晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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音楽教室と体操教室(1)

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 音楽教室 

 娘は、去年の4月から音楽教室に通っている。

 昨日思うことが色々あったので、ちょっと振り返ってみました。

『ヤマハ音楽教室』と『カワイ音楽教室』

 娘が音楽教室に通い始めたのは、去年の4月からだ。

 私たちが2年前の10月に一軒家に引っ越した後、私の実家の両親が一軒家からマンションに引っ越し。その際に、私が昔使っていたピアノを私たちが住んでいる一軒家に送ってきた。

 まあ、捨てるのももったいないし、家に置くスペースはあったので、ピアノをうちに迎え入れた。

 そうなるとなんとなくプレッシャーが・・(笑)

 今すぐでなくても、そのうちゆえにピアノを習わせないとダメなんだろうな、と漠然と思っていた。

 

 娘は去年の2月に2歳になり、ますます活発に動き回り、じっとしていられない。可愛いのは可愛いが、一日どうやって過ごすか・・正直考えるのがしんどくなってきていた。

 そんな時、公園で娘と遊んでいる時に、ヤマハの営業のお姉さんから勧誘を受けた。 

 

 ヤマハ音楽教室

 『リトミック』という意味では、ちょうど考えていた時期でもあったので、一度体験に行くことにした。

 行く前にホームページを見たり、口コミを見たりしてちょっと調べてみた。

 

 『ヤマハがいいな』と思ったのは、続けていれば、『耳で聞いた音楽を、楽譜を見なくても弾けるようになる』というところだった。

 

 私は小さい時ピアノをやっていたが、『耳で聞いて曲を弾く』ということはできなかった。練習嫌いで、上達しなかったのもあると思うんだけど・・(笑)

 『耳で音を聞いてわかる』ということができなかった。

 だから小さいうちから耳でならして、『聞いた曲を楽譜無しで自分で弾ける』というのは、とても魅力的だった。

 

 私は、特に娘に音楽の道に進んで欲しいと望んでいるわけではないので(娘が希望すればもちろん応援するが・・)、習いに行くのが嫌になったり、他の物が好きになればやめてもいいと思っている。

 だけど、『耳で聞いた曲を楽譜無しで弾く』ところまできるようになれば、習うのをやめたとしても、音楽をずっと楽しんでいけるんじゃないかな、と考えて、そういう意味で『ヤマハ音楽教室』に通わせるのはいいかも・・と思った。

 

 『ヤマハ音楽教室』の『ぷっぷるクラス』体験レッスン

 ちょうど旦那も休みだったので、一緒に行った。

 体験だけの教室だったが、6人ほど同じ年の子供が来ていた。当時、娘は2歳になったばっかり。2~3歳の教室は『ぷっぷるクラス』という名前だった。

 

 体験も授業も親と一緒に行うのだが、いつもと違う雰囲気に泣いている子もいる中、うちの子は楽しそうにやっていた。泣いている子も、途中から泣きやんで最後まで楽しそうに体験を受けていた。

 歌付きで踊ったり、楽器を鳴らしたり、絵本を読んだり、最後は先生のエレクトーンを聞いて終了。

 

 ただ・・この年齢なら仕方ないのかもしれないが・・ちょっと期待外れだった。

 ホームページなどを見て、期待しすぎていたのかもしれないが・・

 市でやっている親子教室とあまり変わらないような・・

 

 旦那も同じ意見で『これじゃ保育園のお遊戯と変わらない。』とのこと。

 流している音楽も全部CDだったし、楽器をする時に流す曲も全てCD。そして体験の時の先生・・すぐに音楽が出ずにもたついていたし・・

 体験ってベテランの先生がするのでは・・?

 

 旦那は、最後に先生が弾いて子供たちに曲を聞かせる楽器が、ピアノではなく、エレクトーンだったというのもいまいちだったようだ。

 まあ・・あくまで『音楽教室』であって『ピアノ教室』ではないので、仕方がないとはわかってはいるのだが・・

 

 2歳という年齢だとこのぐらいが限度なのかな、とも思うので、もう少し大きくなってから・・幼稚園に行く頃にまた体験を受けようか、という話をしながら車を停めた駐車場まで来た時、目の前に『カワイ音楽教室』のチラシが貼ってあった。

 チラシを見ると、ちょうど一週間後に体験があったので、物のついでで、こちらの体験も受けることに・・

 

 『カワイ音楽教室』の体験レッスン

 結果からいうと、うちには『カワイ音楽教室』の方が良かった。

 

 電話で予約をした時に、

 「何か必要なものはありますか?」

 と聞いたら

 「子供さんを連れてきて下さい。」

 と言う返答には笑えたけど・・

 いや・・体験レッスンですから、連れて行きますけどね(笑)

