10人分のおでんを旦那が作る
次のママ友の集まりをうちでするので、お昼御飯、何を作ろうかと旦那に相談していたら、旦那が『俺がおでんを作る。』と言ってくれた。
おでんを作ることになった経緯はこちらです。→ ママ友の家に行く
集まりと言っても、ただ単に話しながら、子供たちを一緒に遊ばせるだけなんだけどね。
旦那は、『俺が作る』とお目目キラキラ。なにかすごく楽しそう。
私はすごく助かるけど・・
大人が私を含めて4人、子供がゆえを含めて5人、合計9人分・・たぶん会社から帰ってから旦那も食べるので約10人分のおでんを作る、と張り切っている。
数日前から、『材料を買っておかないと・・』と何かウキウキしている。
「卵と餅巾着は、やっぱり全員分ないと怒られるよな。それと、キャベツロールは絶対にウケる。」
などと言いながら、買いだしの材料をリストアップして、実際に会社の帰りに業務用スーパーで買ってきた。冷蔵庫には10人分のおでんの材料がぎっしり・・・冷蔵庫がおでんの材料に占領されてますけど・・
そして、ママ友が来る、2日前の夜から一番大きな鍋に、水を入れてだし昆布でだしを取っている。『だし取ってるから捨てないでよ。』と言って会社に行く。
はい、捨てません。
そして、ママ友の集まりの前日の夜。実はこの日、旦那は残業でいつもよりも遅くなった。前の日から遅くなる、というのはわかっていたので、作らせるのは悪いかな、と思っていたんだけど、旦那は『大丈夫。楽しんで作ってるから』と言って1人で作ってくれた。
「次はかつおだしかな~ちゃんと『おいしんぼ』流で取るからね。」
「口の肥えた奥様方の口にあいますでしょうか。」
「キャベツロールは絶対にいいと思うんだよね。」
「牛すじは10人分あるから。」
などと言いながら楽しそうに作業している。
基本は、雑誌に掲載されていたおでんの作り方を元にしているようだが、牛すじは下味をつけたり、材料を下ゆでしたり、旦那なりのアレンジを加えながら作っており、かなり手が込んでいる。
この日は空気を読んでか、ゆえが早々に寝てくれたので、旦那はおでん作りに精を出して、私は別の作業をしていた。
そして、夜中の11時頃、そろそろ寝ようかという時、旦那が『だいたいできたよ~』と言いに来た。
大きい鍋ひとつでは足りずに、鍋が二つになったらしい。キッチンに行くと、IHの上が鍋で占領されている。
朝食・・作れないかも・・
食べて食べて~
旦那はすっごく嬉しそうにニコニコしながら、鍋の中を見せる。
おお!大量にある~そしてすごく良いにおいがする!
「ありがとう。大変だったでしょう。じゃあ寝ようか。」
と言うと、
「味見してみたら?」
と言う。味見?一口とはいえ、寝る前におでんを食べるのはちょっと・・
「もう歯も磨いたし、寝る前だし、明日にする。」
と言うと
「歯は、もう一回磨けばいいじゃん。おいしいって。」
と言ってくる。ああ、食べて感想を聞きたいのか(笑)
寝る前だしな~。今、軽くダイエット中だし・・とは思ったが、旦那がすごーく期待している目でこっちを見ているので、仕方なく食べることに。
さて、何を食べようか・・一番無難なもの・・平はんぺんにするか。
お皿にはんぺんを取る。ちょっと大きい。
「じゃあ、半分だけね。」
と言って口をつけた。
めちゃくちゃおいしい!
・・・おいしい!
できたてで温かいというものあるが、味が染みてて、その味がまたおいしい!
結局、半分のつもりが1枚全部食べてしまった。
旦那は『勝った!』とばかりに自慢げな顔。
はい、おいしかったので、1枚全部食べてしまいましたよ。寝る前じゃなかったら、他にも食べてしまったかも・・
いや、本当美味しかった。これはママ友にもウケると思う。
旦那は『おいしいでしょう。』と満面の笑み。はい、おいしいです。ありがとう。
さて、明日が楽しみ(笑)
ちょっとしたオチ
次の日の朝、起きたら旦那が『鍋、タイマーで火にかけてるから消さないでね。』と言う。あれ?
「ちくわと油揚げ入れるの忘れてた。今朝急いで入れたから、しばらく煮込んでおいて。」
とのこと。朝、冷蔵庫を開けて、ちくわと油揚げを入れてないことに気がついたそうだ。ちなみに『鍋がもういっぱいで入らなかったら、ちくわを小さく切ったからね。』とのこと。
はい、わかりました。朝からありがとう(笑)会社、いってらっしゃい!
えーっと・・IHのタイマー付けっぱなし・・鍋二つ使っている・・
私とゆえの朝食どうしようかな・・
(旦那の朝食は、いつもおにぎりを会社に持って行きます。)
結局、朝食はパンとサラダにしました(笑)
さて、皆さんを迎える準備をしますか。おでんの評判は帰ってから伝えるね。
今回は、昼食の用意を旦那が全部やってくれて、本当に楽だった。
お客さんがお昼を食べていくのに、そのことを考えなくて済むというのは、本当に楽。考えるのは楽しいというのもあるけど、やっぱりどうしよう、と頭を悩ませるからね。
旦那様、どうもありがとう(笑)
助かりました。