「お友達と公園遊び その2 娘と自転車とお友達』の続きです。
幼稚園が終わってから、お友達と公園へ遊びに行った。
補助輪を取った自転車にもちょっとだけ乗れるようになり、仲の良いお友達と遊べて娘は楽しそう。
小学生のお姉さん
と、ここまでは良かった。
娘と私的には・・
『秘密基地』で子供たちが遊んでいると、小学生のお姉ちゃん2人組が公園にやってきた。
以前、えみちゃんが公園で遊んでもらったとかで、えみちゃんがそのお姉ちゃんたちの方に夢中になってしまった。
そりゃいつも遊んでいるお友達より、少し前に遊んでもらった年上のお姉ちゃんの方が魅力的だよね。
ここで、娘も一緒に行けばいいのだが・・そうはならないんだよね。
面倒見がいい子たちみたいで、えみちゃんと一緒に遊びだし、ゆみちゃんたち他の子も誘って、鬼ごっこを始めた。
当然、『他の子』にはうちの娘も含まれていたのだが・・ゆえは、そばに行かず、隅っこに座り込んでしまった。
「一緒に遊んだら?」
と、聞くと、
「・・・はずかしいの・・」
とのこと。
・・・・
娘の気持ちと対処法
そして、座り込んだまま動かない。
あー、はじまった・・
前から、こういうところがあるんだよね。
そのまま公園の隅で座り込んでイジイジしている。
うーん・・こういう時ってどうしたらいいんだろう?
一緒に行ってあげた方がいいのか、自分で言えるように見守っていた方がいいのか・・
えみちゃんのママが気を使って、えみちゃんに迎えに行くように言ってくれて、一瞬だけ一緒に仲間に入るが、すぐに鬼ごっこの範囲以外に出てしまって、また隅っこに座り込んでしまう。
今度は、しばらく放っておくが、座り込んで動かない。
最近は、出会った先でお友達を作って遊んだりしていたので、こういうことはなくなってきたかと思っていたんだけど・・
年上なのがダメなのか・・
それともえみちゃんたちが仲良くしているから、ヤキモチのような感情があるのか・・
しばらく様子を見ているが、一向に動こうとしない。
こういうところは頑固なんだよね。
ずっと動かないので、一応声をかけに行く。
「皆と、一緒に遊んだら?」
と、言っても、
「はずかしいの。」
と言う。
ずっとこのままだとゆえもしんどいだろうと、
「じゃあ、帰る?」
と、聞くと、
「イヤ。」
と言う。
・・・どうしたもんだろう・・
放っておいていいんだろうか・・?
「自転車する?」
「イヤ。」
「ママと遊ぶ?」
「イヤ。」
「一緒に行ってあげるから、遊んできたら?」
「はずかしいの!」
うーん・・
「じゃあ、どうするの?」
「ちょっとかんがえる」
「でも・・・」
「かんがえるっていってるでしょ!!」
と、ダッシュで再び隅っこへ。
どうしたもんだろう・・?
『考える』間、放っておいていいんだろうか・・?
お姉ちゃんたちはしばらくしたら、鬼ごっこをおしまいにして、ベンチに座って宿題をやり始めた。
今日は、暖かいとはいえ、この時期に外で宿題って寒くないかな(笑)
えみちゃんたちは、それでもお姉ちゃんたちのそばで色々話しかけていた。
年上のお姉ちゃんって、幼稚園の子にとっては魅力的なんだよね。
お姉ちゃんたちは、宿題をしながら相手をしてくれている。
いい子たちだな。
でも、そろそろ邪魔かもしれない・・
走り回っていないせいか、ゆえもおそるおそるそばに寄って行って、お姉ちゃんたち近くで座り込んでいると、えみちゃんも近くに来てゆえと一緒に座り、なんとなく一緒に遊んでいる雰囲気になってきた。
やれやれ・・
こういう時は本当にえみちゃんに感謝だな。
それにしても、いつものメンバーなのに、お姉ちゃんが・・それも比較的面倒見がよいやさしいお姉ちゃんが加わっただけで遊べなくなるって・・
ちょっと心配だな~
こういうときって、本当にどうしたらいいのか正直わからない。
自分で声をかけるまで見守るだけでいいのかな?
まだ幼稚園だし、親が介入した方がいいんだろうか?
