晩婚、高齢出産・育児であたふたしている高齢ママのブログ

40歳で結婚、41歳で出産、現在4歳児と格闘中です。日々の出来事をつらつらと語っていきます。ちなみにここにでてくる登場人物の名前は全て偽名です。

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自粛期間を振り返って その2・・・幼稚園の分散登園が始まる

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 久しぶりの幼稚園

 6月に入って、ようやく幼稚園が始まった。

 ただし、分散登園で、登園は3日に1回。

 

 しかも、朝のバスの時間は、いつもよりゆっくりの8時半。

 帰ってくるのは、11時。

 往復のバスの時間を考えると、幼稚園で先生や友達と過ごせるのは、1時間ちょっとぐらいだ。

 それでも、娘は、幼稚園に行けるのは嬉しいようだ。

 幼稚園に行けると伝えてからは、

 「あと、なんかいねたら、ようちえん?」

 と、何度も聞いてきた。

 

 分散登園の前日

 幼稚園に行くのを楽しみにしていた娘だが、その日が近づくと緊張してきたようだ。

 本当に久しぶりだしね。

 幼稚園に行く数日前から、

 「ようちえん・・ちこくしたらどうしよう?」

 と、言うようになった。

 

 前日になると、それこそ何度も、

 「ようちえんちこくしたらどうしよう?」

 と、繰り返す。

 

 その度に、

 「ママが絶対に起こすから、大丈夫。」

 と言うのだが、

 「ママもねぼうしたら?」

 「バスにまにあわなかったらどうするの?」

 と、何やら心配の様子。

 

 「絶対に間に合うから。」

 「もし間に合わなかったら、ママが幼稚園まで車で送っていくから、大丈夫。」

 と、言うと一応は納得するようだが、何度も同じ質問を繰り返し、同じ会話が繰り返される。

 本気で遅刻を心配しているわけではないんだろうな。

 とにかくなんとなく不安なんだろう。

 

 緊張からの成長痛? 

 そして、幼稚園登園の前日の夜、急に足が痛いと言いだした。

 一時期、成長痛による足の痛みを訴えることが良くあった。

 ここしばらくは、なくなっていたんだけど・・・

 

 お布団に横になると、足が痛くて眠れない、というので、足をマッサージをして、寝かしつける。

 足をマッサージして、話をしている間に眠ってしまった。

 ちょっとホッとする。

 

 娘は、寝るまで、

 「あしただいじょうぶかな?」

 「ちこくしない?」

 と、何度も言っていた。

 何度も『大丈夫』と伝えたけど・・・久しぶりの幼稚園で、初めてのクラスだし、先生も初めてだし・・・色々不安なんだろうな。

 

 そして、その数時間後・・・真夜中に、泣き声で目が覚める。

 足を押さえて、

 「あしがいたいの!」

 「がまんできない!」

 と泣きだした。

 

 ・・・・今までにも、数回、夜中に足が痛く目が覚めることがあったんだけど・・・よりによって明日から幼稚園という日に・・・

 こういうことは半年以上なかったんだけど・・・

 何をして泣きやまないので、最初は寝たふりをしていた(笑)旦那も起きてきて、2人でマッサージをして、あやして、どうにか1時間ぐらいで寝かしつけた。

 うーん・・・

 本当に成長痛もあるのかもしれないけど、精神的なものもかなりあるような気がする。

 私の幼稚園児だった頃に比べると、娘はかなり神経が細いところがある。

 行ってしまえば、大丈夫だとは思うんだけど・・・

 

 幼稚園、分散登園当日

 翌朝、ゆえは起きる時間になっても起きてこない。

 とりあえず、ギリギリまで寝かせて、ゆえが好きで、食べやすいものを朝食に用意する。

 好きものだけのはずだが、ゆえは、朝食には、ほとんど手をつけない。

 「これ好きでしょう?少しだけでも食べたら?」

 と言ってみるが、

 「あしがいたくて、たべられないの!」

 とのこと。

 トイレの時は普通に歩いていたし、昨夜はともかく、今、『あしがいたい』と言うのは、あきらかに精神的なものだ。

 

