親子教室へ行く
今日は近くの公民館で親子教室がある。
いつもはゆえと仲良しのえみちゃんも来るのだが、今日は用事があってこれない、と事前に聞いていた。
ゆえに『今日は親子教室がある』と言うと、
「えみちゃん来るの?」
と聞いてくる。
「今日は来ないみたいだよ。」
「来るよ!」
・・・何?その断言(笑)
車で公民館へ向かう。車を停めたら、中ちゃんが大君を乗せて、自転車を停めるのが見えた。そういえばこの間、電動自転車を買う、という話をしていた。
「大君来たよ。」
と言うと、
「大君!大君!」
と、車の中で大興奮。あれ?そんなに仲良かったっけ?
車から降りて、手をつないで入口へ。
中ちゃんに
「おはよう!」
と、挨拶して、大君とゆえを見守る。2人とも見つめ合って・・そのまま一緒に公民館の中へ。中ちゃんと顔を見合わせる。
「『大君!大君!』って騒いでたのに、会ったらこれ?」
「うちも・・『ゆえちゃんだ~』って喜んでたんだけど・・会ったらあっさり?」
シャイな2人なんでしょうか(笑)
子供の心はなんか複雑?
大君は、新しい新幹線のヘルメットをかぶっていた。こんなのがあるんだ。
「大君、ヘルメット、新幹線なの?格好いいね!」
と、言うと、自慢げににやっと笑う。男の子、電車好きだよね。
ちなみに気に入っていて、ずっと脱がなかった(笑)
テーマは『節分』
親子教室の今日のテーマは『節分』。
鬼・・大丈夫かな・・?
変なところで怖がりだからちょっと心配。
去年の節分は、パパが節分の豆のオマケについてきた『鬼のお面』をかぶって『がおー!』とやったら・・ゆえ、本気泣き。あわててパパ、『鬼のお面』をとって抱っこしたが、しばらくはパパを警戒していた。
「パパ・・?(パパだよね?鬼じゃないよね?)」
って感じで・・
去年よりは成長しているし・・今年は大丈夫だと思うんだけど・・
アンパンマン体操
まず、最初にアンパン体操が始まる。いつも張り切ってやるんだけど、何故か今日は、
「ママも行こうよ!」
と、ママの手を引っ張る。
ここでやるから、とちょっと強引に1人で前に行かせるが・・最近妙にママっ子だ。
他のママさんにも『最近、ママ、ママだね。』と言われる。
ちょっと前までこんなことはなかったんだけどな~
アンパンマン体操が始まり、ゆえはママが見ていることを確認したら、張り切って体を動かす。
1人、跳んでますけど・・
ちなみに、娘の後ろにいるのは先生。何故か先生の立ち位置で体操してる・・
終わったら、ママに向かってポーズ。できたでしょう?
体操が終わったら、またママにべったり。
うーん・・
今日はえみちゃんがいないけど、他のお友達はいる。どうなるかな~と思っていたけど、他のお友達と・・多少は交流するが、あまりずっと遊ぶと言う感じではない。
うーん・・まだお友達と一緒に遊ぶ、とは言うのはえみちゃん以外は難しいのかな。えみちゃんは同級生だけど、4月生まれで1年近く年上。どちらかと言うとお姉ちゃん的な位置づけなのかな~
鬼の顔をつけた枡
この後は、節分にちなんで豆を入れる枡に鬼の顔をつける。
まあ、枡と言うかカバンと言うか・・これに豆を入れて豆を鬼に投げる、ということらしい。
これは張り切って作る。こういう作品を作るのは好きみたい。
(できたよ~見て見て~)
自信作だったようだ(笑)
先生にも見せに行く。
(ゆえちゃんが作ったの~見て~)
他の子とあまり交流がないのが気にはなったが、ここまでは調子よく進んだ。
豆まき
そして、次は豆まき。
去年、パパの鬼を怖がったけど・・どうかな、と心配ではあった。
紙を丸めた豆をもらいに行って、自分で作った鬼の顔を貼った枡に入れる。これは喜んで先生のところに豆をもらいに行って、私に豆を自慢そうに見せる。
「それじゃ、鬼が出てきたら、ぶつけましょう。」
と、言うことで先生お手製の鬼が出てくる。
思ったより怖くないかな~
明らかに先生が持っているってわかるし~
箱の 可愛い鬼もいる。
これなら大丈夫かと思ったが、ゆえはちょっと腰が引けてる。
「やっつけろ!」
と、声は威勢がいいが、遠くからちょっと豆を投げるだけ。
それでも逃げはしないので、なんとかいけるかなと思ったんだけど・・
「あっちの小さい鬼に投げようか?」
と、言うと、うなづくけど、その場から動かず、鬼がいる方向に豆を投げるだけ。
そして・・ついに・・顔が歪んで・・
「おうち帰る~!もう、やだ~!」
「鬼さん、怖いよ~!」
大号泣。
ありゃ~
抱っこして、
「大丈夫だよ。豆をぶつけたら逃げるから怖くないよ。」
と、言うが、
「もうやだ~!おうち帰る~!」
「鬼さん、怖い~!」
ゆえより年下の子も年上の子もいるが、泣いているのはゆえだけ。
なんでかな~
「ゆえちゃん、どうした?」
突然の大号泣に、他のママたちがびっくり。
「いや、鬼が怖いみたいで・・」
と、言うと皆ビックリ。
「えみちゃんにはむかっていくのに・・」
・・・ってそっちかい!(笑)
「えみちゃんは怖くないんじゃないかな~(笑)」
物理攻撃と精神的な怖さだと後者の方が怖いみたいだね。
とりあえず、鬼が来ない端っこに行って、ゆえをなだめる。