 でも、たまに親だけ説明を聞き来る方がいるとのこと。ちょっとびっくり。

 

 『ヤマハ音楽教室』との違いは、まず、先生が2人ついていて、1人の先生がずっと生でピアノを弾いていてくれること。

 ダンスにしても、楽器(まだ鈴とかカスタネットとかだが)をするにしても、子供が止まったり、別の方に行っても、伴奏の先生が上手に間を取って、ずっと曲を弾いていてくれて、指導の先生が『じゃもう一度』というと、さっとそこから曲が始まる感じで臨機応変がきく。

 

 そして、子供が座っている時間はほとんどなく、絶えずどこか体を動かしている。

 歌うにしても立って歌うし、音楽に合わせてボールを使って遊んだり、大きな太鼓をたたいたり、ほとんどずっと体を動かしており、それが当時じっとしていられない娘にはあっていた。

 そして私も『疲れて寝てくれ』と思っていた(笑)

 

 最後に先生がピアノを弾いてくれたのだが、これが『グランドピアノ』で『先生2人による連弾』。

 これには、ゆえもくぎ付けだった。まあ、迫力あるよね。

 

 『カワイ音楽教室』の体験終了後、ゆえは感化されたようで、家に帰ってから『ピアノ弾く』と、家にあるピアノを弾いて遊んだり(あくまで適当にたたいているだけ)、『太鼓するの』と家の小さな太鼓をたたいたりして夢中になっていた。

 『ヤマハ音楽教室』の時はこんなことはなかった。

 

 あくまで相性なので、どちらがより良い、というわけではないと思うのだが、この時点では、娘には『カワイ音楽教室』の方があっている、と判断。

 旦那とも相談して、『カワイ音楽教室』への入会を決めた。

 とにかく、この段階では、今の娘には『カワイ音楽教室』があっているので入会させるが、このまま続けるかどうかはまた考えようと思っていた。

 

 『カワイ音楽教室』の『くるくるクラブ』への入会

 そして『カワイ音楽教室』へ通い始めた。

 2歳の教室は『くるくるクラブ』という名前で、『リスのくるくるちゃん』がマスコットでおり、これは授業でも出てくる。

 リトミックが中心で、ボールを使ったり、布を使ったり、パズルのようなものを使ったり、毎回、色んな事をする。

 時には『大きいが画用紙に絵を描く』と言うこともした。音楽教室なんだけど・・これはこれで楽しい。

 

 ただ、生徒は少なく、ゆえともう1人すいちゃんという女の子2人だけだ。ヤマハだったらもっといただろうな。

 生徒2人で、2人の先生を独占しているわけで・・これはかなり贅沢だ。

 

 グループレッスンで、『みんなで何かをする』ということを体験させたいという意味ではちょっと残念だが・・生徒が2人なので、その分融通がきく。

 先生の言うことを聞かずに、子供たちが走り回った時も『今日は走りたい気分なんだね。じゃあこれを先にやろう』という感じで、子供に合わせてレッスンをしてくれる。

 

 メインで指導する先生は、ベテランの先生で、子供がずぐっても上手にリードしてくれる。

 最初はゆえも楽しく通っていた。

 「今日はくるくるちゃんの音楽教室だよ。」

 と言うと

 「早く行こうよ!」

 と、すごく楽しみにしていた。

 最初は初めてのことが多いし、多少緊張もしていたのか、先生の言うことも比較的聞いていた。

 

 慣れ?それともイヤイヤ期?

 ところが・・だんだん慣れ始めてたのと、他にも公園やおもちゃなど楽しいことがたくさんあるとわかってきたのか、イヤイヤ期のせいか・・徐々に教室で言うことを聞かなくなる。

 

 勝手にボールをたくさん持ってきたり、次のレッスンに移るから今使っているパズルを片付ける時も『これゆえちゃんの!』と離さなかったり、全然違うことを急に始めたり・・最初は自己主張を出してきた、ぐらいのレベルだったのだが・・だんだんそうも言ってられなくなった。

 

 先生もなるべく合わせて色々してくれるが、それかえってまずかったのか、ゆえはだんだん増長してくる。

 

 歌が終わって『じゃあ、もう一回やろうか。』と言う時に『ゆえちゃん眠いの』と言いだし、端に行ってごろんと寝転がる。(本当に眠いわけではない)

 先生も、『音楽を楽しむ』と言うことにコンセプトを置いているせいか、とにかく楽しくやらせようと、怒ることはしない。上手に誘導しようとしてくれるが・・上手くいかない時が多くなってきた。

 

