『4歳の娘と岩湧山に登ってきました その2』の続きです。
『第6駐車場』から『すぎこだちの道』を通って、『四季彩館』へ行き、少々休憩。
その後、『きゅうざかの道』を登る。
その名前の通り、かなりきつい坂もあり(そもそもハイキングマップに『健脚向け』と書いてある)、ゆえは、途中から『しんどい』と言いだして、少々焦る。
でも、何故かゆえは途中から急に復活して、元気いっぱいになり、逆に私はバテて、ペースダウン(笑)
ゆえと旦那から遅れだすが・・最後にはどうにか追いつき、『きゅうざかの道』は登り終えた。
『東峰』から『山頂』へ
『きゅうざかの道』を登り終えて、『③東峰』までなんとか到着。
道しるべには、『きゅうざかの道』を登り終えるまで『60分』と書いてあったが、我が家は、だいたい『1時間20分』ぐらいだった。
4歳の子の足だと上出来かな。(私はもうちょっと頑張らないとダメだけど(笑))
ここまできたら、山頂までもう少しだ。
道しるべもあった。
ここからは、軽い登り。
『きゅうざかの道』の後だとすごく楽に感じる。
私もゆえもペースアップ(笑)
この先は、少し急な下りになっていた。
今は楽でいいんだけど、帰りにまた登るのか・・と少々うんざり(笑)
降りた先にはトイレがあり、トイレには長蛇の列。
そして、そこからまた登り。
でも、そこにはススキの丘が広がっていた。
ゆえがこの風景を見て、
「なんてすてきなばしょなんでしょう!!」
と、演技が入った口調で手を広げる。
近くにいた年配の女性のグループの方がこのセリフを聞き、大笑い。
「あら~、純粋でいいわね~」
「私たちなんて、『疲れた~』しか言葉がでなかったわ。」
「小さい子は、きれいな心でうらやましいわ。」
「ここまで頑張ったわね~」
と、褒めて(?)もらい、やっぱり照れている娘。
ゆえの芝居ががったセリフは大受けしたようでした(笑)
ようやく『山頂』
とりあえず、ススキの丘の前でパチリ。
なんかノリノリです。
そして、もう一枚。
(いえーい!)
そしてさっそく登りはじめる。
ススキを見て、なんか気分が盛り上がっているようだ。
どんどん先に行く。
そして途中でまたポーズ。
なんかめちゃくちゃ楽しそう。
そして、この後・・ダッシュで上に向かって走り出す。
おいおい・・
バテバテの私では当然追いつけず・・旦那も早歩き程度。
下りてくる周りの人からも、
「まあ、元気ねぇ。」
の声。
なんでここで走れる体力残っているんだろう・・
心底不思議だ。
この後、もうちょっとだけ登りが続き・・ようやく山頂。
眺めはキレイだったけど、上からの景色を眺めるには、ススキがちょっと邪魔だった(笑)
実はこの写真、私も一緒に撮ってもらったのだが、バテバテで上着も脱いでいたため、とても見せられる状態じゃないのでカットさせてもらいました(笑)
右で切れているのが私です。
ようやく山頂に到着した。
で、ここでちょっと失敗。
ぱっと見、ずっと道になっていて、お昼を食べるような広場はないと思って、すぐに降りてしまったのだが、もうちょっと先に行けばちょっとした広場があったようだ。
この道は『ダイヤモンドトレール』になっているので、他の登山者がどんどん通り抜けて行ってたから、この看板があるだけなのかと思ってしまった。
もうちょっと確認したら良かった。残念・・
一度、下に降り、トイレの脇を曲がったところにちょっとした広い場所があったので、そこでお昼ご飯にする。
ちなみにゆえは、近くに生えていた大きなきのこに興味津津。
(つんつん)
「さわっていい?」
と、ゆえは触りたそうではあったが・・『毒キノコ』・・ではないとは思うけど、万が一ということがあるので、杖で触るだけにしてもらった。
ちなみにこの『キノコ』、目立つし、気になるらしく、うちらがお昼を食べている間も、子供会の団体らしい小学生軍団や登山グループの人たちが写真を撮りにきていました。
お昼は、ブルーシートを広げて、カップラーメンとパンを食べる。
おにぎりもいいけど、こういう時はやっぱり温かいものが食べたくなるね。
