、なんのおしばいがいいかな~」

 「オペレッタってなーに?」

 などと、自分がするのを楽しみにしていた。

 

 お遊戯会は12月だか、いつも1学期(幼稚園もこういう言い方でいいのかな?)に役が決まり、ちょっとずつ練習している。

 

 今年は、娘のクラスは『オズの魔法使い』で、7月に役決めがあった。

 (クラスにより、題材が違う)

 ゆえは、ずっと『どのやくをやろうかな~』と楽しみにしていた。

 

 ゆえにせがまれて、『オズの魔法使い』の絵本を読み、最後には絵本ではなく、小学生向けの小説を図書館で借りてきて、毎日読み聞かせをした。

 小説の方は、本を借りる期限2週間ギリギリでどうにか全部読み終わった。

 これは、親が結構たいへんでした。

 でも、こんなお話だったか、と改めて思いだした。

 昔、読んでいたはずなんだけどね。(笑)

 

  そして、役が決まるまで、娘は、『なんのやくをしよう‥』毎日悩んでいた(笑)

 「なんの役をしたいの?」

 と、聞くと、

 「なんでもいい。」

 と言うので、

 「なんでもいいなら、ドロシーやってよ。」

 と、言うと(去年は出番が少なかったから、出番が多い役と思ったんだけど)、

 「それはイヤ。」

 とのこと(笑)

 

 イヤなの?

 そうなんだ。

 ってそれって何でもよくないやん(笑)

 

 この時は(今もだけど)、魔女に夢中だったので、魔女の役が良かったらしい。 

 結局、『北の良い魔女』と『西の悪い魔女』の役になった。

 女の子はドロシー役以外の子は2役するらしい。

 

 役が決まってからも、

 「ママ、ぜったにみにきてね!」

 と、本当にずっと、ずーっと言っていた。

 「ママ、わたし、このシーンででるから、ぜったいにみつけてね!」

 「ドロシーのうしろにいるから、みのがさないでね!」

 と、かなりしつこかった(笑)

 舞台に立って、見逃すことはないと思います。

 

 家で、セリフや歌もずっと聞かされていたし、ダンスも踊っていた(笑)

 幼稚園で、練習もしているみたいだし、さすがに中止にはならないと思っていたんだけど、結果として、保護者の観覧は無し。

 内容は、DVDに撮って、配る、ということになった。

 これは・・私にとっては、かなりショックだった。

 

 ゆえは、『観覧無し』と、幼稚園から、連絡があってからも、

 「ママ、みにきてよ。」

 「みにくるよね?」

 と、結構長い間言っていた。

 先生に聞くと、『親が観にこれない』というのは、伝えている、とのことだったので、わかっていて言っていたんだと思う。

 

 DVDに撮って配ってくれるだけいいのかもしれないけど、やっぱり生で観たかったし、何より娘がずっと『ママ、ぜったいみにきてね』と言っていたので、娘が残念がるのが本当に可哀そうだった。

 7月からずっと言っていたから・・

 運動会が中止であっても、お遊戯会だけはしてほしかった。

 

 そしてDVDも見て、それなりに楽しめたけど・・透明のフェイスシールドはしているものの、感染対策で歌もセリフもなし。

 歌もセリフも、先生たちが歌ったり、話したりしたものの『録音』だった。

 私が楽しみにしていたというのもあるんだけど・・それだけじゃなくて、なんか本当に可哀そうになってしまった。

 

 7月からずっと娘が『オズの魔法使い』のお遊戯会に夢中になっていたから・・

 家では、歌も歌っていたし、セリフも言っていたのに・・

 

 

 続きます。

 次で終わります。