自転車で家まで帰る
17時を過ぎたので、そろそろ解散にする。
少し前までは、この時間は真っ暗だったのに、だいぶ明るくなった。
それはいいんだけど、明るくなると、子供たちが、なかなか帰りたがらないから困る。
うちの家は、公園の前なので、公園をでて、そのままみんなとバイバイする。
(えみちゃんとゆみちゃんの家は、ここから少し先の同じ住宅街にあるので・・)
子供たちはそのまま全員自転車に乗ったまま、家まで帰るようだ。
家の前でお見送りをしていたのだが・・見ていると、かなり危なっかしい。
特に、一番下のるい君は自転車に乗ったまま暴走するので、ママのつっちゃんはるい君につきっきり。
ゆみちゃんのママも、ゆみちゃんときー君の両方見ているので、えみちゃんまでカバーする余裕はない。
でも、自転車に乗っているえみちゃんは・・道路を走るとなると、どうも見ててちょっと怖いので、えみちゃんたちの住む住宅街に入るまで、私とゆえは歩きで送っていくことにした。
えみちゃんたちの住む住宅街なら、そんなに車は通らないので、たぶん大丈夫なんだけど、この辺りの道路は抜け道になっており、車が多いんだよね。
しかも急いでいるのか、結構飛ばす車も多いし・・・
うちの子・・自転車に乗れるようになったとして、いつから道路を走らせるのか・・これは難しいな。
正直、家の前の道路は走らせたくない。
ゆえを1人で歩かせるのもちょっと怖いぐらいだし・・
とりあえず、えみちゃんたちの住宅街に入るところまで送って、そこで正式にバイバイして家に戻ることにした。
再び公園へ
家に戻ってきたら、ゆえが、再び公園に行きたいと言いだした。
「もう暗くなるから今日はやめとこう。」
と、言うと、
「おねえちゃんたちのようすをみるだけ。」
と、言う。
・・・気になるなら、さっき一緒に遊んだら良かったのに・・
一緒には遊ばなかったが、お姉ちゃんたちのことは気になっていたらしい。
このややこしい性格どうにかなんないかな・・
「じゃあ、ちょっとだけだよ。」
と、公園に行くと、おねえちゃんたちは宿題を終えて、遊具で少し遊んでいた。
こっちを見て、挨拶してきたので、
「宿題終わったの?」
と、聞いてみたら、
「はい。終わりました。」
と、ニッコリ。
いい子たちだよね。
やっぱりさっき一緒に遊んでいればなー、と思ってしまう。
ちなみにゆえは、やっぱり私の後ろに隠れてテレテレ。
・・・なんだろう・・これ。
ちょっとだけ1人でブランコと滑り台をして、お姉ちゃんたちとも会って、気が済んだのか、家に帰ることに。
帰る時にも、まだお姉ちゃんたちがいたので、
「なんでおねえちゃんたちはかえらないの?」
「おねえちゃんたちはなんでしゅくだいしてたの?」
と、色々聞いてきた。
気になっているなら、えみちゃんたちと一緒にお姉ちゃんと遊んだら良かったのに・・
親のメンタルも削られる
今日の公園遊び、前半は私も、自転車もちょっと乗れるようになって、えみちゃんたちとも良い関係だな、と嬉しくなっていたのだが、後半はがっくりきてしまった。
娘は、人見知りと言うか・・『はずかしいの』と言って、隠れてしまうことがよくある。
こういうときって親はどうしたらいいんだろう。
お友達関係だけでなく、大人の人に挨拶なども、『はずかしいの』と後ろに隠れてしまう事が多い。
『挨拶しなさい!』と言ってしまっていいのか、まだこの時期なら、『はずかしいなら仕方ない』でいいのか・・
私は、幼稚園の時は、かなり積極的な性格で、誰にでも挨拶するし、人見知りもしないし、自分から『あそぼう』と言って知らないお友達とも遊ぶタイプの子だった。
(それはそれとして・・母が言うにはよく仲間外れにされて泣かされて帰ってきたらしいが・・(笑))
成長すると少々違ってくるんだけどね。
ゆえは、自分の小さい時とは、性格などもかなり違うので、ゆえにどうしてあげたら一番いいのか、正直よくわからない。
今日にしたって、本当に遊びたくないなら好きにしていいと思うんだけど、『遊びたいけど声をかけると恥ずかしい』という気持ちらしい。
本人もそれだとつらいと思うんだけど、私が間に入っても行くのを拒む。
これも勉強で、自分から声をかけるまで放っておいた方がいいのか、それともまだ大人が介入した方がいいのか・・私自身悩んでしまって、私も上手な対応ができないんだよね。
こういうことがあると私も、精神的にドッと疲れてしまう。
私も少々過保護なのかな~
ゆえは、1人いじけていたら、誰かが手を貸してくれる、と思ってしまっているのかも・・
でも、手を貸そうとしても、拒むんだよね~
私もついつい、娘は、もうすぐ年長なのに、なんとなく幼稚園に入る頃ぐらいな感覚で手を貸そうとしてしまっているのかもしれない。
こういう時って子供によっても対処の仕方も違うんだろうけど・・うちの娘はどういう対応をしたらいいのかが、親の私がいまいちわかっていない。
とりあえず、次に同じようなことがあったら、本人が助けを求めるまで、様子を見て見ようかな。