「体操教室 ジュニアコースから幼児コースへ その1」の続きです。
『ジュニアコース』ではベテラン風をふかせて、ノリノリで体操をしていた娘。
年少から年中への進級にともない、体操教室でも『幼児コース』に進級になる。
初めての『幼児コース』で、いつものちがう雰囲気に、かなり緊張している様子の娘。
最初は、しり込みしながらもなんとかついていっていたのだが・・
初めての幼児コース
半泣きの娘
そして、間の悪いことに、クラス別の指導は、いきなり『鉄棒』からすることになった。
正直、『あっちゃー・・まずいかも・・』と思った。
最近『鉄棒』は、『おなかがいたいから、イヤ』と言っていたところだったんだよね。
逆上がりや前回りで、まわる時にお腹が痛くなるようだ。
それでも、『ジュニアコース』では、楽しそうにやっていたんだけど・・
なんとかついていっているところに、一番苦手な『鉄棒』から、となると・・
クラスに分かれた後、一度お茶休憩があったが、その時に、
「トイレ!」
と、言ってダッシュで、トイレに行きだす娘。
体操始まる前に、トイレは行かせたから、絶対にトイレのはずはない。
案の定、おしっこは出ずに、
「てつぼうイヤなの・・」
と半泣き。
ありゃりゃ・・
やっぱりか・・
ある意味、予想的中かな・・
半泣きしている娘を宥めて、先生の所に手をつないで連れて行って引き渡す。
『ジュニアコース』の時は、泣いていたら、先生の1人がそれなりにフォローしてくれたが、『幼児コース』だと、コースごとに先生が1人か2人、ということもあって、そこまで手厚くは見てくれない。
そして娘は、感心なことに、泣きながらでも一応やるんだよね(笑)
泣いてやらないなら、もう少しフォローもしてくれると思うんだけど・・泣きながらでもやってしまうからな~
『鉄棒』が終わって、お茶タイム。
その時にフォローしようかと思ったが、お茶を飲んだら、私の話しかけは無視して、そのままダッシュで元の場所に戻る娘。
これもなんか不思議だ。
嫌なら、ここで『もういかない』とか言いそうなのだが・・
これも今までの経験で、『お茶を飲んだら、すぐに戻らないといけない』と思っているのかな?
一時期、体操を嫌がっている時も、お茶を飲みにきて、フォローしようと思っても、お茶を飲んだら、他の子がまだお茶を飲んでいても、さっと自分だけ行ってしまうんだよね。
良いことなんだろうけど・・なんか不思議な気がする。
これってなんなんだろう?
『退会届』を提出するが・・
そして、帰りの車の中で、『たいそうイヤなの・・』と言いだした。
・・・やっぱりか・・
やめるならこのタイミングなのかな。
いきなり、1回で判断するのもどうかと思うので、とりあえずもう1回行かせてみる。
行かせてはみたが・・次からは、既に準備体操の時点で半泣き。
でも、手で涙をぬぐいながら、『1等賞体操』や『準備運動』はしっかりやるので、先生たちはスルー。
うーん・・やっぱり無理かな。
泣きながらやっているのを見ると、やっぱり可哀想だし、そこまでして4歳の娘に『体操』をさせなくてもいい。
準備体操の後に、サーキット運動がなかったのは初日だけで、次からはサーキット運動や他の運動を取り入れており、その運動自体はは楽しそうにやってはいた。
なんとかいけるか、と一瞬思ったが、楽しそうにしてたのはその時だけで、それが終わってクラスごとの体操となると、やっぱり半泣きになってしまっている。
そこまで無理はさせたくないし、帰りに受付で『退会届』をもらう。
まあ・・もともと幼稚園に入る時にやめるつもりだったし・・
先生には、
「最初だけで、慣れると思うんですけどね。」
とは言われたけど、泣きながらさせるのも可哀想だし・・そこまでしてさせたいわけでもないしね。
ゆえに確認すると、
「4がつでやめるの。」
と言うので、3月末に4月末で退会、と書いた『退会届』を提出する。
とりあえず、4月末までは行ってもらいたいので、『やっぱり、もうやめるの』というゆえをなだめながら、4月末までは体操教室に連れて行く。
ずっと泣きながらだと可哀想だと思ったが、途中から泣きはしなくなったし、笑顔も見せる用になった。
それでも、しぶしぶという感じで、行っていた感じだったのだが・・・それが・・突然変わった!