 うちの娘は基本的に食が良く、朝食も、いつもは、しっかり食べる。

 朝から『おかわり』することもあるぐらいだ。

 だけど、この日はほとんど口を付けず、

 「あしがいたい。」

 「ようちえんいけるかな?」

 と、繰り返す。

 

 2時間半で帰ってくるとはいえ、何も食べないとさすがにしんどいろう。

 「冷たい牛乳は?」

 と聞くと、

 「のむ。」

 と言うので、コップに牛乳を入れて渡すと、これは飲んでくれた。

 少し食欲が戻ってきたのが、少しだけだが、朝食に手をつける。

 牛乳も飲んだし、2時間半で帰ってくるし・・・これでどうにかもつだろう。

 

 幼稚園からの連絡で、分散登園の間は、体操服登園ということだったので、体操服を着せる。

 ・・・そういえば・・・この3カ月でちょっと体操服が小さくなったかもしれない。

 娘は、何故か私と違って(笑)細いので着れてはいるけど・・・

 

 それでも着なれた体操服を着ると、ちょっと落ち着いたのか、

 「あし、もうなおった。」

 と、言いだした。

 良かったけど・・・朝から親のほうがドキドキやわ!(笑)

 

 年長の時期でまだ良かった。

 娘が幼稚園に行き出した時のことを考えても、年少さんは、もっと大変だろうなと思う。

 

 久しぶりにバス停でお友達と一緒 

 バス停までは普通に歩き、バス停でお友達を見つけて駆け寄る。

 みんな久しぶりの幼稚園にニコニコだ。

 ママたちは、

 「ようやくだね。」

 と、苦笑い。

 娘はお友達に会って、笑顔になっている。

 とりあえずは、大丈夫そうだ。

 

 バスに乗る時に付けるフェイスシールドが幼稚園から送られてきたので、みんなフェイスシールドを付けている。

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 嫌がらないか心配だったが、お友達が付けていたからか、すんなりと付けてくれた。

 

 初めてのクラス、初めての先生だったが、分散登園のため、クラスのお友達は、10人ぐらいだったようだ。

 年長になると、同じ小学校の子は同じクラスになるので、半分ぐらいは知った顔だったようだけど(笑)

 

 幼稚園、楽しかった

 帰ってきてからは、

 「ようちえん、たのしかった~!」

 と、嬉しそうに良い、朝食食べられなかった分なのか、お昼ごはんをバグバグ食べていた(笑)

 先生やお友達の話もしてくれて、昨日からのあれはなんだったのか、と拍子抜けするほど楽しかったみたいだ。

 

 次の登園は3日後だったが、次からは、成長痛も緊張もなく、楽しく通えるようになった。

 ようやく日常に戻りつつあるかな、とホットする。

 

 2週間ほどの分散登園ののち、ようやく毎日の登園になった。

 ただし、まだ午前中のみ。

 給食が始まり、完全に通常に戻るのは、来月からだ。

  

 それでも、本来は6月にあるはずだったお泊り保育が中止。

 なんとか秋ぐらいに延期にならないかと思ったが、中止になってしまったようだ。

 去年、ゆみちゃんのお兄ちゃんがお泊り保育に行き、先生たちからも話を聞いて楽しみにしていたので、本当に可哀想。

 ただ、本人も『コロナ』で色々できない、というのはなんとなくわかっているようで、納得しているようだ。

 

 4月からの6月まで、楽しみにしていた幼稚園の行事も全て中止。

 仕方がないとわかってはいても、やっぱり子供たちが可哀想だと思ってしまうし、モヤモヤしてものは残ってしまう。

 自分たちのことなら『仕方がない』と思えても、子供たちがこの時期だからできる、貴重な体験ができなくなるのは、親としては、本当に残念だし、どうにも割り切れないものがある。

 

 それでも、日常に戻りつつあることは、正直に嬉しい。

 7月末までは、幼稚園も通園できるようで、これは本当に感謝している。

 このまま、順調にコロナウィルスがない頃の生活に戻れるといいんだけど・・・

 

 続きます