親子体操教室、2回目
今日の午前中は、月に1回、市が主催している無料の親子体操に行ってきた。ママ友に誘われて先月初めて行ったのだが、体操の先生が2人指導してくれて、子供たちも楽しそうにやっていて結構良かったので、今月も行くことに。
場所は青少年センター。体育館もあり、良い所なのだが、なんせ駐車場が狭い。早く行かないと停めにくくなる。前の日につっちゃんが、『良かったら乗せていくよ』とラインをくれていたのだが、見落とした・・。会場で指摘されて気付いて、平謝り。返信もしてなかった。ちょっと忙しくて、午後から全然スマホを見てなかった。前の日に気付いていたら頼んだんだけどな・・
体育館に着くと、知らない顔もいるが、見知った顔も結構来ている。女の子のゆえのお友達では、えみちゃんとゆみちゃん以外に、ななちゃんという女の子が来ていた。ななちゃんは、もう一人の男の子と双子。10月生まれの同級生だ。公園や園庭解放でたまに会うが、ゆえは一応ななちゃんを把握していたようだ。
車から降りるななちゃんを見つけて『ななちゃんだ~来て良かった~』とニコニコ。だけど、だからと言ってななちゃんを見て駆け寄る、とか言うわけではないんだよね。不思議だ。
えみちゃんだと会うと駆け寄るんだけど、これは会う頻度の差かな。
2歳3歳児の女子グループ?
今回、『女の子』とあえて書いたのは、なぜか今回、女の子で固まることが多かったからだ。大君や他の男の子も大勢いて、前は顔見知り同士男女関係なく集まっていることが多かったのだが、今回はゆえ、えみちゃん、ななちゃんの女の子3人がくっついていることが多かった。(ゆみちゃんもいたが、今回はずっとママにべったりだった。)
最初はボールがたくさん出してあり、自由に遊ぶ。先生も子供たちの中に入って一緒にボールを投げたり転がしたり一緒に遊んでくれる。
ゆえたちは、子供だけで走り回ってくれていたので、顔見知りのママさん同士のんきにおしゃべり(笑)
今回はななちゃんが結構ゆえにひっついてきたせいか、いつもはゆえがえみちゃんを追いかける感じだが、今日はえみちゃんがゆえを追いかける感じになっていた。
ななちゃんとゆえが一緒に手をつないでいたら、えみちゃんがゆえのところに来て、後ろから抱きつく。ゆえはあまり一方的に抱きつかれるのに慣れてないのでびっくり。
兄弟がいると普通なんだろうけどな。そのうち、片手をななちゃん、もう片手をえみちゃんが握って、引っ張り取り合いのような感じに・・
「今日はゆえちゃんの取り合い?」
「めずらしいね。」
と、話していると、ななちゃんのママが
「ゆえちゃん、優しいから、集まってくるね。」
と、一言。はい?
あまり聞き慣れない言葉を聞いたような・・
「優しい・・かな?」
まだそりゃ優しいところもある・・とは思うけど、お友達に対して現在優しくしているかと言うと、あまりうなづけない部分が・・(笑)
「ななは乱暴だから、ゆえちゃんと仲良くしてくれるとうれしい。」
と、ななちゃんママ。
そうかな?元気がいい、というイメージがあるけど、あんまり乱暴な感じはしない。それにうちの娘もたいがい乱暴だ。
ななちゃんは、双子だし、兄弟同士でケンカしたりするから、親からしたらそう見えるのかな。
ゆえも私から見たら十分乱暴者に見えるのだが、他のママから見たら、そうでもないのだろうか・・?家の中と外からの見え方はまた違うんだろうな。
引っ張り合いは、えみちゃんが勝って、ゆえを引っ張ってその場から離れようとする。これは・・やきもちですか?(笑)
ゆえが嫌がったら、そのままゆえを引きずって行こうとするし・・(笑)下は体育館の床だから、きれいに引きずられていたけど、これはつっちゃんが止めた。
親も一緒に運動
とりあえず、ここから全員で体育館をぐるっと走ることになり、ゆえの取り合い?はひとまず中断(笑)今までは、大君とゆえがえみちゃんを取り合う感じのことが多かったのに、今日は女の子同士でゆえの取り合い?
