晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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引っ越し先でのママ友作り(1)

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 1歳児連れての引っ越し・・どうしたらいい?

 去年の10月、久宝寺の駅前のマンションから、中古の一軒家に引っ越してきた。

 私は駅前の便利なマンションが気に入っていたが、旦那が売りに出されていたこの中古の戸建てを気に入り、すったもんだの挙句、中古物件を買って引っ越してくることになった。

 引っ越したばかりの10月はバタバタで、当時1歳7カ月の娘は一時保育と私の両親の世話になり、私は家の片づけなどに追われることになる。

 この一軒家、旦那が気に入っただけあって、古いがとにかく大きい。旦那はそれが気に入って買ったわけだが、旦那の荷物も多いし、部屋も多数。落ち着いて生活できるまでかなり時間がかかった。

 11月に入ってようやく落ち着いたが、それからが問題だった。一日・・どう過ごそう。

 気がつくと、私が毎日まともに会話をしているのは旦那だけという状態だった。

 ゆえを遊ばせに近くの公園に行っても、寒いからか誰もいない。たまにひと組の親子がいれば良い方だった。市役所などでチラシをもらって、支援センターなどに行ってみても、ゆえと同じ歳ぐらいの子のお母さんたちはもうグループができあがってて、挨拶はできても、なかなか会話に入れない。

 保育園などの園庭解放も、外で遊ぶからなのかあまり遊んでいる人もいない。行っても1人で娘を遊ばしているだけだった。(これに関しては、他の保育園の園庭解放が人気があってそっちならたくさん人がいたことを後で知った。)

 正直ちょっとまいった。

 前のマンション暮らしの時は、マンション内にキッズルームもあったし、近くの公園は夏は水遊びもできて人気があり、公園に行っても誰もいない、ということはなかった。グループで来ている人も、単独で来ている人もたくさんの人がいた。

 また天王寺のボーネルンドの月間パスを毎月買っていたので、週の半分はそこでゆえを遊ばせていたし、天王寺のショッピングモールの『赤ちゃん広場』でもゆえと同じぐらいの子供がたくさんいてそこで遊んでいた。

 特定の『ママ友』は少なかったが、それなりに毎日お母さん方と会話はしていた。

 毎日特にどこに行こうと決めなくても、ゆえの様子を見ながら、ボーネルンドに行ったり、公園に行ったり、雨の時はキッズルームで遊ばしたりと予定に困ったことはあまりなかった。

 そして毎日誰かと『会話』はしていた。一緒に公園にいるお母さんだったり、ボーネルンドのスタッフだったり、色々だったが、とにかく誰かと『会話』していた。

 家の周辺・・というか車で行ける範囲に支援センターはいくつかあり、保育士さんや保健士さんが派遣されて遊んでくれる日に支援センター行って、娘はそれなりに遊んで帰ってきたが、私はほとんど誰とも話せず帰ってきたりで、正直自分でも戸惑った。

 

 友達ってどうやって作ったっけ?

 年が明けて、ゆえが2歳になってもその状況は続く。ゆえは外で遊ぶのが好きなので、なるべく外に連れて行くようにしていたが、公園に行ってもやっぱりあまり人がいない。たまに遊んでいる親子がいて話せたらラッキーという感じだった。

 誰にも会えない時はしょうがないとしても、親子教室のようなところで親子がたくさんいてもあまり会話できない。周りはグループですごく楽しそうに会話している。それを見ていると、なんとなくへこむ。

 私・・友達ってどうやって作ったっけ?本当にそう思った。

 中学高校大学って友達いたよね?いや、あれは同級生だからか。それじゃ職場ではどうやって友達作ってたっけ?年齢に関係なく飲みに行ったりしてたよね?仕事で話すうちに自然にだったような・・それじゃ今の状態で友達作るにはどうしたいいんだろう・・・と本気で悩んだ。

