去年の11月頃の記事です。
『住塚山・国見山に山登り その1』の続きです。
去年の夏、旦那と娘で富士山に登る予定だったが、コロナで富士山の全ての山小屋が閉鎖。
泣く泣く娘が幼稚園の間の富士登山をあきらめた旦那。
来年の夏を目指し、そろそろリハビリ登山をすることにした。
久々の登山は、曽爾村の住塚山と国見山を登って帰ってくるコースに、当日の朝に決めた(笑)
『②屏風岩苑駐車場』に到着
『②屏風岩苑駐車場』に、9時過ぎに到着。
駐車場に車は、まだ2台ほどしかない。
うんうん、我が家にしては、順調だ。
いつもは朝がどうしても遅れてしまうからね。
車から出ると・・目の前に屏風岩。
これは・・なかなか・・・見ごたえがある。
これを見るだけでもここに来る価値があるかも・・
車から降りて、登山靴を履いたり、リュックを出したりして準備をしている間に、ゆえは一人で遊びだした。
駐車場だけど、まあ、車が来たらすぐわかるからいいでしょう。
なんかそのあたりに落ちている草や棒で遊びだした。
この『②屏風岩苑駐車場』で、すでに標高736mらしい。
『屏風岩』の方だけでなく、こちらからの眺めもいい。
周りの山々がキレイに見える。
ちなみにここは、室生・赤目・青山国定公園の一部のようだ。
ちなみに駐車場は、今回は無料のようだ。
春と秋は有料だと聞いていたので、払うつもりだったのだが、どこにも『管理協力金』を入れる箱がない。
11月は、もう冬に入るのかな。
準備が完了し、軽く準備体操をして、トイレを済ませ、出発。
ここは、『②屏風岩駐車場』になる。
ここから、『③住塚山』まで向かう。
ちなみにトイレは、ここと『⑤クマタワ』にしかないのだが・・・この『⑤クマタワ』にあるトイレは現在使えないらしい。
旦那とゆえはいいとしても、私は少々困るな(笑)
屏風岩公苑
まず、屏風岩公苑の中を通る。
なかなか広いし、良い雰囲気。
紅葉の時期だったら、きれいだったんだろうな。
この日は、11月半ばだが、非常に暖かく登山日和だ(
旦那などは、もはや半そで(笑)
ゆえは、公苑を走り回り、何か見つけたらしく、こちらへダッシュ。
赤い大きな葉っぱを持ってきました。
「ほら、みて~」
ニコニコでご機嫌です。
娘的には、登山せず、この公苑で、遊んでお弁当食べるだけでも、十分満足しそうだな~
もうちょっと近かったら、春にはピクニックに来たかもね。
なんとなく、前はキャンプ場でもあったのかと思わせる雰囲気です。
桜や紅葉の時期だったら、見ごたえありそうだし、ここでキャンプできたら楽しそう。
それにしても、まだ朝9時頃ということもあるが、大きい公苑なのに、本当に数人しか人がいない。
ちなみに、ここに屏風岩の説明がありました。
今回は登山なメインなので、あまり屏風岩については、気にしていなかったんだけど、本当に見ごたえがある。
ここからも屏風岩がよく見えます。
近くで見ると、迫力があるな~
もう少しのんびりしたいところだけど、帰る時間が遅くなるとまずいので、先に進みます。
帰りに時間があれば、公苑を散策することにしよう。
(と、この時は、思っていた(笑))
ゆえは、気に入った葉っぱや木の枝を拾いながら、ご機嫌で歩いている。
こういうの好きだよね。
でも、ここで遊んでいると、時間がどんどん経ってしまうので、適当なところでやめさせる。
「続きは、帰りにしよう。」
と、言うと、
「また、かえりにこことおる?」
と聞く。
「通るよ。帰り、まだ暗くなかったら、遊んでいいよ。」
と、言うと納得したようだ。
いくつか拾った葉っぱや木の枝は自分のリュックに入れていたけど・・木の枝はともかく葉っぱは帰りには、ボロボロになっていそうだな・・
屏風岩公苑から『③住塚山』へ
いよいよ、公園を通りぬけて登山開始。
久しぶりだし・・少し前まで体痛めてたし・・
途中でダウンしないかちょっと心配(笑)
屏風岩公苑を出ると、いきなり草をかき分けて入るような道になる。
思ったよりワイルドな山のようだ。
少し歩くとすぐに標識があった。