 半年ぐらい経つと、私の方がレッスンが苦痛になってきていた。その頃にはお友達もできていたし、公園でお友達と遊ばした方がマシのような気になってきた。

 (公園でお友達と遊ぶかと言うとそれはまた別の問題だったが・・)

 

 また、私自身、ゆえが先生の言うことを聞かない時に、怒っていいものかどうかも正直よくわからなかった。

 学校ではないし・・親が勝手に習わせているわけだし、怒るのも違うのかな・・と思ってしまったり・・

 それに私が怒って『ギャー』と泣きだしたら、それこそ収集がつかなくなるし、返って先生や一緒にやっているすいちゃんやすいちゃんママに迷惑をかけてしまいそうだった。

 

 2歳という年齢もあり、『音楽を楽しむ』ことを前提をしているので、まずどうやって楽しませるか、ということを先生も考えてくれているし・・親が怒ったら台無しにならないのか?など、色々考え過ぎてしまった。

 今、書いていて思ったけど・・素直に先生に聞いたら良かったのかも・・(笑) 

 

 ママ自身の忍耐

 でも、あまりに好き勝手されると本当に怒りたくなる。

 すいちゃんはゆえより5カ月ほど月齢が上。それもあるのか、性格なのか・・ゆえよりははるかにきちんとレッスンを受けている。

 

 すいちゃんが先生と一緒に楽器をやっている横で寝そべられると本気で怒りたくなる。

 もちろんすいちゃんがちゃんとやらないこともあるが、明らかに頻度はうちの娘の方が多い。

 先生にも申し訳ないし、月謝だけかかるし、私も苦痛になってきて、一時本気でやめることを考えた。

 

 ただ、ゆえがやめると、すいちゃんが1人になるし・・言いだしにくいしな、と様子を見ているうちに、ゆえも少し落ち着いて来たので、このまま少し続けることに。

 

 それでも、最後の挨拶の時に『やらない』と、逃げ出して、ドアのところにへばりついたり、『あんぱんち!』と先生を攻撃したり・・『いい加減にしなさいよ!』と何度も怒鳴りたくなった。

 

 体操教室

 そんな時に、すいちゃんのママから『無料体操教室』に誘われた。

 2歳半からできる体操教室で、すいちゃんはすでに通っているらしい。

 過去記事にも書いたが、もうすぐ幼稚園だし、積極的に入会する気はなかったが、どんな感じか一度やらせてみたい、というのがあって、体験を申し込んだ。

 その時の記事はこちら。

 

www.yue-mama.com

 

 体操教室の体験レッスン

 音楽教室では親と子が一緒にレッスンをするが、体操教室では親と子は完全分離。

 親は見学席から中へは入れず、子供が泣こうがわめこうが、先生がフォローする、という仕組みだ。子供が親の方へダッシュしても、先生が必ず連れ戻す。

 

 体験の初日は泣いてレッスンにならない子が多い、と聞いていたので、覚悟して行ったのだが・・

 

 ゆえにあっていたのか、全く泣かずに、授業前はトランポリンで遊ぶ。

 「始めますよ!集合!」

 との先生の声で、遊んでいた子供たちが集一斉に集合したらゆえも周りと一緒に先生の前にちゃんと並び、名前を呼ばれたらちゃんと返事をする。

 え?あれ・・誰?

 本当にうちの娘?

 

 最初のミッキー体操も先生を見ながら見よう見まねで体を動かして、一生懸命やろうとしている。

 何より周りに合わせてちゃんと先生に『挨拶』をしている。

 

 マットや跳び箱の前の説明もきちんと座って聞いている。

 本気でびっくりした。

 

 この時は、子供9人に対し、先生が5人。すごいな、と思ったが、今考えると、どうも1人はゆえ専用だったと思われる。

 入会してからも何人か体験に来たが、一日目は泣いて、専属の先生がずっと付きっきりだったので、ゆえ用の先生が1人多かったんだと思う。

 

 体操の先生にも『今まで何かされてました?』と驚かれたが、私もびっくりした。

 

 音楽教室ではあれだけ言うことを聞かないのに、体操ではきちんと『挨拶』をして、ちゃんと先生の言うことを聞いている。

 もちろん音楽教室でも、最初は楽しんでやっていたし、先生の言うことも聞いていたので、最初だけかもしれないが・・

 

 体操教室は、本当に体験だけのつもりだったが、幼稚園に入るまで・・と入会してしまった。

 

 体操教室と音楽教室はそもそもコンセプトが違うので、比べるものではないが・・本当に娘の違いにかなりびっくりした。

 

 そして昨日は午前中は音楽教室、午後は体操教室だった。

 

 続きます。