疲れた後のカップラーメンは美味しい(笑)
でも、ゆえ用のおにぎりぐらいは持ってきた方が良かったかな・・
登ってきた直後は、暑くて上着も脱いでいたが、食べている間に体が冷えてちょっと寒くなってくる。
私も旦那を上着を着たが、ゆえは、『さむくない!』と言いはり、上着を着ようとはしない。
まあ、寒くないならいいけど・・
とりあえず、出発前にトイレを済ませる。
グループ登山の方が多いせいか、ここのトイレはずらっと並んでいる時と、全く人がいない時とある。
私たちがトイレに行った時は、残念ながら並んでいる時間帯だったので、ゆえは旦那と男性の方のトイレでさせてもらった。
『山頂』から『縦走路分岐』へ
すっきりしたところで、そろそろ出発。
すっかり体が冷えてしまって、私は上着を着て、ネックウォーマーをしても少々寒い。
まあ、歩いていればまた温まるだろうだろうと歩きだす。
すぐに上り坂になる。
ススキの丘(山頂)に登る手前で、来る時は急な下り坂になっていたところだ。
その時は、『帰りははこれを登るのか・・』と少々うんざりしたのだが、今は体が冷えて寒いこともあり、これを登ったら、体が温まるからちょうど良いと思っていた。
ところが、『きゅうざかの道』の上り坂で登ることに慣れたのか、休憩したおかげか、登ってもたいしてしんどくなかった。
『あれ?こんなものだっけ?』と、拍子抜け。
そして、体も温まらない。
もう少し急な坂を登らないと、さっきみたいに暑くはならないのか・・
『③東峰』を通り過ぎ、『⑤縦走路分岐』へ向かう。
この辺りは、軽く下り坂という感じでそれほどアップダウンはない。
ゆえも気持ち良く歩いているようだ。
思ったよりは体は温まらないけど、ちょっと寒いぐらいな感じで、歩くにはちょうどいい感じになってきた。
『⑤縦走路分岐』目指して歩いていると、私たちが『第6駐車場』から『四季彩館』に着いた時に、入れ違いに登り始めた家族とすれ違った。
ゆえと同じぐらいの子供がいたから覚えていたんだけど、すれ違ったということは、これから『岩湧山』の山頂に向かうんだろう。
私たちの方が出発は30分ほど遅かったはずだけど、やっぱり急な道だったとはいえ『きゅうざかの道』から登った方がだいぶ早く山頂に着くみたいだ。
もちろん途中で休憩やお昼を食べていた可能性もあるけど、それでも到着時間はずいぶん違うんだな、とちょっとびっくりした。
ちなみに途中の道で、台風でなのかな・・木が何本か倒れてました。
普通に、またいだけど、ちょっと危ないかも・・
他にも旧展望台があったり、何気なくベンチがあったりでなかなか面白い道だった。
前はここが展望台だったのかな?
さりげなくベンチが・・
丸太がいくつがそのままになっていた。
まだ途中なのかな。
そうこうしているうちに、『⑤縦走路分岐』に到着。
次は、『⑥展望デッキへ』向かう。
ここでひとつ問題が発生。
旦那はこの後、展望デッキに行った後、少し戻って、一番端の『みはらしの道』を通り、もう『四季彩館』には寄らずに帰るつもりだったらしい。
だけど、ゆえが休憩の時に集めた木の枝が、『四季彩館』の近くに置きっぱなしになっており、ゆえに『帰りに取りに行く』と約束してある。
旦那は、もう覚えていないと思っているらしいが・・ゆえは、こういうことは結構きっちり覚えているんだよね。
「そうかな・・覚えてそうな気がするけど・・」
と、旦那に言いつつ、でも、思いだすとしたら、車に乗る時に『あれ?きのぼうは?』と、なりそうな気がする。
それであれば、車でさっと『四季彩館』まで取りに行こうと思えば行ける。
だから、まあ、それでもいいかな、と私も思ったんだけど・・そうはいかなかった・・
ゆえが、展望デッキに向かっている途中で、
「きのえだ・・まだあるかな~」
と、つぶやいたことで、結局、『いわわきの道』を通って、『四季彩館』に戻ることになった(笑)
やっぱり一度した約束は守らないとダメだよね。
たとえ、取りに行く対象が今も周りにたくさんある『木の枝』であったとしても・・(笑)
続きます