前記事はこちら。 2歳の娘・・イヤイヤの一日(1)
キティちゃんのメモ帳
退屈になってきたのか、えみちゃんにあげると言っていたキティちゃんのメモを思いだしたようで、走り回っているえみちゃんに声をかけに行く。
ピンクのカバンからキティちゃんのメモを出して、
「はい、どうぞ。」
と、渡す。
「ありがとう。」
と、えみちゃんはニッコリ。
更に、カバンの奥に入っていた数冊のメモを見つけて、何故か他の子に『はい、どうぞ。』配りだすえみちゃん。
「それあんたのちゃうやろ!」
と、あわてて回収に行くつっちゃん。私もゆえの方に気を取られていてちょっと反応が遅れた。
とりあえず、喜んでいる女の子などにはそのまま差し上げ、もらっても興味なさげにママに渡している男の子のママからは回収させていただきました。
ちなみにるい君に渡した分はさっそく破かれてました(笑)
いや、本当に引き出しに眠っていたやつだからいいんですけどね。喜んでくれる子に使ってもらえれば。
メモのやり取りで機嫌を良くしたのか、ゆえもようやくえみちゃんたちと走り回るようになった。
だけど、少し走ると、すぐにバスケットのゴール下に戻ってしまう。
今日はもう気分的にダメなんだな~
別のイケメン君に話しかけられてました(笑)
男の子のママさんが『ナンパだ』と大笑いしてた。
『えみちゃん、助けてぇ!』
そして、解散後、えみちゃんと手をつないで駐車場へ行く。
ここで、親から逃げ出して、えみちゃんと走り回りたいのはわかっていたが、今日は工事の車も多いし、危ないので、2人を最初からがっちり捕まえて、走らせないようにした。
えみちゃんのママもえみちゃんをがっしりつかんだまま、それぞれの車に乗る。
車に乗せると、
「えみちゃんに来てほしいのに~!」
と、涙ボロボロの本気泣き。
今日は、『鬼』のかぶり物作りであまり面白くなかっただろうし、気持ちはわかるけど・・
暴れて外に出ようとするので、捕まえてチャイルドシートに載せる。
すると、
「えみちゃん、助けてぇ!」
えーっと・・えみちゃんも自分の車に乗ってますよ(笑)
・・えみちゃんを何だと思っているんだろう・・?
同級生だけど、お姉ちゃん的な存在になっているんだろうな。
うっ憤爆発?
でも、今回は確かにちょっと可哀想だった。皆でかぶり物を作ったり、写真を撮ったりしている時に、1人でポツンだったしね。
でも、そこまで今日のかぶり物の『鬼』を怖がっている風にも見えなかったんだけど・・怖いんだろうな。
えみちゃんと最後に走り回りたかったのにそれもできなかったし・・
甘いかもしれないけど、ちょっと可哀想だったので、ゆえが大好きな『アンパンマンのところ』・・『ガスト』にお昼を食べに行くことにした。割引券もあったしね。
「ちゃんとお行儀よく座って、お食事できるなら『アンパンマンのところ』でご飯食べるけど、どうする?」
と、聞いてみる。
「する!『アンパンマンのところへ行く!』」
と言うので、車でそのまま『ガスト』に向かう。
ところが車を停めて、車を降りようとすると、ゆえの髪につけていた朝の騒ぎの発端のリボンがポロっと取れる。
「これつけて。」
と、言うので、そのまま髪につけるが、
「違う!こうがいいの!」
と、手でウサギさんの耳をする。
リボン一個だし・・それは少々無理が・・
「リボンが一個しかないから、こっちかこっち、どっちかにしかできないよ。」
と、言うが、親子教室でのうっ憤が噴き出したのか、ギャン泣きで抗議。
「こうがいいの!」
「お願いママ!こうして欲しいの~!」
と、涙ボロボロで泣きわめく。
だから、物理的に無理だってば。
ためしに両方につけた振りをしても、ダメ。
私もいい加減うんざりしてきた。せっかく喜ぶと思ってきた来たら、これだし・・
「じゃあもう家に帰ろうか?」
と、言っても
「イヤ~!」
と泣く。
「じゃあ、食べに行こうよ。」
と言うと、
「イヤ~!リボンこうしてほしいの! 」
と、更に怒り、結局同じ会話の繰り返しになる。
もうどうしょうもない。
「わかった。じゃあもうおうちに帰る。」
と、本気でエンジンをかけたら、
「イヤー!ダメ!」
と、大絶叫。
「じゃあ泣きやんで、ご飯食べに行く?」
と、聞くと、
「うん。」
ようやくガストへ。
せっかく喜ぶと思って連れて来たんだけどな~
思い通りにはいかないのはわかっているけど・・疲れる・・
私もイライラ
キッズメニューを食べ終わり、会計をして、店の外へ出たとたんに・・
「おしっこ出ちゃった・・」
ありゃ。これは、仕方がない。食事終わった後に、私が『おしっこは?』と聞くべきだった。
車で着替えると言うので、車の中で下を全部取り換える。パンツやズボンを履くときに、ゆえは、わざと足をバタバタ。わかっていて、わざとやりにくくしている。
最初は、
「やりにくいからやめて。」
と、注意にとどめていたが、いくら言ってもやめないし、更にエスカレートする。