突然のスイッチの切り替え
4月の半ば・・『幼児コース』に入って、1か月半経った時、急に表情が変わる。
『ジュニアコース』の時みたいに、最初から笑顔になり、『1等賞体操』もニコニコ笑顔でやり、体操も積極的にするようになった。
先生の質問にも笑顔で答えるようになり、活き活きとしている。
何より、体操教室に行くのを嫌がらなくなった。
むしろ楽しみ・・という感じになってきている。
あれ?
先週までのあれは何?
何がきっかけ全くわからない。
急にスイッチが切り替わったみたいだ。
担当の先生からも、
「ゆえちゃん、本当にやめるんですか?他の先生も、『本当にやめるの?』という感じですよ。」
「退会届の撤回、まだ間に合いますよ。」
と言われる。
とりあえず、
「帰って、ゆえと話してみます。」
と、答える。
二度目の正直で、せっかく『退会届』まで出したし・・体操に嫌なイメージを残すよりは、このまま『体操楽しかったね』で終わってもいいとは思うんだけど・・
そして、ゆえはといえば、
「さかあがり、できるようになりたいの!」
と、言いだした。
「え?でも、体操教室やめるんじゃないの?」
と、言うと、
「やっぱりやめない!」
とのいこと。
はい?
もう『退会届』だしましたけど・・?
結局、継続(笑)
急に体操教室を『やめない』と言いだしたゆえ。
とはいえ、気分屋のところがあるので、日や時間を変えて、何度も確認したが、ゆえは、
「やめない!」
とのこと。
そして、体操教室に行った時に、先生の前で、
「やめない。つづける。」
と、言ってしまいました・・
結局・・
「すみません。『退会届』撤回でお願いします。」
と、いうことになった。
年少の時も、体操のテストの時に、急なスイッチの切り替えがあった。
その時の記事はこちら。
今回も本当に突然でびっくりした。
ゆえの中で、雰囲気になれるまで1か月半かかったということなのかな。
現在の体操教室
そして10月現在、まだ『逆上がり』はできていません(笑)
坂の補助具を使うとできるんだけど、自分1人ではまだできない感じ。
先生の補助を受けてなんとかできる。
あと、もうちょっとで1人でできそうなんだけどな~
ちなみに、7月の七夕の時に幼稚園で願い事を短冊に書くんだけど、ゆえは、『さかあがりができますように』と書いていた。
幼稚園の先生からも、
「びっくりしました。素敵な願い事ですね。」
と、言われ、ママ友からは、
「うちなんてプリキュアになりたいだよ。すごいね。」
と言われる。
でも・・これって願い事というか・・自分が努力次第だよね(笑)
でも、ゆえがそこまでできるようになりたいなら・・と家や外の鉄棒で、
「ママと一緒に練習する?」
と、何度か聞いてみるが、それは嫌なようだ(笑)
練習しないとできるようにならないよ?
ゆえがそこまで『逆上がり』をしたいのなら、『逆上がり』が1人できるようになったら、もうやめてもいいか、と思ってたのだが、今度は、『そくてんできるようになりたい』と言いだした。
とはいえ、言いだした時点では、ゆえはまだ『倒立』の練習も始まってなかった。
周りの、『側転』をしているお友達を見て、『やりたい』と思うようになったらしい。
やっぱり周りを見て、『やりたい』と思うのかな。
『そくてんができるようになりたい』と、言いだしてから、しばらくして、やっと『倒立』の練習をするようになり、最近、ようやく『側転』の練習もさせてもらえるようになった。
まだ、先生の補助がないと全然だけどね(笑)
親が見る限り、先生の補助がないと『半分もできてない』と、思うんだけど、本人は『側転』の練習ができて、大喜び。
1回終わるごとに、楽しそうにニコニコ笑っている。
まあ・・できるできないは、置いておいて、楽しそうにやっているならそれでいいか(笑)
体操の選手にさせたいわけではないので、跳び箱を怖がらずに飛べるようになったり、本人が希望する『逆上がり』ができたら、もういいかな、という感じだったが、この分だとまだやめられそうにない。
とりあえず、本人が満足するまでは続けようかな。