『初めての幼稚園の運動会 その3』 の続きです。
幼稚園の運動会
幼稚園の運動会、午前の部が終了。
えみちゃんの大活躍で、年少唯一の競技、障害物競争は娘のクラスが1位になり、みんな大喜び。
席をゆずってくれたママ友の1人、東ちゃんが体調不良で午前中で帰ってしまう。
それでも、みんなでお昼ご飯を食べて、大混雑の中、なんとか時間通りに自分たちの座席に子供たちを連れていくことができた。
運動会、午後の部が始まる
子供たちを連れて、座席近くに戻ると、もう担任先生が来ており、クラスの他の子供たちも集まりかけていた。
急いで、子供たちを担任の先生に引き渡す。
うちのクラスは22人。もちろん子供1人では来れないので、保護者が連れてくる。
それが1か所に集中しているので、めちゃくちゃ廊下はごった返している。
引き渡しの時に、泣いてママから離れない子が2人ほどいた。
一度ママに会えたら、安心しちゃってもう離れたくないんだろうな。
うちもえみちゃんたちお友達と一緒でなかったら、危なかったかも・・
お昼を長くすると、戻りたがらない子がいるから、お昼を短めにしたのかな?とちょっと思うが、やっぱり移動を含めて30分では短すぎると思う。
先生たちは、食事もとれないんじゃないだろうか?
食べているにしてもおにぎり1個とかでは?
子供たちは、ごった返した廊下を、保護者の、
「頑張ってね!」
「いってらっしゃい!」
と激励を受けながら、いざ出陣!
ママと離れるのがイヤで泣いている子たちは、担任の先生と補助の先生が抱っこして引き取っていったが、下の体育館に入ってきて並んでいる時はもう泣いていなかった。
先生の手腕さすがだな~
キッズダンス
午後は、年少の出し物はリズム体操だけなので、午前中程気張らずにのんびり見ていた。
午後の最初の演目は、年中年長の特設コースで行っている『パパイヤ式キッズダンス』。
この『パパイヤ式キッズダンス』、課外授業の体験であったので、ゆえとえみちゃんにさせてみたが・・2人とも嫌がって全くやらなかった。
ちなみに、このダンス、旦那がビデオをとっており、家に帰って何気なく流していたら、ゆえが、
「わたし、このダンスやりたい~!」
と、言っていた。
・・・体験であれだけ嫌がったのはなんだったんだろう・・?
体験では、本当にさわりだけだったので、『パパイヤ式キッズダンス』ってどんなのかと思っていたが、いわゆる普通のキッズダンスのような感じだった。
年中年長さんが、簡単な衣装を着て、楽しい曲に合わせてダンスをする。
楽しく見れたが、1人だけ入場の時から泣いている子がいて、3曲の踊りの間ずっと泣いており、全く踊れなかった。
途中で立ち直らないかな・・と思っていたが、最後まで全くやらず。
2曲目から先生がフォローに入るも泣きやまず・・最後まで泣いたままだった。
せっかく練習してきたんだろうに・・本人も親もつらかったろうな。
何があったんだろう?
おそらく年長さんだったと思う。幼稚園最後の運動会だったのに・・本当に可愛そうだった。
年中年長の体操
次は、年中年長の体操の成果を見せると言うことで、年長は跳び箱、年中はマットの前回りを披露。
この幼稚園は、体操教室の先生がたまに指導にきているようで、マットや跳び箱をそこの体操教室の先生が指導している。
ちなみに通常保育の終わってからの課外保育の体操教室もそこの体操教室の先生が指導している。
この体操教室の先生が2人ほど運動会に参加しており、先生たちに交じって運動会の準備をしてくれていた。
自分たちと関係ない競技の準備にも駆り出されていたようだ(笑)
年長の跳び箱は、クラス全員、跳べる段を飛ぶ感じで、3段から5段ぐらいまで、跳べる段を飛んでいた。
年長で、跳べる子は5段も跳べるのか・・すごいな。
私が小学校の跳び箱で苦労した方なので、幼稚園で跳び箱ができるようになってくれれば、娘の苦労が減るかもしれない(笑)
年中はマットで『前回り』の披露だったが、こちらは悪いけど、体操の専門指導者がいるとしてはちょっと物足りない感じだった。
うちの娘は幼稚園とは別に体操教室に通っているが、そこでは前回りをして、膝の裏を持って起き上がり、そのまま立つところまでが『前回り』として指導されている。
ところが、今回見ている限りでは、回るだけで立ち上がらずに足はドタンとマットに投げだして終わりだった。
体操教室で見た限りでは年中の年齢ではできる子は軽々と立ち上がるところまでできるはずなんだけどな~
年少のリズム体操
次は娘がでる年少のリズム体操。
午前中に一度遊戯を見ているので、最初ほどは興奮しなかったが、それでも必死で踊っている娘にちょっと感動。
でも、やっぱり、人ごみに紛れる娘を探すのに必死だった(笑)