ついに、
「いい加減にして!どうしてママの言うこと聞けないの!」
と、怒鳴ってしまった。
私も朝からのうっ憤が溜まっていたとはいえ・・怒鳴るほどのことでもなかったのに・・
帰りにスーパーでお買い物。
車から降りる前に、
「ちゃんとママの言うことを聞く。」
「ママがダメっていった商品は買わない。」
「走り回らない。」
と、お約束させる。
さっき怒鳴った事もあったのか、比較的スムーズに買い物を終える。
「ちゃんとお約束守ったでしょう?」
と自慢気に言う娘。
「そうだね。えらかったね。ママ、嬉しい。」
と、ほめちぎる。
そのままいい雰囲気で帰れるかと思いきや、車に乗る時にまたごね始める。
「もう、早く車に乗って!」
と、寒いこともあり、つい怖い声を出してしまう。
ああ・・もう!せっかくいい雰囲気だったのに・・つい感情的になってしまった。
私も朝からイライラが溜まってる・・
家でもイヤイヤ
家に帰ってもイヤイヤは止まらない。何度言っても、手も洗わない。うがいもしない。
そして、私が台所に行って料理をしようと思っても、
「ママ、ダメ!ここにいて!」
と、足にしがみつき行かせてくれない。
「ゆえ、ママお料理するから、離してくれないかな?」
「ゆえちゃん、お料理1人でするの~」(ままごとのことか本当の料理のことか不明)
「手を洗ってからだよ。」
と言うと、
「1人でするからいいの!」
「1人でもママと一緒でも手を洗わないとできません。」
と言うような会話を何度も繰り返す。私も結構ぐったり。
一時は、『お外から帰ったら手を洗う』が習慣になっていたんだけどな~。
ゆえが、台所に行かせてくれないので、仕方がなくリビングでゆえと話をしながら洗濯物を畳む。
すると、今日はめずらしく早めに旦那が帰ってきた。はあ・・助かった。
旦那にゆえを任せて急いで夕食を作る。簡単に事情を話して、
「少々イライラしているので、今日は、ゆえの歯磨きお願い。」
と、旦那に頼む。
歯磨きも、毎回毎回させるのに苦労する。仕上げ磨きもなかなかやらせてくれない・・これもイライラの原因になる。
口は達者
私が夕飯を作りだすと、
「ゆえちゃん、お手伝いする~」
と、言いだした。最近はお手伝いが大好き。
「手を洗わないとお手伝いできません。」
「だって・・ママがお水だしてくれないからでしょう!」
こらこらこら・・
とりあえず、深呼吸、深呼吸。
「ママは何度も手を洗おうって言いました。」
「言ってない!」
どうにかなりませんか?この娘・・
結局、パパと一緒に洗っていました。
更に旦那にもイラッ
夕食後、ゆえの歯磨きは旦那に頼んだので、私は布団を敷きに行く。
布団を敷いていると、
「ママがいいって。」
と、旦那とゆえがやってくる。
・・・だから・・
「さっき頼んだでしょう?」
「でも、ゆえちゃんがママがいいって。」
「・・・・」
仕方ないので、歯を磨きに洗面台へ。
ゆえがママに歯ブラシを渡すと、
「じゃあ、お風呂入れてくる。」
と、立ち去る旦那。はい?
「ちょっとは協力してよ!」
と、つい声を荒げてしまう。
絶対このまま素直に歯磨きするとは思えない。
案の定、口を開けない。
「ゆえ、お口開けないと磨けない。」
「ゴロンしてやる。」
と言うが、ゴロンさせて歯を磨こうとするとイヤがる。
「ゆえ!」
「パパがゴロンして、ゆえちゃんもゴロンするから、ママが磨いて!」
「・・・パパ呼んできて。」
なんか言い返す気力もなくなってきた。
「・・・ごめん。」
謝りながら旦那が来る。
パパが磨こうとしたら、
「違う!パパがゴロンなの!」
よくわからないが、パパがゴロンと横になり、その上にゆえがゴロンと横になって、その上で私がゆえに歯磨きをする。
・・えーっと・・何これ?
まあ、磨いてくれるならいいけど。
ああ、もう・・イライラが止まらない。
素直にやらないのがわかっていて、私のイライラも溜まっているから、わざわざ旦那に頼んだのに・・!
旦那は不穏な気配を察したのか、1人でゆえをお風呂に入れてくれ、私がお風呂に入っている間に、寝かしつけもしてくれた(笑)
ありがとう。
パパも疲れているのに、イライラしてごめんね。
親も忍耐・・
とにかく最近のゆえは、何かをやるたびに色々言いだして、ひとつのことをするのにすごく時間がかかる。
特に、今日は『鬼』が怖くて、1人で何もできない状況があったから、気持ちの持ち直しができなかったのかもしれないが・・
私ももっとおおらかにならないといけないんだろうけど・・ついイライラして、大きな声を出してしまう。これじゃ逆効果なのはわかっているんだけど・・
毎回反省するんだけど、毎回同じことをしちゃうな~
ごめんね。
頑張ってこのイヤイヤの時期を乗り切らないと・・!
私の忍耐力・・持つかな・・
イライラする反面、すごく可愛いこともある。
はい、わかってます。
成長過程なんだから、親も頑張らないとね。