『卒園式終わりました その1』の続きです。
卒園が近づき、なんとなく親の方が感傷的になる。
幼稚園で練習しているという『おもいでのアルバム』を、娘が歌うのを聞いて泣きそうになったり・・幼稚園時代の写真を撮らなければ・・と急に写真を撮るようになったり・・
そして、いよいよ卒園式の日。
幼稚園に着くと、みんなあちこちで写真撮影が始まっていた。
卒園式
時間になったので、ホールに入る。
途中で子供たちを先生に預けて、大人は子供と別の入り口から入る。
大人も子供も入る前に消毒するスペースが設けられている。
ホールに入ると、席に番号が貼られており、指定された番号の席に座る。
(ちなみに親の番号は、事前に幼稚園で、子供がくじを引いてきた。)
子供1人につき、保護者席は2席。
その2席は隣り合わせでくっつけ、隣や前後の席とはかなり間隔を空けて、設置されているので、密になることはない。
かなり感染対策は考えられている。
ひとクラスごとの卒園式だからできることだと思う。
親は助かるけど、先生たちは同じことを何度もして大変だろうな・・
お疲れ様です。
しばらくすると、子供たちが入場。
うちの子は、緊張しているのか、肩がちょっとあがっている。
席に座っても、妙に落ち着きがない(笑)
大丈夫かな・・
園長先生のお話が終わると、卒園証書授与。
これもひとクラスだからか、全員の名前とその子に応じた卒園証書の読み上げがされた。
うちの子は、ハサミや糊を使った工作が好き、と読み上げられていたけど・・そうなのかな・・?
いや、工作は好きだけど、娘自身は『ノリは、てがべたべたになるから、イヤなの・・』と言っていたんだけど(笑)
それはそれとして、工作をするのはまた別なのかな~
その後、思い出のDVDなどを流してくれた。
その時は少々ウルっとくる。
これも各クラスごとに作っているんだろうな。
本当に先生たちも大変だ。
先生の最後の言葉は、もう涙声だった。
かなり残念
って・・これで終わり?
あれ?
歌は?
『おもいでのアルバム』、卒園式で歌うって言ってたやん。
この調子じゃこのまま終わる・・
感染対策でなしなの・・?
いや・・これは卒園式で聞きたかったんだけど・・
ちなみに娘が家で歌っていた『思い出のアルバム』などの歌は、最終日に幼稚園からもらったCDの中に入っていた。
聞けただけでもいいのかもしれないけど・・
いや、でも・・全員マスクしているし、前向いているし・・距離もとれている。
しかも、録音の時に歌っているなら、ここで歌っても同じなのでは・・?
この歌だけは、CDではなく、卒園式で聞きたかったな~
これは実はかなりショックだった。
卒園式終了
最後は順番に、子供たちが保護者の席に戻ってきて、廊下を通って退出。
廊下には、年少年中年長の全ての先生が並んでいて、拍手してくれていた。
子供たちは、それぞれ年少年中の時の担任の先生に声をかけたりして、楽しそうでした。
それにしても、6歳だと、子供によって本当に差がある。
えみちゃんなどは、卒園式の最後は大号泣していたが、うちの子やゆみちゃんなどはけろっとしていた(笑)
えみちゃんは、退場の時、本当に大号泣で、先生に慰められて、ようやく歩き出した感じだった。
この差は、性格なのか、発達の差なのか・・
ちなみに旦那が言うには、
「男の子で泣いている子はいなかったな~」
だそうです。
そういえば、そうだったかもしれない。
最後の写真タイム
外に出てから、娘の担任の先生が出てきて、順番に記念写真を撮らせてくれた。
それからも、子供たちだけで写真を撮ったり、家族写真を撮ってもらったり、と楽しい写真タイム。
最後にママ友に家族写真を撮ってもらいました。
ホールや園舎の中にいる時間は、限られていたけど、外だと意外とのんびりできた。
写真スポットもいくつも用意されていたし、ひとクラスだけだから、それほど混まない。
一番混んだのは、先生と一緒の写真を撮るのに、並んだ時かも(笑)
えみちゃんはこの時も先生に抱き着いて泣いていた。
本当に感受性豊かだな~
我が家の娘は、恥ずかしそうに下を向くので、ある意味うらやましいかも。
さて、楽しい写真タイムもそろそろ終了。
ああ、やっぱりちょっと寂しいな~
まあ、娘と仲が良いお友達は、同じ小学校で近所なので、また会うし、春休みも遊ぶんだろうけどね。
最後に、毎日乗っていたバスの前で写真を撮る。
3年間、ありがとうございました。
幼稚園の3年間は、本当に宝物のような時間でした。
バスのおじさんともバイバイして、ニコニコで手を振って各自の車に乗る。
これで、幼稚園ともお別れだね。
次は小学生だもんね。
ゆえは、始終ニコニコして、楽しそうだった。
でも、やっぱりちょっと疲れていたようで、この後の、じーじばーばとのお食事会は、ちょっとグズグズだった(笑)
ごめんね。疲れていたよね。
卒園式の後
じーじばーばと食事会の後、家に帰って、幼稚園から卒園式のお祝いでもらったケーキを食べることにした。
入学式でもケーキもらったよね。
今日は卒園のお祝いのケーキだよ。
おいしそうだね。
食事してきたばかりなのに、パクパク食べる娘(笑)
「おいしい~」
うん、お祝いのケーキは格別だよね。
ゆえは、食べながら、
「ママ、つぎはしょうがっこうだよね。」
と、言い出した。
「そうだね。次は小学校の入学式だよ。」
娘はちょっと考えてから、
「ねえ、せんせい、『いつでもあそびにきてください』って言ってたけど、いついくの?」
・・・そうきたか・・
確かに先生は、最後の挨拶で、
「いつでも、遊びに来てください。」
と、言っていた。
私も一瞬、子供たちが本気にしたら困るな、と思った(笑)
やっぱりちゃんと覚えていたか・・
私も、小学生になってもしばらくは、同じ幼稚園のお友達と幼稚園に遊びに
行った記憶がある。
でも、それは家から歩いていける距離だったし・・子供だけで行ってたしな~
娘の幼稚園は、幼稚園バスで通う距離なので、娘がひとりで歩いて行くのは無理だし、行くなら連れて行かないといけないし・・なによりコロナ過の中で、卒園した娘を連れていけるわけがない。
「えーっとね・・とりあえず、コロナウィルスがおさまらないと無理かな~」
「えー、でもせんせい、いつでもきてね、っていってたよ。」
・・・だよね・・
「うん、言ってたけど・・コロナがおさまってからにしようか。」
「もうせんせいにあえないのかな・・」
娘はちょっとしょぼーん。
コロナがおさまったら本当に行っていいんだろうか・・
「とりあえず、コロナがおさまるのを待とうか。」
卒園式が終わって、落ち着いたら、じわじわと『もう幼稚園に行けない』ということが、実感として湧いてきたようだ。
3年間、ずっと通っていたんだもんね。
小学校に行くのは、楽しみでも、やっぱり娘なりに思うところがあるようだ。
最後の1年は、コロナのせいで、できないことも多かったけど・・幼稚園でたくさん思い出を作れたよね。
やっぱり幼稚園って、人生で一番楽しくて、一番成長できる期間だと思う。
勉強とか、宿題とか何もなく、とにかく楽しんでいい時間。
本当に貴重な時間だったと思う。
次は小学生。
まだ甘えっ子の娘なので、少々心配だけど、揉まれながらも、楽しく通ってくれるといいな。