やっぱり、一番前のゆみちゃんと一番後ろのえみちゃんは探しやすい。特にえみちゃんは体も大きいし、動きも大きい。
えみちゃんを目印にあのへん・・という感じで探していた(笑)
途中で自分の位置がわからなくなったりしたこともあったようだが、とりあえず最後までちゃんと踊れていたようだ。
こちらも3曲ほどあり、頑張って練習したんだな、と思う。
最初の遊戯と合わせて、8曲近く・・1曲が短いとはいえ、先生が前で見本を踊っているとはいえ、よく頑張ったね。
娘の出番は、これで終了。
年長の見せ場・・『演技』
あとは、年長さんの『演技』。
この後にリレーがあるが、それを除けばこれがこの運動会の一番の見せ場になると思う。
プログラムの名前が、これだけ『遊戯』も『団体』でもなく、『演技』となっていた。
そして、これが・・本当にびっくりするほどすごかった。
娘が出てないのに、思わず手持ちのスマホで動画を撮ってしまったほどだ。
東ちゃんから年長さんの最後の演技は感動する、と聞いていたけど本当にその通りだった。
プチ組体操から、旗を持っての踊り、そして先生を中心になんていうか・・各クラス一列になって、風車のように回る。
最後は、大きな布・・パラバルーンを使って演技。
クラス全員でパラバルーンを持って、色々演技をした後、パラバルーンを膨らませて
その後、全員が中に入る。
これで終わりかと思いきや、先生によってパラバルーンが外された時は、園児たちが中で組体操のような感じでポーズをとっていた。
幼稚園の行事はあまり写真をだせないので、組体操の画像がないのが残念だけど・・本当にすごかった。
会場が拍手喝さい。本当にちょっと感動してしまった。
母など、横で、
「良く頑張ってすごいね・・」
と、涙ぐんでいた。
2年後には、娘もこれをするのか・・
今からすごく楽しみだ。
・・・心配でもあるけど・・(笑)
年中年長の男女別クラス対抗リレー
そして最後は、年中年長さんの男女別クラス対抗リレー。
と言っても、体育館を一周するわけではなく、直線で走ってコーナーを回り、また直線コースで戻ってきて、バトンを渡す、という感じだ。
年少の障害物競争の障害物をなくした感じだ。
これが・・なかなか燃える。
少々大人げないと思わなくもないが、アンカーが接戦だと、各クラスの保護者席は拍手と応援の声でわっと盛り上がる。
(はい、年少の障害物競争では、私も大人げなく盛り上がりました(笑))
そして、全員というわけではないが、やっぱり男子の方がスピードがある子が多い。
これは身体能力の差もあるのかもしれないが、性格の差もあるように思える。
女子は、まだ腕を振ってちゃんと走れている子が少ない。
ちょこまか、という感じで走るので、スピードがでない。
本気で・・とうか、もうちょっと手足の使い方を覚えて真剣に走ったら、もっとスピードが出るのに・・という子も多い。
これは、使い方がわかってないのか、わかっているけど、緊張しているとか恥ずかしくてできないのかよくわからない。
娘を見ても、今回運動会で走っているより、親からダッシュで逃げる時の方が早いような気がするんだけど(笑)
男子の方がやっぱり腕の振りも大きく、スピードがある子が多い。
もちろんそうでない子もいる。
えみちゃんなんかは男子と走っても、見劣りしないと思う。
やっぱりリレーは花形だね。
最後はすごく盛り上がって終わった。
来年のリレーが楽しみだ。
えみちゃんは活躍するだろうけど、うちの娘は足をひっぱりそうな気がするな(笑)
閉会式
ようやく閉会式。
すごく面白い運動会だった。
閉会式も、年長さんの女の子が『閉会の言葉』を前に出て言う。
この子はとても元気の良い子で、前に出て言うのがうれしくてたまらない感じ。
名前を呼ばれると、
「はいっ!」
と元気に返事をして、マイクの前に行き、大きな声でハキハキと嬉しそうに言葉を述べた。
こういう子を選んだんだろうな。
緊張する子だったら、運動会が終わるまでドキドキしていなきゃならないから、こういうことが苦にならないというか、好きな子を選んだろう。
親はドキドキだったかもしれないけどね(笑)
最後に結果発表で、それぞれのクラスのカップ、トロフィーの数を発表。その後、園児全員にメダルを渡して終了した。
お疲れ様、頑張ったね!
担任の先生と一緒に子供たちが戻ってきた。
みんなすごくいい顔をしている。
子供たちは、みんなメダルをぶら下げて、誇らしげな顔をしている。
こういう顔を見ると、子供たちにとってもこの運動会は良い経験になったんだなーと実感する。
娘はこのメダルがとても嬉しかったらしく、戻ってきたとたん、メダルを見せて、
「がんばったから、もらえたの!」
と、ニコニコ。
この後もお風呂に入るまで、1日中首にぶら下げていた。
娘の『怖い』の基準は?