最初の目的地、住塚山山頂まで、1,1キロ。
平地だとすぐの距離なんだけど、山道だとそうはいかない。
最初は、私を含めみんな調子よく登る。
久々の山はやっぱり気持ちがよい。(最初のうちはね(笑))
木々のトンネルみたい。
ここからだんだんいい雰囲気になってきます。
良い天気なんだけど、高い気が多くなり、だんだん暗くなってきました。
ゆえもまだ、意気揚々と進んでいきます。
最初のうちは面白いんだよね。
だんだん登りが急になってきた。
旦那が、娘に落ちていた木の棒を杖代わりに渡す。
私も適当な木の棒を拾って杖にしたけど、このあたりの木の棒って全部微妙に曲がっていて、少々使いにく。
岩湧山だと、杖にちょうどいい木の棒がいっぱいあったんだけど、山によってだいぶ違うようだ。
私が杖代わりにした木の棒は、途中で折れて、なんどか杖を変更した。
まっすぐな木の棒じゃないから仕方ないんだけどね。
でもゆえの木の棒は、ゆえが手放すまで、無事でした。
・・・体重の差かな?(笑)
ゆえは、上手に杖を使って、急坂を登っていく。
最初に岩湧山で木の棒の杖を旦那が渡したときは、うまく使えなかったんだけどね。
使い方が上手になってるね。
まだ前半の前半なんだけど、かなりの急坂で、私は結構ゼイゼイいっている。
・・・疲れるの、早いぞ!
ゆえは、まだ楽しそうのなので良かった(笑)
しばらく登ると、次の標識があった。
さっきの標識から、400メートルしか登っていないようだ。
結構、登ってきたと思ったんだけどな(笑)
更に登ります。
ゆえも『あつい』と言い出したので、上着を脱いで、薄手のTシャツ1枚になってます。
まだ前半なので、どんどん進みます。
本当に探検みたいな雰囲気になってきました。
次の標識です。
あと500メートル!
これが長いんだよね(笑)
なんか木が倒れてます。
ますますワイルドな雰囲気に・・・
ゆえは、ひょいっとくぐったけど、私はかがんで通ろうとすると、リュックが引っかかってしまった。
ぐるっと回った方が良かったかな(笑)
ゆえと旦那はどんどん歩いていくけど、私はそろそろ2人に遅れだした。
最初に、2人の練習がメインだから、遅れても先に行ってと伝えてある。
途中でバテない程度に頑張ってついて行く。
ゆえと旦那はまだ元気いっぱい。
私は・・やっぱり体がなまってるな~(笑)
とはいえ、ずっと登り。
しばらくすると、ゆえもそろそろ疲れてきたみたいだ。
態度にはださないけど、旦那もちょっと疲れてきたようだ。
ゆえが止まっても、振り返らず、先に歩いて行っちゃってるし・・・
後ろに私がいるとわかっているからだろうけど、富士山では、2人で行くんだから、自分が疲れても娘の様子に気を付けてほしいところだ(笑)
このあたりから、ゆえは、
「つかれた~」
「なんかたべたい~」
などと言い出した。
まあ、だいぶもった方でしょう。
すぐ出せるところに入れておいた、チーズキャンディをゆえにあげる。
他にも一口ラムネやチョコなどをすぐ出せるところに入れてあるんだけど・・
一度それに気づかれると、娘は、何度も欲しがるようになる。
ご褒美お菓子を目当てに、ちょっと歩くと何度も、
「つーかーれーた!なんかちょうだい~」
と、言うようになってしまった。
仕方がないけど、もうちょっと歩いてからにしてほしいな(笑)
まあ、私もゆえにあげるときに、ついでにちょっと食べたりして、体力回復をはかっていたんだけどね。
旦那は、勧めても『喉乾くから‥」と言って、たまにしか食べなかった。
途中で、大きな木の切り株が抜けかかっていた。
ゆえがちょっと興味津々。
上にのって遊ぼうとしたので、慌てて止める。
危ないからやめようね(笑)
まだ頑張って歩いているが、歩く姿がなんだか疲れ気味。
もうちょっとだよ。
頑張ろう。
木々のトンネルを通ると・・その先は・・
住塚山山頂
到着しました!
住塚山の山頂です!
「ゆえちゃん、頑張ったね~」
えらいえらい。
頭なでなでされて、ゆえもにっこり。
続きます