3月の記事です
3月病?不安定な娘
3月に入り、年少のリス組のクラスが後少しで終わりだとわかってきた娘。
日に日に精神的には不安定になっていく。
「もうすぐリス組じゃなくなるんだって。」
「もうすぐ年中になるんだって。」
と先生から聞かされたことを報告する娘。
先生も、少しずつ子供達に『もうすぐ年中』という、自覚をもたせているようだ。
「ねえ、つぎはなにぐみなるの?」
「それはまだわからないよ。」
次のクラスが気になるらしい娘。
「なんで?だれにきいたらわかるの?」
「誰に聞いてもまだわからないと思うよ。」
「せんせいにきいてみようか?」
「うーん・・先生もわからないと思うけどな~」(わかってても言えないしね。)
この後、実際に先生に聞きに行ったらしい。
「せんせいもわからないって。」
そうでしょうとも。
幼稚園では、それなりにやっているようだが、家に帰るとグズグズとわがままがひどくなっている。
そしてちょっとしたことで泣き出してしまう。
同じ年少の周りのママさんに聞いてみると、みんな大なり小なりそんな感じらしい。
とりあえずママ友の中でこの現象を『3月病』と命名した(笑)
年中のクラスが判明
そして、いよいよ終了式の日。
年少最後ということで、なんとなく、朝のバス停で写真をパチリ。
年長のお兄ちゃんは、今日で最後。
ちょっとさびしいね。
この日は、終了式が終わった後、子供達を遊ばせる名目でうちに集まり、情報交換をすることになった(笑)
みんな、一番に知りたいのが・・年中のクラス。
年少の時は、同じバス停のえみちゃん、ゆみちゃん、うちの娘のゆえの3人は同じクラスだった。
幼稚園の方針として、同じバス停から乗る子は、年少の時は同じクラスになるようだ。
少し先のバス停から乗るだい君は元々違うクラス。(同じクラスになるだろうと思っていたので、その時は少々ショックだったようだ。)
でも、今回は、全員バラバラだろうね、という話はしていた。
可能性があるとすれば、元々クラスが違うだい君が、女の子3人のうち誰かと同じクラスになるぐらいではないかと・・
特にゆえとえみちゃんは、仲が良すぎて弊害が出ているという話を先生から言われたことがあるので、絶対に離されるだろう。
その時の記事はこちら。
でも、ゆえには悪いけど、親としてはそれでいいかな、と思っている。
えみちゃんとは帰ってきても遊べるしね。
せっかく幼稚園に行っているんだから、色んなお友達と遊んで欲しい。
幼稚園バスから降りて、子供達を連れてうちに集合。
子供達からリュックを受け取ったママたちはさっそく手紙を確認。
「何組やった?」
とそれぞれ確認する。
驚いたことにゆえとゆみちゃんは同じクラス。
それ以外はみんなバラバラだった。
ゆみちゃんのママと顔を見合わせて、『えー?』という感じだった。
絶対に女の子3人はバラバラになると思っていたのに・・
これは後日、仲の良い子1人は同じクラスになるように配慮されていたことが判明。
判明というか、そうなんだろうな、という想像だけどね。
ゆえとゆみちゃんだけでなく、えみちゃんもだい君もそれぞれ前のクラスの仲の良かったお友達が少なくとも1人は同じクラスになっていた。
他の年中さんのママさんたちもそういう話をしていたので、想像だけどたぶんあってると思う。
娘の反応
子供達の反応を心配していたんだけど、娘を含め、子供達はみんな、結構ケロッとしていた。
ゆえも、
「わたしはきく組で、えみちゃんはうめ組なの~」
「えみちゃんはうめ組だよ~。ゆみちゃんとゆえちゃんはきく組なんだよね。」
と、各自新しくもらった名札(名札にクラス別の色がついている)を持って、見せ合いっこをしていた。
「えみちゃんはピンクだよ!」(うめ組なのでピンク)
「わたしはきいろ~」(きく組なので黄色)
「ピンクのほうがかわいいよ~」
「・・ママ、わたしもピンクがいい~」
・・・それは無理です(笑)
えみちゃんとクラスが分かれるということで、ゆえの反応が気になっていたが、意外とケロッとしているので安心していた。
だけど・・実はこれ・・『わかっているけど、わかっていない』状態だった。
涙ポロポロ・・
その日の夕食の時、パパは帰りが遅かったので、ゆえと2人で食事をしていた。
「ママ、4がつはえみちゃんのお誕生日だよ。」
「そうだね。えみちゃんが先に5歳になるね。」
という会話をしていた。
すると、
「あのね、4月になったら、ようちえんでえみちゃんのおたんじょうびかいやるんだよ!たのしみ~!」
と、言いだした。
幼稚園では、各クラスでその月の誕生日の子のお誕生日会を行う。
年少は、ゆえもえみちゃんもゆみちゃんも同じクラスだったので、それぞれのお誕生日会に参加できたんだけど・・
年中ではクラスが違うんだけど・・わかってないのかな?
どうしようかと思ったけど、ちゃんと言っておいた方がいいと思い、
「ゆえ、年中になったら、えみちゃんはうめ組だよね?」
「そうだよ。わたしはきくぐみさんなの~!」
・・・やっぱりわかってない?
「あのね、ゆえはきく組でえみちゃんはうめ組でクラスが違うから、えみちゃんの誕生会にはゆえはでれないよ。えみちゃんの誕生会はうめ組でするでしょう。」
一瞬にして、
「え?」
という表情になる娘。
しばらく茫然としていたが、ようやく意味がわかったようだった。
クラスが違う、ということは理解していても、今まで一緒だったから、クラスが違うというイメージがつかめてなかったようだ。
顔をゆがめて、
「わたし・・えみちゃんといっしょがいいの・・」
そう言うと、お目目に涙を浮かべる娘。
あっちゃー・・
「クラスは違うけど、朝一緒にバスに乗るし、幼稚園が終わってからも一緒に遊べるよ?」
「・・・ずっとえみちゃんといっしょがいいんだもん・・」
そういうと涙ボロボロ・・・
ありゃりゃ・・
「・・えみちゃんとずっといっしょにいたいの・・」
うーん・・こればかりは・・ねえ・・
どれだけえみちゃん好きなんだろう・・
しばらくママに抱きついて、ポロポロと涙を流す娘。
可哀想だけど、こればかりは乗り越えてもらわないと・・
「朝のバスも一緒だからこれからも毎日会えるし、幼稚園でもクラスに行く前には遊べるよ。」
「幼稚園から帰ってからも遊べるよ。」
と、繰り返し言うしかないママ。
それにしても・・本当にえみちゃん好きだよね。
でも、これはゆえが自分でちゃんと乗り越えないといけない問題。
小学校に入ってもずっと一緒にはなれない。
それでもお友達でいることはできる。
いくら泣いても、こればかりはどうしょうもない。
大丈夫。新しいクラスでも、お友達できるよ。
えみちゃんとも、幼稚園が終わったら遊べるよ。
春休みも遊ぼうね。
私も頑張ろう(笑)
そして次の日からは春休み。
一日中一緒にいなければならないのに、えみちゃんショックと年中になることの不安と期待のせいか、精神的に不安的な娘。
ちょっと何かあるとグズグズ言いだす。
お漏らしの回数が増える・・
(おそらくわざと)我儘を言う・・
これは親の方がしんどい(笑)
でも、付き合うしかないんだろうな~
春休み・・長いよね・・
なんとか頑張って、ゆえと付き合うしかないな。
どこまでイライラが我慢できるか・・私も頑張ろう(笑)