女の子と遊ぶのが好きな娘
娘は、幼稚園の年長。
4月になったら、小学生になる。
とはいえ、2月生まれなので、他の同級生の女の子に比べると、精神面でも少々幼い気がする。
同じ年長さんで、娘と仲の良いえみちゃんなどは、
「○○君と結婚する。」
などと、言うことを年中の頃から言っていたし、バレンタインには、ゆみちゃんのお兄ちゃんのきー君にチョコをあげていた。
娘のゆえはといえば、いまだに結婚するのは、『パパ』がいいらしい。
パパが大好きな娘と・・
なんかうれしそうなパパ(笑)
まあ、旦那が幸せそうなので、もうしばらくは『パパ』で全然いいんだけどね(笑)
(あと、もう少しの間だろうし・・)
そして、娘は、女の子の遊ぶのが大好き。
プリキュアやお姫様ごっこ、魔法使いごっこなど、とにかくごっこ遊びや着飾って遊ぶのが大好き。
それはそれでいいんだけど、『男の子』のことは全く眼中にない。
幼稚園のことを聞いても男の子の名前はほとんど出てこない。
幼稚園では、移動するときに列に並んだら手をつないで一緒に歩く『ペアさん』がいる。
この『ペアさん』は1年間、変わることはない。
基本的に男の子と女の子がペアになるのだけれど、娘は、半年以上たっても、『ペアさん』の男の子の名前を覚えてないなかった。
名前を聞いても、
「おぼえてない。」
とのこと。
本気で、男の子のことはどうでもいいんだね・・
隣に座っている女の子の名前などは憶えているんだけどね。
他のお友達から、
「ゆえちゃんのペアは、○○君だよ。」
と、突っ込まれていた。
えみちゃんやゆみちゃんは幼稚園での他の男の子のことも話題にだすんだけどな~
『好きな女の子にちょっかいだして嫌われるパターン』
というわけで、女の子とごっこ遊びをするのが大好きな娘。
男の子のことは全く眼中にない。
そんな娘を好きになる男の子が現れた!!
・・と言っても、ママたちが勝手に言っているだけなんだけどね(笑)
(ごめんね、勝手に(笑))
えみちゃんのひとつ下の弟のるい君。
この子は、少年漫画の主人公みたいな子で、好きなものや興味のあるものには、一直線に突進するタイプ。
好きなものを見つけると、周りの声がまるで聞こえていない。
興味があるものを見つけたら、いきなり道路に飛び出そうとするので、まだ危険なところでは目が離せない。
好きではないことは意地でもやらないが、好きなことにはものすごい集中力を発揮する。
将来的に好きなことを見つけたら、大成すると思われる。
ちなみに運動神経は抜群で、いわゆるわんぱくを絵にかいたような男の子。
この子がどうやらゆえのことが好きなようだ。
とはいえ、本人が自覚しているわけではないと思う。
ある時から、幼稚園のバスを待っているバス停で、やたらとゆえにちょっかいをかけるようになった。
リュックを軽く引っ張ったり、後ろから押したり、そういうことをゆえにだけする。
本当にゆえにだけなんだよね。
ゆえは、バス停では、女の子とおしゃべりをしたり、ごっこ遊びをしたいので、最初はあまり相手をせずスルーしていたのだが、だんだんエスカレートしてきたので、最近はちょっかいをかけられると逃げるようになってきた。
そして、逃げ回りながら
「もう!こっちこないで!」
と、言うが、るい君は、ママに止めらるまでひたすらゆえになにかしらちょっかいをかける。
うちに遊びに来た時も、ゆえにかまってほしいらしく、新しいおもちゃなどをゆえに見せる。
年中の男の子のおもちゃなので、車とか恐竜とか戦いもの系のアニメのカードとかなのだが、ゆえは、かわいいものでないと興味がないので、ちょっと見るだけで、スルー。
(恐竜はそれなりに好きなんだけどね。)
別に冷たくしているわけではないのだが、ちょっと見たら、すぐに他の女の子と遊びたいので、そっちへ行ってしまう。
そうなると、るい君はそれではおさまらず、ゆえを追いかけ、服や腕を引っ張ったり、後ろから押したりして、ちょっかいをかける。
結局、ゆえが逃げて、実のお姉ちゃんのえみちゃんがるい君を怒る、ということが繰り返される。
そういうことが何度か繰り返され、
「あれってるい君、ぜったいゆえちゃんのこと好きだよね。」
と、ママ友の中では共通認識になってしまった。
なんていうか、『好きな女の子にちょっかいをかけて、嫌われる』経緯を目の前で見ているような気がする(笑)
わんぱく系の男の子が、好きな女の子にちょっかい出して、嫌われるってこういうことなんだろうな~
るい君には、気の毒だが、どっちが悪いというわけでもないしね(笑)
ゆえとしては、幼馴染だし、仲良しのえみちゃんの弟だし、別に『嫌い』とはまではいってないと思うが、『他の女の子と遊ぶのを邪魔しないで!』という感じだと思う。
一度、えみちゃんを病院に連れて行くために、るい君だけ預かったことがあったのだが、その時は恐竜で一緒に仲良く遊んでいたしね。
ママたちの楽しみが半減(笑)
ちなみに、年中の時は結婚相手を教えてくれたえみちゃんは、最近は、
「ひみつ!」
と、言うようになった。
そうきましたか・・・
秘密主義になってしまって、ちょっと寂しい(笑)
ゆみちゃんは、ちょっと考えてから、
「なんでそんなこときくのー!」
と、ちょっと怒る。
で、ゆえは、
「・・・パパがいいな~」
とのこと。
なんとなく本当は無理ってことがわかっているような気がするが、今のところ男の子(?)の中で一番好きなのはパパのようだ。
パパと、結婚できたらいいな、と思ってはいるようだ。
ちなみに、るい君に聞くと、ぷいっと顔をそらして、どこかに行ってしまう(笑)
年少年中の頃なら、『好きな人』を聞くと、『パパ』『ママ』だったり、クラスメイトの名前を聞けていたんだけど・・もうそろそろ無理のようだ。
ママたちのひそかな楽しみだったんだけどな~(笑)
子供たちからしたら、どうでもいいママたちが勝手に思っている子供たちの恋愛模様でした。
すみません、本当にどうでもいいですね(笑)
この間、バレンタインだったので、ちょっと思いだして書いてみました。