 3月になって暖かくなると、だいぶ公園に出てくる人も増えてきた。そして園庭解放・・これは近くの保育園が人気があるのがわかってきた。この保育園、一度車で行って場所はわかっていたのだが、他の施設も兼ねているため、大きい門があり、警備員もいて、なんとなく入るのに気後れしたのと、広報に『車はご遠慮ください』と書いてあったため、行くのをためらっていた。車では行けるが、歩いて行ける距離じゃなかったので・・(これも後日、実際はみんな車で行っていて駐車場も敷地内にあることがわかる。)

 ここの保育園に行き出したのは、電動自転車を買ってからだ。引っ越してからずっと買いたかったのだが、試乗しに自転車屋さんに行っても、ゆえが完全拒否で乗ってくれなかったので、買ってなかった。ゆえが乗らないので買っても意味はない。

 2歳になってから、もう一度試しに行ってみると、今度は自分から自転車に乗りたがった。試しにゆえを乗せて、私が運転してみた。怖がりもせず喜んでおり、大丈夫そうだったので、その場で自転車を買った。

 そうなると駐車場がないちょっと遠くの場所に行けるようになるので、行動範囲が増える。園庭解放と近くの公園でやっているプレパークにも行くようになった。このプレパーク、市役所に置いてあるチラシには水曜日となっていたので、水曜日に何度か行ってみたのだが、誰もいなかったので、もうないのかと思っていたら、未就学児は火曜日の午前中に変わっていたらしい。チラシが訂正されてなかったようだ。

 

 ノルマを課してみた

 春過ぎてようやく周囲の状況が分かりだした。とりあえず、園庭解放とプレパーク、あと保育士さんや保健士さんが派遣されてくる支援センターの親子教室には必ず行くようにした。

 そして、誰とも話せないと落ち込むのはあまり良くないと思い、自分でノルマを課した。『挨拶以外の会話を誰かと1回はする!』というもの。

 「暖かくなりましたね。」や「何歳ですか?」でもなんでいいから、とにかく1回はなんか話す。1回話したらノルマ達成。後は話しても話さなくてもいい。自分に甘いノルマだけど、とにかくノルマを達成が目標。

 1回誰かと話したら『よし、ノルマ達成。OK。』と自分で思う。そうすると気が楽になった。

 そして、園庭解放、プレパーク、親子教室と顔を会わしていると、なんとなくお母さんと子供の顔は覚えてくる。

 そしてきっかけは園庭解放の時、保育園での会話だった。プレパークでは会うけど、園庭解放ではあまりみなかったお母さんたちがその日は園庭解放に来ていた。暖かくなってきたというのも関係していると思うけど・・・

 そして『何歳ですか?』との会話から、そこにいる親子4組、全員同じ学年だと判明する。1学年上だと思っていた子も、4月生まれなどで背が高いだけで、実は学年は同じだった。なんとなくその場が打ち解けた。

 

 1人のお母さんに感謝!

 そこから一気にママ友ができるほど甘くはなかったが、それから何度か顔を合わせているうちに1人のお母さんが私の顔を見ると手を振って『おはよう』と言ってくれるようになった。

 私もそのお母さんを見ると、手を振るようになった。

 そして、通わせる候補だった幼稚園の親子教室でそのお母さんと遭遇。そのお母さんと他にもふた組ほどいた。他のお母さんは誘い合わせてきたみたいだったが、私はまだそこまで親しくなかったので、そこで会ってびっくりした。

 それから公園で会ったときなどに幼稚園の話をしたり、だんだん親しくなっていった。夏になると、プレパークや園庭解放で顔を見ると、かけよって挨拶したり、話をしたりするようになった。

 そうなると他のお母さんたちとも自然と話すようになる。正直ほっとした。

 本当にこのお母さんには感謝している。

 最初にラインでやり取りを始めたのもこのお母さんだ。支援センターで会った時に『同じ幼稚園だし・・良かったら連絡先を・・』と言われて、正直すごくうれしかった。とはいえ、ラインはやり始めたばかりでやり方が分からず、全部そのお母さんに設定してもらった(笑)

 そして、もう1人同じ幼稚園に通う予定だったお母さん、こちらには思い切って自分から声をかけてラインの連絡交換をした。

 この頃からだいぶ自分を取り戻してきた感じがする。

 

 長いので続きます