ちなみに担任の先生から、障害物競争の一本橋の練習で、
「ゆえちゃん、最初『こわいの』と言ってやらなかったんですよ。だいぶ練習してできるようになったんです。褒めてあげて下さい。」
と、言われた。
はい?
それって・・
この赤丸の部分ですよね?
????
普段、もっと高いところも、狭いところも平気でのぼっているんだけど・・
公園の『一本橋』も好きでよくやりたがるし・・もっと細かったり、高かったりする『一本橋』も平気でやっているんだけど・・
何故・?
この障害物競争事態がイヤでそう言ったのか、何か変なスイッチが入ったのか・・
体操教室で跳び箱跳んだり、家の室内滑り台の上から飛び降りるより、全然怖くないと思うんだけど・・?
本当になんでだろう?
先生にはお礼を言って、その場は終わったけど・・なんか先生に手間をかけさせているみたいで申し訳ない。
それにしても・・いまいち娘の怖いの基準が良く分からないことがある。
物理的な怖さではなく、なんか変なことを想像して勝手に怖がっているのか、それとも何やイヤだったので、『こわい』といえばやらずに済むと思って言ったのか・・
絶対、娘の『怖い』と思う対象じゃないじゃないと思うんだけど・・
謎だ・・
興奮冷めやらぬ?
解散で、席を離れる時に、えみちゃんやゆみちゃんにバイバイはしたが、一応一緒に出入口まで歩いていたのだが、大渋滞、大混雑の中、出入口まで行くうちに離れてしまい、その後は会えずじまいだった。
まあ、明日幼稚園のバス停で会えるからいいでしょう。
ゆえは、出入口で、靴を履かずに飛び出したり、ばーばに大声で運動会のお話をしたり、妙にテンションが高い。
外に出ると、まだ運動会の興奮が残っているのか、駆け回り、途中で遊びだす。
ちょうど良いのでブロンズ像の前で、はいポーズ(笑)
(メダル、もらったよ!)
メダルは、遊べるように工夫されて、ゆえはすごくうれしそうだった。
自分が頑張ったからもらった、って思っているようで、すごく自慢げだった。
ついでだから、母が一緒に写真を撮ろうとしたのだが、スマホを向けて、『こっちむいて』と言うと、明後日の方を向こうとする娘。
照れてるのかな?
少し前までは、ニッコリポーズとってくれてたんだけど・・
(一緒に撮ろう!)(えー!)
車に戻っても、車も大渋滞でほとんど動いていないので、もう好きなだけ遊ばせておく。草むらでコオロギを見つけたり、芝山を見つけて上っては走り降りるを繰り返して遊んでいた。
疲れていると思いきや、妙にテンションが高い。
自覚はなくても、運動会で緊張もしただろうし、だいぶ疲れているだろうから、今夜はすぐに寝るかと思ったら、変なアドレナリンでもでているのか、寝る間際までテンション高くはしゃいでいた。
夜、キッチンで、
「ママ、どっちがはやいかきょうそうよ!」
「・・・明日にしょうか・・?」
と言う会話が繰り返された(笑)
パパとお化けごっこをしたり、メダルで遊んだり、とにかくずっと寝るまで機嫌も良く、テンションも高くはしゃぎまわっていたが、電気を消して強引に布団に入れたら、数分で寝ました(笑)
やっぱり疲れていたんだね。お疲れ様でした。
頑張ったね。
終わった~
親の方も、秋のメインイベントが終わった感じでホッとした。
娘が、運動会当日は体調も崩さず(ちょっとあぶなかったけど・・)運動会に参加できて、最後までお友達と一緒に走って踊れて、楽しく過ごせてたことが本当にうれしかった。
運動会に体調良く参加できたことだけで、本当にホッとした(笑)
ドキドキもしたけど、すごく楽しい1日だった。
ちなみに運動会が月曜日だから、明日も普通に幼稚園なんだよね。
子供はまだ元気だろうけど、先生が大変そう。
毎年のこととはいえ、あれだけの準備をして、子供たちにダンスや競技を教えて・・ってすごく大変だったろうな。
先生方も本当にありがとうございました。
ちなみにこの後、娘より私の方がしばらく、スマホの動画やビデオを見返したりして、運動会の余韻に浸っていました(笑)
初の運動会は感動のうちに無事に終了。
運動会のドタバタから考えたら、娘も楽しく運動会に参加できて、うまくいきすぎて怖いぐらいだった。
来年も本当に楽しみだ。
・・・絶対に体調を崩させないようにしないと・・!(笑)
長くなったけど、親の私が大興奮でつい長々と書いてしまいました。
お付き合いありがとうございました。