ゆえは、
「おうち帰る~!もうヤダ~!」
と、大泣き。
ボランティアの方が、話しかけてくれて、指につけた小さな鬼を見せて、
「ほら、小さい鬼は怖くないよ~」
と、言ってくれるが、ゆえは、
「鬼さん、怖い~!」
と、涙ボロボロ。あらら・・
仕方ないので、豆まきが終わるまで、ゆえを宥めながらじっと待つ。
鬼がいなくなったら、少し落ち着くが・・
「おうち帰ろう。」
と、言いだす。困ったな、と思っていたら、絵本の読み聞かせになる。
「先生が絵本を読んでくれるよ。」
と、言うと、泣きやんで参加する。
いつもは1人で先生の前に座って聞くのに・・
「ママも!」
と、私の手を離さない。私が一緒だと前の方には行けないので、隅っこに一緒に座る。絵本の内容に夢中になった頃にそうっと手を離して、私は親の席に戻る。夢中になってしまえば1人でも平気のようだ。
絵本の内容は、節分にちなんでやっぱり鬼がでてくるが、これは大丈夫のようだ。
そして他のママさんから
「ゆえちゃん、鬼怖いんだ。意外~」
と、驚かれる。
それにしても、これだけ子供がいるのに、泣いていたのはゆえだけなんだよね。
とはいえ、怖いものは仕方がない。これは本当にその子によるだろうし・・
一緒に豆まきを楽しめないのはちょっと残念だが・・
今年もパパの鬼のお面・・やめておいた方がいいかな。
お誕生日会
絵本の読み聞かせの後は、恒例のお誕生日会。
その月のお誕生日の子をお祝いする。前に出て、お名前を呼んで、インタビューして、お誕生日の歌を歌って、最後に手作りの紙のケーキが出てくる。
来月はゆえもお祝いしてもらえるからね。
紙のケーキが出てくると、子供たちはみんな一斉に前に行って、先生と魔法でろうそくに火をつけたり、ケーキを食べたりする。(もちろん真似だけです。)
大泣きしてから、少々ぶー垂れ気味だったが、ケーキを見て、すっ飛んで行く。いつもの誕生日会だったから、安心したのかな。
みんなで魔法をかけて、ろうそくに火を点けまーす!
火が点くかな~
やったー!火が点いた~
そして、終わりの歌を歌って解散。最後に先生たちから、先ほどの紙を丸めて作った豆をもらって帰る。
豆をもらうのも平気みたいで、『もらった~』と見せに来た。
今年は、鬼のお面なしで豆まきかな~
まさか、こんなに大泣きするとは・・
外遊び
解散で外に出るが、いつものメンバーが公民館の外の池のそばの休憩所で子供を遊ばせている。ゆえも遊びに混ざるが、今日は、基本的に1人で遊ぶ。
石が敷き詰めてあるから面白いんだろうけど、他の子が追いかけっこぽいことをしていても、1人で石を集めて遊んでいる。いつもはもう少し追いかけっこに混ざるんだけど・・
鬼のことがあって、ぶー垂れ気味だから、と言うことであればいいんだけど、この間ショッピングモールで、お友達と遊びたいけど遊べない、ということがあったから、ちょっと気になる。
その時の記事はこちら
まだえみちゃん以外だとあまり遊べないのかな~
えみちゃんがいる時は、他の子と遊んでいたから、だいぶお友達と遊べるようになったと思っていたんだけど、それってえみちゃんがいたからなんだろうか・・?
石を集めているところにお友達が来たらそれなりに交流しているが、そのお友達がどこかに行っても知らん顔だし・・
そろそろ帰ろうか、と雰囲気になった時に・・
「うんち・・でちゃった・・」
・・・そうですか・・
解散
「大きいのやったみたい。これで失礼するね!」
と、その場でゆえを抱きかかえて、皆とバイバイ。
公民館のトイレを借りて、ゆえのパンツを・・というか下半身を総取っ換えする。
『おしっこ』はだいたい大丈夫になってきたけど、大きい方はまだ怪しいんだよね。
処理が終わって、公民館から出ると、めずらしく大君が大泣きして駄々をこねている。どうやら自動販売機でジュースを買いたいらしい。
ママがヘルメットをかぶせようとするが、ご自慢の新幹線のヘルメットかぶるのを嫌がる。
「じゃあ、おばちゃんもらっちゃおうかな。」
と、ママから新幹線のヘルメットを受け取ると・・本気で怒って取り返しに来た。
でも、取り返したら地面にぽい。他の人がかぶるのは嫌だけど、自分がかぶるのも嫌なのね・・
どうにかなだめて、その場でバイバイ。
ゆえとお友達
もう少し大君や他のお友達と遊べると思っていたんだけどな~
仲の良いお友達・・えみちゃんがいないと無理なのかな~
『鬼が怖かった』と機嫌を損ねていてそういう気分じゃなかった、というならいいんだけど・・この間のショッピングモールのこともあって気になるな~
まあ、様子を見るしかできないんだけどね。
お友達関係は親は機会を与えることはできても、そこから先は娘自身が頑張らないとどうしようもない。
これってお友達関係だけじゃない。
今まではなんでも親が手伝ってあげることができたけど、幼稚園に入って、小学生になって・・中学、高校と親が娘にしてあげられることってだんだん少なくなっていくんだろうな。
でも、まず最初はお友達関係からかな。
思い通りにならないことが多くなっていくと思うけど、自分で経験していかないとね。
一緒に頑張ろう。