大君は今日は他の男の子と一緒にいることが多いみたいだった。
体育館を親も一緒に3周して、その後は子供だけで走る。一斉にみんなで走るからか、子供たちはみんな楽しそうに走っている。体育館で暖房は入っていないので、結構寒い。先生たちは親がしんどいから、と途中から子供たちだけで、と気を使ってくれたみたいだけど、寒いし、普段運動不足だし、走っても良かったかも(笑)
その後は、音楽に合わせて親子で体操をする。これは親も一緒にする。
じっとしているととにかく寒いので、結構本気で体を動かして子供と一緒に体操していみる。
・・・かなりしんどいかも・・
しんどいというか・・体が硬い。柔軟が全然できない(笑)
普段も、もうちょっと運動しないとダメだな・・
えみちゃん、大暴走
今度はマットが出てきて、子供たちはマットの上に集合。子供たちが、マットとマットの間を走ったり、ジャンプしたり、くまさん歩きをしたり、とにかく体を動かしながら移動する。
今回は親は見学なので、のんびり見ている。
マットの上に座って先生の話を聞いている時も、女の子3人組はかたまっている。で、えみちゃんとななちゃんがたまに小競り合いを起こしている。ゆえは巻き込まれているか、知らん顔しているかだ。
小競り合いが本格的になりそうになると、タイミングよく『じゃあ、向こうまでジャンプで行くよ~』と先生が指示を出すので、そこまでになっていたが・・時間の問題だった。
とうとう、えみちゃんとななちゃん、本格的なケンカに・・
えみちゃんが押して、ななちゃんが押し返すような形だ。ななちゃんも負けていないんだけど、やっぱりえみちゃんの方が強い。体格差はどうしようもないしね。
最初は頑張ってえみちゃんに向かって行ってたけど、何度もマットの上に転がされて、最後は泣きながらママのところへ・・
ところがえみちゃんはそれで止まらない。ちょうど他の子も、立ちあがって向こうのマットへ移動し始めたところだった。えみちゃんは、何かたまっているものが噴き出したように、動いている他の子にもちょっかいかけて突き飛ばしたり叩いたりしている。
えみちゃんママ・・つっちゃんは弟のるい君が駄々をこねているのをなだめていて気付いていない。
えみちゃん、今度は大君にちょっかいを出し始めた。
大君、最初は嬉しそうに突き飛ばされたら突き飛ばし返したり、戦いごっこっぽい感じだったんだけど、本気で床に転がされてやっぱり泣きながらママのところへ・・うーん・・荒れてるな~
犠牲者・・泣きだした子が4人のところで、今度は違う運動をするので、準備の間、みんなママのところへ行くか、勝手に遊びだす。えみちゃんも一旦ママのところへ戻る。
実はえみちゃんがちょっかいかけて泣かせた子は、全員顔見知り。ここで初めて会う子も結構いたが、えみちゃんがちょっかいをかけたのは全員顔見知りの子だった。ちゃんとわかっててやってるのかな~
そして、基本的に犠牲者?のママたちも笑いながら傍観。まあ、みんなだいたい公園やら園庭解放やらで顔見知りだし、ママが見てなくても、本当に止めたいなら、直接その子に注意するぐらいには親しい。
プレパークで、一緒の子も多いし、子供同士のことはある程度は見守る方針のママが多いみたいだ。
「あーあ、えみちゃん荒れてるね~」
という感じでみんなその場で成り行きを見ている感じだ。
今回はえみちゃんは、ゆえには、攻撃的なことはしなかった。ちょっと意外だったのだが、よく考えてみると、ゆえとえみちゃん、遊んでいる時に物の取り合いなどでケンカしたり、場所の取り合いでゆえが泣かされたり、ということはあるが、今回みたいに荒れている時に一方的にゆえを突き飛ばす、というようなことはなかったような気がする。
この間の『兄弟愛より友情』の件もあるし、ひょっとえみちゃんにとってゆえは『仲の良いお友達』で、『守ってあげる対象』なのかもしれない。よく泣かされるけどね。
親子体操教室終了
この後は、ボールで投げっこしたり、追いかけっこをしたりした後、平均台やマット、跳び箱を出して、サーキットのようにしてぐるぐる子供と一緒に回る。と、言ってもママはついて回るだけだが・・
最後に使った道具をみんなで片付けて終了。
子供に比べればそれほど動いてないけど、ちょっとは運動できたかな。やっぱり運動不足だしね~
最後は泣かされた子も含めてみんなで遊んでいた。そして、教室が終わっても、体育館から出ようとしない。おーい・・帰りますよ。
帰りもるい君とえみちゃんが違う方向に走りまわって、つっちゃんは大変そうだった。私も含めて周りが、なるべく片方の子のフォローをするようにしているけど、イヤイヤ期の1歳児と自我が出てきて『自分を見て』の元気印の3歳児じゃ両方見るのはしんどいだろうな~
子育ては1人ではできない
親しくなってくると、それぞれ自分が見れる範囲で自分の子以外もお互いにフォローし合っている。双子ちゃんや兄弟がいるママが、1人を見ている時に、自分の近くにもう1人がいたらみんなさりげなく一緒に見ている。
自分がトイレに行きたくなった時に一声かけておくと、みんながさりげなく遊んでいる子供に気を配ってくれる。
やっぱり子育ては1人だけじゃできないな、とつくづく思う。ママ友や公園デビューなどテレビやネットでネガティブなことも多く聞くが、他のママたちと関わり会うって少なくとも私にとっては大事なことだし、実際とても良いことだと思う。自分にとってだけではなく子供たちにとっても。
泣いている時に、母親だけでなく他のお母さんたちが声をかけてくれたり、危ないことをした時に他の大人から怒られる、という経験も子供には必要な経験なんじゃないかな。
周りに恵まれているのかもしれないが、やっぱりこういう他のママとの関係は大事にしていきたいな。