旦那の要望(笑)
この日は、パパがゆえとシャワーを浴びていた。
そろそろゆえがでる頃かと、お風呂場にゆえを迎えに行くと、何やら駄々をこねている様子。
「どうしたの?」
と、聞いてみると、お風呂場にあったバケツで金魚すくいをして遊びたいらしい。
(お風呂場には、金魚すくいのおもちゃセットがある。)
いつもなら、出る前にちょっとぐらい遊んでも良いのだが・・
しかし、そのゆえが遊びたがっているバケツ・・ゆえが汚してしまったパンツがつけてある。
そもそも、そのバケツは、お風呂の時に洗うものを入れておくバケツだしね。
(久しぶりにこの日は、ちょっとトイレを失敗してしまいました。)
しかもゆえは、洗面器ではなく、そのバケツで『金魚すくい』をしたいらしい。
なんでだろう・・?
でも、もう体も髪も洗い終わり、後は体を拭くだけ、という状態。
今の状態で、バケツとパンツを洗って、『金魚すくい』をするのは無理がある。
夏ならともかく、だんだん寒くなってきた時期だったし・・
お風呂の時は、お風呂の中でさせているんだけどね。
旦那が、『今日はダメだけど、明日しよう。』と、なだめていたが、ゆえは言いだすときかないところがある。
「きんぎょすくい、なんでできないの~!」
「いっぱいでたんだからしょうがないじゃん!」(パンツを汚したこと)
「きんぎょすくいしたかったのに~!」
と、涙ボロボロの大泣き。
・・・何故ここまで・・
とりあえず、このままではゆえが風邪をひくので、ゆえを受け取って、体と髪の毛を拭くが、その間も『きんぎょすくいなんでダメなの~!」と大泣き。
いや・・もう明日でいいやん。
とりあえず、パジャマに着替えさせたら、パパが浴室のドアを開けて、
「ちょっとだけならしてもいいよ。」
と、バケツをドアの前に置いた。
私が娘を拭いて、着替えさせている間、大泣きしている娘のために、パンツとバケツを洗って、金魚すくいの用意をしていたようだ。
びっくりして即座に泣きやむ娘。
とはいえ、浴室のドアを開けっ放しで『金魚すくい』をすることになるので、
「パパ、寒いから、ふたつだけね。」
とのこと。
ゆえは、大喜び。
『金魚すくいは、もうできない』と思っていたからか、普段なら『なんで!』と言いそうな『ふたつだけ』という条件もあっさりのんだ(笑)
「パパ、ありがとう!」
と、ニコニコしながら、金魚すくいを終了。
旦那それを笑顔で眺めた後、私に一言、
「このことはブログに書くように!」(笑)
どうやらに少し前の記事に旦那の愚痴を少々書いたので、『これじゃ私がまるでシブチンじゃないですか』と、気にしていたようだ(笑)
この辺りの記事のことのようです。
他の記事では、いいことも書いていると思うんだけどな。
悪いことの方が印象が残る、とのこと。
まあ、そうかもね(笑)
ブログに書くように言われてから、ずいぶん時間が経ったんだけど、前回の記事にも旦那の愚痴を少し書いたので、また言われるだろうと思い、旦那の要望どうり良いパパのところも書いてみました(笑)
大丈夫。
たまに愚痴ることもあるけど、良いパパで良い旦那だと思ってるので(笑)
娘のパパへの要望(笑)
今回は更に、『良いパパ』のところの続きを書きます(笑)
この日は日曜日。
午後から出掛ける用事があったので、午前中はのんびりタイム。
私がちょっと用事で出ている間、旦那と娘はテレビタイム。
娘が好きなディズニージュニアを一緒に見ていたが、パパは途中で眠ってしまったらしい。
私が帰ってくると、ゆえが飛び出てきて、
「ママ。マジックない?」
と聞いてきた。
「何?お絵描きするの?」
と、聞くと、
「うん。パパのおかおにいたずらがきをしたいの!」
とのこと。
へ?
そういえば、少し前にも、
「パパよりはやくおきておかおにらくがきしたいの!」
と、言ってたな。
なんかディズニーアニメでそういうシーンがあったのかな?
ホワイトボード用のマジックを取ると、そのまま寝ているパパの元へ。
眠っていたようにみえた旦那だが、会話はしっかり聞いていたらしく、ゆえが近づくと、がばっと起きて拒否。
「ダメ。お顔は書いちゃダメなの!!」
ところが、何故かパパのお顔にいたずら描きをしたくてたまらない娘。
どうにか描こうと頑張る。
「ちょっとだけだから!」
「1かいだけ!」
「ちょっとだけ・・ねえ、ほんとうにちょっとだけだから!」
「なんでかいちゃダメなの!?」
最後には、
「おねがい!かかせて~!」
と懇願(笑)
どうしてもパパのお顔に落書きをしたいらしい。
いったい何を見たんだろう?
私が試しにホワイトボード用のマジックで手に線を書いて、水で洗ったら簡単に落ちた。
「大丈夫だよ。水か、お湯で洗ったら簡単に落ちるよ。」
「だったら、ママが描いてもらえば!?」
うーん・・まあ、まだ化粧してないし、出かける時に洗顔したらすぐ落ちるだろうからいいんだけど・・
しかし、肝心のゆえは、
「パパのおかおにらくがきしたいの!」
とのこと。
そうですか・・
どうしても『パパのお顔』に落書きをしたいようだ。
「おねがいだから、かかせて~!!」
ものすごーい情熱で『パパのお顔に落書きする』ことをお願いする娘。
必死で断るパパ。
「1回だけ書かせてあげたら?前からパパのお顔に落書きしたいって言ってたし、1回したら気が済むんじゃない?」
と、言うと、ものすごーくしぶしぶながら落書きを承諾するパパ(笑)
娘は、ものすごーくうれしそうにホワイトボード用のマジックペンでいたずら書き(笑)
典型的な猫のひげですね(笑)
たぶん、『パパの顔に落書きをする』という行為をしてみたかったんだろうな。
パパは、落書きが終わったら、速攻で洗面所に顔を洗いに行きました(笑)
大丈夫。
ちゃんとキレイになってたよ!!
ゆえは、予想通り1回したら満足したようだ。
この日以降、『パパのおかおにらくがきしたい』とは言わなくなった。
理由はよくわからないけど、とにかく1回したかったんだろうな(笑)
パパは、お疲れ様でした。
性格的に、『顔にマジックで書かれる』ってかなりイヤだったと思うんだけど、娘のためにだいぶ我慢してたみたいです(笑)
頑張りましたね。
ゆえは、とりあえず気がすんだみたい。
パパもゆえも良かったね(笑)
パパと娘、それぞれの要望でした(笑)